2019年09月24日

革命は終わるのか、これからなのか

サッカーJ1に所属する名古屋グランパスの風間八宏監督が解任され、後任にマキシモ・フィッカデンティさんが就任することになります。既に練習に参加し、監督としての活動を開始しているとのことです。


まぁ、唐突でしたね。ファン感謝デーだった9/21に合わせたかのように一部スポーツ紙などで風間監督解任報道が出され、地元紙でも報じられることに。それに対して公式サイトは声明は出したものの、ノーコメントとも取れるものになりました。もちろんファン感謝デーでは、そのことは全くスルーされていました
ところが、三洋堂書店で開催予定だった風間監督のサイン会が急遽中止になったことから、解任報道は事実なのではと思われ始め、今日遂に解任を認めた格好になります。


風間監督は2017年に就任。奇しくもこの年はFC岐阜の大木武元監督が就任した年でもありますが、同じJ2で戦うことになりましたそのシーズンは3位だったものの、決勝プレーオフで勝ち抜き、何とかJJ1昇格を果たしました
その後、去年・今年とJ1を戦うために多額の強化費をトヨタからせがんで、戦力を強化するものの、去年はギリギリのところで残留、今年は5月までは調子がよかった(首位にまで立った)ものの、そこから失速現状11位ではありますが、それも調子のよかった頃の貯金があって今がある・・・というふうなんですね。原因としては、攻撃的サッカーが仇になり、一度引かれてしまうとそれを突破できないからと言われています。相変わらず守備はザルだったので、失点だけが積み重なり、攻撃はなかなか復活できないという悪循環。夏の強化時期まではフロントも我慢してくれましたが、ここにきて退場宣告されたわけです。


風間監督から代わって監督になるフィッカデンティさんは、イタリアで10年以上の監督歴があり、日本では2014年と2015年にFC東京、2016年~2018年まではサガン鳥栖の監督を務めてきました
守備に定評のある監督とは言われていますが、成績面では(日本時代はおろか、イタリア時代も)パッとせず、正直この監督で大丈夫なのかと疑いたくなるものです。それでも名古屋は、この監督でやっていくと決めたのですから、サポーターはそれを信じてやっていくしかないんでしょう。


恐らく今年は乗り越えられるのではないかと思います。下があまりに悪いから。ただ、このまま負け続ければヤバい状況なのは変わらない。名古屋の気分次第で・・・というふうになるでしょうから五分五分ですね。むしろ心配なのは来年以降オフシーズンにきちんと処置を施さなければ、再びJ2降格が目前に広がってくるのかもしれません。


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Posted by alexey_calvanov at 23:34Comments(0)

2017年03月04日

いよいよ名岐ダービー

遂にこの日がやって来ました。
J2残留が決まってから4ヶ月弱、ほぼいきなりの状態ながらも、FC岐阜悲願の名岐ダービーが開催されます。


今回の試合と長良川競技場で行われる試合は、「名岐ダービー~木曽川の合戦~」と題して開催されます。来年はどうなるかわかりませんか、記念グッズも作ったことだし、末永く盛り上がるものとしましょう(ニヤニヤ)。


しかし、今回は名岐ダービーだけが見どころではありません。他にもいくつかあるんです!

まずは新監督対決
岐阜の大木武監督と名古屋グランパスの風間八宏監督は、今年から指揮を執る新監督同士。共にパスサッカーを信条とするチームなので、ボール(球際)の攻防が注目されることでしょう。逆に言えば、どちらが大胆に攻め上がれるかもカギになるでしょう。
また、大木・風間両監督とも同年齢。しかも中学校が同じで、お互いの実家が2kmも離れてるかどうかという近さ互いを知り尽しているとも言え、非常にやりにくい相手なんでしょうね。

さらに、もう一つ注目すべきポイントとして、親子対決が挙げられます。
岐阜に所属する風間宏矢選手は、風間監督の息子(次男)。かつては川崎フロンターレで一緒にいたこともあり、(真相はともあれ)『追い出される』形で出ていった彼にとっては、目にものを見せるチャンス到来でもあるわけです。
なお、田中パウロ淳一選手がプロとしてのキャリアをスタートさせたのも川崎彼も風間宏矢選手と似た感じで出ているので、風間八宏監督には一過言あることでしょう


この試合は、愛知・岐阜・三重の方々なら、NHK総合テレビで見られますが、時間のある方は、是非とも豊田スタジアムに訪れて頂いて、盛り上げていきましょう!まだチケットは大丈夫なハズ(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 10:39Comments(0)TrackBack(0)

2016年11月18日

普通は朗報

だが、今回の話はJ2名古屋グランパスエイトだ(汗)。
未だ監督やGMが決まっていない名古屋、ここに来て監督が決まりそうです。


各スポーツ紙や大手新聞社の報道によれば、名古屋の新監督に元川崎フロンターレ監督の風間八宏(やひろ)さんに固まったと伝えています。

風間さんは、大学卒業後はごく初期を除いてドイツ(当時は西ドイツ)のサッカークラブを転戦し、1989年からマツダSC(後のサンフレッチェ広島)に所属していました。Jリーグに広島が加入した後も数年間プレーしていましたが、最終的には再びドイツのクラブに移籍、その年に引退しました。
引退後は、大学のサッカー監督として長いこと過ごしていたため、アマチュアサッカーの底上げを図ったとも言えます。その風間さんが初めて指揮を執ったのが、今回辞めた川崎だったのです(2012年~2016年)
そこで風間さんは、川崎のチーム力を安定化させ、強豪が跋扈(ばっこ)するJ1で存在感を示していましたアマチュア上がりの監督でJ1残留を果たしている(時折優勝争いにも絡む)のですから、卓越した指導力を発揮したのだと思いますわ、傍から見たら。


ところで、名古屋はボシュコ・ジュロブスキー元監督を解任してから迷走状態が際立っています。中でも監督は外国人にするという報道が当初挙がっており、フランス人のル・グエンさんを据えるという話まで出ていました。そこから一転して日本人監督に打診ですから、ル・グエンさんと折り合いが付かなかったのか、名古屋にある派閥、つまりは相手をけん制するためだったんでしょうか。

これで選手の不満が治まって、選手残留→戦力強化→1年でJ1復帰といけばいいんですけどね。どっこい名古屋はそんな上手く行かないよと(苦笑)。


まぁ、普通のチームなら朗報・最強の補強などとほめちぎれたんでしょうけど、名古屋では『政争の具』扱いでしょうな。ちょっといたたまれないですわ。


あとは、名古屋のフロントが勘違いか気を利かせてかチームの盛り上げ(つまりは興業面)で彼の息子を移籍させかねないよ。
実は、息子もJリーガーで、長男の宏希選手はギラヴァンツ北九州、次男の宏矢選手はFC岐阜に所属しているのです。どっちもJ2残留争いを繰り広げているので、残った場合は親子対決と煽られ、どちらかがJ3行きになった場合、オファーを出してくるんじゃないのかなと思っているわけです。名古屋はバカフロントだからやりかねない(汗)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:49Comments(0)TrackBack(0)