
人は立ち入ることはできないのですけど、車だけは入ることができます。それでも途中停車は緊急時を除き厳禁、窓を開けることも許されません。
なお、写真は国道6号線沿いのゲームセンター跡。恐らくこの惨状は津波によるものではないかと。

ゆえに津波の恐ろしさをまざまざと感じさせる。東北に行ったら必ず感じられる光景の一つだろう。
もう一つは、交差点の至るところで閉鎖されている。信号のあるところ無いところ関わらず、直進以外の進行を許していないのだ。
なお写真には残していないものの、閉鎖された店も見ている(しまむら2店舗、すき家1店舗、ファミリーマート1店舗など)。特に私が座っていた側にあったしまむらは、まだ当時のままに残されたと思われる商品がはっきりと見えるほど、そのままになっていた。

原発のある町であるがゆえに、まだこの数値。2.209マイクロシーベルトと富岡駅に比べて30倍くらいもある。こんなところは数時間いられるかどうか・・・。
それなのに、途中車がエンコしたのか、普段着で降りている人の姿を見ています。本当に大丈夫なのか・・・。


運行再開は2020年。まだ数年先ではあるものの、もう来年になるかならないかで走ることだけはできるんじゃないかと思わせるほど、きれいなコンディションだった。
私は東北出身者ではないですが、故郷に帰れない人達の気持ちは痛いほどわかります。だからこそ、敢えて私もここを通り過ぎる時、これが私の『故郷』の現状なんだと思いながら、その様子を見ていました。
本当に1日でも早く、帰宅困難区域の解消を願うばかりです。

