
自粛ムードが漂う中でも、それなりに人は来ていましたね。混み合っているというふうではなかったですが、そこそこの人がいましたよ。
先日、某東京都知事が「花見なんかしているご時世じゃない」「真昼間から酒飲んでなんて雰囲気じゃないだろう」何てようなことを言っていました。
まぁね、前にも書きましたけど、夜の花見は電気を結構使うことになるので、計画停電をやっているところとかではひんしゅくを買いかねないのはわかります。確かに酒を真昼間から飲んでどんちゃん騒ぎ・・・というのもこのご時世では品位に欠けますわね。
でも、こういうご時世だからこそ花見には意味があるんです。
別に花見だから酒を飲んで騒ぐというわけでもないわけです。酒じゃなくてもソフトドリンクで昼間に花見をやってもいいわけです。もっと言えば、酒もほどほどなら問題ないかと。騒ぐのが問題なわけですから。
それに自粛自粛で沈滞するより、回せる人はどんどん経済を回していかないと、今大丈夫な人にさえ影響が及びかねません。
そしてこういう時だからこそ、花見は必要だと思います。今年の花見はいつもと違ったものを感じています。
何と言うのか、生きていることを実感するような花見になっています。全ての人がそうだとは思わないのですけど、桜の花を見ると、何かしらそういう感じになりますね。被災地の人達にも、今年の花見は特別なものになると思います。
みなさん、花見に行きましょう。見に行くだけでもいいので、花見に行きましょう。
各所で満開に咲く、いや一輪でも咲いている桜の花を見て、人生の素晴らしさ、生きていることの素晴らしさを噛みしめられると私は思っています。
とりあえず、何かしらの癒しになればと、満開の桜の花を見て気を落ち着かせて下さい。
明けない冬はありません。必ず春はやって来ます。

