北海道日本ハムファイターズで21年活躍した金子誠選手が現役引退を表明しました。
金子誠選手は1993年にドラフト3位で入団。プロ3年目の1996年からレギュラーに定着し、二塁手と遊撃手という内野の要になり活躍しました。
2004年から北海道にホームを移転した後はレギュラーはく奪の危機を乗り越え、2006年には選手会長、2007年には主将に就任し、チームの優勝に貢献しました。また2004年のアテネオリンピック銅メダル獲得に貢献もしています。
しかし、その後はひざのケガ・腰痛などに苦しみ、かつオリックスから移籍した大引啓次選手や中島卓也・西川遥輝両選手などとといった若手の台頭もあり、出場機会にも恵まれなくなってきました。
ケガはほぼ完治していたそうなので、まだまだレギュラー争いできるんじゃないのと思っている部分もあるのですが、若手がイキイキとしている中ではしんどいのかもしれないですね。
そして、金子選手と言えば、『誠』の応援。新撰組の『誠』の名の付いたプラカードを掲げたり、同じく法被を着たりして応援するスタイルが有名になりました。稲葉ジャンプに次ぐ『名物』が見られなくなるのは寂しい限りです。
突然の引退なので、どういうふうになるのかはわからないのですが、稲葉選手が登場する最終戦に一緒に出場することは濃厚でしょう。
また一人東京時代を知る戦士がいなくなってしまいました。しかもレギュラーで活躍していた最後の東京戦士なのではないのでしょうか。時代の流れを実感します。
お疲れ様でした。残り試合全力で向かって下さい。