2024年03月21日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その3 天候荒れどもチームは荒れず

FC岐阜、昨日は愛媛県今治市にある里山スタジアムでFC今治と戦いました。
対戦する今治はクラブ史上初の4連勝で首位に立ち、試合運びも悪くないとのこと。対戦相手もアスルクラロ沼津が強敵だった・初顔合わせになったツエーゲン金沢以外は、過去の成績も考慮すると、結構恵まれていたのかもしれない。金沢も落ち目の時に戦っているので、アウェイでも勝てたんでしょうね。これが乗っていた時だと苦しかったかも。勝負は正に時の運なんだなと思わされました。
一方、ウチが負けたのは大宮アルディージャのみ。ただ、アウェイでは勝てない・点が取れない状況になっていました。負けた大宮戦はウノゼロ(1-0)、前節のFC大阪戦はスコアレスドロー(0-0)となっています。ホームではあれだけ点が取れていたのに、アウェイではウソのように点が取れないので、内弁慶じゃないかと訝しがり始めていますけど、この今治戦でその思いを払拭してくれるのでしょうか。


KYG03_20240320_093118196さて、四国に向かう時の一コマ。今回は名古屋から夜行バスで徳島・鳴門経由で松山に行き、そこからJRで今治まで行きました。そして、試合開始時間が13時ということもあったので、課金(特急に乗車)しました(爆)。<スマホのゲーム課金のように言うな。

この日、爆弾低気圧の影響で天候が大荒れになっており、風が吹きすさぶ中、特急はそれを切り裂くように走るといったふうでした。しかも今回乗った特急は、普段なら岡山と高松の系統分離で向かう仕組みだったものが、風の影響による瀬戸大橋線の封鎖で、全車両高松行きに切り替わっていました
写真で見るとわからないかもしれませんが、白波の立つ瀬戸内の海を見るのは、なかなか無い。瀬戸内の海って、内海だから荒れることは少ないのよね・・・。



KYG03_20240320_115839753そんなこともあって、会場の里山スタジアムにも変化が。
普段なら横断幕やゲーフラ・大旗はためくはずのゴール裏は、風の影響で掲載禁止の措置が採られました。まぁ仕方ないよね・・・。
イベントブースも本来の場所から変更となり、規模も縮小されていたそうです。丁度卒業シーズンだったので、里山スタジアムで卒業式のようなイベントが執り行われたようです。
スタグルもキッチンカーのみの展開になり、テント販売だった一部商品の展開が中止になりました。今回カレーフェスみたいなふうにしたかったそうで。なお、スタメシの話は、他の飯と絡めて後日行います。少なくなっても美味いものが採り揃っていたわい。






KYG03_20240320_150120071ということで、冷たい風が吹いたかと思ったら、暖かな日の光が強烈に差し込んできたとか思った瞬間に、本降りの雨に打たれるといった猫の目のような天気の中で行われました幸いだったのは、強風が吹くという予報の中で、さほど強風な状況では無かったこと。プレーに支障のない風だったことも両チームにとってはよかったのかもしれません。

岐阜に関しては、文仁柱(ムン・インジュ)選手が北朝鮮代表に選出されたため、しばらくの間出場できない状況になります。その代わりなのか、小川真輝選手が左サイドバックに入り、新加入の野澤陸選手が川上竜選手に替わり、一発勝負でスタメン入りとなりました。真ん中には新加入の青木拓矢選手がスタメン入りしています。


試合は早々に動きます。
前半7分、藤岡浩介選手のクロスから始まる波状攻撃の結果、新垣貴之選手の放ったシュートが右サイドに転がっていきました。皆があきらめているように見えた中、唯一あきらめていなかったのが、右にいた石田崚真選手。猛然と駆け寄る石田選手を見た敵も気付いて止めに掛かりますが、時すでに遅し。大きく蹴り上げたクロスを田口裕也選手が頭で合わせて、キーパーの反応をあざ笑うかのように逆方向に打ち込みました。まるで「スラムダンク」の安西先生が言っていた「あきらめたらそこで試合終了」という言葉を思い起こさせる、あきらめないで行動することが大事だと思い知らされる先制点になりました。FC大阪戦の時の反省を生かした田口選手もさることながら、石田選手はボールの行方をよく見てた。
さらに5分後、荒木大吾選手が大きく蹴り出した球を石田選手が猛スピードで走って、相手から奪うように受け取り、マイナスのゴロクロスを叩き出します。新垣選手がスリップして打てなかった球をすかさずというべきなのか、フォローしたのが田口選手。きちんとインパクトを取るほどの冷静なシュートで、再びキーパーの逆を突くものとなりました。今治のセランテス選手も、そんな悪い選手ではない。それどころかアビスパ福岡時代には鉄壁を誇ることで知られていた選手なだけに、彼から2点奪えたことは、相当なアドバンテージなるのは明々白々です。

序盤で決められたことは大きかったものの、まだ不安はあったカマタマーレ讃岐戦の時のような守備の動揺や緩慢が見られたら、あっという間に追い付かれてしまう。ましてや攻撃力に定評のある今治なら、あっという間に逆転でもおかしくない。しかし、時間が進むにつれ、危険な時間帯もあるにはあったものの、讃岐戦の反省は行かされていたようで、全員で守備に回わることもできたし、約束事も守れていたのではないかなと思えるポジショニングもできたと思っています。新加入の野澤選手はきちんと守備の面で貢献できていたし、青木選手も攻守でメリハリある動きが取れていましたベテランとは思えないくらいにしっかりしていたので、さすが元J1選手と思いました。柏木陽介さんの現役の頃を見ているように思えるというのは言い過ぎでしょうか。


先述の通り、危ないシーンはあったものの、きちんと冷静に処理して、90分戦い抜きました。その結果、今シーズン初のクリーンシート(0-2)で勝つことができました


・・・という時に限って、強風で掲示板され掲出されなかった(泣)。よぉ、大型ビジョン据えようよ(大泣)。
・・・仕方ないので、MOMの田口選手のトラメガ持って皆にコメントを述べているシーンでお楽しみ下さい(ギャハ)。



KYG03_20240320_150149510ア改めて、MOMの田口選手が、♪Hyper Chantに合わせてタオマフを回しております。すごくうれしそうである(ニヤニヤ)。
これで、昨年の得点数(3点)に早々と追い付きました目標は2021年に挙げた9点を上回ること、つまり2ケタだぞ。



これで引き分けを挟みながらもリーグ戦は連勝となり、いよいよホームに帰ってきます。
連戦の最後は、いわてグルージャ盛岡戦となります。これが終われば、少しだけ余裕ができることでしょう。そして、ここからがスタメン争いの本格化を意味するのではないのでしょうか。4月に入ってからも連戦になる時期はあるものの、このあたりでスタメンを固定化していく可能性は十分にあります。この盛岡戦で自分の持ち味を十二分に発揮できれば、スタメン・リザーブの可能性は十分にあると思います。田口選手は、李勇載(イ・ヨンジェ)選手加入もあって、存在感を見せたかったというのも絡んで、ここまで結果を出せたのでしょう。試合後ぶ然としていた藤岡選手とは対照的で、むしろ藤岡選手が今後スタメンから外されてもおかしくない状況になっています。尻に火が付く選手も現れるでしょう。少ないチャンスを確実に生かし、それを勝利に結び付けてほしいです。

順位に関しては、6位とまずまずの位置。まだ一部のチームが1試合少ない状況なので、とりあえずは1試合少ない状況なのに上にいる大宮を何とかしたいところ。そのためには、基本的に勝ち続けること少なくとも勝ち点を1つでも積み上げることが大事です。気さえ抜かなければ大丈夫だと思います。現状選手層に関しては厚いと思いますから、欠けたら大変という事態は、ほぼ無いかな(唯一気掛かりなのは、庄司悦大選手の代わりくらいか)。そしてカードをもらうペースが若干早い気がするので、カードをもらうような際どいプレー・もったいないプレーは自重するように願うばかりです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2024年03月20日

【アウェイで】さて無事に帰れるか【勝てたぞ!】

愛媛県今治市にある里山スタジアムで行われたFC今治×FC岐阜の試合は、0-2で岐阜が勝ち、今シーズン初のアウェイでの勝利となりました。


危なげなく・・・というふうではなかったものの、序盤で畳み掛けるように点を奪ったことで主導権を握り、その後は今治のペースにさせられそうになるものの、全員で守りきったことで、勝利を手繰り寄せたかなと。カマタマーレ讃岐戦の時のようなバタ付きはあまり見られなかったですね。
強風・コロコロ変わる天気という悪条件の中で、集中力を切らさず戦ったと思います。そして、FC大阪戦で決めきれなかった田口裕也選手が、見事2ゴールを決めました。よくやりました!
また一発勝負になった野澤陸選手も、今治という調子に乗っているチームの中でよく守りに貢献してくれました。スタメンとしては初めてだった青木拓矢選手も攻守にキレのある展開を見せてくれました。


さぁ、この勝利を無駄にしないように、長良川のいわてグルージャ盛岡戦も勝っていきましょう!


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Posted by alexey_calvanov at 16:08Comments(0)

2023年08月12日

お盆なのにFC岐阜の夏休みが終わった?

愛媛県今治市にある里山スタジアムで行われたFC今治×FC岐阜の試合は、1-2で岐阜が何とか逃げ切りました。


前半の今治が浮き足立っているうちに2点取れたのが、結果的によかったと言えるでしょう。
後半点は入れられたものの、確実に入れられる確率の高いPKをセーブできたのと、その後の波状攻撃をしのげたのが、勝利に繋がったのではないかと、試合が終わって思っているところです。もう茂木秀選手様々です。足を向けて寝られませんよ(ニヤニヤ)。

でも一番は、長い勝ち無しの記録を止められたこと。ただ、その価値を高めるためには、次の試合のAC長野パルセイロ戦を勝たないといけないでしょう。本当に夏休みが終わったのか、ただの生徒登校日だったのかは、次の試合次第です。Uスタでの戦績は厳しいですけど、今の長野なら勝てると思います。勝って上位戦線に生き残っていきましょうぞ!


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Posted by alexey_calvanov at 21:20Comments(0)

2022年08月15日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その10 チームはボロボロ、コアサポは暴走

FC岐阜、昨日は愛媛県今治市にあるありがとうサービス.夢スタジアムでFC今治と戦いました。
この日の試合は、試合の内容よりピッチ外のことを言いたいので、早速始めます。


SOG03_200730まずは、会場でもらったものを紹介。
一見ただのプラスチック製の手提げ袋のように見えますが、切れ目に沿ってカットすると、クリアファイルになるという代物なのです。これは「ファイルDEパック」という品物のようです。



SOG03_135238スタジアムに着いてすぐに見えた、里山スタジアムという今治の新スタが姿を現し始めました
2023年に完成予定とのことですから、芝とかも入っているところを見ると、佳境に入ったのかなと。



SOG03_135515スタジアムの建築過程が今回出されていたので、併せて紹介。ホントに何もないところから、ここまで漕ぎ着けたのね。



SOG03_135504こちらが完成予定図のその1。
屋根はメイン部分しかないようです。



SOG03_135624同じくその2。
当初はJ3仕様で作っておいて、成績次第でJ2仕様やJ1仕様にするという水戸方式を採るそうです。



SOG03_141116スタメシに関してはというと、お盆に入っているからなのか、めぼしいものが少ない。蒸し暑さも手伝ってかき氷しか買ってない中で、買った食べ物の一つ目は、嶺北麻飯店の「炒飯と麻婆の丼」
麻婆豆腐には土佐あかうしの牛すじを使っているとのこと。今回は、オリジナルスパイスを使った「奇跡の炒飯」と「あかうし牛スジ麻婆 赤」の組み合わせにしました。



どちらもスパイシーな味わいなんですけど、特にスパイシーなのは「あかうし牛スジ麻婆 赤」の方唐辛子の辛さと山椒の痺れがマッチしておりますね。炒飯のスパイシーさが控え目に感じるくらい(苦笑)。


SOG03_143117もう一つは、社会福祉法人来島会 麦の穂で作っている「ワンハンドハンバーガー」(左)と「もっちーずと枝豆パン」(右)
・・・ごめんなさい、正確な名称を記録しておくのを忘れましたわ(汗)。



「ワンハンドハンバーガー」は、小さいながらも肉の味はしっかりしていて、レタスもシャキッとしていて美味しい仕上がりになっていました。バンズもしっとり・ふっくらしていましたし。
「もっちーずと枝豆パン」は、パンがもっちりしていて、もちじゃないかと思うくらいに伸びるような食べ応えでした。


SOG03_155755試合前、トイレに行きたくなったので、メイン側にあるトイレに向かった帰り。
選手入場の時間にぶち当たってしまったので、向こうに行けなくなってしまった。でも、おかげで扉をガチャっと開けて出てくるシーンが撮れましたとさ。ええ、転んでもただでは起きない(ニヤニヤ)。



SOG03_175650試合に関しては、柏木陽介選手が約1ヶ月ぶりに実戦復帰復帰前と変わらない動きを見せていたので、これはイケるかな・・・と思っていたものの、相変わらずシュートが入らない。そしてもたもたしてたら前半終了間際に今治に先制されてしまいます。久しぶりの登場になったキーパーの桐畑和繁選手も動きは悪くなかったのにね・・・。

後半は何とか追い付こうとしたものの、前のめりになっても今治のいなし方が上手かった。最後は桐畑選手も出たパワープレーで挑んでもゴールマウスをこじ開けられず、1-0で逃げ切られ、今治にダブル献上と相成りました・・・。



チームに関してはバラバラではなくボロボロと形容するのが正しいのではないかと。点の取り方がもうわからない領域に達しているんじゃないかと思うくらいにシュートまで至れないことが多かった気がします。何とかシュートを打っても正面に飛ぶことが少ない。上手くサイドを狙ったシュートが放てても、わずかの差でマウスより外というふうになっていますから、シュート練習しっかりやってよと思う次第。守備もどこかで一瞬の隙を突かれてしまう。相手にボールが回ってからなかなか奪えない時があるので、スピードとスタミナが課題になってるのかなと。


しかし、今回苦言を呈したいのは、コアサポの面々。マナーが悪過ぎる!
あれだけ声出しNGになっているのに、あれだけ今治のスタッフに注意されているのにもかかわらず、ワーワー騒いでる主審のジャッジに関してお怒りなのは、よくわかります。特に後半40(85)分のコアサポが『自損事故』と言っていた味方同士の接触で中断したシーンがなぜか岐阜側のファウル(正確には最後にボールを触ったのが今治側ということですけど、納得いかない)になったことに怒り心頭なのもわかります。ただ、柏木選手がなだめに来ている時点で事の大きさに気付いてほしいし、選手に行かせちゃいけないよね、フロントさんよ。本来はフロントが叱責する場面のはず。それができないのは、責任者がいなかったからではないはず。基本的に試合には責任者(社長なり会長なり)が同行しないといけないルールと伺っていますし、万一派遣できない場合は、それに準じる人が責任者として同行することになってるはず。フロントはコアサポが怖いのか止める必要なしと捉えているのか・・・。
あとは、スタジアム内で大旗(物干しざおで振るような旗はもちろん、柔らかいポールで振る旗)は原則禁止とのことらしい。このあたりはよくわからないので、何とも言えませんが、少なくとも今治側で振っていた人はスタジアムの一番高いところで、誰もいないところを確認して降っているのに対し、ウチのコアサポは私の真隣りで振ろうとしていたのだから性質が悪い深夜2時に作った割にはいいクオリティだの宣うヒマがあったら、周囲で振って安全かどうかの確認くらいしようよ・・・。怖かったので、移動しましたけど、3回移動するハメになりましたよ。このあたりもコアサポ内で自重させる・自浄させる能力が欠如し始めているのではないのかと。

前者はフロントに意見書を出してほしいと申し立てて、それをフロントがどう答えるか判断し、その答えをコアサポに丁寧に説明するべきだし、後者はコアサポというのは、チームのサポーターの模範にならないといけないことを改めて確認すべきだと思う。8/20の藤枝MYFC戦で声出しの応援を行うとのことですけど、このコアサポだと時期尚早な気がしてなりません


正直、コアサポが浦和レッズのサポーターのようになってしまわないか心配・・・いやなってしまってるのかなという胎動が見えてしまっていますJ3だから目立たないんじゃないのかと勘繰ってしまうほど酷くなっていますよ・・・。フロントは、そろそろ今のコアサポと向き合って、彼らに対して何かしらのアクションを起こすべきだと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)