
そんなこともあり、朝の早いうちに乗らないと昼間とはピークで激混みになるだろうなと思っていたので、朝一の列車で米原駅まで行き、そこから近江鉄道の路線を乗り倒そうと思ったのです。
近江鉄道は、米原~貴生川(きぶかわ)までの本線・高宮~多賀大社前までの多賀線・八日市~近江八幡までの八日市線の3路線で構成されています。現在は愛称になる4路線、米原~多賀大社前までの彦根・多賀大社線、高宮~八日市までの湖東近江路線、八日市~近江八幡までの万葉あかね線、八日市~貴生川までの水口・蒲生野線で紹介されることが多いです。

乗ったのが、伊藤園のラッピング車だった。近江鉄道の車両は、2両編成なのですが、前方は「お~いお茶」、後方は「お~いお茶 濃い味」のカラーでした。
車両そのものはお古の列車なので、少々ガタはあったものの、乗り心地が悪いということは無く、列車のスピードも相まって、のんびりゆったりと過ごせました。

乗った列車は、鉄道むすめの豊郷あかねが描かれたラッピング車だった。豊郷というのは、途中にある豊郷駅から採ったようです。旧豊郷小学校にも行きたかったけど、時間が足りなかった。そういえば、近江鉄道は週末にワンコインで乗れるサービスを行っているようなので、機会があれば、それで行こうかいな・・・。
思えば、最初のうちに高宮駅で乗り換えて、最初に多賀線を乗り倒せばよかったと思ったのは内緒。その理由は後程。
この八日市駅では、関西圏のメディアが撮影の準備を行っていました。読売テレビとABCテレビ(朝日放送テレビ)は見掛けましたけど、カンテレ(関西テレビ)もMBSテレビ(毎日放送)も来ていたことでしょう。恐らくBBCも(ニヤニヤ)。<滋賀県のローカル局のびわ湖放送って書いてやれよ・・・。

で、最初に貴生川駅に行ったのは、そこからさらに西に進みたかったため。この話は後日行います。それだけで記事ひとつでき上がりそうだから(ニヤニヤ)。
そんな西から帰ってきたのは、夕方遅く。午後5時過ぎだったと思う。近江八幡駅から残りの路線を乗り倒そうと思ったわけですが、この頃になると本数がかなり減るみたいなのね・・・。それでも何とか八日市線と多賀線の支線2つを乗り倒し、近江鉄道は全線乗って来たわけですよ。ただ、米原駅まで行こうかと思ったら、夕方以降は彦根駅で乗り換え必須になるのと、時間が午後8時近くになっていたので、さすがにそこからはJRに乗り換えて、家路に着いたのでした。
ピークの時間を避けたので、混雑時の詳細を語ることができませんけど、私が今回乗った列車で座れなかったということは無かったですね。名古屋の人間ならわかるかもしれませんけど、まぁまぁ混んでる時のあおなみ線といった雰囲気でしょうか。ほぼ全員が着席していて、ちらほら立っている人がいるくらいの雰囲気です。それでも、普段から乗っている人に言わせると、この混み方でも、普段からこれだけ乗ってくれればいいのにと言いたいくなるほどの混み方なんでしょうね。それだけ、近江鉄道の深刻さがわかります。しかし、対向列車を見てみると、ローカル線とは思えないぎゅうぎゅう詰めの光景が垣間見え、これはヤバいと思いましたね。
なお、近江鉄道は自転車を乗せて乗車することができますけど、利用者はぼちぼちいたかなというレベルでした。混むだろうと予測して、取りやめた人もいたかもしれません。
ただ、運賃表示と次の駅の案内が2駅ずれているのをお客さんに指摘されるまで平気でやっていたのは、少々問題かなと。無料だからいいやという意識なら、普段の安全第一の意識まで欠如しているんじゃないかなと思われかねませんし、実際そうなっていたら怖いですよね・・・。そんなことは無いと思いますけど、そう思われないように普段から間違いの無いようにすることを意識してほしいと思います。
ということで、次回は滋賀県より西に行った話をする予定です。

