2012年03月07日

レコゲー2012 3月 決算期スペシャル 携帯ゲーム機編②

レコゲー携帯ゲーム機編、今回もPSPの作品紹介です。今回はアニメ・特撮とのタイアップ作品の紹介です。


まず一番最初は魔法少女まどか☆マギカ ポータブル。今月の携帯ゲーム機の中で1・2を争う注目作になります。
2011年1月~4月まで放送されていたアニメで、今年は展覧会や映画化されることも決まっています
同作品のキャラクターの一人キュゥべえの視点で進められるもので、基本的に原作のトレースという形になりますが、例えば原作ではすぐに死んだキャラが魔女化するといったオリジナル展開も含まれています。
作品の基本的な流れはアドベンチャーパートになっており、先述のオリジナル展開もここから起こるようになっています。キャラには因果値と感情値というものがあり、因果値は高くなるとキャラが魔法少女になることを決意してくれます感情値は高くなると魔法少女として強くなるのですが、消費魔力が多くなるばかりかソウルジェム(魔法少女の分身かつ本体になる部分)が濁り、しまいには魔女化してしまうというデメリットがあります。
魔女の巣喰う魔女結界を見つけた場合は、3DダンジョンRPG風のダンジョンパートに移行し、戦闘シーンもそこで行われていきます。
なお、条件が揃えば、魔法少女の一人である暁美ほむらが主人公の視点で進められるようになります。
原作が放送されて1年が経とうとしていますが、東京・大阪で行われた展覧会では連日長蛇の列ができるなど衰えを見せていません。ともすればまだ盛り上がるのではないかという勢いのある中、この作品がゲーム化されることになりました。原作を知っている人にはもちろん、原作終了後にブームになったことで知った人もこの作品に触れることになるでしょう。そうなれば、(ワンピース・NARUTO・BLEACHなど昼間やゴールデンタイムの作品を除いて)キャラゲーとしては破格のヒットを収める可能性もあります。

続いては俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない」(★)
原作は2008年から連載開始されている同名のライトノベルで、2010年10月~12月まで放送されていたテレビアニメのゲーム化2011年1月にゲーム化されており、今回はその作品の続編という位置付けになっています。
今作は前作の続編という位置付けだけでなく、前作のリファインも同時に行われており、前作のクリアデータがあると、今作で何かしらの影響を及ぼすというふうになっています。
また、今作も原作者執筆のルートがある他、新キャラも登場します。
こちらはアニメが終了して既に2年経過しているものの、原作人気もあってかいまだ衰えていません。ともすれば、人気次第で第2期の展開もあるだけに、今回の作品の売れ行きが楽しみでもあります。

アニメ・特撮のタイアップ作品、最後はグレイトバトル フルブラスト」(★)
バンダイ系のアニメおよび特撮作品が出演するコンパチヒーローシリーズの一つで、アクションゲームであるグレイトバトルシリーズの一つでもあります。
登場作品は機動戦士ガンダムシリーズ・ウルトラマンシリーズ・仮面ライダーシリーズから6作品のキャラが登場します。
この作品にはキャラ間の相性というものがあり、例えばウルトラマンシリーズには普通の怪獣系のキャラはガンダムシリーズは得意なものの、仮面ライダーシリーズには不利という三すくみの関係になっています。そのことから、ステージ進行中にはコンパチチェンジというチェンジが行えるので、状況や使い勝手に応じて、またガンガン攻めたてたい時にもこのチェンジは使えます
ステージを進めるとヒーローごとにコンパチチェンジの使えないシチュエーションの違うバトルパーソナルエリアというモード(ミニゲーム的なもの)が搭載されており、アクションゲームにアクセントを加えています。
やり込み要素として、クリア時のランク評価やゲーム中の特定条件を満たすことでもらえるエンブレムというシステムもあるので、何度でもやりたくなる仕組みになっています。
スパロボシリーズやGジェネシリーズが好きな人にはもちろん、過去にグレイトバトル作品をプレイしている人にもオススメの作品になるでしょう。あとは難易度が低めに設定されていれば、子供にも薦められるのかもしれません


次回はPSP作品の紹介の最終回です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:32Comments(0)TrackBack(0)