2025年09月02日

デジタルフリーきっぷで巡る関西の旅 1日目④

KYG03_20250811_184319595やや急ぎ足でフェリー乗り場から南海電気鉄道の和歌山港駅に戻る。ホームに着くと、まだ列車は来ていない。何とか間に合ったようです。
しばらく待つと、列車がやって来た。やって来たのが、「めでたいでんしゃ」というレア車両7100系車両を観光列車用に改装したものになっており、「さち」(ピンク)・「かい」(水色)・「なな」(赤)・「かしら」(黒)の4車両あります。なお、「さち」が母、「かい」が父で、その子供が「なな」となっており、今回乗った「かしら」は「さち」の兄なのだそうな。
この「めでたいでんしゃ」、普段は加太線を走る車両のはず。なぜか和歌山港線にもやって来ているのだ。どうやら、普通列車に使用される列車は加太線と共通運用されているかららしい。



そんなレア車両に5分くらい乗って、和歌山市駅で乗り換える。ここからは特急で一気に難波まで戻る。しかし、和歌山から1時間ちょっとで大阪に行けるのだから、南海早いなぁ・・・。


KYG03_20250811_201657736南海の難波から近鉄の難波に移動し、今度は一気に名古屋に帰る。
帰りの車両もアーバンライナーなんだけど、アーバンライナーnextというレア目の車両。しかも大阪関西万博対策で用意された臨時列車らしい。普通のアーバンライナーより早いらしいぞ(ニヤニヤ)。でも、停まるところは、やっぱり多い(汗)。



KYG03_20250811_201914193そんなアーバンライナーの車内で、サントリーの「-196(イチキューロク)〈白桃〉」(左)とセブンイレブンの「1/3日分の野菜が採れるゴーヤーのナムル」(右)を頂く。今日も1日が終わった(ニヤニヤ)。



「-196〈白桃〉」は、桃の風味はするものの、甘味はあまり無く、お酒の味わいがしっかりしているとも。この味わいで、他の食べ物と合うのかなと心配になりましたけど・・・。
「1/3日分の野菜が採れるゴーヤーのナムル」と合わせて飲んでみたら、これが実にマッチする。こちら、ゴーヤーがやや苦味のあるものになっていて、しかもあっさり味だったんですよ。これなら合うわいな。


KYG03_20250811_201944645そして〆も兼ねて、すえひろの「天むすエビ」を買ってきていた。
天然エビ・国産の特選米・最高級の綿実油を使って作られたものだそうです。



こちらはホントに美味かった。
エビがプリプリしているだけでなく、程よい塩気が米にもエビにも含まれていて、飽きの来ない味になっていました。一緒にくるんでいる海苔も少し香ばしいかなと思わせる風味を持たせていて、かつアクセント(箸休め)代わりのきゃらふきも程よく濃い味になっていて、エビやご飯の味わいを〆てくれます1個1個も大振りに作られているので、食べ応えもいいですよ。


これで「3・3・SUNデジタルフリーきっぷ」の1日目は終わり。2日目もまた名古屋から関西に向かいます。そっちの方が宿代も浮くからね(ニヤニヤ)。ということで、2日目に続く・・・前に、1日目に買った土産の紹介をして、1日目の紹介は終わりになります(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2025年08月29日

デジタルフリーきっぷで巡る関西の旅 1日目①

33sun_freeticket8/11の月曜日。山の日で祝日だったこの日から、「3・3・SUNデジタルフリーきっぷ」を使って、関西の旅に出ることにしました。
「3・3・SUNデジタルフリーきっぷ」とは、名古屋鉄道・近畿日本鉄道・南海電気鉄道(以下、名鉄・近鉄・南海)の列車が乗り放題になる切符で、かつて(1997年~2006年に)販売された紙の切符の再来となりました。
紙の切符時代とはいくつか違うところがありますけど、大きな違いは名鉄と南海の乗車区間南海に関しては、南海多奈川線および南海高野線の汐見橋~岸里玉出と下古沢~極楽橋の区間は利用不可(ただし、下古沢~極楽橋は高野山に向かう際に通り抜けすることは可能)となっています。名鉄に関しては、デジタルフリーきっぷの関係上、QRコードの読み取り機のある改札口の駅しか利用できなくなりました。紙の切符時代は全駅利用できていただけに、このあたりは改悪とも。なお利用可能な駅は、中部国際空港・名鉄名古屋・金山・東岡崎・神宮前・国府宮・名鉄一宮・新木曽川・笠松・名鉄岐阜・犬山・知多半田・西尾の13駅になります。
購入できるのは、専用サイトからで、一般売り(駅の窓口など)での購入は不可となっています。専用サイトへのリンクは、名鉄・近鉄・南海の公式サイトにあるこの切符の説明から飛ぶことができます。購入した切符は、自分で開封する感じで利用開始をしない限りは、利用期限が進まないふうになっています。なので、利用開始日が1日目となり、全く使わなくとも1日とカウントされてしまうので注意が必要です。また3路線のいずれかを開封した時点で、他の路線も開封されたことになってしまう点も注意が必要です。
「3・3・SUNデジタルフリーきっぷ」は、2日券(6200円(税込))と3日券(8200円(税込))とがあり、今回は3日券を購入しました。



というわけで、最初は名鉄から開封となりました。先程も書いた通り、名鉄は13の駅でしか使えないので、金山で利用することとしました。金山にはQRコードの読める改札口があり、「3・3・SUNデジタルフリーきっぷ」の入っているスマートフォンをかざして改札をくぐることになります。この際に気を付けないといけないのは、専用のQRコードを掲載することとその画面をスクリーンショットで保存して利用しないことが挙げられます。どちらも改札で撥(は)ねられます(汗)。

金山から名鉄名古屋で降りて、近鉄名古屋に向かいます。この際も気を付けないといけなくて、名鉄と近鉄の改札が一体化した乗り換え用の改札を利用することはできません一旦名鉄の改札から出て、近鉄の改札に入るという流れになります。もちろん、切符の切り替えは自分でやらないといけません(泣)。


KYG03_20250811_054812284ということで、朝早く出ていくということもあって、セブンイレブンでおにぎり一つ買うのがやっとだった(苦笑)。それが、「一膳御飯 ゆかり」でした。ご存じ三島食品の「ゆかり」を使ったものです。ホントにいろんな店で使われているんだなぁ・・・。



ということもあって、味はもう無問題(笑)。「ゆかり」のあの風味が、口の中に広がります。この時の安心感、日本人なんだなぁとつくづく感じさせるね(ニヤニヤ)。


話は再び近鉄名古屋に戻ります。
ここからは、アーバンライナーに乗って終点の大阪難波まで乗っていきます普通なら、ひのとりで行くんじゃないのと思われるかもしれませんけど、ひのとりの一番列車は午前7時になるので、それより早く向かいたいなら、アーバンライナーになるんですわ。ただ、このアーバンライナーも曲者なんだよなぁ・・・(汗)。このあたりは、後日お話ししましょう。

大阪難波から今度は南海に乗るために乗り換えをするのですが、途中だだっ広い空間を通り抜けて、南海難波に向かうのです。地下から地上に出るふうになるからなのか、何とも開放的な感覚に陥ったのが、印象的でした。
南海の列車に乗るのは、たぶん初めて。しかも南海の中でも有名な特急の一つであるサザンに乗ることとなりました。特急サザンは、名鉄名古屋本線を走る特急や快速特急とよく似ており、特急券の必要な指定席と特急券の不要な自由席との混成車両になっています。


KYG03_20250811_090448891そんな車内で、ブランチ。朝もろくすっぽ食べてなかったからね・・・。
南海難波に向かう途中にはローソンがあったのですけど、そこで「おだしのきいた五目いなり」(上)と「魁力屋監修 焼きめし」(下)を買ってきました。



「おだしのきいた五目いなり」は、だしというよりは酢飯が利いたいなり寿司になっていました。それでも、普通のいなり寿司より、昆布などのだしが出ているんかなとは思いましたね。
「魁力屋監修 焼きめし」は、やや濃い目の味付けで、醤油の風味が利いているふうだったかな。ままパラッとしてもいました。魁力屋は名古屋にもある有名な店なので、機会があったら行ってみよう。


特急サザンに乗ったのは、和歌山に向かうためです。しかも、この特急は・・・ということは、次の機会に(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2020年08月06日

ファミリーマートは鉄道(会社)がお好き?

SHV47_0238こちらは、「ランチパック モダン焼き風味」(上)と「ランチパック 濃厚抹茶クリーム&ホイップ(伊勢茶入りクリーム使用)」(下)
どちらも近畿日本鉄道(近鉄)とのコラボ商品で、上が新型名阪特急ひのとり(近鉄名古屋~大阪難波)、下が観光特急しまかぜ(近鉄名古屋・大阪難波・京都のいずれ~賢島)をそれぞれイメージしたものになっています。どちらも近鉄の駅のある場所の名物ですからね。

なお、東海地方(静岡県は焼津市より西側のみ)のファミリーマートで展開される他、今月からは愛知県・三重県・岐阜県・富山県・福井県および静岡県西部(焼津市より西側のみ)のスーパーやドラッグストアなどでも販売しております。



上の「ランチパック モダン焼き風味」は、中にお好み焼きのような味わいのフィリングが入っているふうでしたね。元々モダン焼きは焼きそばの入ったお好み焼きですから(ニヤニヤ)。

下の「ランチパック 濃厚抹茶クリーム&ホイップ(伊勢茶入りクリーム使用)」は、クリーミーさがメインの抹茶ホイップが入っておりました。そのためか口当たりが非常によく、お茶のような、口あたりのさっぱりとした飲み物と一緒だと、もっと美味しく感じるでしょう。


しかし、ファミマは名鉄とのコラボもやっているけど、鉄道好きの人でもいるのかしら?そのうち東京とか大阪とかの私鉄とコラボするんじゃないのかと気になって仕方ないけど、そうなると、そこでしか食べられないからちょっと悔しい(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2020年02月29日

動画公開しました(2020年2月29日)


日本最後の行商専用列車になる鮮魚列車の様子を撮影してきました。3/13の最終日に撮れるかわからなかったので。

10:13頃から、鮮魚列車についての解説をしております。


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Posted by alexey_calvanov at 07:23Comments(0)

2020年02月23日

日本最後の行商専用列車「鮮魚列車」を見てきた

先日、鮮魚列車が廃止になる話を書きましたけど、やはり気になって、土曜日(2/22)に行って来ました3月にも行けなくはないけど、3/7はJ3の開幕戦で難しい3/14になってしまうと行商専用列車としての鮮魚列車の運行は終わってしまっている(3/14にダイヤ改正が行われるため)。だから、平日に仕事をしている人にとって、有給休暇以外で見るチャンスは、もう2/22と2/29、そして3/7だけしかないのだ。

ニュースで運行終了を知って、すぐに伊勢市駅そばで宿を確保し、宿泊の日には仕事を終えたらすぐに家に帰って、そそくさと準備をして伊勢に向かったのです。
ちなみに、鮮魚列車そのものの運行ダイヤは、駅にある時刻表や行き先案内板には全く表示されないため、いつ出るのかわからない困ったもの(ただ、近鉄のアプリでは貸切扱いで表示されるらしい)。しかしながら、鉄道ファンという猛者が時間を知っており、今の時代ならネット検索で調べることができた。どうやら平日および土曜日の6:05頃に宇治山田駅に着き、6:11頃に出発8:58頃に大阪上本町駅に着くのだそうな。ただ、ノンストップで向かうのではなく、いくつか駅に停車して、後から来る特急などに追い抜かれるようです。


というわけで、午前5時半にホテルをチェックアウト。鮮魚列車の始発になる宇治山田駅に向かうことにしました。「ドラゴンクエストウォーク」でツボ割りと歩数をついでに稼ぎながら(ニヤニヤ)。
この宇治山田駅、伊勢市駅から数分のところにあり、私が泊まったホテルからでも、少々寄り道があったとはいえ、10分位で着いてしまうのだ。距離にして600mあるかどうか。確実に1kmは無いと思われ。
しかし、宇治山田駅は立派な駅舎で、貴賓室や火の見やぐらもあるくらい。それもそのはず、首相や天皇陛下が伊勢神宮に礼拝するために使う駅だからで、火の見やぐらに関しては、ここが高い建物だからということらしい。


SHV39_0102そんな宇治山田駅に鮮魚列車がやって来た。
3両編成で、中は座席のみという極めてシンプルな構成。行商人しか乗らないから広告なんて一切無いのよね。こちらの車両は方向(行き先案内)幕が壊れていないので、『鮮魚』という表記が出ておりました。対して、もう一方の車両は壊れていて、方向幕が板状のものになっていました。昔から使ってたのを取ってあったのか、新しく作ったのか・・・?



SHV39_0103光っててわからないでしょうから、拡大。
それでもうっすらとしか読めん(泣)。



SHV39_0104鮮魚列車の停まっていたホームには、車が乗り付けられるようにスロープと転車台がありました。
てっきり、鮮魚列車用のトラックが来るもんだと思っていたのですけど、実際は、その昔この宇治山田駅で終点になっていた時代に、鳥羽や賢島に向かうためのバスを横付けして、このホームからすぐに乗り換えられるよう配慮したものだったそうで。賢島駅まで延伸した後にも観光バスが乗り付けるために利用はされていたそうですが、1994年を最後に使用されていなかったとのこと。



鮮魚列車は、私が調べていたダイヤ通りに出発。この日は、雨が降る予報だったからか、漁に出ていなかったのか、行商人関係者は誰も現れず、いわゆる空気輸送の状態で出発となりました。

さぁ、いよいよ追い掛けるために大阪上本町駅まで先回りすることになります。
すぐに電車に乗って向かえばよかったのですが、何を思ったのか、6:30の大阪上本町行きの急行まで待っていたのです。その後、ダイヤ的にギリギリになるだろうからと、伊勢中川駅で特急に乗り換えたわけですけど、このチョイスがナイスプレーとなり、後々響いてきたのです。


SHV39_0107大阪上本町駅に着いておよそ10分後、何と鮮魚列車がやって来た。おお、私が調べていたダイヤより10分近く早く到着していたわ。これ急行に乗ったままならアウトだったわ・・・(汗)。

しかし、空気輸送のままここまで来たのか・・・。これは大勢来ている鉄道ファンのためにやってるのだとしたら、頭が下がりますわ。普通今日ゼロですというふうなら、車庫に帰っておしまいでもいいわけで。
なお、扉の空いた状態で通ったわけではないので正確ではないのですが、車内から魚臭のような生臭さは感じられませんでしたね。



というわけで、午前9時位にはもう一連のイベントは終了となってしまいました。夕方まで待ってもよかったのですが、そこまで追い掛けると夜になっちゃうんだよなぁ。かといって、すぐに名古屋まで帰るのも味気ない。せっかく大阪に来たのだから、もう少し楽しんでいこうと思い、「ドラクエウォーク」をしながら、結果的におみやげクエストのある通天閣まで日本橋経由で行って来ました(ギャハ)。<底無しのバカがここにいるわよ!


SHV39_0108そんな中、偶然訪れることになった恵美須町停留場阪堺電気軌道阪堺線の起終点として利用されていた駅舎です。今月から100m南に新しいホーム(1ホームのみ)が完成したため、お役御免になりました。それ以前から、複数ホームあったけれども利用されていなかったそうですから、往時の勢いを知るための駅舎というものだったとも。老朽化していたので仕方ないのでしょうね。
ちなみに、駅舎そばにある喫茶店もまもなく閉店してしまうそうで。あの景色が好きだった人は、お早めに行った方がいいのかもしれないです。



もちろん、行き帰りの道中にはいろいろ飯を買って行ったのですが、その話はまた後日。


SHV39_0110おまけ
行き先が相撲取りの名前になってるぞ(ニヤニヤ)!<大阪場所が近いからとかいう理由じゃないよな。



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Posted by alexey_calvanov at 23:23Comments(0)

2020年02月15日

【魚ぎょギョ】さらば鮮魚列車【ダイヤ改正】

日本では、その昔行商という人達が産地から都会まで魚や野菜などを売っていました。スーパーが無かった時代には、とても貴重な購入ルートとして重宝されたそうです。
その人達が乗る電車が、行商専用列車と言われるもので、原則行商人(会員証のようなものを持っている人)しか乗ることができませんかつては日本のそこかしこで見られたそうですが、時代の流れで次第に廃止になり、今残っているのは、近鉄が運行している鮮魚列車のみとなりました。
近鉄の運航している鮮魚列車は、上りが宇治山田、下りが大阪上本町・大阪上本町~松坂まで運行している行商専用列車で、鮮魚を取り扱うという特殊性(鮮魚の発する臭いで魚臭いという苦情に配慮するため)から、組合員だけしか乗れない列車になっていました。日曜・祝日を除いて運行され、早朝と夕方各1本(上りが早朝、下りが夕方)のみとなっています。
しかし、その鮮魚列車も、漁業組合の会員数の減少・モータリゼーション・道路網の発展に伴い、次第に利用者数が減り、車両の老朽化に伴って維持が難しくなったこともあり、3/14のダイヤ改正をきっかけに廃止が決まったそうです。


乗ることはできなくとも、一度見てみたいと思う列車ではあります。ただ、早朝や夕方という条件がネックで、ダイヤにも掲載されていないため、なかなかチャンスが無いんですよねぇ・・・。ただ、今回の件で、是非行かないとと思いましたよ。行商専用列車としては最後の列車になるものですから・・・。


行商専用列車としての運行は、3/13で終了となりますが、鮮魚列車としての運行そのものは無くならないようです。今後は鮮魚を扱う車両を1両接続し、そこに乗って頂くという形になるそうです。もうしばらくは鮮魚運行の火は消えなさそうです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:05Comments(0)