2015年10月29日

やっぱりソフトバンク日本一

プロ野球日本シリーズは今日神宮球場で第5戦が行われ、0-5と圧倒的なスコアでソフトバンクが勝ち、大方の予想通り日本一となりました。
日本シリーズ開始前から内川聖一選手がいない、李大浩(イ・デホ)選手が神宮に移動してから寝違いで首を痛めた状況となり、本来の力を発揮していない状況にもかかわらず、李選手は今日の試合で先制弾を放ち、その後もメンバー入りした選手が一丸となって奮闘。ヤクルトを圧倒しました。ヤクルトは先日山田哲人選手が3連続本塁打を放った第3戦がよかったと思えたくらいで、全く実力を発揮できないままに終戦となってしまいました。さぞかし、真中満監督をはじめ選手・スタッフ達は悔しかったことでしょう。
ソフトバンクは、創設時の南海、1989年からのダイエー時代を併せて7回目の日本一となり、工藤公康監督は2010年のロッテ監督だった西村徳文さん(2016年からオリックスのヘッドコーチ)以来の就任1年目での日本一となりました。また2年連続の日本一は1990年・1991年の西武以来なのですが、異なる監督で連続日本一になるのは史上初の偉業となりました。


ソフトバンクは3軍制度を敷いているので、戦力が充実しており、2016年には2軍・3軍の新施設が開場するとのことなので、ますます充実することでしょう。また3軍制度の有効性が示されたことで、巨人が3軍を新設しました。今後、資金面で余裕のある球団はソフトバンクや巨人に続いて3軍制度を導入することになるでしょう。


最後に、ソフトバンクの皆様、日本一おめでとうございます下馬評がよかっただけに、ポストシーズンはプレッシャーの連続だったでしょうけど、よく頑張ってここまで至ったものだと感心しています。もう皆さんを大一番に弱いとかポストシーズンに弱いとは言わなくなるでしょう。それだけ、過去の評価をがらりと変える強さだったと思います。この強さが続けば、ソフトバンクは黄金期を迎えることでしょう。充実した戦力と層の厚さをこれからも維持して、さらなる連覇を目指して下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)TrackBack(0)

2015年10月27日

神様・仏様・山田様

日本シリーズ第3戦ヤクルト×ソフトバンク、場所を神宮球場に移して開催されました。
この日の試合は乱打戦になり、ヤクルトの先発杉浦稔大(としひろ)選手もソフトバンク先発中田賢一選手も5回を終える前に早々と降板し、中継ぎ勝負の様相を呈してきました。

そんな試合の中で、ひときわ輝き注目を集めたのが山田哲人選手。ある意味今日の試合を決定付けただけでなく、彼がいなければ今日もヤクルトは負けていたことでしょう。
というのも、1回裏に先制2ラン、3回裏に逆転のソロ、そして再度逆転にされた5回裏には代わったばかりでポストシーズン調子のいい千賀滉大(こうだい)選手から再度逆転となる2ランを放つという離れ業を成し遂げたからです。
この3打席連続ホームランというのは、過去(1970年)に長嶋茂雄さんが2試合にわたってという形で記録したことはあるものの、1試合3打席でのホームランは史上初なのだそうです。ちなみに、3打数連続ホームランという記録もあり、これは過去(2003年)に金本知憲さんが記録しています。この記録は、1四球を挟んだもので、やはり2試合にわたってのものになっています。まさに、山田選手の記録はすごいもので、記録にも記憶にも残るものになるでしょう。

この3本のアーチでやっと打線が覚醒したのか、8回裏に畠山和弘選手のソロと中村悠平選手の2点タイムリーでダメ押し。ヤクルトがソフトバンクを8-4で制しました。


でもね、この3本で勝てなければヤクルトは重傷だよ(笑)。中継ぎ陣が踏ん張ったおかげで呼び込んだ勝利とも言えるので、今後神宮の(今日の試合を含めた)3戦は中継ぎ投手の使いどころと継投策がポイントになってくるでしょう。神宮は球場が狭いですからね。
ただ、これで少し面白くなってきましたよ。何せソフトバンクが圧倒的に強いと思っていましたから。この試合でほころびができて、そこにヤクルトが突っ込めれば、あるいは・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:55Comments(0)TrackBack(0)

2015年07月26日

高校野球の方が入ってる(苦笑)

今日、神宮球場では高校野球の西東京大会決勝(早稲田実業×東海大菅生)とプロ野球の東京ヤクルトスワローズ×中日ドラゴンズが行われました。プロとアマという違いはあるものの、ダブルヘッダーでの開催になったんですね。


高校野球西東京大会の決勝に関しては、超高校生選手である清宮光太郎君が出場ということもあり、朝早くから大勢の高校野球ファンが押し寄せたため、午前8時に開場内野スタンドが満席になったばかりか、外野席もほぼ埋まっておりました集まった観客数は28,000人(当初の発表では34,572人)。あれだけ入ってて3万いってないわけないだろう(汗)。清宮フィーバー恐るべしですな。
ちなみに、同じ日に決勝が行われた千葉県大会の決勝(QVCマリンフィールド)も内外野共満員という状態になっており、こちらも3万は確実に入っている状況だったと思います(正確な観客動員数のデータがないので推測ですが、札止が出ていてグラウンド外にも観客があふれていた模様なのを考えると3万は確実なのではないかと)

対して、ナイターで行われた東京ヤクルトスワローズ×中日ドラゴンズの一戦。その観客動員数は21,109人
・・・ちょ、高校野球の方が入っとるわ(汗)。


ちなみに、QVCマリンフィールドでは、今日プロ野球の試合は行われていない(千葉ロッテマリーンズの対戦相手東北楽天ゴールデンイーグルスが仙台・コボスタで開催されたため)ので、直近の試合(7/12の千葉ロッテマリーンズ×福岡ソフトバンクホークス)を比較対象で出しますけど、その時の観客動員数は18,006人
・・・あいやー、マリサポもビックリやね(苦笑)。


でも、単純に比較対象にならないわけですよ。
実は高校野球の地方予選大会入場料は500円~700円ほど(一般(18歳以上)の場合。高校生や中学生などはもう数百円安い)。そのことを考えれば、この観客動員数は納得。プロ野球の場合は最も安くても1500円~1800円(少なくとも2000円以下)だもの。


それにしても、日本人の野球好きはまだ生き続けているとも言え、まだまだ安泰だと思いたい。でも、それにあぐらをかかずに新規顧客獲得を頑張って下さいよ、NPB(日本プロ野球機構)の皆様方


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)