その試合が始まる前に、夜行バスと一緒にあるツアーを申し込んでいたのだ。それは、「うどんの名店・穴場を観光案内付きで巡る うどんワゴン琴平(香川)周遊」という、いわゆるうどんツアー。
このツアーは土日限定で、90分の時間内に運転手が薦める2店舗を訪れるというもの。この運転手も運営会社が資格試験を行っており、筆記・実地・手打ちの3つの試験に合格した者のみができるという専任の方が受け持ってくれます。まさにうどんの猛者が案内するツアーなので、外れることはそうそうないとのこと(敢えて外れるとすれば、自分の好みに合わない時だけでしょう)。
そんなうどんツアーの待ち合わせ場所に降りれるようにしたはずだったのだが、どうも降りる場所を勘違いしていたらしい。降ろされた場所は、JR琴平駅そばの駐車場前。しかも道路に停める格好になってしまったので、早く降りないと駐車違反になるからと急かされる(泣)。そんなところを停留所にしない・・・。
どうも待ち合わせの場所というのは徒歩で6分ほどの場所にあるので、そこに向かって歩こうかと、Google MAPとにらめっこ・・・していたら、面白い場所があったので、ちょっと寄り道。それは、「琴平町の大センダン」というセンダンの木。
樹齢約300年で、樹高18m・幹回り7mもある国の天然記念物。かつては墓地の中にあり、後に町立の幼稚園の敷地になったものの、1988年からは観光バス(お遍路向け)の駐車場として使われている敷地の中に生えています。なお、万葉の頃には「あふち」とも呼ばれ、愛する人との出会いの場になっていたとのこと。行った時には誰もいませんでしたけど(苦笑)。
環境が変わっても、今まだ木として成長をしているとのことなので、素晴らしい生命力のある木なんですね。
そんなセンダンの木を後にして、目的地のKOTOHIRA TRIP BASE Kotoriに到着・・・する前に、場所がわかりにくかったので、何度もそばをウロウロしたわ(爆)。道向かいにパナソニックのお店があるので、それを目印にすると迷わないのかな。
で、そこで今回のツアーの受け付けをすると、衝撃の事実が判明!
「今日、お客様1人だけです」
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ファーーーーー!!!!!
ま、まままマジですか!?まぁ、動揺を隠せない(爆)。一応最低運行人数は1人なので、おシャカになることは無いのだが、まさかワゴンタイプで1人乗るのは何とも言えない感覚に陥るんですけど。
どっちにしても、まだ時間があるので、しばらく待っていてほしいとのことなので、コンビニで時間を潰す。
約束の時間になるので、KOTOHIRA TRIP BASE Kotoriに戻ってみたら、待っていたのは「うどんタクシー」だった(笑)。こちらもツアーと同等の役割を果たすのだが、普段はもうちょっと高いはず。1人だからと気を利かせてくれたんですね、たぶん。ありがとう、琴平バス(泣)。
このタクシーの特徴は、黒の車体に燦然と輝く「うどん」の行灯(あんどん)。ええ、どこに行っても羨望の眼差しでした(汗)。恥ずかしい・・・。
そんなタクシーの運転手が900店あるとされるうどん屋の中から、最初に紹介してくれたのは、「すざき」というお店。とはいっても、正確には個人商店の一角、バックヤードで麺を打ち、出しているというふう。そんな場所柄なので、席は外のいすに座ってすする(笑)。でもね、個人商店には全く客がいないのに、麺のコーナーだけはずらーっと並ぶという光景はたぶん珍妙だと思うよ。
で、メニューは麺の温・冷と量の大・小のみ。組み合わせで4種類のみだけど、実際はしょうゆうどんなんですね。ただ、オプションで卵(生卵か温泉卵)をチョイスでき、釜玉うどんにできるというふうにもなっています。なお、揚げ物は先程誰もいないと言っていた店内にあり、うどんの量と何を乗せたかなどの会計は自己申告制なり。
今回私は普通のしょうゆうどんにしました。トッピングまでたどり着けなかった(泣)。人大杉。あとは、卵はそう好きじゃないので、このままになってしまうのよ。皆生卵なり温泉卵なり入れてるから、入れないといけないのかと焦ったけどな。具は、付け合わせのねぎとしょうがくらいになっちゃうのね。あとは、なぜか讃岐うどんの陰の定番になるのか、味の素が置いてあった。
味に関しては、醤油味なので濃いめになります。そして麺のコシは圧倒的にある。モチっとしているという形容が正しいのかなと思えるほど。この濃さなら卵投入はやむなしなのかな。それでも私は卵が苦手なので入れないでしょうけど(ニヤニヤ)。
もう一軒は、何とビニールハウスが店舗という、これまた珍妙な店。しかも店の看板も無いのよ・・・。何でビニールハウスなのかというと、元々花き業を行っていたものの、儲からないので業種転換したそうな。香川県では、一度うどん屋を始めたら、店主が亡くなるか体力の限界を感じるまで潰れることは無いらしい。それだけ、うどんの好みは千差万別なんだというエピソードなんですね。
場所は、甲子園の常連校でもある尽誠学園のそば。旧校舎が有名だったそうなんですけど、近くに自衛隊の基地があり、そこからバイパスへの通り抜けをよくしたいので道を作るため、そこの土地を買った後、取り壊しになっているそうで。
ちなみに、店の名前は「岸井うどん」というそうで、結構有名な店らしい。この『岸井』はお店の人の名字なんだろうな・・・。
ここでも、ここのお店のおかみさんが、うれしそうにうどんタクシー撮ってたよ(笑)。お店の人にも珍しい代物なのね。
ここで頂いたのは、ぶっかけうどん。これもオーソドックスなうどんですね。この店は肉うどん(釜玉タイプ)がオススメらしい。そうか、今度来た時はそうしよう。ここでは付け合わせ代わりにちくわ(現地では「ちっか」と言うらしい)を一緒に購入。麺にはお店の人が乗せてくれるねぎにセルフのしょうがと天かすも一緒に載せる。そうなると結構豪勢に感じるうどんの出来上がり(笑)。
こちらはかつおだしの利いたうどんなのかな。しょうゆうどんに比べると味が優しいので、うどんを食べ慣れていない人でも食べやすいのかもしれません。ここは本当に美味しいと思いました。
うどんの歴史やうどんの種類だけでなく、町の名所なども案内されるので、観光案内としての機能も十分果たしていることでしょう。数人レベルで行くなら、タクシーがオススメですね。まぁ、今回申し込んだはずのワゴンタイプは元々観光バス代わりで運行しているんでしょうけど。
その後、出発時にPikaraスタジアムに行くと言ってたのですが、そこまで送ってくれました。ご無理を言ってすいませんでした。ダメ押しのごとく、近くにうどん屋あるよと言われたのには、商魂たくましいとか思ったり(汗)。
今回の行きは夜行バスで向かったので、途中にはサービスエリアやパーキングエリアにトイレ休憩で寄ることに(とはいえ、今回のバスはトイレ付だったのだが)。
このサービスエリアは、四国で最初のサービスエリアと銘打っており、神戸方面に向かう時は、この先ガソリンスタンドがないことも宣伝されているのだという。ゆえに、今回の夜行バスは、明石海峡大橋と鳴門大橋を経由して来たんだなと推測できたわけで。瀬戸大橋だと、高松へ行ったら、戻る感じで丸亀に行かなきゃいかんからね(汗)。
朝にバスが丸亀駅に着いた。で、いの一番に行ったところが、駅前の花壇。そう、
こちらは丸亀駅にあるカマタマーレ讃岐と四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズのウェルカムボード。讃岐にはJ2のチームが開催日順に、香川は他の3チームのマスコットが描かれています。
それでも、朝早くからやっていて、公共交通機関のそばにある店があった。