先日、雨が降っていた時のこと。もうすぐ止むか止まないかといった時に、虹が出てきた。しかしよく見てほしい。虹が2本出ているのですよ。
去年も北上に行った時に同じような現象が現れたのですけど、あの時はちょっと見え辛かったかなと。今回は2枚の写真で、それをお見せできれば。
最初の写真は、少々薄いですけど、副虹（2次の虹）が右側に見られますね。なお、左側の濃い虹、つまり我々がよく見る虹は、主虹（1次の虹）と呼ばれているそうな。
こちらはもっとはっきり見えると思います。日本では虹のプリズムは、よく7色と言われています（世界では6色だの5色だの3色だの明暗のみだのと見解が分かれるので、文化の差とも言われることがある）けれども、主虹のその左端（内側）は紫、右端（外側）は赤になります。しかし、副虹のそれは、左端が赤、右端が紫になっているのです。
虹が複数本見られるのは、滅多に無いことだと思います。実際は複数本出ているのですけど、副虹は極めて薄い反射で出ているので、そうそう見られないんですよ。目のいい人ならわかるレベルの時もあるので、今回のようにしっかり見られるのは、うれしい限りだったりする。
