2017年08月16日

【風情か】送り火もLEDの時代【安全か】

今日は京都で五山送り火が行われました。お盆の終わりの恒例イベントとも言え、京都にある5つの山から「大」の字などの文字が火で焚き上げられます

この送り火は、京都以外でも行われているのです。その一つが、山梨県笛吹市で行われている「甲斐いちのみや大文字焼き」江戸時代から行われていた行事だったものの、いつしか途絶えてしましたが、1988年から再開されるようになりました。去年までは火で焚き上げていたのですが、今年から発光ダイオード(LED)で光らせるというふうになったのです。
その理由は、山の斜面が急なため、井桁を組むにも不安定になり、状況によっては延焼する恐れがあったからとのこと。まぁ、LEDで延焼が防げるのかというと、何とも言えないのですが、少なくとも火を使ってよりかは安全だとは思います(それでも何らかの事象で抵抗が起こり、そこから熱が出て火の出る可能性は無くも無い)
ただ、あまりに明る過ぎて風情が無いという意見ももっとも。幻想的なかがり火だからこそ味があるというわけですよね。


個人的には、安全面を考えて致し方なく・・・というふうなのでしょう。もう少し味のある明かりになればいいんでしょうけど、そこらへんは技術革新を待つしかないのか・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)