秋の新アニメが本格的に始まるのは、10月に入ってからなんですけど、今日から始まる作品があるということなので、今回紹介していこうと思います。たまには、速報性のあるものもいいんじゃないかなと(ニヤニヤ)。
記念すべき1回目は、小学館の週刊少年サンデーで連載しているマンガが原作の「葬送のフリーレン」です。
放送開始前から、かなりの注目作として人気が高く、初回放送は日本テレビ系の「金曜ロードショー」を使っての特番扱いになりました(次回以降は同じ金曜の全国ネット枠で放送)。しかも、「金曜ロードショー」の放送の無い大分県(テレビ大分)でも遅れネットでの放送とのことなので、相当に気合いが入っているなぁ。なお、そんなこともあって、遅れネットの大分県と日本テレビ系の無い(配信頼みの)沖縄県、およびBSや配信で見る予定の人には、かなりネタバレになるかもしれませんけど、たまにはいいでしょ(爆)。<いつもじゃないのか!
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
勇者達と共に魔族と戦った主人公は、ある時北の大地に住む魔王を討伐し、平和を謳歌していた。
しかし、主人公だけは違った。彼女は一人で魔法探求の旅に出ることを仲間達に伝え、50年後の流星群が見られる時に再開しようと約束する。
そして、50年後に仲間達と再会してすぐのこと、一緒に旅をした勇者が亡くなる。葬儀の時、彼女は勇者のことを何にも知らず、かつ知ろうともしなかったことを後悔し、人間を知るために旅をするのであった。
というふう。
今回は2時間スペシャルということで、4話分の話を一気に進めることになりました(ちなみに、今作は2クールの予定ですが、年末年始の特番を思えば、丁度いい具合になるのかもしれない)。
時間がたっぷりあるということもあってか、キャラの心情を細かく描いていたように思えました。そしてたった30分の間に、人間というもののはかなさや寂しさというのが、色濃く描写されていたので、グッと引き込まれてしまいましたよ・・・。
その後、仲間の一人に騙されるような格好(笑)で、弟子を取ることになるのですけど、その弟子の愚直で芯の強い姿を見て、師匠(主人公)よりしっかりしているわと安心してしまったのは私だけでしょうか(ニヤニヤ)?実際、(ズボラな)主人公のサポート役を果たしていますからね(苦笑)。
かつての仲間達によって、自分のやるべきことが定まり、そこに向けて旅に出ることになるのですが、今後は新たな仲間も加わって、さらに主人公にとって人間を深く知る出来事も増えることでしょう。彼女の途方もない長い人生を過ごしている中、旅で出会った人を見て、例えば昔自身にいたずらを仕掛けた坊主が村の長老的なポジションに就いているということを知ったりすることで、人間の人生は短くとも、彼女と同じくらい、もしくはそれ以上に深い生涯を送っていることを知るのではないのでしょうか。
なかなか深い作品(哲学的な作品)になりそうです。もの寂しい部分もあるんですけど、仲間達の歓談を見ていれば、そんな思いは、あまり感じないでしょうね・・・。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。
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