2022年02月15日

駅から無くなっているもの

全ての駅でそうではないものの、最近駅から消えたものが増えた気がします。一昔前だと、伝言板という黒板に要件を書き込むものが無くなりました概ね1990年代後半~2000年代前半だったように思いますが、この原因は携帯電話やポケットベルの普及に伴うものだったかと。
私がよく利用している列車の一つJR東海では、駅のホームにある時刻表が無くなりましたまだ改札口前にはあったかと思いますけど、これもいずれ無くなるのではないかと不安になってしまいます。またJR東日本では、駅構内から時計が無くなっているそうです。まず山梨県と神奈川県にある22駅で撤去が始まり、将来的には3割の駅で時計を撤去する予定なのだそうです。時計の老朽度合・駅の利用状況・保守メンテナンスの軽減を鑑みて撤去する駅を決めているようです。

構内から時刻表や時計が消えている理由は、これまた携帯電話の普及。特にスマートフォンの普及で検索によって時刻表が出せたり、待ち受け画面に時計表示があることで、そこから確認できるなどで撤去に拍車が掛かっているようです。


実は、この流れに対して不便だと主張している人も何人かいるようですけど、どちらも廃止の流れを押し通そうとしているようです。それだけランニングコストが掛かるものを残すよりかは、無くしてしまった方が安上がりだという考えなのでしょう。
そういえば、みどりの窓口(有人での切符販売窓口)や有人駅も減っています(JR九州では大量の有人駅廃止が発表されている)。これもランニングコスト削減の意味でやってるのでしょうな。


時刻表・時計・有人駅および有人窓口。確かに無くなっても困らないかもしれないでしょうけど、場合によっては重要なものでもあるのです。過度に無くすというようなことが無いよう、運営会社の一定の配慮もあってほしいと思うばかりです。


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Posted by alexey_calvanov at 22:55Comments(0)