2023年09月25日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その15 No Fair, No Respect

FC岐阜、昨日は松本山雅FCと戦いました。
9月に入って未だ勝利無し。事実上の連敗になっている岐阜ですが、受難の月とも言える状況でもありました。
鹿児島ユナイテッドFC戦で庄司悦大選手、テゲバジャーロ宮崎戦で宇賀神友弥選手がそれぞれ出場停止になり、SC相模原戦では窪田稜選手がスタメンから外れていました。そして、この試合でも庄司選手が出場停止に。立て直したくとも戦力が揃わず、その取っ掛かりさえも掴めない格好になっていました。

松本山雅に関しては、前々節のFC琉球戦・前節の宮崎戦を勝利し、一気に9位にまで上昇しています。AC長野パルセイロとの信州ダービーに敗れてから落ち込みが目立ったチーム状況の中で、霜田正浩監督は何とか立て直してきたのですから、腐っても鯛だなと思わされる力を持っています。同時に底力はあるのだとも。


SOG03_120637実に5年ぶりになる松本山雅のスタジアムになるサンプロ アルウィンの来訪。以前来ていたのがJ2の時でしたから、まさかお互いJ3で辛酸を味わうことになろうとは・・・。

お金のある球団なので、このような1試合だけなのに、のぼりも作れるのだね。シャトルバスも無料で運行していたし。場所のせいもあるんだろうけど、無料で運行してくれるのは、すごい。



SOG03_121350こちらは、ホーム側にあるマット。ダスキン信州の提供です。



SOG03_121402同じくホーム側にあるチームコーポレートスローガンになる「One Soul」のマット。



SOG03_122137こちらは、再入場券。
たいていは、ペラペラな紙で作られるのですけど、松本山雅で提供されていたのは、硬券のような硬さのある紙でした。もちろん、何度も使い回すため、再入場の際に回収されていますが。



SOG03_125508こちらが岐阜側の座席。ホーム側から撮影しています。
松本山雅はアウェイ席が非常に狭く、かつ左側は見づらいポジションになっているので、実質的に見やすい席は限られるわけです。試合が始まると、狭い位置での席の取り合いのようになりました。
大旗も最前列で振られるのですけど、11旗があの狭い中で振られていたことを考えると、安全面で少々不安だし、非常に見づらくなるので、アウェイ席は拡張してほしいと思いますわ・・・。



SOG03_124245松本山雅といえば、ビクトル選手。去年までは岐阜に関わる選手が4人残っていましたけど、今やビクトル選手のみになりました。



SOG03_124801さて、ここからはスタグルの紹介です。


最初は、肉のあづみ野屋から「長野県産 牛串」。相手チームを食らうという意味で買ってきた。



いやぁ、肉汁がいっぱい出てきてジューシーでした。肉そのものも硬くないので、ほぐれやすかったですね。


SOG03_130037お次は、喫茶山雅の「喫茶山雅カレー」。メインスタンドにも店はあるのですが、キッチンカーでも出店していました。あやみどりというお米を使っているとのこと。
ちなみに、ハーフサイズにしたのですが、十分多かったと思えるほど食べ応えはあったことは言っておきます(ニヤニヤ)。



確か、レトルトカレーでも喫茶山雅のカレーを味わえるので、もしかすると・・・とは思ったものの、それでも味はスパイシーさが目立つものになっており、ご飯が進む進む。具はほとんどないのは残念ですが、味のよさでカバーといったところでしょうか。


SOG03_130349最後は、同じ喫茶山雅から、「自家製スイートチリソースの山賊焼きサンド」(左)と「こうじ味噌カツバーガー」(右)
こちらの2品は、公式LINEから事前注文したものです。一部の商品に関しては、今回のようにLINEで注文ができます。支払いはキャッシュレスで事前決済になるので、受け取りもスムーズです。その受け取り場所も指定されたところでの受け取りなので、並ぶこともほとんどありません



ただ、味に関しては、「自家製スイートチリソースの山賊焼きサンド」は、全体的に味が薄くて、山賊焼きに欠かせないにんにくの風味が無いし、「こうじ味噌カツバーガー」は味噌の風味はあるものの、こちらも総じて味が薄い。量は多いので、腹を膨らませるには十分いいのですけど、それ以外のポテンシャルが発揮されていないのは残念かなと。





SOG03_155412試合に関しては、主審山岡良介さんの基準が全くわからないまま進行していったように思えました。
松本山雅に忖度したようなジャッジが前半で特にやや目立ったようにも。前半35分くらいの田口裕也選手へのペナルティエリアでの松本山雅の選手の行為は明確にファウルでPK待ったなしやろうに・・・。それ以外でも相手が引っ張っているのにスルーしていたり、押し倒してもジャッジが遅れたりと判断が遅過ぎる。これはフラストレーションがサポーターだけじゃなく選手にも溜まって然るべきものになるわいな。


この日は、JFAリスペクト・フェアプレーデイという差別や暴力に反対し、相手を尊厳するという試合でもあったんですけど、審判に関しては、透明性と公正さが保たれない限り、リスペクトして下さいと言ってもねぇ・・・一昔前の野球の審判じゃないですけど、自身がルールブックであるかのような振る舞いを平然と行う節がありますし、サッカーに関しては、一度下ったジャッジをひっくり返すのに膨大なエネルギーがいる・その膨大なエネルギーを活用した例がほとんどない・(ゆえに)一度決まるとそのままにされてしまう事態が多くあります。あまつさえ、審判のジャッジに関する説明は(試合の流れが悪くなる可能性があるので)一切無いため、見始めの人達からは、かなりの不評のようです。
個人的には、J3からでいいので、AIを活用した審判を据えるべき時期が来たのかなと。あまりに審判レベルの低いJ3から始めれば、人手不足・成り手不足も解消できるし、コストもカットできるし、何より審判のせいで試合がおかしくなる事態や昇格・残留争いに影響を及ぼす事態も減って一石三鳥なんじゃないかと思えるのですが、野々村チェアマン、いかがですか?


あ、結果どうなったかって?スコアレスドローだよ、言わせんな恥ずかしい!



SOG03_155958試合後に松本山雅の選手達とやって来たビクトル選手。
彼の笑顔を見られるのは、今年までなのかな・・・。今年はシーズン途中からサブに回るようになってしまったし。



arigatamiwakarikiポジティブに捉えれば、調子のよかった松本山雅にスコアレスドローに持ち込み、6ポイントマッチとも言えた試合を落とさなかった。あとは、鹿児島戦で味わった庄司選手のいない試合で、それなりに体裁を保った。それくらいしかない。以前のように、青ダヌキが「ありがたみわかり機」で息の根を止められそうなふうにならなかっただけよかった。でも、それだけなんだよね。



9月未勝利に終わり、7月のような展開になったことは、昇格争いにとっては非常に厳しい状況に追い込まれたことにもなり、もし昇格できないとなった時に原因として語られる三大要素(他は春の4連敗)になりそうです。
あとは田口選手の決定力の無さも問題視されそうです。いいシュートも放っているし、ポジティブな面は認めるけど、やはり枠に収めるのが仕事だと思うし、藤岡浩介選手を押しのけてスタメンに入れた意味の大きさを(わかっていても)わかってほしいと思ってしまうわけです。チャンスをフイにすれば、どうなるかは自分自身がわかっていることでしょう。己の殻を破るのは己しかない。今はこれだけ言っておきます。


次は、ホーム2連戦。その初戦は福島ユナイテッドFC戦になります。下位に落ちているとはいえ、侮れない相手で、アウェイでは負けたことが無いのですけど、ホームでは勝ったことの無いという不思議な相手でもあります。この逆が次のホームになるアスルクラロ沼津になります。
福島に勝ったはいいが、沼津で負けたという一兎追う者は二兎を得ずのような事態だけは避けたい。欲望丸出しでもいいので、一挙両得を狙って戦ってほしいものです。


残り試合10。J2昇格への勝ち点差は5。


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Posted by alexey_calvanov at 23:11Comments(0)