2016年09月11日

FC岐阜観戦記2016 第14節 精度を上げなければ、明日は無い

FC岐阜、今日はジェフユナイテッド市原・千葉との一戦になりました。
新体制になっても勝てない中、天皇杯を迎え、初戦はJFLの「門番」と言われているアマチュア最強チームの一つHonda FCに惜敗。その後勢いの付いたHonda FCは松本山雅をも粉砕し、3回戦に進んでしまったのです。そう、岐阜は踏み台にされたんです(泣)。再開後のJFLも勝ちスタートですし、いい意味で勢いが付いて来てますね。去年は同じアマチュア最強チームの一つであるソニー仙台が総合優勝しているので、もしかしたらもしかするかもしれませんね。

そんな中でリーグ戦が再開。キリキリとした状況下で、ジェフとの一戦を迎えるのですから、去年のような勝ち試合が見たいのですけれど・・・。


SHV32_0039今日は、大垣市・養老町のホームタウンデー。そんな絡みもあって、大垣市が舞台になっている「聲の形」のコラボタオルマフラーが発売されていました。
今回は2種類登場。上が横向きのもので、下が縦向きのもの。大垣市とのホームタウンデーを意識したものは、下の縦向きの方ですね。どちらも作品のワンシーンを描いております。横向きのものは大垣の街を意識したものになっているのかなと。
この「聲の形」に関連して、デフリンサッカーのイベントも行われていました

なお、「聲の形」は9/17に全国の映画館でロードショウが決まっています。恐らく岐阜県内の映画館ではグッズ販売される可能性もあるので。よろしければどうぞ。
・・・舞台挨拶があったら、持って行こうかしら。



SHV32_0031数週間の中断の間に屋台村も変化がありました。
これまで少なかった休息スペースが少しだけ拡大されました。写真はその一部。
これまでは公園内のベンチだけだったので、座るところが無くなると、芝生やブロックに座ることになるのよね。まぁ、スタジアムに持ち込めるので、そこで食べてもいいんですけど、夏場は溶けるものがあるので厄介なんですわ。



SHV32_0032そんな屋台村からは、養老町の商品を紹介。
最初は「養老フランク」養老町で育てられた豚(養老ポーク)を使った極太ソーセージがブスっと刺さっております。



何も付けないで食べたのですが、ジューシーでありながら塩気の利いた味でした。美味いことは美味い。でもケチャップ欲しかったかな(苦笑)。


SHV32_0033もう一つは「養老やきそば」
岐阜県産の米であるハツシモの粉を混ぜた麺を使っています。



こちらももちっとして美味かったですね。ソース焼きそばなので、変に格調高くまとまっておらず、素朴な風味でした。


SHV32_0035試合の方はというと、今日は諦めたのかケガ人でも出たのか、一部主力がお休みでした。中でもギラヴァンツ北九州戦から先発キーパーとして出ずっぱりだった高木義成選手はスタメンからも外れていたのが印象的でした。何事も無ければいいのですが・・・。
しばしばスタメンで出ていた阿部正紀・高地系治・風間宏矢・瀧谷亮の4選手がベンチ入り。思い切って大きく入れ替えたとも言えますが、吉と出たか凶と出たかは、この後わかるかなと。

前半は思った以上に岐阜のペース。ジェフの激しい当たりもいなしながら、数少ないチャンスをものにしようと必死だったものの、ゴールに繋がらないもどかしい展開。
後半もそんな感じだったものの、見ていて思ったのは、精度が悪い
今回メインで出ていたポープ・ウィリアム選手はキックミスが目立ったし、スタメンに出ていた選手も時折ポロポロとパスミスが出ておりましたね。いいところまで行くんだけど、肝心なところで繋がらない。これでよくジェフ相手に0点で抑えてるなぁ・・・と思っていた後半31(76)分に失点
これで終わっていれば、悔しいけどよく持ち堪えたね・・・で終わってたんでしょうけど、その後後半41(86)分に再度失点クロスバーに当たって跳ね返ってきたボールを狙いすまされましたね。それでも守備面ではポープ・ウィリアム選手はよくやってた方かなと。先述のキック面・スローイン面での精度を何とかしなさいと言いたいです。

というわけで、結果は0-2となり、この日J2で200試合出場した野垣内俊選手へのはなむけはできずに終わりました

ちなみに、精度が悪いのは監督の采配にも言えたわけで。替えるタイミングがワンテンポずつ遅かったなぁ・・・。
失点が決まった後に守備を固めるために送り込む予定の阿部正紀選手が投入され、同点に追い付こうと思って瀧谷亮選手を送り込みたかったのに、その直前に追加点が決まってしまう。うーむ、もう数分早く投入していれば、どうなっていたかなと。そもそも最初の失点前にレオナルド・ロシャ→エヴァンドロ両選手の連携プレーが決まっていれば、もしかすると勝てた試合かもなぁ・・・。



正直、降格圏内への転落を覚悟していましたが、21位のギラヴァンツ北九州は負け、最下位のツェーゲン金沢は引き分けになったので、何とか首の皮一枚レベルで残留圏に留まっています他のチームから見たら、何と悪運の強いチームなんだと言われそう(汗)。


しかし、もうこんな綱渡り・紙一重の試合は難しいでしょう無茶苦茶強いチームはセレッソ大阪位だとは思うのですけれども、嫌らしい相手との戦いはまだまだ続きます


次の一戦は9/18に愛媛FCで長良川競技場で行われます。次もホームです。嫌な呪いは残っているので、何とかしたいところですが、とりあえず勝ち点はもらっておこう。そこから残留に向けてステップアップしていきたいものです。


J2残り試合あと11。最下位との勝ち点差は2。入れ替え戦順位との勝ち点差は1。


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Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)TrackBack(0)

2015年07月12日

FC岐阜観戦記2015 第13節 チームの形

FC岐阜、今日は横浜FCとの一戦を迎えました。
先日の東京ヴェルディとの試合で完敗だったFC岐阜。ここは心機一転して戦いたいところですが、前回の試合は大久保哲哉選手にハットトリックを決められ惜敗しているだけに、気がかりではあります。いやいやここは奮起するところだろう(汗)。


SHL23_1739この日、同じ敷地にある長良川球場では、夏の高校野球の地区予選が行われていました
球児達のアツい夏がやって来ましたね。FC岐阜の選手達も彼らに負けないアツさを見せてほしいものです。



SHL23_1748この日は、少年マガジンで連載していた「聲(こえ)の形」とのコラボデー。アニメ化が決まり、作者の大今良時さんが岐阜県大垣市出身ということもあり実現しました。盛り上がり的には、アニ×サカ番外編といった感じでしたでしょうか。
屋台村では原画展も行われており、作中のワンシーンと作中の舞台になっている大垣市の実際の風景との作画比較も行われていました。
そこに置いてあったのが、聖地巡礼表。これで観光の掘り起こしを狙っているんでしょう。アニメ化になれば、この巡礼表も生きてくることでしょう。地道でもこの取り組みは続けてほしいものです。



SHL23_1749こちらは、大垣市の定住化をPRするチラシ(右)とうちわ(左)
こちらでも大今良時さんのイラストが採用されております。



SHL23_1746今回のコラボに併せてグッズも作成されました。
一つは、タオルマフラー。「聲の形」のキャラと日本ろう者サッカー協会(JDFA)のロゴが添えられています。



SHL23_1747こちらは、クリアファイル2種(上)とトートバッグ(下)。
クリアファイルのもう一種は下のトートバッグと同じものになっています。ちなみに、写真のイラストは、ポスターにも使われたものです。



SHL23_1745試合はというと、何とも言えないしょっぱい展開。

岐阜が少し押していたかなと思ったら、徐々に横浜FCのペースになっていき、前半29分に小池純輝選手に決められてしまいます。ここまでは前回と同じ。
じゃあ後半はというと、積極的に攻めいいところまで行ったものの、決定打が出ない・シュートの精度がない・ことごとく枠の外に飛ばす。・・・もう1点取られなかった以外はまたもや前回の試合と同じ。もはやエンドレス・エイト(ライトノベル「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズに出てくる回の一つで、アニメ化の際に同じシーンを8回やったため酷評を受けた)を見せられているようなもの(苦笑)。
評価できるとすれば、前回とは違って気持ちは切れていなかった点1点を取らなければという意識だけはきちんと持ち合わせていたと思います。でも、持つだけではダメで、きちんと点を取らないと無意味になってしまうんですよね・・・。今一度、チームの形は何かを考える時なのではないのでしょうか。


そういえば、この試合では期限付き移籍でやって来た2選手が初スタメンを果たしました
一人はディフェンダーの渡邉将基選手J1のヴァンフォーレ甲府からやって来ました。
もう一人はミッドフィルダーの風間宏矢(こうや)選手J2の大分トリニータからやって来ました。お父さんは川崎フロンターレの監督の風間八宏さん、お兄さんの風間宏希選手もJリーガーで、J2のギラヴァンツ北九州に所属しています。
渡邉選手に関しては、すごく動きが良く、早くもチームに溶け込んでいる感じがしました。対して風間選手はもう一声という感じでしたが、チームの得点に絡めるようになれば十分活躍できる動きはしていたと思います。停滞気味のチームに大きな風を吹き込めるのでしょうか。そして、チームの形を作れるのでしょうか。



そして、この試合と同じ時間帯に行われていた大分トリニータはアウェイで東京ヴェルディと対戦し逃げ切り(1-2)。大分は実に14試合ぶりの勝利となりました。
この大分の勝利で、勝ち点で並んだものの勝敗差、大分は3勝で岐阜は5勝ではあるものの、引き分けが大分10(勝ちに換算すれば5つ)に対し岐阜は4(同じく2つ)しかないため、岐阜は最下位に転落してしまいました。遂に恐れていたことが起こったのです。
あまつさえ、岐阜は3連敗。ますます春先の6連敗の悪夢がもたげてきますよ、頭の中に。

何とかして勝ち点を・・・と思うところに試練は続きます。
次の対戦はアウェイでツエーゲン金沢と。前回の対戦ではフルボッコにされた相手です。ここは先輩面してでも勝ちをもぎ取ってほしい。相手のホームなので苦しいですが、J3から上がったばかりのチームにこれ以上恥を上塗りされたくないでしょう。
金沢戦の次は、ジュビロ磐田を迎えてホームで開催しますが、この試合は2度目の平日(水曜)開催何でこんな人気カードを平日にしてしまうんだ日程くん・・・(泣)。そんなに岐阜の運営陣が憎いんですか、そうですか。
連戦で挑むことになるので、ますます金沢戦での結果が重要になってきます。しかも磐田はホームで恥をかかされている点とここで踏ん張ってJ1昇格を確実にしたい点で岐阜には万全の態勢で挑んでくるでしょう。


1試合1試合が正念場であることを岐阜の選手・スタッフ陣は忘れないで下さい。そうしないとJ3はすぐそばに迫っているのですから。


聲の形 コミック 全7巻完結セット (週刊少年マガジンKC)
聲の形 全7巻完結セット



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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)TrackBack(0)

2015年06月25日

聲の形とのコラボキター!

サッカーJ2のFC岐阜は、7/12の横浜FC戦との一戦は週刊少年マガジンで連載されていて、現在アニメ化が進行中の「聲(こえ)の形」とのコラボイベントを行うことを明らかにしました。実は6月の半ばに開催そのものは決まっていたのですが、様々な事情と詳細を煮詰めた状態ではなかったので、今回改めて詳細が決まったということで、大々的にお伝えすることになりました。


今回は、この作品の内容のキモとなっている、聴覚障害者や声を発せない障害者などを支援するイベントがメインになっております。

まず最初は、デフフットサルという聾(ろう)者が行うフットサルのイベント
女子日本代表の選手が長良川競技場にやって来て、競技の説明以外に国際大会への激励会・活動支援のお願いをしていくのだそうです。実演も行われると思います。
女子サッカーもそうですけど、代表選手とはいえ、渡航費や合宿の費用、果てはユニフォームの代金でさえも活動資金は自己負担。更には職場の理解度もまだまだということで非常に大変なのだそうです。

もう一つは、日本語ボイスバンク・プロジェクト
これは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などで後天的に声を発することを失ってしまった人や失いそうになっている人に対して、元の声質・声色を再現する音声合成技術を医療に活かしたプロジェクトなのだそうです。
音声合成の際、第三者の声を複数束ねて作っていきます。つまり、1人でも多くのサンプルを得られれば、音声の構築だけでなく、音声の質の向上を図っていくことができるようにもなるのです。
献血も今回行われますが、献血とは違い痛みは無く、特定の病気で採血できないというようなこともないので、条件さえ整えば、気軽に参加できるのがメリットになるのでしょうね。

その他、「聲の形」とのコラボグッズ販売や原作者のサイン会(前述のコラボグッズを購入し、かつ当日の観戦チケットをシーズンチケットも含んだ各種招待券以外で手に入れた方が対象)も行われます。このコラボグッズに関しては、「ぎふ元気プライス!」という国の交付金を利用した割引制度の対象品になるため、売り切れ必至の可能性があるので、欲しい方は14時までに行きましょう。また、当日の観戦チケットも前売り・当日券も含め半額で購入できる期間になっているので、ファンの方はお早めに購入しておきましょう。

さらに当日は「聲の形」の原画展も開催され、試し読みできる冊子も4800名に配られるとのことなので、初めての方にも、この作品を深く知ることのできるきっかけになるのではないかと思います。

ちなみに、原作者の大今良時(おおいまよしとき)さんは大垣市の出身とのことで、「聲の形」の中でもその風景がいくつか登場しているとのことだそうです。読んだことはそうないんですけど、舞台はてっきり東京だと思っていたよ(汗)。


私自身もしっかりと読んだことがないので、これを機会に読んでみようかと思います(もちろん面白いか否かの吟味はしないといけないのですが)。そして、これを機会にこの作品が多くの方に知られるといいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)