とりあえず、今日で通夜から告別式までの一連の葬儀が終わりました。
通夜の時は、親類でもある和尚が途中読経を間違えてしまうほど感極まっていたのが印象的でした。もう親類の葬儀はやりたくないというほどだったので、さぞ辛かったことでしょう。
告別式に関しては、滞りなく進んだのですけれども、さすがに朝早くから家を出て来ていた人も多く、私も寝ずの番と疲労で起きるのも少し辛いところがありました。愛知県内でも車で数時間掛かるところから来る方もいらっしゃるので、なおさらです。
そして、この日は名古屋シティマラソンのある日。新型コロナウイルスの影響で、制限時間は例年より短かったものの、やはり車社会の愛知県では、交通規制をやられると車で来る人は会場まで向かうのは難しかったようです。一方通行だったところを特例で通してくれたりもあったとか。
告別式が終われば、今度は火葬のために火葬場に向かうことになります。名古屋市の場合、たいていは八事霊園というのが、八事(名古屋市昭和区の端、天白区のそば)の高台にあり、そこで火葬がなされます。その八事に向かう時、外は激しい雨。よもやここまで・・・とは思っていませんでしたね。何せほとんど部屋の中で過ごしていたので、外の様子があまりわからない。昨日は晴れていたのは、コンビニに行ったりして知ってたんですがね・・・。
ちなみに、火葬される間は待つことになるのですが、そこで無料できしめんを頂けるようになっていました。あまり量は多くないものの、いかにも名古屋らしい濃いだしの味ですごく美味しかったです。
そのきしめんになった理由が面白く、元々はカレーを無料で出していたそうです。ところが、カレーがあまりに美味しすぎてたくさん食べる人が続出してしまったため、その後の精進落としを残す人が同じように続出してしまったので、きしめん、しかも量の少ないふうになったという裏話を家に仮設の葬儀台を建ててくれた葬儀屋の方が教えてくれました。
その後は、今日告別式に参列してくれた方々で初七日法要を行い、精進落としを食べて終わりだったのですけど、最後は親戚の一部が都合で早く帰りますという流れをきっかけに、皆がお開きだと思ってしまい、グダグダのまま終わる。ウチらしい・・・。
全ての葬儀が終わっても、家族向けの初七日はやると和尚は仰っていたし、毎週水曜日(この日に父が亡くなっているため)は各七日になるので、七七日(なななのか)である四十九日まで会社をどうしようかと思っています。仕事を抜け出せればいいのですけど、半休の流れになるのかもしれない。