2011年07月09日

まるでドリフのコントのような話が現実に(苦笑)

嘘から出た真ということわざがありますが、この話が仮に企画段階で出てきたら、止めますよ普通。しかし、これを通してしまった人達は・・・。


というのは、東京ドームの巨人戦の話。

7/26~8/25までの間の巨人主催戦(いわゆる東京ドームでの主催試合)で、『発電要員』を募集するのだそうな。16歳以上の男女で公式ファンクラブに入会してる人が対象で、1試合7人で運営し、5台の自転車で回していくのだそうな。活動時間は試合開始(デーゲームだと15時ほど、ナイターは18時)から試合終了までで、途中休憩を挟みながらの交代制で運営されていくそうです。場所はライト外野応援席の2階部分入場料は必要ない、いわゆる『タダ見観戦』ができるとのこと。
ちなみに、ここで起こした電力(およそ300W/時ほど)は活躍した選手を照らす電力に回されるのだそうな。ということは、負けた時にはその電力がムダに終わるわけですね(苦笑)。


ところで、この話を聞いた時、まるでドリフだよなと。ドリフじゃなかったとしても、よくコントで回転ずしのコンベアーを回すために自転車を使ったりとか、何かしらの動力源で自転車が出てきまして・・・。ホントにコメディの世界なら笑って済むのに、実際にやっちゃいかんでしょ・・・
しかも大規模な発電が必要な設備の中だったら、微々たるものにしかならんし、そもそも負けたら利用されないなんて、どんだけ骨折り損のくたびれ儲けなんだ・・・。それだったら、売店の照明施設とかベンチやブルペンの照明とかにしてくれたほうが実用的じゃないのか・・・。
あまつさえ、全国放送に映される可能性もあるわけだ。放送時間はよくわからないものの、NHKやBS日テレの場合だと、全国津々浦々に自分のこいでいる姿やリラックスしてる姿だけでなく、うなだれている情けない姿も晒されるぞ(笑)。


確かに節電の貢献に貢献というふうなら聞こえはいいものの、使われる電源が不確かな部分とどうもパフォーマンスにしか見えない点と、下手すれば全国の笑いものになりかねない点を考えれば、とってもリスキーですな(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)TrackBack(0)