2019年10月15日

秋の新アニメ2019 その12 私、能力は平均値でって言ったよね!

秋の新アニメ2019、12回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」から登場し、アース・スター エンターテイメントから刊行されているアース・スター ノベルから刊行されている小説が原作の「私、能力は平均値でって言ったよね!」です。
この作品も異世界転生モノ。いわゆる『なろう系』の作品でもあります。既視感をいかに振り払って、面白い作品を打ち出すのにはどうすればいいのかを考えながらやっていかないといけないわけです。アニメ化をされるということは、売れたからだけではない何かを持っていると思うので、見たことのない作品ならなおのこと重要ですね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は前世の記憶をある日突然思い出した女の子。前世では、よくできる女の子として過ごしていたが、常に孤独で過ごしずらい一生を送っていた


そんな彼女は、1人の少女を救った時、トラックにはねられ死亡する。転生する際、彼女は神様にあるお願いをした。「能力は、その世界の平均値でお願いします」と。
しかし、神様は意地悪だったのか、それとも理解できなかったのか、彼女に異世界のあらゆる生き物の能力の平均値を与えてしまったのだ。その事実を知った途端、彼女の理想は崩壊したものの、何とか普通の女の子として過ごそうとしたのだが・・・。



というふう。


主人公は、一見すれば、ごく普通の女の子なんですけど、初っ端から自分のチート能力とも言える『平均的な』魔力を駆使して過ごしており、何だ上手く使ってんじゃないの・・・と思ったら、やはり自分の過剰な能力を嘆いていいる節があって、この力の行使をどうするか、使い慣らしていないんだなと思わせる部分も。
あとは、コメディタッチで全体が進められているばかりか、どこかで見た作品のオマージュだよな・・・と思わせるシーンが散見されます(苦笑)。もちろん、主人公と視聴者は、その作品が何なのかがわかるわけですけど、異世界のキャラは全く分からないというギャップも面白さになっていますね。これは映像化したからこそ生かされる表現だと思います。映像化で正解だと思わせる部分かつ他の作品を出すということになるので、かなり慎重になる部分でもあるのですが、今のところ上手くいってます。


今後コメディタッチで進行するのがメインになるのでしょうけど、この先主人公と仲間達に様々な出来事が降り掛かってくるでしょう。それでも主人公の能力で切り抜けられるのか、仲間と一緒に成長できるのか、気にはなりますね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)