2013年06月26日

大味な空中戦

今日は東京ドームで行われた日本ハム×ソフトバンク。先発は今季初めて同一リーグで投げた大谷選手でした。


大谷選手は6回まで98球を投げ、自責点3という結果になりました。少々打たれていたものの3・4回は三者凡退に抑えており、よくやってはいます。
しかしながら、序盤(いつもは2回だったものの、今回は1回にも出た)の失点癖が直ってないのと、6回(丁度疲れの出てきた回)のピッチングが少々酷い1回のホームランも6回の同点に追い付かれる失点も2アウトから取られており、特に6回は2ストライクや三振に追い込んでおいてやられている部分もあるので、もったいない。
ピシッと抑えてくれというのはルーキー、しかも高校卒業のピッチャーに言うのは酷なのかもしれないけれども、投手をやっていきたいと思っている以上は常に頭に入れてほしいものと思いますね。

今回の一件で次の試合が投手としての評価を決めかねない剣が峰になると思いますね。
勝ち負けは今回も付かなかったものの、防御率が4.95と少々散々なものに。これ以上点を取られるピッチングを続けてしまうと、いくらルーキーとはいえ先発としては失格の烙印を押されかねず、せっかくの二刀流が生かせなくなる可能性もあるからです。方針転換していくかどうかは栗山監督をはじめ、コーチ陣の腹積もりなので何とも言えません。ただ、少なくとも防御率を見る限り、せっかくいい素材を持っていても使いどころを迷うんじゃないかと思っています


で、今日の試合を一言で言うと、いいふうに言えば「激しい空中戦」だったと言えます。東京ドームだからという点を差し引いても、よく飛んだ試合で、いわゆる『飛ぶボール』(注:過去2年に比べれば、飛ばない基準が緩くなっただけ)らしい試合になったとも言えます。
出たホームランは実に7本(日本ハム4本、ソフトバンク3本)。ホームランで先制点・同点・逆転とある意味野球の醍醐味味わえたいい試合なのかもしれません。しかも大谷選手を見えたのですから、約3万の観客はチケット代以上の儲けを得て帰れたのではないかなと思います。

で、今日の試合を一言で言うと、悪いふうに言えば「大味」だったと言えます。
先発が打たれすぎ、抑えが炎上、守備が酷い・・・このあたりは野球であまり見せてはいけない部分なんですね。全くないわけではないものの、ちょっと酷いなぁ・・・。日本ハムが勝ったきっかけは鶴岡選手のバント処理を中村選手が失敗したことなんですよねぇ。


ともあれ、日本ハムは反省点も多いですが、勝った点だけは評価したい少しでも借金を減らしたいし、早くオリックスの尻尾を掴んで上に這い上がりたいというふうに思っているでしょうから、今回の東京ドーム2連戦に勝てたのは大きいですね。ちょっと落ち気味の西武3連戦+ソフトバンクとの東京ドーム戦(注:この試合はソフトバンク主催)を勝ち越すないしは2勝2敗ならば、オリックス次第ながらも5位は見えてくるだけに、踏ん張ってほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:03Comments(0)TrackBack(0)