昨年の4月からおおよそ1年、200時間掛けて、長崎大学の「軍艦島3Dプロジェクト」などの資料を参考にして作成されたそうです。
実際に見てみると、すごくリアリティがあります。建物の配置や構成はほぼ同じで、植物の生え具合(無造作に生えている点)は、どうしても再現しづらいのか上手くはいっていないものの、きれいにした状態ならこんなふうなのかなとも取れますね。
実は、私は去年長崎に行っています。今年J1に昇格したV・ファーレン長崎の観戦の際、軍艦島に寄っているんですね。たまたま予約なしでツアーに随行できたので行ってきたんですよ。朽ちていく建物が長い歴史の証人になっているばかりか、朽ちてなお生活感を感じられたのは、本当に世界遺産になっていないのがもったいない(世界遺産に指定されているのは、いわゆる昭和以降に建築されたアパート群などコンクリート建築ではなく、明治時代の建築物のみ)とも思え、この島は日本の近現代史の縮図と言っていたガイドの言う通りだなと思っています。なので、建物のリアリティは感じられても、きれいすぎるかなと思ったのは、朽ちた部分が上手く再現できていないのかなとも。それは「マインクラフト」の技術力の問題だと思いますが。
いずれにしても、軍艦島を知ってもらう点では十分すぎるくらいで、もっと多くの人に知ってもらいたいとも。PC・Android・iOSの3バージョンでzipデータにより配布されています。興味のある方で、「マインクラフト」を持っている方は是非とも。
Posted by alexey_calvanov at
23:57
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