これまで5試合連続無援護で敗戦投手という記録を作ってしまった日本ハムの武田勝選手。単純計算しても45イニング以上援護なしという傷心(焦心?)モード全開の中で迎えた広島との交流戦。しかも今回は本拠地の札幌ドーム。ファンの多い状況の中でさらに無援護記録を作ろうものなら・・・と思うと、絶対今回負けられないわけですよ。
で、試合は膠着状態。相手の投手が前田健太選手(マエケン)ということもあり、打ちあぐねいていたのだと思います。このままだとホントに無援護が続きそう・・・とさえ思ったほどです。
ヒットは出ても要所で抑えられている・・・という展開が続いた5回裏、意外な人の活躍でその均衡が破られます。
稲葉・ホフパワー両選手の連打で1・3塁になったところで、迎えたのが小谷野選手の登録抹消で上って来ていた今浪選手。この選手元々遊撃手だったんですが、内野なら二塁も三塁も守れるという器用な選手。ホント日本ハムってこういう選手多いよね・・・(苦笑)。
正直まだプロ数年の選手なので、打撃面では期待していなかった、しかも相手はこれからの日本を代表する投手になるだろう選手。勝負あったなと正直思いましたよ。でも、結果はセンター前ヒット。エースマエケンから貴重な1点をもぎ取ったのが、伏兵とも言える選手ですから、野球というのはホントわからない。
しかし、その回以降はやはり点が取れない。それだけマエケンの調子がよかったのかもしれないですけど、普通ならここでポンポン打って引きずり降ろせる段階までいっているはずなのになぁ・・・(嘆)。
でも、武田勝選手も要所要所をきちんと抑えていたので、ここで大崩れしなかったのが大きいですね。今まで大崩れしてなかったから今回も大丈夫だと思ってはいたんですけどね。
7回まで投げ切った後は、増井・武田久両選手のリレーで虎の子の1点を守り切り、逃げ切りました。
とにかく、武田勝選手おめでとう。痛みに耐えてよく頑張った。
打線はもっと打てるようになってくれ。1点は厳しすぎる。