2017年08月04日

幻のカセットは言ったもん勝ちでもらえた!?

1987年にファミコンで発売した「ゾンビハンター」。当時刊行されていたゲーム雑誌ハイスコアが企画を出した作品・森永製菓のブランドだったエスキモーから発売されたアイスとのタイアップ・当時は珍しかった音声合成ソフト・クソゲーなど様々なことで有名になりました。後にMSX2にも移植されています。
中でも、先述したエスキモーから発売されたアイスとのタイアップでは、この作品が8000人に当たるということで、当時の子供達は、お腹を壊すの覚悟で食べて送ったことでしょう。


そんな「ゾンビハンター」には都市伝説が存在していました。それは、茶色いカセットの「ゾンビハンター」があるという話。中々見掛けられず、実際に見たという人もほとんどいなかったため、都市伝説になったと思われます。


その茶色いカセットの謎が、発売から30年経った今年、遂に解明されました。ある人が、当時の開発者の1人でプログラマーの大森田不可止さんに直接問い合わせたのです。すると、驚愕の事実が明らかになったのです。
それは、茶色いカセットの「ゾンビハンター」は実在し、大森田さん自身が『製造』していたというのです。

当時、ファミコンソフトは任天堂の工場でしか基本的に製造できませんでした。しかもリリースできるのは年に3本までという厳しい制限まで課せられていたのです。例外だったのは、ファミコン開発に貢献したハドソンと任天堂が自社製造を認めたごく一部の会社(ナムコ・コナミなど)だけでした。
ご多分に漏れず、ハイスコアは前者だったため、任天堂の工場でしか製造できませんでした。ところが、大森田さんは任天堂から許可をもらって、カセットのガワと基板を譲ってもらい、恐らく社内で基板にEPROMと呼ばれる個別に書き込みのできる物を付けていたようです。
じゃあ、なぜそこまでしたのかというと、当たった人から「発送が遅い」と言われたため。いわゆるクレーム対策だったのです。もう言ったもん勝ちでもらってたわけね・・・(汗)。
大森田さんによると、茶色いカセットのバージョンは100件本程作っているとのこと。販売本数は、懸賞分を含め98,000〜100,000本程だそうなので、約1,000本に1本の確率であったようです。


・・・こりゃ、にわかにコレクターが騒ぎ出しそうだ(苦笑)。アキバ辺りで10万円とかで売られるんじゃないかしら。


ゾンビハンター
ゾンビハンター



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Posted by alexey_calvanov at 22:09Comments(0)

2015年01月14日

やきそば弁当に関する都市伝説?

北海道限定で販売されている東洋水産(マルちゃん)の「やきそば弁当」。この商品、一応北海道限定とはうたっているものの、探せばアマゾン(通信販売)・北海道が運営しているアンテナショップ・北海道物産展で購入はできるんです。しかし、北海道以外で一般商店で販売していないというのに、青森で見たとか東京で見たとか噂は絶えないわけで・・・。
そして去年の年の瀬に起こったペヤング騒動でペヤングの商品が引き上げられた際、その間隙を縫って「やきそば弁当」が東京へ進出するのではないかという噂まで飛び交いました。しかし、東洋水産はその火消しに躍起になっていたのは記憶に新しいところ。


じゃあ、何でそこまで頑なに北海道だけでしか売らないなんて決めてるんだと思ってることでしょう。
そうしている理由の一つは、北海道でしか手に入らないというプレミア感からだと思います。よくありますよね、その地域でしか手に入らない土産物を買って帰る人。<アンタだよ、アンタ。
人はそこでしか買えないと思うと、必要・不必要関わらず買っておこうかという心理が働きます。食べ物ならそんなに重くはないし、美味しくなかったら次来た時は買わなければいいわけですし、何より基本的に高くない。だったらば買おうと・・・思うわけですね。さすがに生モノや高級品はこの限りではないですけど、「やきそば弁当」レベルであれば、手軽に買えますよね。同じ北海道限定品で見れば、ガラナとかもそうですが。

もう一つは、生産能力が上がらないので仕方なくという点でしょうか。
この「やきそば弁当」の場合、北海道の小樽工場のみで作られている商品です。他の商品ように全国いくつかの工場で作られたものではありません。となると、これを全国で販売したいと思っても、同じノウハウを持った工場が他にできなければ意味がないわけです。
派生する問題として、コストの面もあります。たとえ北海道の複数の工場でできたとしても、これを全国で販売する際、輸送コストが莫大になり、それが価格に転嫁され、結局売れなかったではお話になりませんわねぇ。ゆえに工場をこれ以上作らないという選択肢があるのだと思います。

あとは北海道でしか売らないという条件付きのものになっているからかもしれません。先日会社が清算され、アサヒビール傘下に収まった沖縄バヤリースが製造していたバヤリースがその例でしょう。この商品に関しては、オンラインショップでもわしたショップのようなアンテナショップでも購入ができないふうになっています。これは沖縄県下の商店で販売契約が成されているからだと言われています。「やきそば弁当」もバヤリースのようなプロテクトが掛かっているのかもしれません。


いずれにしても、「やきそば弁当」が北海道以外でも販売されるという話は夢のまた夢・・・となりそう。


【北海道限定】マルちゃん やきそば弁当 132g×12個
【北海道限定】マルちゃん やきそば弁当 132g×12個



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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)TrackBack(0)

2013年12月27日

冬といったら、温かい麺ですな④

冷たい北風が身に染みる時期になってきました。名古屋は明日(12/28)夜から雪になるとのことだそうです。
おいおい、明日夜からコミケに行くというのに、雪なんぞ振られたら荷物が増えるやんけ・・・と嘆きながらテレビの天気予報を見ておりました。


そんな寒い日に食べると美味いのが、駅のホームのうどん・そばの店(いわゆる立ち食いの店)。
今回は名古屋駅ホームにある「住よし」に行ってきました。


ISW11F_0336こちらが「住よし」のきしめん。名古屋ですから、うどんではなくきしめんなんですが(笑)。
写真はかきあげきしめん同種のそばもあります。



ところで、何でここにしたのかというと、まことしやかに言われている「駅のホームによって美味さが違う」という都市伝説について。
実は、名古屋駅ホームにある「住よし」には味に差があり、特に3・4番線ホームの店が一番美味いというのです。
というのも、そのホームには他のホームにはないフライヤーがある・あまり人の乗らないホームのため、つゆを寝かせる時間があるというのが主な理由だと中京テレビで放送されている「PS三世」で述べておりましたが、実際のところどうなんでしょう。
一番いいのは食べ比べるということなのでしょうが、今回は時間に余裕がなかったので、在来線の中では一番人の乗降数の多い東海道線(1・2番)の「住よし」で頂くことにしたのです。

実は、フライヤーは東海道線の「住よし」にもあり、「当店では天ぷらは揚げたてをご用意致します」的な文言の張り紙がしてあるくらい(苦笑)。ゆえに、前者はそう気にすることはない(ただし、フライヤーのある店から提供されているのは間違いない話)つゆの味については状況にもよるんでしょうが、私が食べた時には少々薄いかなと思える味わい。でも麺の硬さが絶妙で食べやすいです。そして揚げたてのかき揚げがまた美味い


個人的には、美味けりゃいいという人はあまり気にしなくてもいいレベルでしょうね。どの店もクオリティは高いですし。また機会があれば乗降数の少ないホームのきしめんも頂いてみたいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

2013年06月16日

蚊の毒で起こったおかしな話

先日放送していたNHKの「NEWS WEB」での話。


この番組でやっている「つぶやきビッグデータ」のコーナーの中で、「蚊の毒は50゚Cのお湯を掛けると分解され、かゆくなくなる」というツイートが拡散されたという話題を取り上げておりました。何でこういう噂が出てくるのかいぶかしがっていた人も多いと思います。暑くなったので、蚊が沸いてきたところも多いからなのかな・・・とか色々考えていましたけど、何なんでしょうねぇ。ただそれ以前に、やけどするって(汗)。

で、この件に関しては、さすがNHKとも言えるでしょう、専門家に伺ったそうです。その専門家の解説によると、全く効果がないとのこと。つまりはガセだったんですね。しかし、こんなことも言っておりました。
いわく、「ただ、蚊のかゆみは熱さに比べて感じにくくなる」とのこと。ということは、毒を消すという点では全くのガセながら、熱さで紛らわすことでかゆみを消せるというにはあながち間違っていないようです。

しかし、その専門家はこうも言ってます。「熱さ以外にも、冷たさや痛みを加えることでも同様の効果を得られる」とのこと。熱いの意味ないじゃん(ギャハ)!
確かに冷たいものなら、やけどすることはないし、凍傷になるほど酷い冷たさに陥ることもそうはないはず。それに暑い時期なので、涼むという意味でも一石二鳥だと思いますね。冷却スプレーを蚊に食われたところにシュッと掛ければ、しばらくはかゆみを抑えられるのかもしれないですね。それにかゆみ止めを塗るのがスッとするのも、冷たさでかゆみを抑えられるという点で考えると納得のいく原理なんですね。


そういえば、蚊に食われたところを×の印を入れればかゆくなくなるという都市伝説もありましたね。あれも結局ガセだったみたいですけど、この原理から考えれば、あながち嘘ではなかったんじゃないかなと。


まだまだメカニズムが解明されたわけではないでしょうから、今後調べてみたら色々わかってくるかもしれませんね。それをきっかけにかゆみが取れる事態になってくれば、ノーベル賞とまではいかないまでも、画期的な治療法が確立されるのかもしれませんね。


「NEWS WEB」の放送時間は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:48Comments(0)TrackBack(0)