サントリーから発売された「はちみつレモン」が12年ぶりの復活を遂げるそうです。
この商品、1989年に発売して、美味しかったことから大ブレイク。これを機に商標登録をしようと思ったものの、一般名詞化された物同士を掛け合わせたものだったため登録商標することを拒まれてしまい、その後他社からも次々と同名製品として発売。あっという間にブームが終わり、細々と続けていたサントリーも1999年に販売を終了してしまいました。
この一連の出来事は、「ビートたけしのTVタックル」で、軽妙なCM(♪は~っちみっつレモンという歌うCM)と共に紹介されていたのが印象的ですね。
また粗雑乱造の典型的パターンとしてもこれは取り上げられているんじゃないのでしょうか。特に経営学や特許関係では格好の題材になっているはずです。
その「はちみつレモン」、レギュラー(はちみつとレモンを水で割ったもの)と炭酸との2種類、500mlのペットボトル入りながら、当時のパッケージと当時に近い味で発売されるそうです。
・・・しかし、昔一回も買ったことないんだよなぁ(苦笑)。私自身、レモンが好きじゃないという理由で買ってないんですよ。
ただ、いい機会なので今回1回だけ買ってみて、美味しかったら続けて飲んでみようと。
ところで、最近の飲料業界はリバイバル販売が大ウケですな。
「メローイエロー」・「スプライト」に始まり、今度は「はちみつレモン」ですか。
「スプライト」の場合は原点回帰になっただけで、リバイバルとは少々毛色は違うものの、それでもよく売れる商品に様変わりしているのだから、リバイバル販売の凄さを改めて思い知った次第。
このままいくと、「タブクリア」(俵光太郎さんがCMキャラを務めた透明なコーラ)とか復活しかねんな。個人的にはコーラ嫌いの私でも何とか飲めたレベル。
・・・ああ、ホワイトコーラみたいなので売ってる(苦笑)?そうですか。