2014年07月22日

主に中国国内だけじゃなかったのか・・・

まーた中国か・・・とさえ、呆れてものが言えないですわ。


中国にある上海福喜食品有限公司で加工されていた鶏肉の中に品質期限切れのものを混入し出荷していたという問題が明らかになりました。上海のテレビ番組がその模様を伝えており、実際見たのですが、落ちたものを平気で入れるわ、カビの生えた肉を「食べたって死にゃあしない」とのたまって混ぜてしまうわ、本当に食べ物を何だと思っているのかと怒りたくなるような所作が幾数多ありました

当初は主に中国国内(マクドナルドやケンタッキー)に出荷とされていたので、大丈夫なのかなと思ったら、事態は急展開。何と日本やアメリカにも出回っていたというのだからさぁ大変。

アメリカでは、上海福喜食品有限公司から仕入れていたマクドナルド、ケンタッキー、ピザチェーンのパパ・ジョンズ・ピザの他にも、コーヒーショップのスターバックスコーヒーでも上海福喜食品有限公司の関連会社を通じて仕入れていたために問題の加工品が出回っていたことが発覚しました。
日本では、マクドナルドで販売しているチキンマックナゲットの総生産量の2割が対象となり、ファミリーマートでも「ガーリックナゲット」と「ポップコーンチキン」(後者は関東圏限定で試験販売中)が同社製ということがわかり、回収されることとなりました。マクドナルドのチキンマックナゲットに関しては、他の業者から間に合わせる形で対応するということなので、一時欠品になっていた店舗でも順次再販できるようになるとのことだそうです。

いやぁ、「ガーリックナゲット」は知らずに食べてるわ。にんにくの風味が利いて美味かったなぁ・・・と思っていたのに。チキンマックナゲットだって、何かしらで食べているのにねぇ・・・。
しかも大手がここまでズブズブにやられるのも困ったものです。それだけコストカットに躍起になった結果なのかもしれないですが・・・。


ただ、今回の一番の責任は、中国の上海福喜食品有限公司だと言い切りたいです。
食べ物というのを何だと思っているのかということは先述しましたけれども、自分達の作った加工品が世界にどれだけ影響を与えているのかを今一度考えてほしいと思います。中国は「世界の工場」とまで言われるようになったのですから、それだけ自分達の作ったものに対していましばらく考えてほしいのです。
中国政府も言論統制や弾圧に躍起になる余裕があるのなら、もっと食や環境に気を配る政策を行うべきです。厳粛に行うことで、世界からの信頼も取り戻せますし、国内の不満を解消できる手立てにもなるのかもしれないのに・・・。
とにかく、自分の作ったものがどういうふうに流れるのかを自覚してくれ。それだけだ。もうこの手の話題はたくさんだ。嫌でも私達は口にしなければならないのだから。逃げたくても避けたくても100%防げる手立てはないんですから余計にです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(0)TrackBack(0)