久しぶりに、厳しいことを言っていこうかと思います。個人の名前を出して述べることは、ともすれば個人攻撃にもなりかねないので、自制しているのですけど、こうも立て続けにやってしまっている事態を考えれば、やむを得ないなと思ったので、表題に入れさせてもらいました。不快に思う方もいらっしゃるかと思いますが、そのあたりは申し訳なく思いますので、先にこの場を借りて謝罪します。申し訳ありません。
FC岐阜、昨日は長野県長野市にある長野UスタジアムでAC長野パルセイロと戦いました。
昨年は1-5という残虐ショーとなりました。しかし、そこで活躍した選手で残っているのは控えにいた遠藤元一選手だけ。他は他球団に移籍したり、ケガで出られない状況です。そんな中で昨年の再来なるのか。少なくとも勝てるのか・・・ということが頭をよぎってなりません。
そう言いたくなるのは、前節のツエーゲン金沢戦で藤岡浩介選手がケガで途中交代になったからですね。やはり長野戦には出られなかったか・・・。
フォワード陣は以前にも書いた通り、河波櫻士選手が離脱し、その前に山内寛之選手がケガで離脱しています。受難続きのポジションなだけでなく、点取り頭がやられてしまったとなると、得点力はガタ落ちです。そうなると、残っている選手達への負担は増します。特に藤岡選手に次いで得点を稼いでいる田口裕也選手に期待が増すのは当然です。もちろん、この日スタメンで出た横山智也選手・粟飯原尚平選手や控えにいるイ・ヨンジェ選手にも。
そして長野には、今年移籍した浮田健誠選手が在籍しています。
・・・ウチにいた時とは打って変わってゴールを量産しており、3/30のアスルクラロ沼津戦ではハットトリックを達成しています。既に8得点と新人時代(レノファ山口)の7得点を超えて自己新記録をばく進中です。
Uスタジアムに着いた時、いつもなら食卓代わりに置いてあるドラム缶が無味乾燥なオレンジ色(そこにサポーターの落書きが書いてある(笑))で鎮座しているのですけど、今回行ったら八幡屋礒五郎の七味唐辛子の缶にラッピングされていました。八幡屋礒五郎は長野のスポンサーなんですね。
そして、スタメシ探しがてら、ホーム側に行った時に撮ったもの。
旗がオシャレに置かれている(笑)。ここのスタジアムだからこそできる光景なんだろうなぁ。
そんなスタメシ、鉄板ばかりになってきたので、もう紹介するところが無いんじゃないかと頭を抱えておりました(苦笑)。
鉄板なのは、逆に言えば美味しいから・人気があるからずっといるわけですよ。ただ、アウェイ側の人間から言えば、もっと変化が欲しいとか思ったり(ニヤニヤ)。でも、美味しいからまた食べたいと思うと、残っていて安心なんですよね。うーんジレンマ(爆)。
そんな中で今回選んだのは、クロ鯛の「くずバーアイス」。この日は5月になったばかりだというのに、夏のような暑さでしたからね・・・。
今回はパインをチョイスしたんですけど、パイナップルの酸味とくずバーアイスの甘さが実にマッチしていました。また、くずバーアイスは普通のアイスとは異なり、溶けないので垂れる心配をしなくていいし、もっちり感が増して、口あたりもいいですね。
スタジアムの中では、CHAY HANE(チャイハネ)の「ケバブピタ焼きそば」をチョイス。
ケバブ肉をピタパンというものに入れるんですけど、せっかくだからと焼きそばも入れちゃった一品(笑)。なお、ケバブ肉入りの焼きそばもありますが、そちらのパッケージはプラスチックなので、環境にも優しい一品だったりする(爆)。
これを食べて思ったのは、オーロラソースだと思うんですけど、それが焼きそばに合うんだね。ちょっとした新発見になりました。あとは、焼きそばを半分くらい食べた後、容器代わりのピタパンと一緒に食べた焼きそばは美味しかったですね。
試合は、展開だけで見たら、最悪です。今までなら逃げ切れる要素があったのに、様々なハプニングと慢心でこうなったと言うべきなんでしょうな・・・。
実は、キャスティングボードを握っていたのは岐阜だったんです。前半早々に長野の奇襲を受けたものの、そつなく返していたので、そこから勢いに乗れるかなと思っていました。点はなかなか生まれなかったものの、ボールを渡す機会がほぼなく、取られてもすぐに取り返せる状況だったので、先制点が取れれば、何とかなるかなと思っていたんです。
そして、前半22分に産まれた待望の先制点。庄司悦大選手が右に展開していた粟飯原選手にパスを回し、粟飯原選手は右に飛び出した石田崚真選手に流します。受け取ってすぐにクロスを出した石田選手。それを頭で合わせたのが、田口選手でした。藤岡選手の穴を埋めるべく奮闘した先制点になったんですよ。この時は、素晴らしいプレーをやってくれたと諸手を挙げて喜んだものです。
しかし、前半33分で得たPKに対し、田口選手は左に蹴ってしまった。また左だよ・・・。もう何回も蹴ってるんだから、相手に研究されてるって、何度言ったらわかるの、アナタは・・・。
真っ先に思い浮かんだのが、この画像。「スラムダンク」で主人公達が所属する高校の監督である安西先生が発したこのセリフですよ。そう、「まるで成長していない・・・」。
ここで取れなかった1点が招いたのか、前半終了間際に大きなアクシデントが発生しました。守備に就いていた茂木秀選手がジャンプして着地した直後にうずくまり、動けなくなったのです。ピッチでゴロゴロ転がって痛みを露にしている茂木選手。即座に×が出て、上田智輝選手に交代となりました。
スクランブル登板した上田選手も奮闘しました。後半12(57)分に発生したPK(キッカーは浮田選手)を見事に阻止し、茂木選手の代理を見事に果たしてくれました。
ただ、その後から徐々に岐阜のチームにほころびが生まれていたのでしょう。主軸の藤岡・茂木両選手がいなくなったツケを払わされることになったと言えば、いい言い訳になるんでしょうな(苦笑)。
終盤に長野の交代策が実った格好になったとしか言えないですね。ウチに関して言えば、動きも悪くなかったし、攻守も悪くなかったと思う。そうなると、やはりこのままやれば勝てるだろうという慢心がどこかで出ていたのではないかと。いつもいる選手がいないことで、ちょっとずつ出ていたほころびに気付かず・・・。結果、足が止まったのか、何なのか原因不明なまま立て続けに失点を浴び、2-1で逆転負けという最悪の展開になりました。
ハプニングがあったとはいえ、あの時の1点が取れていたら・・・というテゲバジャーロ宮崎戦と同じ事態を招いてしまった田口選手は、本当に猛省して頂きたい。そして、左を蹴ろうという意識を持ち続けるのなら、田口選手以外の選手がキッカーになった方がマシだと思ってしまうほど、彼にキッカーをやってもらいたくないと思うほどでした。
少なくとも、こんな日もあるさ・・・では済まされません。手痛い1敗です。貴重な勝ち点3をフイにしたことは、田口選手だけでなく、この日の試合にスタメン・リザーブにいた選手と上野優作監督とスタッフは猛省して頂かないといけない試合になりました。
試合後に浮田選手がやって来てくれました。
真っ黒に日焼けしていた浮田選手。恐らく長野で猛練習を受けているのだろうなぁと思うと、つくづくウチはいい選手を放出してしまったなぁと。ただ、長野に行って覚醒したのであれば、彼にとっては、いい『転職』だったのかもしれません。
ちなみに、長野に所属してた遠藤元一選手も長野側のサポーター席に向かって挨拶していました。
引き分けを挟んで連敗になってしまった岐阜。かなり嫌な雰囲気の中でホームに戻ります。その相手はギラヴァンツ北九州になり、相性が悪いことも手伝って、正直勝てる気がしないです。しかも、昨年のこの時期に負けが込み、居残り案件になったんですよね(実際は4月中だった)。昨年の今頃は、天皇杯の県予選決勝で大勝して、ここから反転攻勢だ・・・と息巻いていたあたり。本当ならそうなってほしいと思うのですが、ズレてやって来たなと思えてなりません。あまつさえ、この日はナイトマッチで大型連休最終日です。翌日仕事があるので、居残りだけは勘弁してほしいなぁ・・・(泣)。万一居残りになっても、今回は付き合えません。本当なら付き合いたいけど・・・。
だからこそ、だからこそ、北九州戦には勝って安心させてほしい。私の中にある勝てる気がしない思いをあざ笑うかのように振り払ってくれてもいいので。そうじゃないといけない。そうであってほしい。そうじゃなきゃ困る。ウチのチームって、そうでしょう?