2026年05月05日

FC岐阜観戦記2026 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 石坂亮人

SHG15_2605031955290865/3、CSアセット港サッカー場で行われた2026JFL CUP(以下JFL CUP)第6節、ヴィアティン三重×FCマルヤス岡崎の試合を見に行きました。
ここで、JFL CUPの説明をば。写真のは、JFL CUPの公式ガイドブックになります。リーグ戦の時は有料なんですが、今回は無料配布していました。


JFLは3月からJFL CUPというJリーグでいうところの百年構想リーグを開催しており、16チームを東西で分ける、つまりJ1の百年構想リーグと同じ方式を採用しています。
東地区は、ラインメール青森、いわてグルージャ盛岡、ブリオベッカ浦安・市川、VONDS市原FC、横川武蔵野ユナイテッドFC、クリアソン新宿、Y.S.C.C.横浜、アスルクラロ沼津の8チームで、西地区は、Honda FC、FCマルヤス岡崎、ヴィアティン三重、FCティアモ枚方、ジェイリースFC、ヴェルスパ大分、ミネベアミツミFC、沖縄SVの8チームになります。つまり、Jリーグの百年構想リーグでは同じ県内のチームは同じ地域リーグに放り込まれていたのが、JFL CUPでは無視されているんですね(大分は同一地域になったものの、静岡は東西に分かれているのが、その証左)
また、Jリーグの百年構想リーグではホーム&アウェイでの2試合だったのが、JFL CUPではホームorアウェイの1試合になっています。ゆえに、興行という側面も無視されています。リーグ戦の形を採った練習試合と揶揄したくなりますよ、これ。
ただ、90分で決着が付かなかった場合は、PK戦を行うところや90分勝ちは勝ち点3、PK勝ちは勝ち点2、PK戦負けは勝ち点1、90分負けは勝ち点0なところは、Jリーグの百年構想リーグと同じです。
なお、東西1位のチーム同士が優勝決定戦を行い、同2位のチーム同士が3位決定戦を行う格好となります。その際は、ホーム&アウェイの方式となっています。



ということで、Jリーグの百年構想リーグは佳境に入っているのですが、JFL CUPにおいてはクライマックスになっております(爆)。だって7試合しかないんだもの(汗)。


そんな5試合終了時点の順位は以下のようになっております。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。なお、いわてグルージャ盛岡は盛岡、ブリオベッカ浦安・市川は浦安、VONDS市原FCは市原、横川武蔵野ユナイテッドFCは武蔵野、Y.S.C.C.横浜は横浜、Honda FCはHFC、FCマルヤス岡崎は岡崎、FCティアモ枚方は枚方、ジェイリースFCはJFC、ヴェルスパ大分は大分、ミネベアミツミFCはMFCになります。まずは、東地区から。


1位 青 森(15) +7
2位 盛 岡(13) +4
3位 沼 津(12) +1
4位 市 原(11) -1
5位 浦 安(07) ±0
6位 武蔵野(07) -2
7位 新 宿(04) -3
8位 横 浜(04) -6


昨年惜しくもJ参入を逃した青森がトップなんですが、何としてもJ復帰をしたい盛岡と沼津の猛追を受けています沼津は第4節まで首位で、青森との直接対決で負けたのが響いているようです。
さらに市原も4位と大健闘上位陣は僅差で推移しているようです。
一方下位は、浦安と武蔵野、新宿とY.S.C.C.が団子になっております。ここで今回のレギュレーションの妙が出ておりまして、7位の新宿は未だ90分では未勝利なのに、PK勝ち・負けで勝ち点を稼ぎ、さらに得失点差でもY.S.C.C.に3点差あるため90分で1試合だけ勝っている(逆に90分負けを4つ出している)Y.S.C.C.よりも上位に立っているんですね。

一方の西地区は、以下のようになっております。


1位 沖 縄(13) +6
2位 HFC(13) +3
3位 枚 方(12) +4
4位 MFC(11) -1
5位 JFC(09) +1
6位 岡 崎(09) -1
7位 大 分(08) -4
8位 三 重(00) -8


沖縄とHFCが激戦を繰り広げており、得失点差で沖縄が首位になっています。沖縄は6位からスタートして上げ潮ムードで来てるんですね。
3位は枚方、4位はミネベアミツミですが、勝ち点差は1となっています。上位4チームは予断を許さない状況ですね。
ジェイリースも5位ですが4位に2点差なのでまだまだわからない。岡崎も同じで、その1点下にV大分と大混戦とも言えます。
しかし1チーム蚊帳の外にいるのが、三重全ての負債を背負っているような格好(ただし、V大分は2勝3敗なので、全くもって全てとも言えない格好)になっており、何と未だ勝っていません。これは、いくら何でもヤバいぞ。リーグ戦にも影響必至です。


SHG15_260503104213572さて、港サッカー場は愛知県名古屋市港区の野跡にあります。
名駅からなら、あおなみ線の野跡駅で降りて5分ほどですが、同じ名駅からはバスもあり、時間は掛かるものの行くことはできます三重の人達は、関西本線や近鉄に乗って名駅までやって来たのではないでしょうか。
ただ、岡崎や名古屋市内でも南側から来る人は、金山駅からバスに乗り換えるのが便利かもしれません。日中は1時間に2本と少ないですが、港サッカー場まで一気に行けるバス(野跡駅行き)に乗れます港サッカー場周辺には飲食店やコンビニ・スーパーが無いため、バス待ちの間(状況次第ですが)に買い出しの時間を設けることもできます。金山のバスターミナルそばにはイオンがありますし、金山総合駅内や周辺も含めれば、コンビニも揃っていますよ。


その港サッカー場に行った最大の目的は、アジア大会に向けて改良工事を行っていたことから、スタジアムがどう変わったかを見るため。
まず驚いたのが、ドットマトリックス方式で一部ぶっ壊れていた電光掲示板が、大型ビジョンに差し替えられている!しかもちゃんとカラー出力だ(ニヤニヤ)。もっと言うと、三重のスタジアムには大型ビジョンが据えられていないはずなので、スタジアムに大型ビジョンが据えられた時のリハーサルも兼ねているのかとか思った。正直使わないという手もあったと思うの。なのに、今回は使った。えらいぞ、三重!



SHG15_260503113648383スタジアムの中は、こんなふう。
サイドとバックスタンドは相変わらず芝生席でしたけど、メインスタンドは大きく変わっていました全て個席化されており、お尻を乗せると座れるパタパタ方式になっていました。さらに中央の最前列は車いす席になっており、結構大きくスペースを取られていました数席分なのがほとんどなスタジアムの中で10席近く取っているのは、バリアフリーやノーマライゼーションに配慮しているんだなと思いました。



SHG15_260503114430125ちょっとわかりにくいですが、席は青を基調としており、上層席は白も散りばめられていました
車いすのルートもバッチリで、傾斜も低めだから進みやすいですね。



SHG15_260503113857555そんな港サッカー場は、JFLの場合は長らく岡崎のホームとして使われることが多かったように思います(まれにJFLに在籍していた当時、FC刈谷が使ったこともある)
実は、三重はBASICスタジアム東員での開催がほとんどで、過去にそこ以外で利用したスタジアムは全て三重県内なんですね。ということもあり、県外のスタジアムをホームに迎えるのは初めてだったりします。だから、この看板にある『不思議な感じ』に至るわけです。
ちなみに、裏は三重の人達に向けたメッセージになっておりました。



SHG15_260503104549233初の県外開催ということもあって、かつ雨予報だったので、どれだけ来ているのか不安でしたけど、着いた時は想像以上にお客さんがいて、バス待ちの際にはアツい応援がなされておりました



SHG15_260503143637619ちなみに、この日の試合は無料だったのですが、ホームとしては遠い場所になったこともあり、かつアウェイでよく使っていた岡崎にとっても遠い場所になったことから、666人となりました。
・・・ダーミアーン(汗)!<元ネタが「オーメン」って何人知ってんだよ!



SHG15_260503115226747ところで、三重には野垣内俊さんが、コーチとして在籍しています。昨年まではアシスタントコーチだったので、一歩前進というべきなのか。



SHG15_260503114501262しかし、岡崎には石坂亮人選手が在籍しています。
石坂選手は、FC岐阜の下部組織出身、いわゆるユース上がりで、2年間在籍していたものの、試合には出場しないまま退団となりました。その間に北信越1部の福井ユナイテッドFC(2022年8月~12月)とFC刈谷(2024年)に育成型期限付き移籍しており、そこでは活躍していたようで、2025年には完全移籍を勝ち取っています。そして今年から岡崎に移籍ということから、再度ステップアップを図っているとも言えるでしょう。
ちなみに、野垣内コーチを見に行くためなのかと思ったら、石坂選手もいたという想定外のことが起こっており、ワイは困惑した(苦笑)。しかし、それ以上に驚いたのが、666人の中にウチのサポが少なくとも3人いたということで、ワイも含めたら4人という高確率(ギャハ)。



SHG15_260503110003485普段とは違うところでの開催ということもあってか、入場者数も少ないと見積もっていたのでしょう(だから無料にしたのかも)、キッチンカーが3台だけ来ていたというふうでした(泣)。まぁ、岡崎がホームで使ってた時は、1台来ていたらよかったレベルだし(苦笑)。
その中から、丸八食品の「亀山みそ焼きうどん」をチョイスしました。これが食事として一番真っ当だと思ったから(ニヤニヤ)。



味は、味噌の渋甘な味わいとうどんのもっちり具合がよかったです。やっぱり「亀山みそ焼きうどん」は美味いわ。



三重の公式がライブ配信しておりました。
ハイライトが作られていてもおかしくないのだが、未だ作成されず(苦笑)。



SHG15_260503145313847試合は、前半から激しいものになり、その中でも三重は押していたものの、岡崎の守備が割れないのでゴールも生まれない。一方の岡崎は、前半はどちらかというと劣勢だったものの、少ないチャンスをしっかり掴んだことで、実らないものの得点シーンが徐々に生まれていきました
それでも双方が点を取れず焦れていきそうな中、前半32分に先制点が岡崎から生まれます
右側からのコーナーキックが中央に飛び、キーパーが弾いた球を狙いすましていたのは、この日フォワードとして出場していた石坂選手!彼がダイレクトに蹴ったシュートがキーパーの弾きをものともせず、勢いそのまま吸い込まれるようにゴールマウスの中に入っていきました。滅茶苦茶ゴラッソやんけ!
その勢いそのままに、岡崎は後半もチャンスシーンを作っていくものの、なかなかゴールシーンは生まれない。しかし、三重が焦れてしまい、岡崎以上にゴールシーンをクリエイトできない(汗)。シュート数は三重の方が上だったのに、ダメというのは、サッカーあるあるやな(爆)。
結局最終盤に岡崎はフリーキックから得たチャンスを生かし、三重にとってはマークから外れた選手によって追加点を決められてしまい、0-2で敗戦。これで三重はホーム全敗という不名誉な記録を作ってしまいました。次の試合次第では全試合全敗というトンデモ記録になる可能性も・・・。

なお、この試合は飲水タイムが設けられました曇りで一時雨、かつ強風吹きすさぶ中だったにもかかわらずです。恐らく試合前が暑かったということで設けるに至ったんでしょう。
そして、石坂選手は後半32(77)分にスライディングした際に足を攣ったことで動けない状況となり、大事を取って交代となりましたが、試合後には元気な姿を見せていたので、次の試合は大丈夫かな・・・。



三重にとっては『持ち出し』になった試合(スタジアムの利用料が40000円で大型ビジョンの利用料が12000円で拡声装置の利用料が9000円の合計61000円)ですが、それ以上に『持ち出し』の目立つ試合だったのかも。岡崎の守備を割れないかと思ったら、ちゃんと割ってチャンスを作ったのに生かせない。こりゃ三重の闇は深いぞ・・・。


で、順位はどうなったのかというと・・・。


1位 枚 方(14) +4
2位 HFC(14) +3
3位 沖 縄(13) +5
4位 JFC(13) +2
5位 岡 崎(13) +1
6位 大 分(12) -2
7位 MFC(11) -3
8位 三 重(00) -10


三重以外は勝ち点が2ケタ(爆)。しかも三重とミネベアミツミ以外は1位に上り詰めるチャンスがある。東地区は青森が1位確定で、2位争いが沼津と盛岡の一騎打ちというわかりやすい状況なのに、西地区は大混戦になっております。


となると、気になるのは最終節のカード。以下の通りになっています。


枚 方(14) - MFC(11)
大 分(12) - 三 重(00)
岡 崎(13) - JFC(13)
沖 縄(13) - HFC(14)


沖縄×HFCの試合のみ日曜開催となったので、同時開催にはならないことを考えると、全てを把握している沖縄とHFCがやや優勢なのかもしれません。

で、勝敗次第で以下の通りに。左から90分勝ち・PK勝ち・PK負け・90分負けになります。


枚 方 17 16 15 14
HFC 17 16 15 14
沖 縄 16 15 14 13
JFC 16 15 14 13
岡 崎 16 15 14 13
大 分 15 14 13 12 
MFC 14 13 12 11


一番厄介なのが、V大分が三重に90分で勝ち、沖縄がPK勝ち、HFCがどう負けになった場合。このケースだと沖縄が得失点差で一番有利なため、沖縄が1位通過になるでしょう。ただ、V大分が9点以上取るとV大分の大逆転での1位通過になります。まぁ、あり得ないけどね(ニヤニヤ)。
また、沖縄がHFCに、岡崎ないしはJFCが90分で勝ち、枚方がPK勝ちとなった場合も厄介で、このケースでも得失点差が最も多い沖縄が1位通過になるでしょう。ただし枚方は、90分勝ちさえしてしまえば、勝ち点17で1位通過になります。ジェイリースも4点以上、岡崎も5点以上取れば、逆転で1位通過になりますが、これもあり得ないかな(ニヤニヤ)。
これ以外にも様々なケースがあると思いますので、ご想像にお任せします(ギャハ)。


試合数が少ないからとはいえ、こんな異様な展開になっているとは・・・。次の試合も見たいけれども、5/16は甲府に行っちゃってるんだよなぁ(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:05Comments(0)

2023年11月28日

FC岐阜観戦記2023 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 野垣内俊、エフライン・リンタロウと山内彰

SOG03_091038先日、ヴィアティン三重×レイラック滋賀の試合を見に行ってきました。
JFL最終節になったこの日の試合、滋賀は2位に付けており、この試合に勝てば、J3にいるギラヴァンツ北九州との入れ替え戦に進める可能性を残していました(スタジアムに追加した照明が規定に当てはまるかの確認で問題無しと判断されるかは残っていましたが)。仮に負けても、対象チームのソニー仙台FC・ラインメール青森・ブリオベッカ浦安が負けてもいいというふうでした。
滋賀というチームが、どんなふうなのかを知りたかったのと、この目でJ参入に向けての第一歩を踏み出す姿が見てみたかったというのもあって、朝早くに名古屋を出て、桑名までやってきました。
ここからは三岐鉄道北勢線に乗り換えて、最寄りの東員駅に向かいます。三岐鉄道に関しては、後日語って行く予定です。なお、偶然なのか三重のラッピング車両でした。



SOG03_091049今回は、入場チケットと往復切符がセットされた「ヴィアティン三重観戦チケット付往復乗車券」を買いました。
もぎるための切れ目が入っていたものの、結局スタジアムではもぎらずにもらえてしまった(汗)。切符は中に2枚入っているのですけど、なぜか1枚目の切符は磁気が切れていた(泣)。今思えば、すごく縁起の悪い事態だったのではないかと。2枚目は、すんなり通れたのよね。



SOG03_094354最寄りの東員駅にて。
三重ののぼりが立っていますね。ここからヴィアティンロードというルートが用意されているそうですけど、基本的には公式サイトや先述の切符の地図を見ながらやって来るしかなかった(爆)。



SOG03_100304途中通った中部公園には、三重のポスターが貼ってありました。色褪せたのから新しいものまで様々です。


さて、三重は三重県桑名市・いなべ市・員弁郡東員町・桑名郡木曽岬町・三重郡菰野町・三重郡川越町・三重郡朝日町をホームタウンにしています。いわゆる北勢地方と呼ばれているところですね。過去には四日市市や亀山市もホームタウンでしたが、現在は撤退しています。

三重の起源は名古屋市中区大須にあり、ものづくり(ロボット製作)教室も行っていた専門店になります。そこでJリーグの関係者に出会ったことで、創業者の地元であった桑名市でサッカークラブを興したいという夢を実現させるために、三重が誕生したのです。

2012年に県3部からスタートした三重は、2013年にはJ参入に向けて戦力を強化するものの、先述のロボット教室がルーツだったために、Jリーグの勘違いなどで書類不備扱いとなり、Jリーグ参入とはなりませんでした
しかし、着実にステップアップを果たし、2015年には東海リーグ2部、2016年には同1部に進み、その年に全国社会人サッカー選手権3位入賞に伴って獲得した全国地域サッカーチャンピオンズリーグの出場権を活用し、2位になったことで、JFL昇格を果たしました。

2017年からJFLで戦っていますが、あと一歩のところでJ参入を果たせずにいます。


そして、三重のもう一つの特徴は、サッカー以外にもプロスポーツクラブを持っているという点でしょうか。アルビレックス新潟のようなクラブと言ってもいいのでしょうか。
三重は男子サッカーの他に、男子と女子のバレーボール、女子サッカーを持っています。



SOG03_100316また男子バスケットボールのチームも持っています男子サッカーを除けば、まだ2部や3部というレベルではあるものの、いつかはトップリーグに・・・と夢見て邁進しています。



SOG03_100206中部公園に着くと、今回の目的地であるLA・PITA東員スタジアム(東員町スポーツ公園陸上競技場)が見えてきました。



SOG03_100916木々に覆われているものの、メインスタンド側が見えてきました。


そういえば東員町は、平成の大合併でてっきり桑名市の一部になっていると思っていましたけど、今でも員弁郡東員町と独立した自治体なんですね。失礼しました。



SOG03_101430そんな三重に所属している元FC岐阜の選手といえば、野垣内俊選手です。
野垣内選手は2008年に特別指定選手として岐阜に入団し、翌年も岐阜でプレー。以降2016年まで8年間活躍しました。その間には岐阜の顔としても活躍したことも。
その後はヴァンラーレ八戸(2017年)を経て、三重に入団しています。ちなみに、野垣内選手は三重県四日市市出身。ホームタウンからは撤退しているものの、地元の選手であることは変わりません。

そして、もう一人がエフライン・リンタロウ選手。彼は一度三重に在籍していた出戻り組になるわけです。
エフライン選手は、2010年に柏レイソルに入団。しかし翌年に岐阜へ期限付き移籍となりました。その翌年(2012年)も当時JFLに所属していたブラウブリッツ秋田に期限付き移籍した後、2013年にはFC琉球へ完全移籍となりました。
ただ、JFLに所属していた2チームでは目立った活躍ができず、2014年に当時はヴィアティン桑名と名乗っていた三重に移籍したのです。当時は三重県1部に所属していましたが、そこで12得点の活躍を見せ、2015年には東北1部だったラインメール青森に移籍し、JFL昇格に貢献2017年には東海一部だった鈴鹿アンリミテッドFC(現在の鈴鹿ポイントゲッターズ)に移籍。こちらでもJFL昇格に貢献し、昇格初年度の2019年には得点王に輝いています
2022年にはFC大阪へ移籍したものの、J参入初年度だった2023年には1試合しか出場できず、8月に三重に期限付き移籍となって今に至ります。だから、のぼりが無かったんだ・・・。



SOG03_113358一方の滋賀にも、岐阜からやって来た選手がいます。山内彰選手です。2021年に特別指定選手で入団し、今年の7月に育成型期限付き移籍しました。もう弾幕があるんや・・・。
なお、この日は控えで登録されました。



SOG03_104428こちらは三重のマスコットであるヴィアくん。ライオンがモチーフになったものですが、お口見えない(苦笑)。



SOG03_110719ということで、選手バスをバックに荒ぶっている姿をパチリ(笑)。


ちなみに、ヴィアティンとはオランダ語で14を意味し、14番がサポーター番号になっています。創業者が参考のために行ったのがオランダのサッカークラブだったそうで、そこからこの番号を冠したチームにしようと思ったらしい。
12番以外がサポーター番号になっているのは、結構珍しいのでは?



SOG03_113316スタジアムを撮っておこうと思い、まずは滋賀側をパチリ。
元々は陸上競技場なので、トラックなどがあるんですけど、芝生席側は低いので、見やすいのかな。



SOG03_113521こちらは三重側。
1500ルクスに対応している照明塔が今年の3月に完成し、夏には薄暮(18時キックオフ)ながらもナイトマッチが行われました



SOG03_123349ただし、大型ビジョンが導入されていないため、写真のようにボードによる選手紹介となっています。ただ、文字の書かれた紙をシュリンクして貼れるようにした(アウェイ側がそうだった)ふうではなく、本格的な仕上がりのものになっていました。



SOG03_140731試合中に撮った滋賀のサポーター達。
滋賀は観客動員でも大丈夫なのかと言われていましたけど、この日は、芝生席側は200人か300人くらいは来ていたんじゃないかなと。スタンド席のアウェイ側はほぼ満員でしたからね。




今回は、JFL公式の配信から拝借しております。フルタイムで見られます。



SOG03_145322試合に関しては、J参入の掛かっている滋賀が前のめりで攻めてくる格好になり、それは想定外だと三重は思っていたのか、浮足立った格好となり、それが失点劇になってしまいました。
前半5分には、平尾壮選手のコーナーキックを三重の選手がクリアしたものの、平井駿介選手が頭で合わせてループを描くようなシュートとなり、それがキーパーの頭を越えて、ゴールマウス上部から入るという珍しいものに。さらに前半15分には、高い位置で滋賀がボールを奪い、三重の守備陣に崩されながらも放ったシュートは入らず・・・で終わらなかった。キーパーが弾いた球を角田駿選手が見逃さず、絶妙な力具合のシュートでねじ込んで、J参入への執念を見せてきました。
これにより滋賀は一気に0-2まで突き放し、三重に更なる揺さぶりを掛けようとしてきたものの、「2-0は危険なスコア」と言われるくらいに滋賀が徐々にそのプレッシャーに呑まれていきました
三重が裏を取る作戦に切り替えたことで、滋賀の守備に穴ができるようになり、前半29分に後方から一気に前方に裏を取るロングキックを蹴り出し、エフライン選手を経由して後方にいる菅野哲也選手に回したら、すかさず前方に駆け抜けていた田村翔太選手に鋭いワンタッチパスを回し、それに田村選手もワンタッチで呼応し、流し込む!相手キーパーを越えるシュートは、見事ゴールマウス真ん中に突き刺さり、反撃ののろしを上げます。思えば、この1点が利いてきましたね。

後半に入って、滋賀も追加点を挙げようと必死になっているものの、1点取って落ち着いた三重は堅実な守備を施して、滋賀の疲労とプレッシャーも合わさって、なかなか打ち破れなくなりました。そして、滋賀のプレーに煩雑なところが目立つようにもなってきて、三重はその隙を突かんと圧を掛けてきました
滋賀はほころびを見せながらも何とか耐えていたものの、最終盤の後半35(80)分に、滋賀の選手が三重の選手の足を掛けてしまい、ペナルティエリア内だったこともあり、滋賀はPKを与えてしまいます。これを三重の大竹将吾選手が決め、遂に追い付きます
この後、滋賀はもっと選手を投入してもよかったのですが、3回目の交代で山内彰選手だけを投入してしまったため、1回目・2回目も1人ずつだったことから、3人しか投入しないまま試合を進めていました。何ともったいないカードの切り方・・・。替えたくても替えられない滋賀のもどかしさを感じ取りながら、そのまま試合が終了。2-2の引き分けとなりました。



あのPKが非常にもったいなかったのもあるけど、裏を取ってきたあたりから守備を引くようにしない滋賀にも問題があったのかなぁ・・・。前のめりの戦略も悪くなかったんだけど、それなら後半から5人の交代枠をフルに使って進めるべきだったのではないかねぇ。監督の采配ミスと戦略ミスと2点取ってからの試合運びを完全に見誤った試合になったと思います。つくづくもったいない。この勢いなら、ギラヴァンツ北九州も結構苦しめられたんじゃないかなぁ・・・。

でも、滋賀は大健闘して、お客さんにも感動を届けられたのではないかと。来年は、もう少しだけ観客動員が増えるかもしれないけど、やはりこの強さを維持してナンボです。去年が地域リーグ降格寸前だったので、来年はそうならないことを願います。

三重は野垣内選手は元気だったけど、エフライン選手の気の短さには閉口相手が悪い・相手に対して不満があっても、けしかけちゃダメ。あれはカード止む無しだわ。レッドじゃなくてよかったとも。山内彰選手は終盤だけだったので、何とも言えませんが、半年J参入争いしているチームを見て、岐阜に必要なものが何かを感じ取って帰れるのなら、悪い移籍じゃなかったと思います。


さて、スタメシとかの紹介をまだしていないので、次回以降行いましょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)

2017年08月02日

FC岐阜観戦記2017 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて(野垣内俊)

今日、天皇杯3回戦を見に行って来ました先日行われた名古屋グランパス×ヴァンラーレ八戸の一戦が、名古屋を襲ったゲリラ豪雨の影響で途中中断となり、中止→順延が決定。今日19時より、後半20分からのプレーで再開になりました。

試合開始ギリギリで飛び込んだので、詳細はよくわかっていない部分はありますが、1-0で始まった直後、八戸の村上聖弥選手がシュートを決め、あっという間に同点に。ここからイケイケムードになるかと思ったものの、名古屋は特例で認められたシモビッチ選手を投入し、その後押谷祐樹選手のコーナーキックから、同じく特例で出場が認められたワシントン選手との連携が決まり逆転(得点を決めたのはワシントン選手)。そのまま名古屋が力でねじ伏せるような形で逃げ切りました


正直、八戸には厳しい試合でした。動きもスピードも全く違うと思わせる部分があったし、ボールへ向かっていく姿も違う。厳しいプレーも当たり前のようにやっていた名古屋に対し、八戸はまだまだ甘いところがあったようにも。悪く言えば、お嬢様サッカー的になってぶつかっていかないところもありました。ここは取らないとというシーンで躊躇してしまっていたんですね。ケガしたくないとか当たり負けしそうだからやらないという気持ちはわかります。でも、ここで厳しいプレーができないと、この先Jリーグに上がった時に苦労すると思います。いいものは持っていますし、一生懸命さはすごく伝わっているので、あとは厳しく当たれるかどうかだけだと思いますよ。積極的に動けば、同点劇のようなプレーもできるし、それがいつもできるようにもなるのではと。

で、このチームには、昨年までFC岐阜に所属していた野垣内(のがいと)俊選手が在籍しています。随所にいいプレーができていたと思います。八戸の核として頑張っている姿を見て、ジーンと来ましたね。惜しむらくは、何で写真撮らなかったんだろう(爆)。近くに来てたのに(汗)。


それにしても、再開試合にもかかわらず1600人以上の来客があり、アウェイサイドの八戸にはJリーグのチームだけでなくJFLや地域リーグのユニフォームを着たサポーターの方々がいて、色とりどりの模様を見せていました。これもアマチュアサッカーの醍醐味でしょうし、天皇杯ならではのものなのかもしれません。それを体験できたのは、いい経験になったかなと。私が確認できた限りでは、FC岐阜・松本山雅・北海道コンサドーレ札幌(半被を着ていた)・マルヤス岡崎・鈴鹿アンリミテッドあたりでしょうか。


八戸の席を見て、名古屋のサポーターは何を思ったのか。もしかして、ただアマチュアチームが・・・というふうにしか見ていないのなら、天皇杯の重みやサッカーの奥深さを知らないと、ずぶの素人な私が言うのもなんですけど、そう思ってしまいますね。それだけの重みを八戸は背負ってやって来ているんです。皆が頑張ってほしい(悪い言い方をすれば、ジャイアントキリングをしてほしい(笑))と思ってわざわざ応援に来ているのです。自分達のチームは負けているにもかかわらずです。名古屋は、負けたチームの人達が応援してやると思ってくれるようなチームになっているのでしょうか。正直Jリーグまで来ると、その割合が減る(下手したら皆無になる)んですよねぇ・・・。


これでベスト16が出揃いました。この中で台風の目になりそうなのがAC長野パルセイロ(J3)と筑波大学(関東大学1部リーグ)ですね。特に筑波大学はJ1のベガルタ仙台とJ2のアビスパ福岡を倒しているだけに、どこと当たってもいい勝負するんじゃないかと思ってしまうんですよ(笑)。しかもNHK様の『ご加護』がある(爆)。ここと当たるチームは『BS劇場』という名の『洗礼』に気を付けたまえ(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2016年12月11日

FC岐阜クリスマスフェスタに行ってきた

SHV32_0252今日、岐阜市にあるアクティブGに行って来ました
というのも、ここのふれあい広場で「FC岐阜クリスマスフェスタ」が開催されたからです。
本来は行く予定ではなかったんですけど、ある選手が絡んでくるということで、行ってみようと思ったわけです。

ちなみに、アクティブGには大きな横断幕が。この写真ではまだ人の入りはまずまずでしたが、始まった時にはぎっしりとなっておりました。



SHV32_0254会場はこんな様子。
最初は、ニューバランスによる新ユニフォーム発表会ということで、ニューバランスのロゴが並んでおりました。そこに、プレスリリースで発表された10周年記念ロゴやマスコット募集のお知らせがイーゼルに乗せられていたんですけど、あまりこれを活用しないで話が進んでいきました
なお、用意した机といすも使われることなく引っ込められる(ギャハ)。名前まで貼ってたのに。



SHV32_0255さて、第1部「2017シーズンユニフォームデザイン発表会」が始まりました。
登場したのは、難波宏明選手と瀧谷亮選手。FC岐阜を支えるベテランフォワードとこれからのFC岐阜を背負う若きフォワードの出演となりました。
ちなみに、彼らの来ている上着(スウェット)も販売予定とのこと。これは欲しい。



SHV32_0259さぁ、ユニフォームの公開です。
今年のシーズンユニフォームは、オーセンティックユニフォームということで、選手と同じものを着ることになるようです。
2017年ユニフォームはコンセプトとしてアクセレーション(加速)とし、ユニフォームにスピード感を持たせています
そして、ユニフォームには丈夫で軽い、かつNBドライという速乾性のある素材になっているとのこと。ヨーロッパクラブでも使われているそうなので、ユニフォームだけでも一流クラブになったのかなと(ニヤニヤ)。あと襟が付いているということで、瀧谷選手はテンションが上がっている時には襟が上がるそうです(笑)。
また白のピンストライプという往年のファンには懐かしい仕様になっているとのことで、その白ピンストライプはダイヤ型木曽三川をイメージしているのだそう。

なお、特徴のほとんどを難波選手に言われて、瀧谷選手があまり言えなかった模様(苦笑)。そして、難波選手は、お客に買ってくれなきゃ非県民とまで言う始末(苦笑)。瀧谷君、あんな先輩になっちゃだめだよ(ニヤニヤ)。



SHV32_0260来客の後ろ見せてという声に押され、後ろも公開。
今回は背番号以外にネームが入るとのこと。ネームが名字だけになるのか名前だけになるのかニックネームもOKになるのかは不明。ただ、田中パウロ淳一選手だったら、「TANAKA」や「JUN-ICHI」よりも「PAULO」だろうなぁ(ニヤニヤ)。選手の思いの詰まったネーミングをしてほしいですね。



SHV32_0262宮田博之社長(左端)とニューバランスの担当者と共に記念撮影。



SHV32_0265その後、第2部として、退団選手挨拶が行われました
登壇したのは、ギラヴァンツ北九州から移籍し、2年間在籍した冨士祐樹選手(左)とFC岐阜に8年半(2008年に特別指定選手で入団)いたミスターFC岐阜と言っても過言ではない野垣内(のがいと)俊選手(右)
冨士選手はザスパクサツ群馬戦で地味ながらも泥臭い人を震わすゴールを決めてくれました。野垣内選手は今年もシーズンの半分を出場してくれて、守備の要として活躍してくれました。時間がなかったとはいえ、戦力外の出され方に不満があった中でも、今日出てくれたことに感謝をしたいと同時に本当に岐阜というチームを気に掛けてくれていたのだと申し訳なく思って見ておりました。彼の最後の姿、これを見たくて来たようなものです。



その後は、クリスマスパーティーだったのですけど、既に抽選で決められていたので、今回は行かず。午後1時過ぎに実質終わった感じでした。


ユニフォームどうしようかなぁ。いいもんだけど、少し値段が張るのよねぇ・・・。開幕には間に合わないかもしれないけど、年内にはどうしようか決めよう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)TrackBack(0)