2021年12月28日

【実は】時計回りで大回り【2度目】

今日、中央本線と飯田線を経由した大回りの旅に行ってきました。
・・・以前行ったんじゃないかって?そうです、確かに行ってきましたよ。でも、その時は反時計回りでの旅今回は時計回りでの旅なんです。
どういうルートなのかというと、最寄り駅から中央本線に乗って塩尻駅まで。そこから乗り換えで岡谷駅まで乗って行き、そこで飯田線(岡谷~豊橋)に乗り換え、完乗豊橋駅で最寄り駅まで帰るというものです。実は、表題の通り、何年か前に一度試みたものの、降りてはいけないところで降りてしまい、失敗した経緯があります(ゴルフ大会の客に釣られたんだよな・・・)


SHV47_1969昨日は名古屋でも大雪になったものの、家を出た時には、昨日本当に2cm積もったのと言いたくなるくらい、雪は全く溶けて無くなっていました
しかし、中央本線で東濃方面に向かうと、まだまだ雪が残っていました中津川駅で松本行きの列車に乗り換えないといけなかったのですけど、そちらの方は、塩尻や岡谷といった都市部や一部の地域を除いて、根雪となって残っていた感じでした。



SHV47_1970そして、塩尻駅で乗り換え。
10分強乗り換えまで時間があったので、駅そばをすすろうと画策。駅構内にある、そば処 桔梗に。以前、「安曇野葉わさびそば」を食べたあの場所です。今回は「かき揚げ山菜そば」をチョイス。



ここは、そばの風味が立っていて、つゆもキリっとしたものながらも、濃過ぎない山菜も美味いねぇ・・・。ここは何でも美味いから、ざるそばとかを食べてみたいんだけど、夏に行く機会が無いのよ。


SHV47_197110分ほどの乗り継ぎ待ちを経て、高尾行きの列車に乗って、岡谷駅に。
・・・高尾って、あの高尾だよな?高尾山のある高尾、東京都八王子市にある高尾駅のことだよな!?どんだけ長距離走ってんねん!?
今回乗れなかったけど、岡谷(最高で上諏訪)~豊橋も大概だし、この高尾行きも大概だわ。しかも、長野から来ているらしい(その逆もあり)都心(東京23区)を走っていないとはいえ、この長距離列車を完乗する人は、本当にすごいわ・・・。


話が相当逸れてしまったので、本題に。
写真のものは、御柱祭りの縄7年に一度、もみの木に縛り付けるものです。ちなみに、次回の御柱祭りは、来年(2022年)だったりする。



SHV47_1974岡谷駅では先程の3倍近い時間を待つことになったのですけど、これくらいの時間なら・・・と思い、岡谷駅前にあるララオカヤに。
以前来た時とは違い、ほとんどの店が移転などでほぼもぬけの殻。そんな中で残っていた、これまた以前に食べようか再三迷って食べなかったうなぎ屋に。
清水屋といううなぎと佃煮(ちりめん以外にも鯉やイナゴといった、長野県らしいものも)を取り扱う店。もう来年以降、このテナントが残っているか怪しい状況になっていたので、せめてもの・・・と思って、うなぎ弁当を買うことにしたのです。
前にも書きましたけど、冬が本当の旬なんですよ、うなぎって



SHV47_1976そして、これがうなぎ弁当。並なんですけど、うなぎは大きいし、ご飯も店の主人が、ちょっと多めにしてやれとか心遣いを見せてくれたものです。そんなこと言われたら、来年また絶対行かないかんじゃん・・・(泣)。2000円するけど、その心遣いを見てしまったら、とんでもなく安いよ。



本当にお金を出して買って食べた甲斐がありました。
うなぎの身は柔らかいのに、外はしっかり焼かれていて、パリっとしています。たれが無くとも、たれを掛けても、どちらも美味しい。たれを掛ければ、たれのほんのり甘い味わいが、うなぎの味の濃さを控え目にしてくれます。逆に、無ければ無いで、うなぎの脂の美味さを味わえます


SHV47_1975そんな飯田線の列車には、豊橋駅での清算方法を説明してくれている掲示板が。
・・・確かにワンマンで走っているけど、豊橋まで乗る人なんて、そういないよ(苦笑)。



SHV47_1977最後は、天竜峡駅の一つ前にある川路駅のそばにあるセブンイレブンで買ってきた、ヤマザキパンの「レーズンブリオッシュ」
生地にレーズンを練り込み、ラムシロップソースを挟んだものになっています。



コイツ、クリーム状になっているラムシロップソースの甘さが、ブリオッシュの生地にマッチしていて美味いレーズンも甘酸っぱくて美味いわ。なおブリオッシュは、ふっくらしていて柔らかいですよ。


岡谷駅から乗った列車は一旦天竜峡駅で一休み。先程も書いたように、豊橋からやって来た列車に乗って、一つ前の川路駅に戻って、セブンイレブンで買い出しをした後、時間もあったので一駅分歩いてみた
・・・おかしい、思ってたより遠いぞ(ギャハ)。
それでも乗車10分前に着いたので、事なきを得る。そして乗る列車は、岡谷駅から乗って来たヤツじゃん!乗務員が1時間休憩取りたかっただけじゃないのか!
しかし、後続の列車(これが本当は乗る予定の列車)が遅れたため、乗る列車も5分以上遅れることに。飯田線は線形がよくないので、回復運転もままならないにもかかわらず、豊橋駅での乗り換えは定刻通りに。あーよかったと思いながら家路に着いたのでした。


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Posted by alexey_calvanov at 22:04Comments(0)

2018年01月07日

大回りの旅リベンジ

先日、東海道本線・飯田線・中央線を使った大回りの旅に行ってきました。2013年の夏にも行っているので、実に4年半ぶりなんですね。今回も最寄駅から乗って、豊橋駅から飯田線に乗り換え、岡谷駅まで。そこから中央線に乗り換え、塩尻駅で名古屋方面に乗り換え、中津川駅で乗り継ぐという形になります。前回も降りる場所は違うものの、同じルートで向かっていますけれども、イベントにぶち当たったのと大雨に降られたので、散々だった記憶が・・・。


というわけで、最寄駅から終着駅になる豊橋駅まで乗っていくことに。ここまでは新快速など優先列車が走っているので、移動も楽ちん。普通電車なら倍以上の時間が掛かっているかと思うと、優先列車はありがたい・・・。


SHV32_1709ここから、飯田線に乗り換えるため、お昼ご飯というのか、途中でつまめるものをと思いお弁当を買うことにしました。ちなみに、豊橋駅では構内の店でかけそばを頂いています。きしめんでもよかったかなと思ったものの、まぁそばの気分だったので(ニヤニヤ)。
ここで買ったのは、助六寿司壺屋の弁当部が販売しております。先述のそばを頂いたところも壺屋さんです。



SHV32_1710中はこんな感じ。
稲荷寿司が4個、かんぴょう巻きが5個入っています。



稲荷寿司は美味いね。前にも紹介したかもしれないですが、甘めの味付けで濃い味なんですが、美味いから何個でも頂けます。その点かんぴょう巻きももう少しかんぴょうに味があれば美味しいかな・・・。コントラストが利き過ぎているので、次は稲荷寿司だけでもいいかな。


豊橋駅でご飯とお茶を買って、信濃路(一部静岡を抜ける)を駆け抜ける飯田線に乗っていきます。
この飯田線は豊橋駅から辰野駅までの区間(そのうちJR東海の管轄はその前の宮木駅まで)ですが、電車によっては、その先の岡谷駅、上諏訪駅、茅野駅まで走っているものもあり、今回乗ったのも辰野駅よりも先の区間まで走っているものでした。


SHV32_1711最初の電車は天竜峡駅までなので、乗り換えの間に昼ご飯・・・と思って南信の名物「ソースカツ丼」に。
こうなったのは訳がありまして・・・。

駅から数分のところにある辻本屋飲食店へ行ったのですが、ソースカツ丼を頼んでもなかなか出てこない5分位で出てくるだろうと甘く見ていたのがいけなかった。どうも一から作ってたようなのだ。
時間が無いと伝えると、急いで盛ってくれた結果が、この弁当になったわけです。しかも味噌汁が無いので850円にまけてくれてくれていますギリギリで間に合ったばかりでなく、釣はいらないといったのに、わざわざ追いかけてくれたのです。申し訳ないです。



肉はやや硬めのロースかフィレなんでしょうけど、肉の味も感じられる味わい深い部分でもあり、ソースの濃さも相まって美味い何よりサクサクしているのよ。そして、一緒に添えられていた、恐らくすんき漬け(本来は長野県の木曽地方の漬物で、塩を使わず乳酸菌で漬けた珍しいもの)の酸味あふれる味わいもなかなか美味しい


ギリギリ間に合って乗ったのは、茅野駅までの電車この電車に乗らないと、大きく予定が狂ってしまうのだ。
先述の通り、飯田線の端になる辰野駅を越えて走る電車の一本で、天竜峡駅から北へ向かう方向に乗る中では、一番遠くまで走るものになるでしょうね。
途中、七久保駅ですれ違いの電車が遅れ、6分のロスになるものの、先の区間でその遅れを徐々に取り戻し、伊那松島駅辺りには定刻通りにまでなっていた。本数が少ないのもあるのだろうけど、あっという間に取り戻したようにも。


SHV32_1712途中乗り換えの岡谷駅にて。
中央線が走っているのもあって、様々な電車が乗り入れているわけですが、松本はわかるここから距離はあるけど飯田まで行く電車があるのもまぁわかる。ここには載っていないけど、特急で新宿まで行く電車もわからんでもない。でも、長野県を渡り切って、終点になる豊橋まで行く電車があるのはおかしい(汗)。岡谷駅より前の区間で始発となるんだろうけど、総距離にしたら200km以上ノンストップで走っているわけだよ。乗ってはみたいけど、すごいよね・・・。たぶん、長距離で走る電車としては5本の指に入る普通電車としてトップクラスの走行距離でしょう。



岡谷駅で25分待ったものの、待ち時間を感じさせないほどあっという間に時は過ぎる。お土産選んでたら時間が早いのよね・・・。岡谷はうなぎが名物で、うなぎを売ってるところもあったけど、時間のことを考えると選べなかった(泣)。冬のうなぎは旬なのにね・・・。


岡谷駅からは中央線になり、まずは塩尻駅まで大きな乗り換えターミナルとなる場所で東西に分かれる中央線の中間地点でもあるのです。


SHV32_1713その塩尻駅では、やはりそば。去年塩尻には行ったけど、色々あって行けなかったのね、キオスクそばの駅そば屋
そこで頂いたのは、安曇野葉わさびそば。そこに山菜とねぎをトッピングしました。
ええ、ねぎまみれでメインの葉わさびもトッピングの山菜もわからなくなる(苦笑)。



ああ、やっぱりここのそばは美味いね。出来合いなのはわかってても、ここのそばは美味い。信州そばだからと思いたい。葉わさびの辛さとねぎのすっきりとした辛さで、味が辛いだらけなんだけどね(爆)。


この後は、中津川駅まで普通電車に乗って帰ることに。
ローカル電車のあるあるで、1両目で乗車券を取って清算するシステムのため、2両目は一部の駅を除いて基本的には締め切り。それはそれで寒風吹きすさぶ中走るので、熱が逃げないのはありがたい。でも、足元のヒーターが利き過ぎているのか、暑い(爆)。ジャンパーを脱がないと暑いのよ。ある意味拷問でした(泣)。去年乗った時は、そんな時期じゃ無かったとはいえ、ここまで暑かった記憶が無いのよねぇ・・・。


SHV32_1714その車中で「わさびちくわ」を買って食った。わさび入りチーズなのね。



・・・もっと辛いのかなと思ったら、全くと言っていいほどチーズの味(笑)。


中津川駅で短い時間の乗り換えを済ませて、最寄り駅に無事に着きました。4年越しのリベンジができましたよ。
その乗っている時間は壮絶で、1周するのに半日以上(約13時間)。中でも豊橋~天竜峡で4時間、天竜峡~岡谷で約3時間半ですよ・・・。いかに過酷なのかがわかります。でも、乗っているだけなのでか、あまり疲れなかったという不思議


また行く時には、逆から回ろう。でも、1日で行けたかな・・・。是非とも、岡谷からでもいいから、豊橋までノンストップで行くあの電車に乗りたい(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:13Comments(0)

2018年01月06日

無事に帰って来れました

朝早く(とはいっても一番電車ではない)出て、飯田線・中央線をメインに乗っていった大回りの旅も、この記事を書く数時間ほど前、無事に最寄り駅に帰って来れました。途中遅れた時にはどうなることかと思いましたけど、走っている本数が少ないことが幸いして遅れを取り戻せたようです。
終日いい天気だったので、遅れなかったのも幸いしたようです。まだ長野の南信・中信は雪があまり降っていないようです。降ってもすぐ溶けてしまったのかな。根雪があまり無いんですよ。


詳しい話になるかどうかわかりませんけど、後日そのあたりを書いていければなと思っております。
ちなみに、乗ってるだけだからか、案外疲れていないという不思議(笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:43Comments(0)

嫌な予感がする・・・

「スターウォーズ」の見過ぎだろって?さにあらず。

大回りの旅の途中、七久保駅で辰野方面からの電車が来ず、すれ違いに遅れが発生する事態に。まだ正味6分の遅れだそうだけど、これが致命傷になりかねないのがローカル線(汗)。大丈夫かしら?


しかし、この路線に乗る時は、何かしらのハプニングに巻き込まれるのぉ・・・(泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 14:24Comments(0)

停車時間は25分

そんな「銀河鉄道999」のような感覚にさいなまれるのが、ローカル線最大の特徴とも。
現在飯田線の中部天竜駅で待ちぼうけ。そうです、実に4年ぶりに大回りの旅をしてます。余った「青春18きっぷ」の消化という罪滅しを兼ねて(ギャハ)。

今回は、途中どこかで降りるという事態は無く、あくまで乗り換えや乗り継ぎのために降りるというふうになりそうです。そのため、豊橋・天竜峡・岡谷・塩尻・中津川しか降りないでしょう。
とはいえ、中部天竜のように長時間停車するところなら話は別(笑)。途中下車して駅周辺をぶらりとしますわ。ええ、何もなかったけどね(爆)。


ちなみに、この乗っている電車の終着駅である天竜峡までまだまだ先は長い(汗)。さすが飯田線・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 10:19Comments(0)

2013年11月20日

秋の秘境駅ツアーに行ってきた⑤

ISW11F_0240飯田線の秘境駅を巡る旅、前回で終了となりましたが、急行「飯田線秘境駅号」は起終点の豊橋と飯田、途中駅の天竜峡駅(列車によっては平岡駅にも停車)以外にもう一つだけ止まる駅があります。それが今回紹介する大嵐(おおぞれ)駅です。



ISW11F_0241大嵐駅は、静岡県浜松市天竜区(旧水窪(みさくぼ)町)にあるのですが、位置付けとしては少々特殊です。



ISW11F_0242その前に特徴的とも言えるのは、人のあまり乗降の無い駅には失礼ながら立派すぎる駅舎東京駅のそれをモチーフにしたと言われています。
ここまで立派な理由は、駅舎そのものが休息所を兼ねたところになっているため。そういうことから、駅舎内には有志が置いたクッションのある腰掛けがあります。



ISW11F_0239駅から歩いてすぐ、駅からもよく見えるところにあるのが、鷹巣橋。



ISW11F_0243この鷹巣橋、愛知・静岡の県道ということもあり、非常に立派なものです。
で、先程の話。この駅は静岡にあるのにもかかわらず、川を挟んだ隣にある愛知県豊根村(旧富山村)の玄関口として機能しているからです。



ISW11F_0244というわけで、駅側の岸には静岡県浜松市の看板



ISW11F_0245橋を渡れば、そこには愛知県豊根村の看板があります。歩いて5分も掛からないところにあるので、非常に身近です。



ISW11F_0246鷹巣橋から遥か先に見える大嵐駅。



その後は、豊橋駅までノンストップ(車両入れ違いのために、降りられない途中停車はある)。車内からですが、S字鉄橋も見てご満悦させて頂きました。


お土産には乗車証明書とりんご(天竜峡で作られたものらしい)を頂きました。りんごはシャキシャキしてて美味しかったですね。


もう少し天竜峡で時間を割いてくれればいいのですが、メインはあくまで秘境駅探訪・・・と思っている人には十分楽しめる旅になるのではないのでしょうか。特に鉄道マニアの方々は歓喜されるのではないかと。普段はどうやって乗車スケジュールをやりくりしても1日では難しいですものね・・・。しかもタイムロスが多いですし。


今年の秘境駅の旅はもうすぐ終わりになるので、来年ないしは別の時期に行われる同種の旅にご期待下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:48Comments(0)TrackBack(0)

2013年11月19日

秋の秘境駅ツアーに行ってきた④

ISW11F_0217今回も秘境駅の紹介です。


まずは、中井侍駅
為栗駅(してぐり)から南へ4駅目にあり、長野県最南端の駅になります。



ISW11F_0218ここにあるのは数軒の民家と・・・。



ISW11F_0220中井侍銘茶と言われるお茶の畑。



ISW11F_0219そして、地殻変動で使われなくなった旧トンネル(左側の草むらの中にあるらしい)

ちなみに、かつてここから通っていた高校生のために臨時で快速が止まっていた経緯があり、その時のエピソードがここではないかとも言われているものの、都市伝説(JR側は否定、駅のある天龍村はその存在そのものを知らなかった)とも言われ、詳細はやぶの中・・・。まるで、旧トンネルがあったことをわからなくするかのようです。



ISW11F_0221しかし、そんな駅でも景色は最高
民家や大きな道に続く小路を少し登っただけでもこれですもの。列車がいなければ、雄大なパノラマを楽しめることでしょう。



ISW11F_0222そして秘境6駅の最後、小和田駅
静岡県最北端の駅でもあり、中井侍駅の隣になります。



ISW11F_0234秘境6駅の中で唯一駅舎の残っている駅で、1984年までは有人駅になっていました



ISW11F_0237その名残なのか、この駅にはすれ違い用のホームが残されており、2008年までは使用されていました。現在は使用されていないため、徐々にそのホームが朽ち始めています。恐らく数十年後には草に覆われていることでしょう。



ISW11F_0224この駅には3つの特徴があります。

一つ目は、現在の皇太子妃雅子様の旧姓が『小和田(おわだ)』だったため、この駅がフィーチャーされた、いわゆる小和田ブームの場所として。
そのブームにあやかって、当時この駅にあった水窪(みさくぼ)町(現在の浜松市天竜区水窪)がこの駅で結婚式を挙げるカップルを募集したことがありました。それがその時の物の一つで、新郎・新婦を乗せた専用列車のヘッドマークです。



ISW11F_0225その時の模様は駅舎の中に残され・・・。



ISW11F_0227当時のにぎわいを今に伝えています。



ISW11F_0228結婚式の会場になった駅下の広場。
今は見る影もない草の生い茂ったところとなってしまっておりますが、当時は盛大に行われたことでしょう。



ISW11F_0233それ以外にも、結婚式の行われた記念に設置された「愛のベンチ」



ISW11F_0238恋愛成就にちなんだ記念碑が残されています。



ISW11F_0235もう一つの特徴として、愛知・静岡・長野の3県にまたがる駅として知られています(正確な境界線は天竜川内にある)
以前にも撮りましたが、改めて紹介する「3県境標識」



ISW11F_0236天竜川から見える景色。
今いるところが静岡県、向こうの川岸にある山は愛知県、奥にある山の向こうは長野県になります。



ISW11F_0226駅舎の中にも周辺案内板があるのですが、この中身も3県にまたがっていることを意識したものになっています



ISW11F_02293番目の特徴としては、ここが文字通りの秘境駅だという点
最も近い集落まで1時間、橋にたどり着くまでに25分ほどかかります。
ちなみに、駅前にあるのは廃屋(製茶工場跡)くらいです。



ISW11F_0230そして、この廃屋の下には、佐久間ダム工事の際に転がり落ち、救出を放棄されたとされるミゼットがあります。
かつては、大きく広い道があったことの名残でもありますが、現在はダムの完成に伴い大きな道が沈んでしまって、往年の影はありません。



ISW11F_0231既にミゼットは人がほとんど来ないこの里の中にうずもれようとしています。やがて、このミゼットも草木の中に覆われ、人々の記憶の中からも消えていく運命にあるのかもしれません。



ISW11F_0232人家がないところゆえに、今回のようなケースでなければ非常に静かなところなのだと思います。
人によっては、老後はここがいい・・・なんて言う人もいるのかもしれません。



次回もう少しだけ。秘境駅じゃないのですが、途中停車した駅を紹介します。


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Posted by alexey_calvanov at 23:47Comments(0)

2013年11月18日

秋の秘境駅ツアーに行ってきた③

ISW11F_0206今回も先日行ってきた「飯田線 秘境6駅探訪の旅」の一コマから。


まずは田本駅金野駅から2つ先にある駅です。
駅標や待合所のある部分は広いものの、基本的にはかなり狭い駅です。



ISW11F_0203それはこの急峻で、人一人がやっと通れる階段を上がればわかります



ISW11F_0204それもそのはず、この駅は断崖絶壁のそばに作られた駅だったからです。
また、コンクリの貼った壁の一部には撤去できずに残された大岩があります。こちらは以前紹介した金野駅と違い、覆い隠すものがないのでかなり怖いですね。



ISW11F_0207田本駅からはもう一つ。
トンネルの先にトンネルが見える数少ないスポット。



ISW11F_0215次は為栗駅。これで『してぐり』と読みます。田本駅からは温田駅の次にある駅です。



ISW11F_0210駅全景。
見てもらうとわかりますが、基本的に何もないのはこれまでと同じ。



ISW11F_0209しかし、ここが他の駅と違うのは、開かれた絶景があるのです!
うん、絶景かな。
ちなみに、奥の右側から流れ込む川は万古川



ISW11F_0208天竜川に掛かる吊り橋天竜橋。




ISW11F_0211その天竜橋から撮ったもの。吊り橋だから揺れるのはお約束。
この先にあるのが、天竜川が暴れ川である名残とも言える「信濃恋し」という名所。丁度南北から見るとN字型になっているのですが、一旦川の流れが上流に戻るため流れが急変する船頭泣かせだったので、人々が「川が信濃を名残惜しんでいる」と思ったことからこの名が付いたとのことらしい。



ISW11F_0214こちらは対岸側から撮った天竜橋
結構立派な橋なのですが、車両の通行は禁止されている(写真左隅参照)ので、駅に近寄るには歩いて行くか自転車に乗る以外に方法がありません



ISW11F_0212帰り道、同じ吊り橋から撮った駅全景。



ISW11F_0213駅周辺は鳥獣保護区になります。
また、駅に向かう際には、この看板の立っているあたりで車を停めて向かうことになります



次回も秘境駅の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)TrackBack(0)

2013年11月17日

秋の秘境駅ツアーに行ってきた②

ISW11F_0188さて、天竜峡駅から豊橋駅までは急行飯田線秘境駅号に乗って帰ります
途中秘境駅を6つ+大嵐駅を降りるだけの臨時急行(その代わり秘境駅での停車時間は長め)で、正味4時間半の長旅です。



ISW11F_0194最初は千代駅
天竜峡駅からすぐにある隣の駅でもあります。昔は砂利をここで運搬していたそうで、引き込み線の跡もあったとか。
ちなみに、駅標を触ると長寿にあやかれるとのことらしい。♪君が代の歌詞にあるアレですな。



ISW11F_0190駅遠景。
見てもらうとわかりますが、ここにあるのは数軒の民家と・・・。



ISW11F_0193その民家が営んでいると思しき畑。



ISW11F_0195そして、この駅が栄えていた証左とも言える寂れた自転車置き場くらい。
寂しい駅ですが、趣のある駅とも言えますね。
ただ、秘境6駅の中では家が間近にあるので、はしゃぎ過ぎないように



ISW11F_0202続いては千代駅の隣にある金野駅



ISW11F_0196金野駅には駅の真上(つまり頭上)に大きな岩が。これ、いつか落ちてきそうなと思えるくらいに圧倒感はあるのですが、草木に囲まれているので、言われないとその圧倒感がわからないというのも何とも(苦笑)。
でも、わかると怖いですよ(ニヤリ)。



ISW11F_0197階段を下りるとすぐに駐輪場が。
しかし、千代駅のものに比べるとさらに寂れた感が・・・。



ISW11F_0200金野駅遠景。
千代駅と同じく寂しいところにあるのだが、断崖絶壁が迫って、圧倒感が。



ISW11F_0198この金野駅は、秘境6駅の中では唯一車で駅前まで来られるところで、このように立派なコンクリの橋が掛かっています

この米川橋の向いには泰阜(やすおか)村の一集落とレストランがあります
泰阜村とは、県知事時代の田中康雄さんが「税金を払うならここの村に払う」と言って住民登録して、一躍有名になったところですね。



ISW11F_0201米川の流れ。
山の向こうは泰阜村の金野地区。そう、金野の駅名は隣の地区の名前だったのです。



次回も秘境駅を紹介していきます。


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Posted by alexey_calvanov at 23:40Comments(0)TrackBack(0)

2013年11月16日

秋の秘境駅ツアーに行ってきた①

今日(11/16)、今年の2月・8月に行ってきた飯田線の旅に三度(みたび)行くことになりました
2月は山並み、8月は飯田線縦断でしたが、今回は秘境駅の旅です。


秘境駅とは、大まかに言えば、人家のほとんどないところにある駅を指し、元々そういうところに作られたのもあれば、時代の流れ(例として、ダムで周辺が沈んだ、過疎化の波に揉まれたなど)で自然とそうなっていったところもあります
そんな秘境駅が6つ(個人のランキングによるもの)もあるのが飯田線なのです。4つが長野県、2つが静岡県にあり、何もないけど見ていて飽きない・・・というところだそうです。


そういうわけで、駅のポスターを見て絶対行ってやろうと、予約できるギリギリの日(約1ヶ月前)に早々と入れてきたわけです。


そして当日、前日の雨がうそのような秋晴れ(快晴)の下、行って参りました
まずは、名古屋から新幹線で豊橋に向かい、そこから特急伊那路に乗って天竜峡駅を目指します


ISW11F_0173そこで出されたのが、「飯田線秘境駅オリジナル弁当」
豊橋にある壺屋が製作した地元の食材をメインにしたものです。



ISW11F_0174中はこんなふう。
たくさんの食材を少しずつ食べられるので、駅の多い飯田線を早くも乗り切った気分になれます(笑)。



ご飯を食べながら、電車に揺られて数時間、特急伊那路は天竜峡最寄りの駅である天竜峡駅に。では、前半のメインである天竜峡への旅をば。


ISW11F_0175天竜峡とは、長野県飯田市にある天竜川の名所で、急流箇所の一つ。ここでは、日本三大ライン下りの一つ「天龍ライン下り」も楽しめます(写真のほぼ中央の川岸がその乗り場)。



ISW11F_0176こちらは姑射橋から見た景色。
見てわかる通り、天竜川の激流が生み出した名勝だということがいかんなくわかる場所の一つですね。



ISW11F_0182さて、いよいよ天竜峡にある天竜奥三河国定公園に向かいます。
ちなみに、左隣にあるのは北川阿智之助の歌碑



ISW11F_0184写真のように急峻な階段の先にはつつじ(ドウダンツツジ)の紅葉が秋空に映えた姿を見せてくれます



ISW11F_0177こちらは、龍角峯
天竜川に突き出した大きな岩で、タレントの峰竜太さんの命名の基になった岩でもあります(ちなみに、峰竜太さんは天龍村の近くにある下條村の出身)。



ISW11F_0181そして、龍角峯の先にあるのは、つつじ橋天竜峡に掛かる吊り橋です。



ISW11F_0180西から東に見た感じはこんなふう。
かなり細いので、すれ違いにも難儀します。



ISW11F_0179そんなつつじ橋からはこんな景色が。
今思えば、芙蓉峒(ふようどう)側を撮ればよかった(苦笑)。
ちなみに、吊り橋なのでかなり揺れる。度胸のない人と高所恐怖症の人は覚悟していくように(ニヤニヤ)。



ISW11F_0178そんなつつじ橋への道のりには、今年襲来した台風18号の影響で、道の崩落が起こっております。歩く際は山側の方を寄り添うように歩くようにとのこと。特にこの時期は紅葉の落ち葉で道が滑りやすいので、足元を取られないようにして下さい。



ISW11F_0185実のところ、天竜峡に滞在できたのは正味40分(しかも電車の遅れでさらに短くなり、30分くらいに(泣))ホントは新そばが出てたということで食べたかったんですけど、時間が無かった・・・。
そういうわけで、駅前の特設会場で振る舞ってくれた地元の一品を。


最初はこのあたりの名物である五平餅ここでは御幣型ではなく円型ですね。



くるみの風味と甘辛のたれが最高ですね。


ISW11F_0186そして、地元の豚で作った豚串



ISW11F_0187さらに地元の豚で作ったソーセージによるフランクフルト
ホントはもうちょっと焼き色が付いている時に撮りたかった(苦笑)。



どちらも豚肉のジューシー感が出ていて美味しいですね。オススメです。


この天竜峡は、ヤマユリなどの草花も多いので、年中楽しめるのではないのかなと思います。この時期ならりんご狩りもオススメなのだそうな。あとは、新そば。食いたかったなぁ(嘆)。


次回は、秘境駅の旅になります。


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Posted by alexey_calvanov at 23:50Comments(0)TrackBack(0)

2013年08月15日

だ・い・こ・ん・ら・ん

ISW11F_0675現在、飯田線と中央東線とが交わる辰野駅にいます。

今日は諏訪湖で行なわれる花火大会のため特別ダイヤが組まれているんですけど、岡谷市付近で降った大雨の影響で、川岸~岡谷~下諏訪が止まっちまいましたよ再開のメドも立たないことからフン詰まり状態です。
ホントは岡谷まで行こうと画策していたのですが、急遽変更。まだ生きている支線ルートで塩尻を目指します。



ちなみに、今の辰野駅周辺は涼しいを通り越して寒い(泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 17:50Comments(0)TrackBack(0)

甥っ子と姪っ子がやって来る、イヤ!イヤ!イヤ!

大人しくノンビリと残り少なくなった休日を満喫しようと思ったのに、何が悲しゅうて騷しい中おらないかんねん!
・・・そう思い、朝早くに家を脱し、電車に飛び乗って、今長野の電波がプチプチキレるところにいます(笑)。


途中、墓参りも兼ねて奥三河の某所を尋ねましたけど、色々とありましてな(ニヤニヤ)。

ちなみに、飯は朝しか食ってません(泣)。最悪夕方まで電車の中に滞在ですよ。
・・・ええ、今乗ってる電車、5時間乗りっぱなしですから(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 13:54Comments(0)TrackBack(0)

2013年02月25日

山並み列車で伊那路へ 後編

急行 駒ヶ根トレインで駒ヶ根に着いた15分後、再び列車に乗り込み、名古屋に戻ることに。
駒ヶ根から再度揺られて1時間ほど、駒ヶ根トレインの終着点である飯田で再度降りることに。今回の場合は少し時間があるので、市内(とはいっても駅前)をぶらり。


ISW11F_20130223_153625633その駅前にある蔵の御幣餅 飯田駅前店の幣束御幣餅(下)ととうもろこしコロッケ(上)
道の駅 蔵でしか食べられない御幣餅が飯田駅前にやってきたとのことらしい。
御幣餅は全長36cmという巨大なもの。人の握った跡がわかる矢じり型の一品で、たれはくるみ・山椒味噌・ねぎ味噌から選べます(今回はくるみ)。なお、この商品、炭火で焼いているので非常に香ばしい

くるみだれの場合、甘めとはいえ、濃い味になっており、くるみの風味がよく出ております。
とうもろこしコロッケは、そのまま食べられるほどしっかりした味付けがされています。



ISW11F_20130223_211223624そして、列車は豊橋に。
豊橋で買ってきたのが、ちくわ稲荷寿し
ヤマサのちくわと壺屋という弁当屋のコラボ商品です。



ISW11F_20130223_212012497中はこんなふう。
豊橋の名物であるうずら玉子・大葉が入っており、先述のヤマサのちくわやはんぺんが使われております。



味は、稲荷寿司は濃い目で甘い味付けがされており、家に帰って疲れた身体には丁度よかったですね(もちろん十分に美味しいと思う)。またその甘さに負けることなく、玉子はスモークされていて香ばしい風味がプラスされ、大葉入りのちくわには練り梅が入っており、甘味に負けない酸味が伝わって来てこれまたいいアクセントになっています


ISW11F_20130224_183947902最後に、道中で買ったお土産ともらったものをば。
最初は、飯田駅で買った英字ビス飯田線の終点辰野町にある米玉堂食品の商品です。
今回はのり風味を購入。これで105円なのだから安いわ。



ビスケットの甘みとあおさのりの風味が意外に合うのね。サクサクなので、あっという間に食べちゃったわい。


ISW11F_20130223_222502596こちらはチップスター信州わさび味
丸大豆醤油と信州産本わさびを使用したもの。



ツーンとくるわさびの風味だけでなく、丸大豆醤油のコクある風味もあり、これまた美味しい。これ全国で売ってくれよ・・・(泣)。


ISW11F_20130224_183819157まだ食べてないんですけど、とりあえずアップ。
左はキャラメルコーン 信州りんご味、右は秘境駅最中。
右の商品は飯田駅のみで購入可能な商品です。



ISW11F_20130224_183904115左上は駒゛(ごま)クッキー、右上は駒゛(いりごま)、下は駒ヶ根ソースかつ丼ポテあられ。
左上・右上の商品に付いている『駒゛』は、駒ヶ根の駒に濁点を加えた当て字のようなもので、ごまは駒ヶ根で種まきから収穫まで行っている新しい名物とのこと。

なお、下のものは頂いたんですが、ポテトのカリカリ感と(じゃがいもに塩を振ってないので)ソースの味がよくわかるものになっています



少々せわしないとか基本電車に乗っているだけで市内観光する時間がないとか欠点もありますけど、ゆったりのんびり景色を拝めて、お土産ももらえて1万円少々(名古屋からの場合)はオイシイと思う。特に景色のいい日に当たったらこれでも安いと思うくらいですよ。

次回行くとしたら、4月から申し込み開始予定とされる秘境駅ツアーだな(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:40Comments(0)TrackBack(0)

2013年02月24日

山並み列車で伊那路へ 前編

2/16・2/17・2/23・2/24に行われた「観光列車 急行 駒ヶ根トレインで行く 中央・南アルプス のんびり山並み列車の旅」に行ってきました。
私が行ってきたのは2/23。この日は曇りになるんじゃないのかと前々から言われていましたが、天気は見事なピーカン。行く先になる豊橋も飯田も駒ヶ根もホントにいい天気でした。寒かったけど(苦笑)。

この申し込みをしたのは1月半ば。丁度駅構内にある旅行案内店のチラシを見て選んだというわけ。


そんな今回のルートは、新幹線で豊橋に向かい、その後ワイドビュー伊那路で飯田まで向かう飯田駅で観光列車である駒ヶ根トレインに乗り、駒ヶ根へ。ここで数十分滞在の後、飯田に戻り、再度ワイドビュー伊那路に乗って豊橋に戻り、再度新幹線で名古屋に戻るというもの。もちろん乗る列車は全てツアーサイドが用意してくれたもの(新幹線のみ自由席。それ以外は指定席)。これに昼食とお土産付になります。


ISW11F_20130223_090421562まずは、新幹線で豊橋まで向かう途中、腹ごなしにと買ってきたのが、「おむすび処 米'n(こめいん)」のおむすび。去年の年末にオープンした新店で、東京駅の八重洲口(北口・南口)にもあります。
写真のものは左から、わさび葉・とうがらし葉・明太高菜
いずれもピリ辛でおにぎりの甘みと旨味によく合います。



ISW11F_20130223_095555948こちらは藤田屋の大あん巻き。写真のものはカスタード入り。ワイドビュー伊那路に乗った時に撮ったもの。
甘いんですが、カスタードの甘みは抑えられていて、あんこの甘みが強調されるよう配慮されています。




そして私は特急ワイドビュー伊那路に乗って一路飯田駅まで
飯田線は豊橋駅から辰野駅までを結ぶ路線で、元々は4つの鉄道会社が各々で運営していたのですが、太平洋戦争中の国営化に伴い、国鉄に編入。以後はJRの民営化を経て現在に至る路線です。なお、古くから全線電化が成された非常に珍しい路線でもあります。
駅の間隔が短いだけでなく、全国有数の秘境駅があるということで鉄道ファンも多い路線です。また今回のように山並みを抜けるということで、風光明美な路線でもあります。


ISW11F_20130223_133725840さて、列車は飯田駅に到着。飯田駅は南信および伊那地方の中心地でもあります。実は長野県には何回も行ってますが、南信に行くのは初めて

ここからは、特別列車・観光列車である駒ヶ根トレインに乗車・・・と言っても、この列車、伊那路と同じなんですけどね(笑)。
というのも、一旦飯田駅で全ての乗客を降ろした後、今回の列車に衣替えするというもの。
写真は途中下車駅になる七久保駅で撮ったもの



ISW11F_20130223_125814297こちらは車中で出されたお弁当。
できれば、地元のものを食べたかったなとか思ったものの、これはこれで非常に美味しい



ISW11F_20130223_131922329では、ここからは南アルプス・中央アルプスの山々でお楽しみ下さい。
山の名前までは知らん(ギャハ)。



ISW11F_20130223_132300766冬の雪山である。



ISW11F_20130223_133443956こちらは帰りに唯一撮ったもの。



ISW11F_20130223_133649880こちらが、途中下車した七久保駅。民家以外には何もない(汗)。
実はマンガ・アニメ「咲-Saki-」の舞台にもなったらしい。知らんかったわい、見てないもんで(爆)。



ISW11F_20130223_1334042631番線(つまりは駅舎)側から撮ったもの。
こんな雄大な景色を毎日見られる人は幸せだのぉ・・・。



ISW11F_20130223_145253667これは七久保駅2・3番線ホームで撮ったもの。



その後、列車は飯田線名物の一つΩカーブを越えることに。
Ωカーブとは、飯田線の前進になる当時の鉄道会社が、橋を掛ける費用と高低差を乗り越える費用をケチって、迂回したというもの・・・と口悪く言えばそうなる(爆)。
それゆえに、カーブの多い路線となり、飯田線高速化を阻むものでもありますが、その後民営化時代も含めて直線化されなかったということは、逆にこの景色をゆっくり見たいために残したとも言えるわけで・・・。まぁ、国鉄時代は赤字だったそうだし(汗)。


ISW11F_20130223_140257338そして、駒ヶ根トレインは終点になる駒ヶ根駅に着。
駅には歓迎ポスターが。

実はここで名物の一つであるソースかつ丼を・・・と思ったが、15分の停車時間と駅近所に店がなかったので断念(泣)。スーパーが近くにあったのに、売ってたのはイナゴやフナの佃煮だなんて・・・。いや、しっかり探してないだけかもしれん(ギャハ)。



そして、私は再び駒ヶ根トレインに乗って元の道を戻るのですが、そこではお土産の話を中心に紹介していこうかと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:51Comments(0)TrackBack(0)