2011年01月17日

とりあえず、メシウマだな

鹿児島県阿久根市の出直し市長選が昨日行われ、新人で反竹原派の市民団体役員であった西平さんが、現職の竹原市長(以降元市長)を破り、西平さんが新市長(以降市長)に就任することになりました


竹原元市長は、市長として就任後、市職員の給与を了解もなく公開したり、市職員のコストを各部署に貼るなどを行い、それらを剥がした職員に対して一方的に解雇をしたりなど軋轢を生む一方で、そのワンマンぶりを利用して相次ぐ専決を繰り返し行い、議会を無視。自身の政策をゴリ押しするところも垣間見られました。
さらにブログ内で辞めてもらいたい議員を募ったり、障害者を差別するような発言を行ったり、自分の『お抱えの画家』を派遣して勝手に公共の役所の壁に絵を描かせるなどやりたい放題の側面も見られてきました。

この一連の事態に、市議会議員を中心に反竹原派が結集してリコール運動を展開。1/3以上の賛成を得られたため、今回の出直し選挙となりました。


リコールの際はギリギリで切り抜けたと思われたのですけど、今回の選挙に関しては900票程の差をつけ勝ったふうですね。それでも危ない感じではありましたけど。正直ダブルスコアくらいで勝っててもおかしくないくらい。それほどおかしな人が行政の長をやっていたわけですから・・・。
これほどまで市政を振り回してまだ支持をしている人達がいたのには唖然としましたけれども、今までの市政に対してきちんとNOを突き付けた市民には心から尊敬したいと思います。

竹原元市長にはザマーミロと言ってやりたい気分です。自らが起こした市政の結果、その報いが今回の結果に表れているんだといい加減気付いてもらいたいですね。
そして市長派の人達はよくまとめ上げたと思います。
細かく分ければ、議会と市長の間にも何かしらの差はあったのではないかと感じていました。しかし反竹原でまとまって行動し、とにかく今の行政を何とかしたいという訴えに終始したことが勝因ではないかと。市長には議会との対話に終始し、新しい市政を切り開いてほしいと思います。


ただ、ここでまだ安心が出来ない。元市長側がリコールを成立させた市議会選挙がこの先、2/20に控えています。
この1ヶ月間でしっかりとした運営を行わないと、元市長側に足元をすくわれかねません。そうなればまた市長と市議会の対立が表面化し、長の首を挿げ替えても結局は竹原派の言いなり・・・と市民の間から思われ、下手すれば翌年以降に再度リコールが起こされることになってもおかしくないです。どちらから起こしても待っているのは市政の停滞と市民の政争に疲弊した姿しかないです。


市長の正念場はこの先の運営次第。ここを乗り切れることを遠い地から期待しております。

そして、この独善定期な運営にNOを突き付けたことが、これから行われ、皮肉にも今日から選挙活動が開始された名古屋市にも影響を与えてほしいです。  

Posted by alexey_calvanov at 23:35Comments(0)TrackBack(0)

2011年01月06日

こんなことやってる人が首長なんだよ。まだ支持するの?

以下、ここの記事を読んでから以下の所感を読んで頂ければと。
ヴィブロ : 阿久根市消防署の壁画が色々とヤバイ件 - ライブドアブログ


これは、鹿児島県阿久根市にある消防署に竹原市長(当時。現在出直し選挙に立候補中)が乗り込んできて、訓練用の壁に絵を描くと言い出し、それを断ると断った理由を書面にしろと請求。その書面を制作するや否やに市長が呼んだ壁画制作用のクレーンがやってきて描いていったというふう。で、リンク先の絵画が残されたわけです。
まぁ、酷い絵で、ただ酷いだけならともかく、明らかに使うのがまずいキャラクターの絵やら贋作の絵と思われるような有名画家の絵を描いてしまっているわけですよ。
しかしそれが消防署だけで済めばいいものを、市内の至る所にこれらのような絵を残していったのだからさあ大変。しかも市役所には生産地なだけで描かれたボンタンアメの看板が・・・。ちなみに、これらは全て市民の税金で描かれています


もうこりゃ何と言えばいいの?
おかしい。おかしすぎる。明らかに市民の税金で自分のやりたいことをやってるだけとしか思えない
これを市民のためだというなら、もっと市民が和むものにしてほしい。第一センスがなさすぎる。もっとも、独裁者としてのセンスは日本一なのかもしれないですね。
こんな人がこれまで専決専決と言って自分の言うことだけを通してきたと思うと怖いですよ。まだヒトラーも毛沢東もポルポトも金日成もビックリするくらい独善的なところが出てこなかったから大打撃はありませんでしたけど、これがもう1期続くことになると思うと・・・。とてもその先を想像したくないことが起こるわけです。


こんな市長を選ぶことが市民にとって利益になるのか。阿久根市民はもう一度この絵を見て判断してもらいたいものです。自分の故郷が、箸にも棒にもかからない独裁者にないがしろにされる末路は見たくないでしょうから・・・。  
Posted by alexey_calvanov at 23:51Comments(0)TrackBack(0)