4/15より、日本コカコーラ(以下コカコーラ)から販売している緑茶飲料の「綾鷹」がリニューアルされました。実に7年ぶりの刷新劇とのことなので、コカコーラ側も気合いが入っているものと思われます。
当初は新綾鷹と称されるリニューアル版だけ手に入れていたのですけど、たまたま近所にあるやる気のないローソンで新旧両方手に入るという、あの店らしい(爆)事態に遭遇できたので、これ幸いと両方買わせてもらいましたよ。左が旧版、右が新版になります。
一番大きく変わったのは、容量ですね。旧版は525mlがメインだったんですけど、新版は650mlがメインとなり、伊藤園・サントリー・キリンと同じく大容量化されたものがメインとなりました。今まで525mlで同じ値段だったことを考えると、割高感が半端なかったですからね・・・。
なお、525mlは無くなるわけではなく、自販機用として投入されるようです。ゆえに、パッケージも新版に準じたものになっています。
写真ではわかり辛いかもしれないですけど、今回のリニューアルで、お茶の濃さも変わりました。新版の方が、やや薄いんですね。ただ、茶葉(正確にはお茶の粉)が沈殿しているのは相変わらずなので、抽出法が変わったのかもしれません。
濃さが変わると、味も変わります。旧版の方が若干味が濃いですわ。急須で淹れたような味わいを追及して作られた旧版だからなのか、お茶の渋みも感じ取れていい味だったんですけどね・・・。
そうなると、新版は少し味が薄いのかなとも。飲みやすくはなった・さっぱりとした風味になったというふうにも捉えられるのですが、お茶としての風味を失ってしまったのではないのかなと。あの渋みが苦手という方にはうれしい改良ですけど、あの渋みがよかった私には、少々残念なリニューアルになってしまいましたね。量が増えてオトクにはなったけど、味が薄くなってしまったと(苦笑)。
となると、「お~いお茶」≧「伊右衛門」>「綾鷹」かなと。
・・・「生茶」?「颯(そう)」?あんなのお茶じゃない!お茶の名を冠したケミカル飲料だよ!
ちなみに、「綾鷹 茶葉のあまみ」もリニューアルされています。こちらは旧版が手に入らなかった(というか新版だけしか買う予定が無かった(苦笑))ので、単独で飲んでみました。
・・・個人的には、こちらが好きなのよね。お茶としてのコク深いというのか、茶葉の風味があるんです。旧版の「綾鷹」よりも濃いんじゃないかなと思うことも。たぶん旧版の「綾鷹」に近い味なんじゃないかなと思えてなりません。