これは、「三ツ矢サイダー」発売130周年を記念して作られたもので、昭和初期(今から約90年前)の味を再現したものです。当時は人工甘味料はおろか、砂糖自身が貴重なものだったと思われます。それゆえに、砂糖の量が今よりも多かったようです。
まぁ、私自身昭和初期の味なんて知らないので、何とも言い切れないですが(苦笑)。
その味は・・・甘いね。そして普通の物に比べて炭酸もキツくはない。シードル(リンゴ酒)のような香りというのも、正直よくはわからないけれども、少なくとも普通のサイダーよりも香りがよく出ているなとは。
しかし何より、この味は子供の頃に飲んだ味に近いなとも。
私の子供の頃というのは昭和の終わり頃なので、明らかに製法も味付けも大きく異なっているとは思うんですね。でも、母方の祖父母の家で瓶に入ったサイダーを飲んでいる感覚を思い出しました。味は知らないのに、すごく懐かしいものを思い出させてくれました。

