2018年05月09日

東北を見る旅① 地域の星、いわきFC

SHV39_31275/3に熊本に行き、その日の帰りに名古屋へ帰りながらも、家には戻らずそのまま東北に向かうことにしました。
今回は、名古屋から宇都宮・郡山・二本松を経由し福島に向かうバスで福島県に向かうことにし、その後石巻に向かうことにしました。石巻は何度も行ってますけど、まだまだ色々回るところがあるねぇ・・・。また仙台と共に拠点にもなるわ。


今回の旅の始まりは、郡山。家を出る前の天気予報では雨ではなかったものの、当日着いた時は福島県内雨が降っておりました途中下りた羽生サービスエリア(埼玉県)でも雨だったので、東日本は雨だったのかねぇ。

そんな郡山駅での一コマ。
原発事故の絡みで、県外に避難する人・している人がまだまだいる中で、このキャッチコピーのように、ここで産まれ来る子達は、福島県の人達にとって宝とも言えるのは間違いないです。彼らが大きくなる頃、福島で生まれてよかったと思えるようになってほしいものです。特にまだ先の見えない原発事故の後処理が少しでも早く終わるよう願うばかりです。



ここから列車(ディーゼル車)に乗り、福島県の浜通りに向かう
しかし、雨もさることながら、寒い。少し肌寒いのよ。熊本から半袖のままで来ていたので、どこかで着替えないと風邪ひくなと思いながら、着るチャンスが無く、最終的に車内で着たという(苦笑)。
車内では、買った新聞(福島新報と福島民友)を読みながら、イチロー選手の話題で驚き、福島はガイナックスって選択肢もあったな(初音ミクのイラスト展示会があったらしい)と思いつつ、浜通りの中心地であるいわきへ。
そこから、常磐線に乗り換え、水戸方面へ。とはいっても、水戸へ行くわけではなく、2駅先の湯本というところで降りるのでした。
ちなみに、常磐線は東京(関東圏)から来る電車なので、車内広告や路線図は首都圏仕様になっていました。ただ、路線図は福島の駅も載った仕様の物も併せて用意してあるので、行き先で困ることは無かったのが救い。


SHV39_3129湯本駅からタクシーを駅前で捕まえ、およそ10分。歩きだと30分とかそれ以上かかるらしいというのは、タクシーの運転手から。
やって来たのは、東北2部南に所属しているいわきFCのクラブハウス兼試合会場のいわきFCパーク
この上にあるのは、アンダーアーマーの日本販売代理を務めるドームの倉庫。結構急峻な丘の上に建っているんですよ、これがまた。


いわきFCは2012年に設立された若いチーム。まだ震災の影響下にある中で設立されたものの、2015年にドームが子会社化してからは、プロ顔負けのトレーニング施設を用意し、選手達を鍛え上げた結果、急成長を遂げ、2016年・2017年の全国クラブチームサッカー選手権大会で優勝、2016年の全国社会人サッカー選手権で準々決勝に進出、2017年の天皇杯予選では決勝でJ3の福島ユナイテッドを、本戦2回戦ではJ1のコンサドーレ札幌を撃破するという快挙を果たしています。
そして今年、いよいよ地域リーグに進出し、東北1部、そして全国リーグのJFLも見えてきたというポジションにいます。恐らく1部へは1・2年のうちに昇格できるでしょう。

特徴として、ドームが手掛けるアマチュアチームという位置付けのため、選手達はトレーニング・練習以外は、ドームの契約社員として、倉庫内で作業することになっています。このあたりは地域リーグだけでなくJFLでも見られる光景で、企業チームやアマチュアチームならではとも言えます。



SHV39_3130入口にある立て看板。
ゴールマウスを守っているのは、いわき市の形をしたチームのエンブレム。何かオシャレ(ニヤニヤ)。



SHV39_3131関係者駐車場に停まっていると思しき車は、営業車なのかね。カッコいいなぁ・・・。



SHV39_3128こちらが、いわきFCのクラブハウス
クラブハウスとしての機能だけでなく、商業施設としての役割も果たしており、付近住民の憩いの場としても機能しているのです。そのため、アンダーアーマーのオフィシャルショップがあるだけでなく、英会話教室や飲食店(その中には、あの「矢場とん」や「浅草今半」)などもあります。恐らく選手も利用するのでしょう。
中には、いわきFCを紹介するVTR(いわきFCをサポートするインターネット放送局の有明放送局の映像など)が流れています



SHV39_3133オフィシャルショップには、今年のユニフォームが飾ってありました。そばには、サポートカンパニーの一つ、福島民友の号外が。
写真には写っていませんが、いわきFCのオフィシャルソングを歌っている加藤ミリヤさんのクラブのイベントで着た衣装が飾ってありました



SHV39_3134そして、こちらがいわきFCフィールド全面人工芝の練習場兼試合会場です。
人工芝でもOKなのは、地域リーグの開催条件に芝の状態は記載されていないためかと。恐らく土のグラウンドでなければ、天然芝でも人工芝でもOKなのでしょう。
とはいえ、できたばかりということもあるのか、雨がまだ少し降る中でもしっかりとしている芝でした。思った以上に水はけはいいのかもしれないですね。



SHV39_3135試合もできるとあって、観客席が設けられていますおよそ400人ほどで長椅子ですが、屋根付で立派なものです。
なお、貸し出しも行っているとのことなので、ここにも地域に根付いたクラブを目指す意気込みを感じられます



行った時は練習が行われていたのですが、若いチームということもあって、Jリーグ出身者はあまりいないけど、ムキムキなのに動きがきびきびしていましたし、アクティブ積極的なプレーが見られ、パスを繋いでワンタッチでシュートするという練習だと思うのですが、思った以上に決まっていたようにも。これで地域リーグなら、他のチームは敵わないよ・・・。


ずっと見ていきたかったのですが、あまり見とれていると、次の行動に差し障りが出てしまうので、ほどほどにして、別の場所に。


スパリゾートハワイアンズ(旧常磐ハワイアンセンター)が近いということで行ったものの、1kmほどらしいんだけど、思った以上に遠く、このままでは次に行きたいところに間に合わないということで、ハワイアンズの入口でタクシーを捕まえ、湯本駅に戻るのでした。


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Posted by alexey_calvanov at 23:35Comments(0)

2018年05月04日

想定外だっペ!

現在、福島・郡山から磐越東線に乗っていわきに向かっている車内の中なんですけど、夜行で向かってる途中から雨だよ!予報じゃ雨なんて無かったのに、途中トイレ休憩になった埼玉にある羽生サービスエリアで降られ、郡山に着いたらざざ振り。思わず近くのコンビニで傘を買う羽目に・・・。

そして、寒い!こちらはある程度想定はしていたものの、半そで一丁じゃ凍えそうだわ(泣)。早いこと着たいけど、タイミングが図れん・・・。

後は新聞を買った時に驚いた想定外な出来事なのですが、それは別に紹介。


井上陽水 断絶 もしも明日が晴れなら 感謝知らずの女 愛は君 傘がない 限りない欲望 家へお帰り 人生が二度あれば 夜のバス 東へ西へ 紙飛行機 神無月にかこまれて つめたい部屋の世界地図 いつの間にか少女は 帰郷 危篤電報を受け取って DCI-85904
井上陽水 ♪傘がない〜東へ西へ



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Posted by alexey_calvanov at 08:43Comments(0)

2017年05月20日

東北へ行く2017⑥ 福島は待つことと見つけたり 前編

福島に着いたのは、5/4の夜。宿泊のために郡山にやって来ました。
色々動き回っていたから、午後9時頃のチェックインは、ある意味正しかったとも(苦笑)。誤算だったのは、飯時を逸したということくらい。とりあえず、ホテルにチェックインしてから探すこと数分、駅前にセブンイレブンがあった(笑)。ローソンもあったけど、とりあえず、地域限定商品の多いのは、セブンイレブンだと信じ、駅前のセブンイレブンへ。


SHV32_0823あったよ(爆)。
東北地方限定の商品と思しき商品。選びきれずに2種類買ってきた。

上は「ビーフタルタル丼」。牛肉にタルタルソースだなんて、ある意味斬新。
下は「期間限定! 蟹ピラフ」。ホントに期間限定に弱いな(汗)。こちらは、福島限定の商品らしい。



「ビーフタルタル丼」は、肉の甘く煮付けた味わいにご飯が合う。タルタルソースは、マヨネーズを使っているのに、なぜかあっさりと感じてしまうほど(笑)。こりゃ肉の濃さが相当やなぁ・・・。玉子があったのは知ってたけど、存在感は薄い(爆)。これは地域限定商品なのがもったいない。全国で展開しようよ。斬新で素晴らしいよ。

「期間限定! 蟹ピラフ」は、薄味だけど、ちゃんと味が付いているんですよ。矛盾した言い方してるけど、事実なのだから仕方ない(笑)。スープ(ブイヨン)のコクと蟹の旨味がいいバランス。これは確かにチャーハンのような濃さだと、蟹の味が活きないかもしれない。
今は売ってないかもしれないですが、他でも展開してほしいと思わせました。

なお、写真に収めていませんが、「新たまねぎとツナのサラダ」も買っています玉ねぎのシャキシャキ感にツナの味わいがドレッシングに合っておりました。何でこれも全国展開しない。わしゃゆずポン酢が嫌いなんじゃ、こっちにせい(ギャハ)!<おじいちゃん、もう寝なさい(ニヤニヤ)。


SHV32_0824というわけで、次の日。
朝早くにホテルで食事を済まし、郡山駅から会津若松市に向かいました。
郡山市を拠点にしたのは、ここから福島の浜通りも会津地方もどちらも行けるから福島の移動の拠点だと思ったからです。郡山市は福島県の中では最大の都市のようですし。
郡山から1時間ほど揺られ、終点の会津若松に着いた後は、会津鉄道に乗り換え、最初の目的地、芦ノ牧温泉駅に向かうのでした。その時に乗ったのが、こちらのお座トロ展望列車
お座敷とトロッコ列車に展望席が組み合わさった観光列車の類でもあり、生活列車の類でもあります。まぁ、急行ないしは特急扱いですわね。



このお座トロ展望列車というのが厄介な扱いで、乗車券に整理券が必要なんですね。しかもそれは指定席券ではなく、ただの乗れるという権利しかない『紙切れ』ですわ。要は早い者勝ちなんですよ。
で、「トロッコ整理券」という正式名称も厄介極まりないトロッコ席だけに必要な券だと思われてしまうんですよね。実は、列車全体で必要な券なんだそうですよ。私は、乗る際に欲しいと駅の改札で伺ったら、車内で買って下さいと言われたので、車内で待ってたんですよ。でも、他の業務に忙殺されてるのか、なかなか買えない席だけ先に座るのも気が引けるものの、長い時間整理券を持ってて立たされるのは、結構癪(しゃく)だなとも感じたので、たまたま空いてた席に座っておりましたよ。事前にみどりの窓口で買えるとはいえ、売り方が煩雑だし、券の名称も考えた方がいい。しかも立ってる人まで整理券を・・・というのは、赤字に苦しむローカル線だからとはいえ、少々あこぎじゃありませんかと。ダイヤのやりくり次第では、この時期だけ増発するとかできなくはないと思うんですが・・・。


SHV32_0829そんな複雑な思いに駆られつつ、やって来ました芦ノ牧温泉駅
駅舎は古風ですね。



SHV32_0826そして、こちらにもおりました「鉄道むすめ」(笑)。名前は大川まあや大川ダム公園駅とあまや駅から採ったものだそうな。

で、一緒にいる猫というのが、この鉄道およびこの駅のシンボルでもあり駅長でもあるのです。
この駅は、かなり長い間猫が駅に住み着いていた経緯があり、初代駅長になった猫も駅住み猫としては3代目だったのだそうな。現在は2代目に引き継がれ、イベントなどに参加するのだそうな。
なお、猫の撮影は禁止になっているとのことなので要注意



SHV32_0830でも、私がこの駅にやって来た目的は猫ではない(キリッ)。
今回の目的は、こちら。牛乳屋食堂でございます。この時間なら開店前で並ぶことも無いだろうと踏んだんですよ。
ところが、さにあらず。既に何人か来ていたのと、大丈夫と踏んでも店の前にあるリストに名前を書いておけというルールがあるのを知らんかったんですよ。てっきり並んで待ってりゃいいと思ったもの。ぬかった、出遅れた!



SHV32_0831それでも、そんなに遅くはならず、損傷は軽微でありました(笑)。
早速頼んだのが、「ミルクみそラーメン」(右)と「手造り餃子」(左)
以前にも書いたので、詳細は省きますが、牛乳屋という特徴を生かした味噌ラーメンになっております。
餃子は、中国出身の4代目(店主は代々女性が就任している全国的にも珍しい店)が家族や親戚に作っていたものが評判になって、販売に至ったのだそうです。



「ミルクみそラーメン」、予想以上に美味かったです。味噌がまろやかになるんですね、当たり前ですけど(ニヤニヤ)。
今回は極太手打麺にしております。そのため、麺のコシがすごい。この味噌に合うんですよ。まろやかなのにコクのある味噌味が食べたいと思ったら、これを頂いてほしいものです。普通の味噌も美味しいと思うんだけどね。

「手造り餃子」は、皮がモチモチで、中の餡(あん)は、あっさり気味。にんにくの味がきつくないので、普通に食べてもいいんじゃないのかな。皮の厚みがあるので、おかずとしては十分すぎるくらいで、人によってはお腹いっぱいになるんじゃなかろうかと。味が物足りないと感じたら、ラー油とかあってもいいのかな。
とにかく、今年の初めに思ったリベンジを果たした!次回はここでソースカツ丼食おうかしら(ニヤニヤ)。


SHV32_0832ご飯を食い終わったのはいいけど、電車は行ってしまった後。時間が読めないだけに、ここでロスするのは痛い。
何とかならんものかいなと思ったら、近くに会津バスが走ってるそうで。少し待てば来るみたいなので、数時間待ちぼうけよりマシと判断して、バスを待つことに。

予定時刻よりか数分遅れながらも、きちんとバスは来た。もちろん、電車より時間もカネもかかるものの、行きの電車で特別料金払わされたと思えば、安いものよ。
それに、見て下さいよ、この景色。晴れていたこともあって、素晴らしい景色ではございませんか。電車でも見られるけど、バスなら正面で見られますわ。遠くに見える雪化粧の山は何だろう。

ちなみに、最初バスに乗った時は、私ともう1人しか乗ってなかった(汗)。会津若松市内になってから少し人が乗ったけど、昼間でこれだと大赤字じゃないのか・・・。



お昼過ぎに会津若松駅に戻り、この後どうしようというところから、次回に続く。


あ、郡山に泊まっていた、やけに派手な格好の若い女性、やたらとパチンコかパチスロの話していたけど、本人ないしは相手の人がプロだったのかしら?近くでテレビを見ながら何気に聞いておりましたが、一体・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)TrackBack(0)