・・・何か、言いたそうだな(ニヤニヤ)。<算数って英語で「math」(または「mathematics」)って言うんだぞ。
・・・そうだね、そんなことはわかってるんだよね(ニヤニヤ)。でもさ、『さんすう』の方が、語呂がいいじゃん!<開き直ったな。
というわけで、あるところに算数の苦手な女の子がいました。その子の父親は、算数の苦手を克服してもらおうと、ゲームクリエイターの腕を使って計算ゲームを作ることにしました。しかし、その計算ゲームは、なぜかゾンビを四則計算(足し算)でやっつけるという変わり種(苦笑)。
普通の子なら、わんわん泣いてしまいかねないところ。しかしその子は、いたく気に入り、早く完成させろとせがむほど。それ以来、その子はテストプレイを繰り返しながら計算ゲームに没頭し、父親は娘のテストプレイを見て、ゲームバランスやユーザーインターフェイスを調整しているのだそうな。
そしてゲーム動画をツイッター上にアップしたところ、見た人達からも好評を得て、商品化してほしいという依頼が来たのです。そこで、父親はAndroidとiOSおよびPC向けに無料で配布することを決めたのです。
で、「たのしいさんすう」というゲームは、現在四則計算の足し算が絶賛配布中。今後引き算と掛け算が実装予定だそうです。
ゲームの進め方は、一昔前に出たタッチタイピング養成ソフトの「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」のように、ゾンビが問題を背負って登場し、その答えを0~9までの数字から選んで押すというものになっています(恐らく、タッチパネルになっているものは、そのまま押す。タッチパネルになっていないPC版のみ0~9のキーボードを押す仕様になっているものと思われ)。まんまといえばまんまですけど、シュールな中に正答を求めるその姿は、中々緊迫感がある(笑)。
ゾンビが好きな子供というのは限定されるでしょうけど、楽しく計算することをゲームで養えれば、勉強の楽しさを同時に得られるのではないのでしょうか。