2024年12月30日

長年のスポンサーを怒らせてしまったか・・・

アビスパ福岡を長年(2007年から)支えていた明太子の製造・販売を行っている会社であるふくやが、福岡とのスポンサー契約を2025年1月末をもって満了にすると発表しました。同時にふくやから販売していた福岡の支援商品や同チームサポーター向けのサービスも併せて終了になるばかりか、スタジアムグルメからも撤退することも明らかになり、かなりキナ臭いものになっています。
実は、ふくやは社長が福岡の運営会社の取締役にも就任しているほど関係の深い間柄なので、よっぽどの事情でないと満了なんてできないぞ・・・と思われているようです。
シンプルに会社の経営が傾きかけていて、福岡を支える余裕が無いので満了にしたという見方もできなくはないのですけれども、そんな話は聞こえてこないし、むしろ通販や物産展では人気のある方ですから、昨今の原材料費高騰で苦しい部分もあるとはいえ、会社が傾くほどではないと思うんです。


となると、福岡のフロントに原因があるとしか思えない。というのも、来年から金明輝(キム・ミョンテ)FC町田ゼルビアコーチが監督に就任することが決まったからなのではないかと。

金新監督は2021年、サガン鳥栖U-18時代(2016年~2018年)に選手・スタッフへのハラスメント(パワーハラスメント)が発覚し、公式試合への出場資格停止8試合または8試合に相当する期間の経過というけん責処分が下されたばかりでなく、日本サッカー協会からはS級ライセンスはく奪(A級ライセンスへの降格)と同協会の定める定める研修と社会奉仕活動が科されました
そして、これは疑惑レベルの話(鳥栖サイドが否定しているため)ではあるものの、今年鳥栖が川井健太さんが監督に就任していた時期にクラブ幹部が他のJ1クラブに所属するコーチに助言を求め、チームの選手やスタッフに直接指示を出していたことでチーム内に混乱が生じたと共同通信が配信し、一部地方紙で報じられる事態になったのですけど、その『他のJ1クラブに所属するコーチ』というのが、他ならぬ金新監督ではないかと目されているからです。
ただでさえハラスメント問題で限りなくクロに近い状況で、まだ処分が下されて数年しか経っていない中で監督業に復帰するのは、いかがなものかという懸念が出ていたのでしょう。就任会見の時も、福岡のフロントは釈明会見じゃないと変な擁護を見せたため、ますます大丈夫なのかという声が挙がっても不思議ではありません


今回金新監督に決まるという時点で、取締役だったふくやの社長は懸念ないしは反対の声を挙げていたのかもしれません。しかし、他の人達に押し切られ就任したものと考えられます。そしてあの会見だったので、ふくやとしてはスポンサー契約を辞めようと思ったのではないかと推測されます。2013年には福岡の経営危機を救うために支援商品まで作った会社が、ここまでするのですから、その怒りと悲しみは相当なものだと思います。


それでも喧嘩別れのような感じになっても、福岡への愛情は捨てきれないようで、公式Xにスポンサー契約満了のポストを上げた際、画像も一緒に挙げており、その画像右下には、うっすらと以下の文章が書いてありました


We wanna be back someday for all Supporters.
(全てのサポーターのためにも、いつか戻りたい)



この一文を見て、福岡の事情が落ち着いたら戻る気満々なんだろうなと思いますし、別れても好きなチームなんですよ、ふくやにとっては・・・。泣かせるじゃありませんか・・・。
だから、可能な限り、ふくやの商品を買ってあげて、支援しようと思います。会社が傾いているわけではないと思うので、そこまでは無用なのかもしれないですけど、福岡というチームを支えたことに対しての感謝の意味を込めて、チームの枠を越えてやってもいいんじゃないのかなぁ(福岡に対して恨みつらみのあるチームもあるので、一概にはやってほしいとも言えないけど)。


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Posted by alexey_calvanov at 21:01Comments(0)

2020年08月12日

鳥栖は踏んだり蹴ったり

J1のサガン鳥栖で新型コロナウイルスのクラスターが発生したのではないかという事態に陥っています。
8/11に金明輝(キン・ミョンヒ)監督に陽性反応が出たため、改めて選手・スタッフにPCR検査を実施したところ、8/12になって新たに選手・スタッフ計9人で陽性反応が出たそうです。このため、8/12にエディオンスタジアムで行われる予定だったルヴァンカップのサンフレッチェ広島×サガン鳥栖は中止になりました(代替日程は未定)。
実は、金監督は8/8の時点で体調不良を訴えていたにもかかわらず、マスクもしない状態で鹿島アントラーズとの試合に臨んでいたこともわかっています。まだ鹿島の選手・監督・スタッフから新型コロナウイルスの陽性反応は出ていませんが、仮に出た場合は鹿島の試合も中止になる可能性をはらんでいます。当然ながら、鳥栖の試合も今後控えているリーグ戦に影響が出る可能性も否めません


出てしまったものは仕方ないので、今後これを広げないように策を練ってほしいと思います。ただ、鳥栖の竹原稔社長は、監督が違和感を訴えた時点で即PCR検査やJリーグに最悪試合の中止を訴える措置を採るべきだったのではないかと。どうも経営危機の時といい、後手に回りやすい・緊急時の対応のまずさが目立っているように感じます。


鳥栖は今年に入ってから経営危機をしきりに言われるようになりました。今回の新型コロナウイルスが出たことによって、経営危機がさらに深まる可能性もあるだけに、クラスター拡大の可能性同様予断を許さないふうになってきました。今年のJリーグが終わってしまうという最悪の状況だけは皆で避けるように最大限の配慮をお願いしたいところです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)