2024年07月30日

夏の新アニメ2024 ワースト

夏の新アニメ2024、今回はワースト作品の紹介です。
ベスト作品が混戦模様ならば、ワースト作品は突き抜けていた・・・というふうに思っています。この手の展開もよくあるんですけど、今期の突き抜け具合は、なかなかのもんです。早速見ていきましょう。


今期のワーストは、「モブから始まる探索英雄譚」
30分が長く感じてしまうほど、淡々としている展開で、ヤマが無いんですよ。それでいて、作画のクオリティが怪しい作画崩壊までには至っていないものの、かなり煩雑ですよ。カードの中のキャラが強いくらいしか印象が残っていない(爆)。

2番目は、「下の階には澪がいる」
いわゆる中華系アニメで、原作は韓国の方が描いたマンガとのことで、エイジアンチックな部分が強くなってしまっていて、日本語にローカライズしていても、あちこちから漂うエイジアンを消すことができていないなと。日本の感覚(風習というのかな)に合わないことを平然とやってのける部分やLINEを思わせるSNSが中国語のままなのは違和感あるね・・・。作品の展開が日本を舞台にしているかのように見えて、そうじゃない部分が最後まで引っ掛かってしまいました。最近出てきた韓国で描かれたマンガをローカライズした感じと言うとわかりやすいのかな・・・。

3番目は、「魔王軍最強の魔術師は人間だった」
こちらは、作画が怪しいのが引っ掛かる。どうも外注(中国のクリエイター)に突っ込んでいる部分が多いようで、そのせいで作画が引っ掛かるのかなと。こちらも作画崩壊しているわけではないのに、面白みの無さに繋がってしまっているようにも。その作品の内容に関しては、煮え切らない部分が多く、主人公の立ち位置が、意外にバレてるんじゃないのかと錯覚しかねない展開もあり、設定を上手く生かしきれていないのかなと感じました。


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Posted by alexey_calvanov at 23:16Comments(0)

2024年07月08日

夏の新アニメ2024 その6 魔王軍最強の魔術師は人間だった

夏の新アニメ2024、6回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後に双葉社のレーベルであるモンスター文庫で刊行されていた「魔王軍最強の魔術師は人間だった」です。
文庫(小説)版は全5巻までとそれほど長くないので、恐らく全てを描き切る・・・と思ったら、今回のアニメ化に際し、マンガ版(モンスターコミックス)をベースにするのだそうです。こちらは、まだ刊行中なので、人気になれば続編も製作可能でしょうね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、かの有名な大魔術師の孫。絶大な魔術を持って敵を薙ぎ払ったため、魔王軍最強の魔術師と呼ばれていた。彼は魔族と称されていたが、実は大魔術師の気まぐれで拾われた人間だったのだ。なお、それを知っている者は、ごくわずかである。


彼は、難攻不落の街を1週間で攻略した功績を買われ、最前線の街の長を務めることになったのだが・・・。



というふう。


初回は、彼の人となりと彼が大魔術師から魔法だけでなく過去の知識を伝授されていたことも明らかになります。どうもこの過去の知識は、主人公と大魔術師だけでなく、魔王も知っているようで、しかも彼女は主人公の正体も何となくわかっているらしいことまでわかってしまい、今後大丈夫なのかと思って心配です(苦笑)。
で、彼らの知っている過去の知識は、現代社会に関するものじゃないかと推測できる部分がありますね。8時間労働や交代制の労働、果ては報奨金制度まであるという、魔族界では画期的なものだったようです。

ただね、作画が正直よろしくない作画崩壊とまではいかないものの、見ていてきれいだなとは思えない。また話そのものは単調ではないけれども、少しヤマの少ない淡々とした作品だなぁと。
今後も面白味に欠ける部分が垣間見えながら進んでいくと、少々厳しいかなぁ・・・。唯一主人公のメイドになった元奴隷の存在が癒しです(ニヤニヤ)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:50Comments(0)