2016年04月09日

FC岐阜観戦記2016 アウェイ編 その1 まだ見たことのないその先へ

FC岐阜、今日はアウェイでカマタマーレ讃岐と戦うことになりました。
ギラヴァンツ北九州戦からここまで4連勝。実に7年ぶりの記録を作り、さあここから、少なくともJ2昇格以降ではまだ見たことが無い5連勝を掛け挑むことになりました。

ということもあり、もしかしたらまだ見たことのないその先を見られるかもしれないと、悩みに悩んで行くことを決めました。ホントはアウェイ始めは5/3の町田ゼルビア戦の予定だったんですけどね。その次は水戸ホーリーホック戦。だって、土曜日でアニ×サカだもの(爆)。


さて相手の讃岐は、このところ2連敗と調子は落としているものの、うどんのようにコシのある守りの硬いチーム讃岐が昇格直後から昨年の春の試合までは、岐阜は讃岐を『お客さん』扱いでやっていたものの、昨年の秋の試合以降は讃岐本来の力が発揮され、岐阜は勝てなくなっています。今回はこれまでと違い、アウェイ先行。昨年秋の嫌な負け方を引きずっていないか気になるところです。


SHV32_2304今回朝早く家を出て、岡山までは新幹線で向かいました。本来なら「青春18きっぷ」で向かうのがベターではあるものの、それだとキックオフまでに間に合わないため、仕方なく今回は新幹線と特急で向かうことに。

で、その特急が南風と言うんですけど、まさかのアンパンマン列車だった(汗)。ちょっとワロタ。



SHV32_2328実は、私自身四国に上陸するのは初めてでした。私自身まだ見たことのないその先である四国へ初上陸なり。
ちなみに、この写真は帰りに撮ったもの。瀬戸大橋が見られるアングルは帰りの方がよかったもの(笑)。



SHV32_2311岡山から特急で45分。あっという間に、讃岐のスタジアムがある最寄り駅の一つ丸亀駅に到着
最寄り駅ということで、丸亀市のゆるキャラ「とり奉行 骨付じゅうじゅう」が讃岐のユニフォームを来て応援
ちなみに、野球チーム(四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズ)もユニフォームを着て応援してくれています。最寄り駅が同じなのね。



SHV32_2312その丸亀駅にある花壇でこんなものが・・・。
単位取得問題で話題になった三重県伊賀市のあの学園だヨ(汗)!
実は、例の学園のサテライトキャンパスが駅前にあるんですわ。ビックリするぐらいそばにあった(爆)。



SHV32_2313その丸亀駅からシャトルバスに揺られて15分目指す目的地Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)に到着。



SHV32_2319スタジアムの中は、陸上競技場も兼ねているからなのか、広く感じます。長良川と違い屋根はメインのみ。そしてメインとバックが隔離されているふうなので、競技場の外周を回って入場と少し大変なり。でも、讃岐のスタッフはいい人ばかりでしたよ。でも2万人以上入るのに、2350人なのはもったいないわ。とはいえ、うちは呼べるチームじゃないけど(苦笑)。



SHV32_2317そんなこともあるのか、スタジアムなどには讃岐を支援する自動販売機なるものが置かれていました。この収益をクラブに還元するというもので、地味ながらも確実に稼げるものだと思いますよ。
いや岐阜もこれやろうよ。駅前に置くとか、スタジアムをこれに切り替えるとか。社長、今日来てたのは、そのあたりの視察じゃないの?



SHV32_2314さて、腹が減っては戦はできぬということで、飯を食らいましょう(笑)。


最初は、568(コロ家)のカマコロ。既に味の紹介をしているので詳細は割愛しますが、讃岐を代表するスタグルということなので、敢えて紹介。また長良川に来てね(笑)。



SHV32_2316そのカマコロが入ったうどんを売っているのが、串工房というところ。やっぱり香川県といえばうどんなのですよ。
というわけで、今回は「かけコロ」を頂くことに。スタジアム限定の「カマカレーうどん」と迷った末の結果なり。



その味は、まずはいりこだしのつゆの濃い味が染みますね。その濃さをカマコロがさらに引き立てるのよ。カマコロ自身も結構肉の濃い味があるので負けないとは思っていたのですが、いりこだしといい勝負をするとは。


SHV32_2315最後は、香川県丸亀市の名物「骨付鶏」
今回の鶏肉は「ひな」と言われる子鶏のもも肉になります。



子鶏ということで、肉は柔らかいです。そこににんにくの風味がガツンと来て、後を引く美味さ。また、皮の部分がパリパリなのに、中の肉はジューシーなんですわ。ちなみに、親鶏は弾力のある肉質なのだそうで。


SHV32_2324では試合はどうなったのかというと、激闘となりました。


最初は前半8分に讃岐が先制。一瞬の隙を突かれる結果になりました。あれは高木義成選手でも食い止められない。
讃岐サイドは岐阜の戦い方を徹底的に研究していたようで、縦パスが繋がりにくい状況に追い詰め、かつ個人のプレーを抑制するかのように囲む戦術を多用していたように感じました。これにハマったのが、先日のヴォルティス徳島戦で得点した鈴木ブルーノ選手。シュートを打てるチャンスになかなかたどり着けませんでした。

しかし、潮目は後半7(52)分に追加点を取られた後でした。たまらず岐阜サイドは交代カードを2枚一気に切りましたその時に入った田中パウロ淳一選手が、讃岐一辺倒だった流れを一気に劇的に変えたのです。
田中選手の華麗かつトリッキーな動きと的確なパス回しで讃岐の守備をかく乱。さらにフォワードを3人にして攻撃的にしたことで、敵のマークも分散。これにより鈴木ブルーノ選手の封印が解かれた格好になり、後半19・34(64・79)分の2回ゴールポストを揺らすことに。守勢・劣勢だった展開を一気に挽回したのです。
このまま逃げ切れれば・・・と思った後半45+1(90+1)分に岐阜の守備が崩れたところへ技ありのシュートを放たれて万事休すとなってしまいました。惜しい、そして悔しい負け戦になってしまったのです。


でも、これまでのようにボロボロに崩れるのではなく、最後まであきらめない、全員で勝利をもぎ取る姿勢を見せてくれたことは大きな成長でした。正直5連勝よりもうれしかったと思います。
またルーキーの瀧谷亮選手が泣き崩れていましたけど、その悔しい気持ちは見ていた皆も一緒。だからもう泣かないで。
若手の見せてくれた悔しさが選手全員への発奮材料になってくれることを祈ります。



さあ、一からやり直そう。次の松本山雅戦も堅守が軸のチーム。これまでの戦術が通じないかもということがわかった今、選手同士の密接なコンタクトをこれまで以上に行うようにしていくべきではないのでしょうか。パス回しや個人のプレーを尊重したサッカーはまだ通じているので、この部分に磨きをかけていってもいいかもしれません。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 22:18Comments(0)TrackBack(0)