2018年02月21日

スピードスケート、団体でも金

平昌(ピョンチャン)オリンピック終盤戦、日本勢にまたメダルがもたらされました。
女子団体パシュート(追い抜き)で、日本チームが1位(金メダル)になりました。
日本チームは、高木美帆選手・佐藤綾乃選手・高木菜那選手・菊池彩花選手が力を存分に発揮しただけでなく、統率力の取れた滑りを見せていました(出場するのは、4人中3人で、試合ごとに入れ替えは可能)
準々決勝で少し危なっかしい面はあったものの、準決勝では自分達の滑りを取り戻し、決勝にコマを進めていきました

決勝のオランダチームは、強豪選手揃いではあるものの、実力面では日本チームの方が上手で、今シーズンのワールドカップでは日本は負け無しで来ていました。そんな中で、一時オランダチームにリードを許すものの、後半になって伸びが出るようになり、終盤は他のチームが疲れる中で再び加速度を上げていき、見事にオリンピックレコードでフィニッシュしました。


先程も書きましたが、統率力に尽きるでしょう。年間300日の血のにじむような練習で掴んだピタリと一致したかのような滑り。離れすぎてもいけない(団体パシュートは、3人目のタイムが記録になるため)し、くっつき過ぎてもいけない(接触して、最悪転倒に繋がるため)。その塩梅を掴むために、頑張ってきたんです。本当に心揺さぶられました。そして本当に素晴らしかった。おめでとうございます。


そして高木美帆選手は、今回のオリンピックで全ての色のメダルを獲得することになりました(団体チームパシュート(金)、1,000m(銅)、1,500m(銀))。これもなかなかできません。惜しい試合もあったのだろうけど、日本中を十二分に沸かせ震わせてくれました。素晴らしかったです。
このメダルで、日本は1998年の長野オリンピックの10個を超え、冬季オリンピック史上最大のメダル数になりました。メダルの数が全てではないですけど、個々の頑張りの表れが過去最高の結果になったのだと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 22:49Comments(0)