2024年12月22日

あの漢しかいなかったのである!?

来年からJ3(Jリーグ)で活動する高知ユナイテッドSCは、監督だった吉本岳史さんが退任し、後任の監督には、今年Jリーグを退会になるいわてグルージャ盛岡の社長兼オーナーだった秋田豊さんが就任することを発表しました。
はっきり言って悪手じゃないのかと言いたくなる人事で、不可解だという人がいるのもわからないわけではないです。ただ、吉本元監督が退任になるのが不可解というのは、お門違いなんですね。
というのも、吉本元監督は、アルビレックス新潟のヘッドコーチ就任が日刊スポーツにすっぱ抜かれたこともあって、仕方ない部分もあるんです。不可解では無くて当然の成り行きなのかなと。ただ、高知としては、ほぼ急に決まったこと(それでも高知のフロントには話をしたんだとは思う)なので、人選に苦労したんじゃないかとは思います。あとは資金面でも苦労したんじゃないかとも思うんです。いい監督を引っ張り出したかったんでしょうけど、既に他に決まっていたり、高かったりと折り合いが付かずに、結果秋田さんになったという見方もできなくはないです。
正直、監督業としてパッとしなかった、盛岡を一度J2に押し上げたとはいえ、悪い成績面が悪目立ちしている状況を考えると、個人的には監督に迎えるのはバクチだと思うんです。しかもJリーグに入ったばかりのチームがやるべき手段じゃない


じゃあ経営者として呼ばれた可能性があるのかというふうにも考えてしまいそうで・・・。そう思ったのは、山本志穂美社長兼オーナーの体力面の問題じゃないかなと。今は監督として秋田さんを迎え、しばらく高知の現状と課題を見てから、徐々に社長としてやってもらおうという考えがあるのかもしれません。
山本社長は先述の通り、高知のオーナーとしても活動しており、元々は寮母(選手達の食生活をサポート)やアスリートフードマイスターとして活動していました。さらに、旦那さんが立ち上げた自動車販売会社であるバイエルンオートの取締役にも就任しており、現在息子さんが社長になっているようですけど、その活動のサポートも行っているのではないかと思われます。そうなると、クラブ業・選手のサポート・自分の会社の業務とかなりの多忙な状況になっており、睡眠時間が3時間ほどしかないというコメントがあったのを覚えているので、社長の負担を減らすために、数年後をメドに秋田さんに社長就任をお願いしているのではとも。

もちろん、観客動員数の少ない高知にお客を呼ぶために、秋田さんを呼んだこともあるのでしょう。サッカーを知らない人でも秋田さんなら知っている人もいらっしゃるのではないのでしょうか。その人達への取っ掛かりで・・・というのもあるはず。ただ、サッカーを知らない人なら効果があっても、サッカーを知っている人への逆効果の方に傾かないか心配でもあります(前述の成績面や経営面で)。


まずは、高知の人達に信頼される人になるべきだと思います。そうなると成績面で見せなければならないと思います。秋田さんを支えられる参謀を迎えられるかが、今後の焦点になるでしょうね。選手を呼ぶのは、かなり困難だと思うので・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 19:21Comments(0)

2024年10月22日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その15 おまけ 4年ぶりの北上でのスタメシ

KYG03_20241020_104940493先日、ウエスタンデジタルスタジアムきたかみで行われたいわてグルージャ盛岡×FC岐阜の試合を見に行ったのですが、北上で開催される時は、スタメシの数も少ないのよ・・・。4年前に行った時も、お店が少なかったけど、今回はさらに輪をかけて少なかった気が・・・。前は4・5店舗あった気がしますけど、今回は3店舗+あの漢の出張ブースですからねぇ・・・(汗)。観客動員数が769人というのもあったんでしょうけど、それは結果論だよなぁ。



KYG03_20241020_113419835そんな3店舗来ていた中でチョイスしたのは、クロスヒートの「ソース焼きそば鶏がらスープ入り」いわぎんスタジアムでも見掛けた店で、その時は「たこ焼き」買ったんだよなぁ(今回も買っている)。

こちらはB1グランプリにも登場したものだそうな。鶏がらスープが入っているのが、他の焼きそばと違うところなのかな。今回はソースですけど、塩焼きそばバージョンもあります。

なお、盛岡はキャッシュレス決済に対応しているのですが、この店はキャッシュレス決済の対応はPayPayのみなので、ご注意下さい。



ソース焼きそばながら、味はあっさり目。ソースの風味はもちろんあるんだけど、鶏がらスープを使っているからなのか、ソースの味わいは薄めなんですよ。逆に言えば、ソースの角が立っていないので、食べやすくなっています。たこ焼きと一緒に食べると、それがよくわかる。あっちは関西風のソースなので、結構角のある味なのよね。


KYG03_20241020_112216751そして、最後になるであろうあの漢のブース
左は、いわぎんスタジアムに行った時にも頂いた「グル豚」で、右が「ボックヴルスト」・「白ソーセージ」・「レバーケーゼ」の入ったセット(とは書いているが、このセットだけしかない(爆))になります。

ソーセージのセットは、秋田さんの幼馴染みがやっているお店で作られたものだそうな。ちょっと気になったので、AkitaHumで調べてみたら、名古屋市中村区稲葉地町にある店じゃねーか(爆)!近所ではないけど、よく知っている町だぞ(ニヤニヤ)。名古屋の西の端の方で、名駅からバスで数十分って感じですかね。



まずは、ソーセージセットから語っていきましょう。
どれもクオリティが高いんですよ。ドイツでかなり苦労して修行されて、国家試験を合格している方が作っているので、ホンモノのドイツソーセージが食えるというふうですわ。

「ボックヴルスト」は、パリっとしているだけじゃなく、中の肉の旨味がすごく詰まっていました。迷ったら、これが一番オススメです。たぶん「ヴィーナー」という名前で売ってるのが、今回頂いた物だと思う。
「白ソーセージ」は、添加物を使用していないのだそうですけど、こちらは塩やスパイスもそれなりに利いていますが、「ボックヴルスト」ほどでないものの、肉の旨さが詰まっていました
「レバーケーゼ」は、少しスパイスの利いた仕上がりになっていました。ソーセージのようでソーセージではないため、柔らかく切りやすいですね。ちなみに、『レバー』と付いていますけど、肝は入ってないとのこと(AkitaHumで作ったものに関して。ドイツの一部地域ではホントにレバーが入っているらしい)。ドイツ語の余り物を意味する『ライバ (laiba)』と同じく形を意味する『カステン (Kasten)』の訛りから来ているそうです。あと、『ケーゼ』はチーズの意味もあるそうですけど、チーズも入ってないんだって(笑)。

「グル豚」は、野菜がたっぷり入っていて、味噌の風味もしっかりあるので、コク深い味噌の味と野菜の旨味が両方楽しめました。こちら、以前食べた時よりも、しっかり煮込まれていたせいもあるのでしょう。一体感がありましたね。今の盛岡に一番足りないものを「グル豚」で感じてしまう皮肉(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2024年10月21日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その16 さらば、あの漢!

KYG03_20241020_104940493FC岐阜、昨日は岩手県北上市にあるウエスタンデジタルスタジアムきたかみ(北上総合運動公園陸上競技場)でいわてグルージャ盛岡と戦いました。


北上市での試合は、ウチだと2020年以来、実に4年ぶりになるんですね。その当時は、まだネーミングライツが付いていない状態で、いわぎんスタジアムの照明設備設置のために暫定的にホームにしていたというふうでした。現在は、いわぎんスタジアムには照明が付いたものの、今度はJ1規格(少なくともJ2規格)にするためのスタジアムが建設に進まず、成績の面でも今年JFLとの強制入れ替えが待っている状況になっています。客の入りも悪いので、仮にJFLに落ちた場合、Jリーグ復帰の際の条件になる年間平均2000人をクリアできるのかどうか・・・。
だったら、手っ取り早くこのスタジアムをJ2なりJ1規格に改良した方が、早いと思うのは、以前にも書きましたけど、それが難しいというのは、盛岡のサポーターから聞いた話。ただ、照明塔だけでも付けば、J3ライセンスが降りるだろうし、屋根を完備すれば、J2以上のライセンスも問題無いと思います。何がネックかわかりませんけど、ネーミングライツが付いた今、ここをJ規格のスタジアムにしてもバチは当たらないんじゃないかなぁ・・・。



KYG03_20241020_101532444今回は、駅から結構な距離にあるので、シャトルバスが運行されていました。今回は西口ではなく東口だったんですね・・・。4年前は、マイクロバスだっただけに、今年はもう少し進化してるだろうな・・・。
と思っていたら、立派なバスが来た・・・と思ったら、実は、このバスは中学校の同窓会のメンバーを運んできたものだった(爆)。



KYG03_20241020_101845685しばらくすると、今度こそ盛岡の手配したシャトルバスが来た。さすがにマイクロバスじゃなかった(汗)。
だいたい30人くらい乗れる中型のバスなのかな。選手が乗っているような大型のものではなかった。



KYG03_20241020_105835406さて、盛岡といえば、あの漢秋田豊社長です。
2020年から監督として盛岡を指揮し、2023年からは社長兼オーナーとして盛岡の運営に携わってきました
しかし、今年をもって退任することとなりました。今後どうなるのかとか、秋田さん自身がどういった理由で退任するに至ったのかは、シーズン最終戦ないしは、その後の記者会見で明らかになるんでしょうか。



KYG03_20241020_125004670そして、キヅールも北上にやって来ていました。
しかしながら、どことなく大人しく、どことなく寂し気に感じたのは、盛岡の現状を憂いているからなのでしょうか・・・。






KYG03_20241020_150002633試合に関しては、岐阜のワンサイドゲーム。はい終了(ギャハ)。でも、もう少しだけ書いておこう。


盛岡に関しては、どうしようもない状況に陥っていますね。試合を見て感じたのは、前にも書きましたけど、そのまま書きます。走れない・守れない・攻撃もままならない・簡単に剥がされたり抜かれたりする・連携ダメダメ・パスなど含めミス連発で、お世辞にもJリーグのレベルじゃない。見ていていたたまれないというか、来年大丈夫なのと同情したくなるくらい。残虐ショーというには、あまりに残酷で、北上から来たサポーターに申し訳ないと思わないのかとヤジってしまったほどですわ・・・。


で、岐阜の得点シーンを上げていくと、前半3分に盛岡のパスが上手く通らず、ボールの転がりが弱くなったところに西谷亮選手がインターセプトを掛け、そのままゴールまで持っていって、蹴り込んだら入った(苦笑)。キーパーもどっしり構えていればいいのに、前に飛び出してしまったので、守備範囲が狭くなってしまったのも、失点の遠因なんだろうなぁ・・・。

その3分後には、この日スタメンに入った横山智也選手が相手からボールを奪って駆け上がってからクロスを放ち、同じくスタメンに入った松本歩夢選手が折り返す。その先には中央にいた藤岡浩介選手がジャンピングボレー・・・というより、カンフーキックなシュートで流し込んで、前半6分で勝負ありな試合になってしまいました。思えば、ここで盛岡がノーコンテストでもして0-3にしておけば、傷口も小さかったのではないかと勘繰ってしまうほど、盛岡はボロボロになっていきます

なお藤岡選手は、前半32分に相手のパスワークが崩れた隙をついて奪い取り、これまた前に出過ぎていたキーパーとのデュエルを制し、無人のゴールマウスに吸い込まれていきました。止める・蹴るというサッカーの基本さえ、盛岡の選手はできないのか・・・。


後半に入って、盛岡が選手交代を図ると、やっとまともになったのかな・・・と思っていた私がバカでした(泣)。
後半19(64)分、横山選手が放ったコーナーキックが、西谷選手のヘッドで流し込んだ・・・と思ったら、盛岡の選手が頭で放ったオウンゴールとなりました。思えば、西谷選手は、前半終了間際に放ったシュートが、キーパーにナイスセーブされ、今回はあと一歩のところでオウンゴールになってしまった。この2つが決まっていたら、ハットトリックだったのにねぇ・・・。

後半22(67)分には、遠藤元一→北龍磨→粟飯原尚平→西谷→北→西谷→北の細やかで狭い範囲での難しいパス回しを見事にこなし、最後は左サイドから駆け上がってきた文仁柱選手が左隅から右隅へ流れるシュートを転がして、5点目。これで得失点差がゼロになりました。さらに言うと、この日の試合で、最も可憐なプレーかつサッカーらしいシュートでもありました(ニヤニヤ)。

最後は、終了間際(後半44(89)分)に起こったオウンゴールで〆藤岡選手のロングボールを粟飯原選手が受け止め、荒木大吾選手に回してからのクロスが、相手に当たった(というよりクリアミス)ものでした。

盛岡のハイライトは、終盤に放ったシュートがクロスバーを叩いた、それだけとも(苦笑)。


以上が0-6で終わった試合の全てです。岐阜の快勝・完勝よりも、盛岡大丈夫かが先行し、何ともやるせない気持ちになった試合でした。



これで、岐阜は気持ちを楽にしてホーム2連戦(FC今治・FC大阪)を迎えられますが、逆にこの試合は、あくまで盛岡だからできたということを自覚して、次以降の試合は、今真以上に厳しい相手になることを自覚しながら、練習に取り組んでほしいです。ここで慢心することは絶対に許されないですよ。

一方で、盛岡はウチでこの試合をやってしまうと、次の大宮アルディージャ戦で何点取られるんだと言いたい少なくとも炭鉱スコア(0-7)やサウジスコア(0-8)、下手すると一三スコア(本来は13-1)になりかねないくらいの失点劇を再び北上で見せることになりますよ・・・。だからこそ、少しでもメンタルの回復と基本から徹底して練習を行ってほしいです。


なお、今回試合がすご過ぎたため、スタメシなどの紹介は、次回に回します(二ヤニヤ)。


残り試合は5。プレーオフ進出までの勝ち点差は7、JFL入れ替え戦に至る勝ち点差は9。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2023年11月22日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その18 おまけ あの漢が振る舞ってくれるスタメシがある

先日岩手県盛岡市にあるいわぎんスタジアムで、いわてグルージャ盛岡×FC岐阜の試合を見に行きました。そこでのスタメシですが、以前に行った時ほどではないものの、充実はしていました。何より大きく変わったところがあるので、それを紹介していきますけど、とりあえずまずは、それ以外の部分をば。


SOG03_111512最初は、展勝地レストハウスの「くるみもち」
山の幸の一つであるくるみで絡めたもちです。ごまとかみたらしとかもあったけど、東北ですからね。



こちら、もちに関しては少し硬めながらももっちりした仕上がりに。くるみに関しては脂ののった風味の濃い味わいですけど、少し渋めだったかなと。甘さは砂糖とかで付けてあるんでしょうけど。


SOG03_1123112番目は、宇野商店(宇野ビルド)の三陸山田海鮮串焼の中から、つぶ貝・いか・かきの3種セットを買ってきました。
今回の中で下閉伊郡山田町のものは、小粒ながらもしっかりしていたかきですね。



さて、その味わいは、小粒ながらしっかりしていたかきは、風味豊かなもので、苦い味わいはほとんどしていなかったですね。いかもつぶ貝も醤油メインのたれの味で旨味が増していましたね。海が近いから美味いんだろうなぁ。


SOG03_1225473番目は、クロスヒートの「浪花流大たこ焼き」焼き手の人がなかなか来ず、入場後にやっと焼いていた(苦笑)。見た感じは、たこ焼きそのものも大きいなぁ。



味に関しては、ソースの酸味が強い関西風の味付け中のたこは、大きいというよりも小さめの粒が何個か入っている感じ。それでもたこの美味さはしっかりあって、噛むとじんわり旨味が出てきました。トロっとした風味も相まって、美味かったです。


SOG03_112706そして、盛岡の運営が主催するブースに、ふらっとやって来たおっさんのような方。そうですこの方が、あの漢です!

シーズン移行に関しての説明会を終えてブースにやって来た秋田豊社長です。



SOG03_113022秋田豊社長監修の一品が、「グル豚(とん)」。岩手県産の豚を使用した豚汁ですね。



まだ出来立てということもあり、味の深みはまだまだだったものの、たっぷりの野菜と豚肉の味わいに、味噌の風味が合わさって、とても美味しい仕上がりになっていました。しっかり煮込まれれば、また更に格別なものになっていたんでしょうね。


SOG03_113748こちらは格之進の「白格ハンバーグ」一関市にある格之進と盛岡がコラボした逸品なのだそうな。
今回、金格・白格・黒格と用意されたのですけど、スタッフに確認したところ、金格は豚と牛の合い挽き、白格は同じ合い挽きでも牛の割合が多めのもの、黒格は牛ひき肉100%なのだそうな。



こちらは牛肉多目のものということもあって、牛肉の甘さと旨味がしっかり感じられながらも、豚肉が入っているので、豚の脂もじんわりと出てくる仕上がりに。臭みは一切無く、香辛料がしっかり利かせてあるんだなと作りの丁寧さも感心しきり。そう思うと破格値なのかもしれない。


来年も盛岡でやるのか北上でやるのかわかりませんが、またお世話になることは確定なので、秋田豊社長プロデュースの一品を期待しながら待つとしましょう。勝ち点と共に(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

2022年10月16日

あの漢がいなくなるのである

今日の試合で、来シーズンJ3に行くことがほぼ決定したいわてグルージャ盛岡ほぼ決定となっているのは、最終節があるという点といわきFCがJ2ライセンスを取得できない場合、21位は降格回避になる可能性もあるため)。そのチームを率いた秋田豊監督が、今シーズン限りで退任の意向を示したと報じられました。


秋田監督は、2020年、外国語教室を運営するNOVAが盛岡をスポンサードした年に目玉として就任。初年度は攻撃と守備が噛み合わなかったものの、2019年には18位(最下位)だったのを、この年は11位にまで上げました翌年(2021年)は、秋田監督の采配が冴え、特にシーズン後半には圧倒的な攻撃力で1敗しただけに留め、最終節にアスルクラロ沼津とは引き分けたものの、見事2位になり、初のJ2昇格を果たしたのです。
ところが、今年は課題だった守備のもろさが露呈し、J2の中では際立った失点数になっていました。そして今日の試合に敗北したことで、9勝7分25敗と最下位に沈んでいます。まぁ、同じ勝ち点でFC琉球が並んでいるので、先程書いたように、最終節次第では・・・となるかもしれませんので、まだあきらめないでほしいかなとも。「選手の頑張りを勝ちに持ってこられなかったのは全て僕の責任」とは言っていますが、最下位に沈んでいたチームを盛り上げ、一気にJ2までジャンプアップさせた実力は、下馬評を大きく覆したとも言えるでしょう。秋田監督就任前は、いわゆるネタ監督の意味合いが強かったですけど、今は戦力をきちんと与えれば、J3はおろかJ2でもやっていけるかもしれないという実力を見せたと思いますね。恐らく来年以降、J3やJFLなど上に上がりたいチームからお声が掛かるでしょうし、J2の監督になるチャンスが出たとも思っています。


本当にお疲れ様でした。敵としては厄介な相手でしたけど、監督やコーチとしてまた会える日を楽しみに待っています「やっぱり、あの漢しかないないのである!」というふうになってほしい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:31Comments(0)

2020年08月08日

FC岐阜観戦記2020 第5節 あの漢しかいないのである!

FC岐阜、今日はいわてグルージャ盛岡との一戦を迎えました。
ここまでで8試合が終わり、全34試合のおよそ1/4を終えたことになります。丁度いい機会なので、順位を見ていきましょう。左から、順位・チーム・勝ち点・得失点差となります。


1位 秋 田(24)+15
2位 鳥 取(19)+7
--- 昇格ライン ---
2位 熊 本(19)+7
4位 長 野(15)+6
5位 岐 阜(14)+5


現状、ブラウブリッツ秋田が無双状態この状況は、J3で優勝した2017年以来だなぁ・・・。あの時はJ2ライセンスを取得できなかったので、J3に残留という形になったものの、今年はJ2ライセンスもあるので、昇格の条件は整っています。下手に突っ走られると、独走で1枠埋まりかねません。
2位は、ガイナーレ鳥取と大木武元監督率いるロアッソ熊本。共に6勝1分1敗なのですが、細かい条件を入れれば、鳥取が2位、熊本が3位になるかもしれません。ただまだ1/4の工程なので、これから大きく動く可能性大です。
どちらも岐阜には負けているものの、対策を練り込めないのか、岐阜のような戦い方ができないのか、普段のJ3なら独走と言われてもおかしくない勝敗です。それだけ秋田の異次元さが突出してるんですよ(泣)。
4位は前節で勝ったAC長野パルセイロ。J3に参入してから成績が下から数える方が早いというふうだったものの、今年は好調ですねぇ。データが無いので、何で調子がいいのか(苦笑)。今後対戦を控えているので、気を抜けない。
で、岐阜は5位何とか上位戦線に踏み留まっておりますが、今後の成績次第では、一番最初に脱落の可能性も否めないです。気を抜かずに踏み留まり、食らい付いてほしいです。


さて今日は、あの漢がやって来る試合あの漢とは、そう、「ヘディングの鬼」と呼ばれた元日本代表でもある秋田豊監督ですよ。
ただ、過去の監督歴を見ると、お世辞にも大丈夫とは思えない(汗)。
京都サンガで監督になった際には、契約が残っているのに解任され、FC町田ゼルビアで監督になった際は、JFL(町田はJ2からJFLへの降格制度を食らった唯一のチーム)からJ2への昇格に失敗(3位)し、解任される有様。一部ではJ3とはいえ懐疑的な見方もされていました。
実際、開幕から4連敗し、ホントに大丈夫かなと思ったら、3バックに戦術を変えたことで3連勝と一気に波に乗ってきました。ところが、今節はストライカーの岸田和人選手が累積4枚で出場停止となりました。普通に考えたらチャンス到来。ここで勝たないと厳しいかな・・・。


SHV47_0253さて、本来ならアウェイの観客も入って、人も大勢入って・・・というふうだったはずなのに、新型コロナウイルス感染者数の急増で第2波が来ているのではないかと言われ、岐阜県も緊急事態宣言を出す状況です。それでも2425人のお客が来ているのですから、皆ライブでのスポーツ観戦に飢えているのね・・・。
で、今節からホームゴール裏に関しては、ゾーンごとにあった検問所が廃止され、売店とエコステーションが再開となりました。そして、JリーグID無しで当日券の購入も可能になりました。また少し日常が戻ってきましたよ。



SHV47_0251今日の試合は、事前募集で参加者を募って、開放されたスタジアムで遊ぼうという企画が行われました。
コロナ禍で思いっきり遊べなかった子供達には、いい思い出になったのではないのでしょうか。



SHV47_0250今日は、かなり蒸し暑く、当初は晴れていたものの、徐々にもうもうとした雲が出てきました。
ゆえに、かき氷だけでなく、ととりべファームの「桃のフルーツサンド」で涼といきましょうか。



こちら、いい具合に熟したみずみずしい桃が、シャクシャクで甘かった生クリームは少しレモン果汁が入っているからか酸味があって、桃の甘みを引き立ててくれました。


SHV47_0256試合は、何と開始直前にゲリラ豪雨に見舞われまして・・・一応雨合羽とか準備しておいて正解だったと思いました。とんでもなくすごい雨でしたが、あっという間に止み、一体何だったんだと不穏に感じたほどです。もっとも、その不穏さが、試合に乗り移るだなんて、誰が想像していたよ?

先制したのは岐阜。前半24分、相手のクリアを拾った三島頌平選手が、柳澤亘選手にパスを回し、柳澤選手はクロスを選択します。それを前田遼一選手が受け取ったものの、シュートが放てる状況ではなく、前方に走り込んできた永島悠史選手に回し、彼が放った一閃が先制点となったのです。
このまま逃げ切れたらよかったのですが、あの雨は岐阜に何か嫌な予感をもたらしているのではと思っていたら、前半45+2分、その嫌な予感が当たってしまいました
ゴールマウス前の密集した守備に向かって飛び込んできた盛岡の選手に抜かれてしまい、追い付かれてしまいます超の付くほど前のめりの攻撃しかできないと思っていたら、その超の付くほど前のめりの攻撃でやられてしまったよ・・・。

後半に入ってからは膠着状態になってしまったのですが、岐阜は抑え目の運転だったのか、それとも足が動かなくなったのか、攻撃の勢いが徐々に失われていきます。逆に盛岡は攻撃陣をフレッシュにした途端、攻撃力が増し、岐阜のゴールを脅かす機会が増えてきたのです。正確性の無さや松本拓也選手のファインセーブで何とか切り抜けたものの、かなり危なかったです。


結果的に1-1の引き分け。試合直前の雨が、岐阜に対してこうなるぞという不穏を予言していたのかもしれません。



正直、心の中もモヤモヤが取れません勝てた試合だった。でも、あの不穏な空気が盛岡に少ないチャンスをものにできるという幸運を与えたのだとしたら、何とも解せないものになってしまいました。
あの状況は防げないと普段なら言いたいところ。でも、J2に1年で復帰するんだと決めている最中、あまつさえ前節の藤枝MYFCに負けてしまっていることを考えれば、今回は敢えて厳しく、何とか守り切るべきだったと言わなければいけないでしょう。竹田忠嗣選手もよくやってたけど、これが途中出場になった橋口拓哉選手だったらとか色々思いを巡らすことになりました。

そして、川西翔太選手の調子の悪さが気掛かりです。平たく言えば、かなり厳しいチェックが入っているなと。
個人技はチーム1でしょう。でも、その個人技だけでは切り抜けられない場面があるわけです。そんな時に川西選手を助けられる選手がいない。それは、リザーブという意味でも、一緒にプレイする選手という意味でも・・・ほぼ出ずっぱりの選手なので、終盤になってから明らかにパスの精度など疲れ(蓄積疲労)が出ているように見えました。シュートもふかし気味だったので、本当に川西選手の代わりがいないのは、致命的になってくる、そう思えてなりません。


実に痛い引き分け。盛岡の勢いは緩められたかもしれませんが、ここは私が今年はこうだと思う一言「なさけむよう」で行ってほしかったです。叩ける相手はとことん叩かないと、あとで大きな歪みになって重くのし掛かってくるぞと言いたいです。明日長野が負ければ、1つ順位を上げるチャンスはあるものの、長野の相手は鹿児島ユナイテッドFCなんだよなぁ・・・。


もうこういう時もあるとあきらめて、次の試合に挑みたいところなんですけど、次節と次々節はアウェイで行われるという状況次節はギオンスタジアムでSC相模原と、次々節は郡山で福島ユナイテッドFCとの一戦になります。一応下位の対戦になるのですが、今の岐阜だと苦しめられるのではないかなと思います。特に相模原は、あのビクトル選手がいるチーム。体制が変わったとはいえ、去年まで一緒にプレイした選手ですから、よく知っているでしょう。逆に私達も彼の弱点をよく知っているはずです。何とか1週間でそこを突けるように、練習で悪い状況を立て直していきたいですね。

なお、次回のホームは、何と無双中の秋田2試合戦った後なのでどういうふうな状態で戦うのかはわかりませんが、一筋縄でいかないのは確か。勢いを止めんとばかりに全力でぶつかってほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)