まずは豊川市陸上競技場会場の残りの出展料理から。

豆腐と一緒にちくわで使う魚を一緒に練り込んだもの(比率は大豆7:魚のすり身3ほど)で、見た目はちくわになっています。今回はそれと一緒にネギの入った揚げ豆腐ととうもろこしの入った揚げ豆腐も提供されていました。
前述の通り、見た目はちくわなんですが、味は見事に豆腐(笑)。見事に豆腐の味がするので、醤油が欲しいかなと。揚げ豆腐2種に関しては、具材の味がしっかりしているので、そのままでも十分に美味しいです。

大粒の大納言に紅白の色をした白玉が入ったシンプルなものです。ちなみに、ぜんざいは出雲が発祥とされています。
塩を利かせたとなっていますが、そのせいか甘みが強烈で、疲れた身体がとても癒されます(ニヤニヤ)。
続いては、豊川市野球場会場から。

極太麺ととんこつメインのだしに、たくさんの具材を入れた麺料理です。某通販会社が商品紹介していたので、ご存知の方も多いのでは?
見た目は濃そうなだしですが、その味は意外にあっさり。それでいてコクは深いので、クセになりますね。具材も多く、食べ応えもあり、これは素晴らしいですね。

特製の味噌だれで炒めた焼きうどんで、元々は焼肉屋の〆で提供されていたものです。2011年の「中日本・東海B-1グランプリ」で金賞を受賞しています。
甘みメインで濃厚な味噌の味(コク)がねっとりと麺に絡んでホントに美味しい。クセになる味で、私大好きですね。

パリパリに焼いた焼きそばともやし・ネギ・豚肉が入っています。この料理はラーメン屋のサイドメニューで提供されているとか。
もやしのシャキシャキ感もさることながら、限界まで焼きを入れた麺のパリパリ感がまた美味しい。食欲をそそります。

ソースとキャベツがメインの極めてオーソドックスなものです。
濃厚なソースの味わいが、シンプルながらもいい味ですね。極めて特徴の少ないものなんですけど、食べて美味いと実感できるのならば、それはそれでいいのではないのかなと。

いくつかある発祥の地の中の一つで、終戦直後のモノ不足の過程(本当は焼きそばを作りたかったそうだ)で生まれたものだそうな。
ソースの味わいが甘辛になっていて、太麺とも相性がいいですね。これまたシンプルな味になってますけど、美味いですな。

地元の米と厚揚げを使った寿司で、中には様々な具材を入れるケースも。今回のものは、極めてオーソドックスな五目と葉わさびになっていました。
辛味抜群な葉わさびのいなり寿司は、だしの染み込んだ甘みのあるいなり寿司とのコントラストが利いてなかなかですね。五目は薄味ながらも風味豊かなものになっていて、葉わさびが2つ入っていることを考えれば、もう一つの葉わさびを食べる前の箸休め的なものになっているかなと。
今回は開場後の混乱・JRの人身事故に伴うトラブル・2日目の雨など色々大変なところもありましたが、総じて滞りなく進行できていたと思います。
そして、何よりうれしいのは、福島県浪江町の「なみえ焼きそば」が金賞を受賞した点でしょう。様々な困難の中での受賞は、現在故郷に戻れず、全国に散り散りになってしまっている浪江町民にとって明るい話題かつ望郷の念を募らせることになったのではないのでしょうか。一刻も早い復興を心から望みます。
次回のB-1グランプリは、その金賞を受賞した浪江町のある福島県で開催されることが決まりました。場所は福島県の中心都市である郡山市ということですけど、愛Bリーグに入ってる団体ってあったっけ、郡山に(汗)?
それはともかく、次回の郡山大会も上手くいくことを願いながら、B-1グランプリ特集を終えようと思います。

