2023年11月24日

【2023年】残りの椅子を譲り合う罠【J3リーグ】

残りが2試合になったJ3ですけど、まだ決まりません。いや、決めきれません愛媛FCが颯爽と優勝をかっさらったというのに(苦笑)。
全ては、あと1勝だけしてしまえば昇格確定の鹿児島ユナイテッドFCが勝てないのが原因なのであって、そこを突けばいいのに、他のチームも見事に転ぶという有様。それが現在の順位に現れています。

そこをふまえ、上位陣の順位を見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、☆は昇格決定・×はJ2ライセンス不交付になります。また、ここでの大阪はFC大阪になります。


1位 愛 媛(70)+11 ☆
2位 鹿児島(58)+15
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 富 山(56) +4
4位 奈 良(54)+13
5位 今 治(53) +9
6位 大 阪(53) +6 ×
7位 松 本(53) +5


前節で、いわてグルージャ盛岡に負けたFC岐阜とカマタマーレ讃岐に負けたアスルクラロ沼津が今シーズンのJ2昇格を失いました。そして、まだ勝ち点52ではあるものの、得失点差で2位の鹿児島を追い越せなくなった(可能性が高い)ガイナーレ鳥取とヴァンラーレ八戸もその資格を失いました。なお、この戦績によるものなのか、鳥取は増本浩平監督を契約満了としています。10月に暫定だったのが正式に監督として始動したばかりなのに、何とも残酷な振る舞い鹿児島並みの戦績を挙げた功績を考えると、満了にすべき監督じゃないのにね・・・。絶対他が欲します。下位に沈んでしまったチームがリサーチを掛けてもおかしくない。


さて、そんな状況下で、やはり昇格のチャンスが残っているのは、鹿児島・カターレ富山が第1走者、奈良クラブ以下が第2走者になるのでしょうけど、強烈なまくりを見せている奈良の存在が怖い

奈良は、他のチームが転んだり足踏みをしている中で、一人勝ち残っており、ここ5試合で見れば、3勝1分1敗とFC大阪(2勝2分1敗)と松本(2勝1分2敗)よりも勢いがあります。FC大阪と共に、JFLからの参入組として大きく引っ掻き回しています。いや当初の予測以上の引っ掻き回しっぷりでしょうな(汗)。
奈良が残している試合も、鳥取(H)と松本(A)と松本が昇格のチャンスを逸した時には、強いとはいえ非常に戦いやすい相手になることでしょう。逆に昇格のチャンスを残しているとかなり厄介な相手相手のホームなので、俄然サポーターが圧を掛けてくるでしょう。その中で戦い抜けるか。そして最終節のプレッシャーに勝てるか。そこが課題になるでしょう。

他は、どんぐりの背比べになるのですけど、J2ライセンス不交付になったFC大阪がどう戦うかに注目でしょう。昇格のチャンスを残している今治と既に昇格を決めた愛媛を潰せるか否かで来年の戦い方が見えてくるでしょう。

今回の昇格争いの中で、一番経験値があると思われるのが、松本。
実際奈良だけ気を付ければいいという有利さもあるのですが、最終戦をホームで迎えられるというのも有利な条件に。奈良にとっては怖い存在の松本のサポーターが、彼らの大きな追い風になるのは、サンプロアルウィンを知っている人間ならわかって頂けるのではと。


ということで、繰り返しますが、鹿児島本命で富山対抗穴は奈良・松本といった感じになるでしょうか。恐らく、明日・明後日の試合で大きく動くと思います。注目しましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

2023年11月10日

【2023年】激戦の果てに・・・【J3リーグ】

J3の試合も残り4試合になりました。昇格の行方はまだ決まらない。例年以上に団子なレースになった中、1位だけがもう決まってもいいんじゃないのとか思って見てるのに、まだ決まらない(汗)。2位に至っては、まだかなり下の順位までイケそうだという状況が長く続いたものだから、感覚がマヒしてしまっている(苦笑)。それでも、次の試合で終わりかねない予感はしてならないんですけどね(たぶん(苦笑))・・・。


そこをふまえ、上位陣の順位を見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、ここでの大阪はFC大阪、横浜はY.S.C.C.横浜になります。


01位 愛 媛(67)+13
02位 鹿児島(58)+18
=== 昇 格 ラ イ ン ===
03位 富 山(56) +7
04位 大 阪(52)+11 ×
05位 松 本(52) +7
06位 今 治(50) +9
07位 鳥 取(49) +4
08位 奈 良(48)+10
09位 岐 阜(48) +9
10位 沼 津(48) +3
11位 横 浜(48) -2


・・・まぁ、残り4試合だっていうのに、昇格の希望があるチームだけ列挙したら、こんだけ残るんだもんな(爆)。ただ、実際は残り試合数で積み上げられる勝ち点(この場合は12)の半分ゲットできれば上等だと思うので、愛媛FC・鹿児島ユナイテッドFC・カターレ富山の3チームになるだろうなぁ・・・。3試合勝てるという条件なら、FC大阪・松本山雅FCまでだと思う。抗え抗えと言ってはいますが、FC岐阜に昇格の望みというのは、結構厳しいんですね。それは同じ勝ち点にいる奈良クラブ・アスルクラロ沼津・Y.S.C.C.横浜とその1点上なガイナーレ鳥取にも言えることです。

正直沼津はよくやっています。最近は失速気味ですけど、中山雅史監督が的確な采配を敷いていて、戦っている相手としては恐ろしい。守備中心のドン引きサッカーなので、相手はなかなか点を奪えないんですね。攻撃的ではないにしても、ちゃんと点は複数点挙げているところが、中山監督ゆえにとも。ストライカーの育成能力は高いのかもしれない。
あとは、FC大阪の動向がどうなるかでしょう。先述の通り、昇格は厳しいでしょう。ただ、仮に3試合以上の勝利を取ってしまうと、2位の鹿児島を上回る可能性が出てきます。FC大阪は昇格争いしているチームの中で、唯一J2ライセンスが不交付になっており、仮に2位に滑り込んでも、昇格できなくなります。そうなると、J2で21位の大宮アルディージャないしは22位のツエーゲン金沢のどちらかが21位になった場合、J2残留ができるというシナリオになるのです。
FC大阪は攻撃的なサッカーを展開しているのですけど、今後今治と愛媛を控えているので、かなり難しいんじゃないのかな・・・。同順位にいる松本山雅の方が、日程的に楽で、最終節の奈良戦だけ気を付ければいいふうなのよね。なので、厳しいとはいえチャンスがありそうなのは、松本山雅と見ています。
・・・そう考えると、一番日程的に楽なのは、他ならぬ岐阜なのか(汗)。カマタマーレ讃岐・いわてグルージャ盛岡・FC琉球・ギラヴァンツ北九州と下位のチームのみ。しかも昇格の可能性が潰えてしまったチームばかりなのですよ。一番怖いのは、残留争いを繰り広げている琉球と北九州なんですけど、このあたりをこれから話していきましょう。


JFLへの入れ替え戦が絡む残留争いですけど、実は北九州でほぼ確定になってしまったんですよね・・・。先日の試合で松本山雅に負けたことで、勝ち点24の北九州は、残り4試合全勝しても36となり、現状19位のSC相模原と同じになります。しかし、相模原の得失点差が-8なのに対し、北九州が-17と9点差と大きな差になっています。残り4試合で相手チームに3点差以上の勝利を挙げないといけない。これはかなり絶望的です。しかも連敗中でそこまでのモチベーションが出せるのかという心配も。もうJFLの動向だけ見てサッカーやってるんじゃないかという閉塞感さえあります。なので、北九州より上のチームは、実質残留確定なんですよね。ここまで明暗が分かれるとは・・・。

ちなみに、JFLの日程は11/26に最終節を迎え、この日に順位が確定となります。現状では、Honda FCとソニー仙台FCが上位に就けているため、北九州の首は意外に太く繋がっているとも言えるのですけど、J3ライセンスが継続審議ながらも、レイラック滋賀とラインメール青森にもJ参入のチャンスが残されているだけに、北九州としては、入れ替え戦を想定して気を抜けない。そして、滋賀と青森が猛チャージをして、Honda FCとソニーを抜いてしまおうものなら、19位のチームも入れ替え戦に巻き込まれる事態に。仮にそうなったら、もう一度、その手の記事を書こうかと思います(苦笑)が、現状ではHonda FCの優勝は確定でしょう。2位がまだわからないという点でいけば、J3と似ているのかも。まさか実力面だけでなく、試合動向まで似るとは・・・。


残り試合は4。苛烈極まりない2023年のJ3の終着点は、いつなのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:53Comments(0)

2023年09月03日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その13 緩慢なプレーが負けを招く

FC岐阜、昨日は鹿児島県鹿児島市にある白波スタジアムで鹿児島ユナイテッドFCと戦いました。


arigatamiwakarikiドラえもんのひみつ道具の中に「ありがたみわかり機」というのがあります。この道具を使うと、対象物のありがたみがわかるようになるというものです。
作中では、のび太が食べ物を粗末にしているのを憂いたドラえもんが、のび太に食べ物のありがたみを教えるために、この道具を使います(ただし画像は、試しに空気のありがたみを教えるワンシーン)。

ということで、青ダヌキはキイロメガネザルに庄司悦大選手のありがたみを教えるために、この道具を出したのですけど、いなくなることで死にそうになるキイロメガネザル(笑)。普段彼に文句ばかり言ってる(判断が遅いとかプレーがワンテンポ遅れているとか)けど、この試合では彼のありがたみがよくわかっただろうとは、青ダヌキのお言葉(ニヤニヤ)。



SOG03_175517そんな白波スタジアムは、10月開催の国体に向けて、絶賛改築中スコアボードとは反対にあるサイド側には仮設のスタンドが設けられるようです。



SOG03_175533正面も一部改良が施されているのですけど、クラブライセンスのことを思えば、部分改修ではなく全面改修にした方がよかったのよね。
それができなかったのは、新スタジアムの動向で揉めに揉めたため様々な場所が浮かんでは消えていく、ありふれた理由(ことば・・・いや、なんくせかも(ギャハ))だけ残して、結果新スタジアム構想は消滅。これに伴い、今年のJ1ないしはJ2ライセンスの取得は不可になると見られています。さらに成績面での問題も合わさって、監督とGM(ゼネラルマネージャー)が辞任することに。順位も今節開始前には7位に沈んでおり、何とか浮上のきっかけを・・・ともがいているようです。ただし、成績で昇格圏内に入っても、ライセンス問題が頭をもたげてくるお客さんはたくさん入っているのに、このままの状況が続くと厳しい局面に陥るだろうなぁ・・・。



SOG03_183009試合開始前、ゆないくーが来場。彼は2017年に誕生したマスコットの1人なんですね。同じ年に誕生したマスコット達と共に「17マスコット同好会」を開いたものの、揃いも揃っても皆J3にいるのは、何とも皮肉



SOG03_173604そして、白波スタジアムといえば、スタグル岐阜がJリーグ屈指と言ってますけど、鹿児島のスタグルの充実ぶりはJ3屈指ですわ。J2でも引けを取らないレベルだったのも覚えています。ちなみに、J2でナンバーワンなのはファジアーノ岡山ですけどね(ニヤニヤ)。
ホントなら全部挑みたかったところですけど、カネがあっという間に溶けてしまうわ・・・。腹も入らないし。



SOG03_165843そんなスタグル、最初はhitasura kitchinの「奄美の鶏飯」の一つ、「辛味噌鶏飯」去年の予告通り、今年も来たぞ(泣)!<何で泣いてるんでしょうかねぇ?



麻婆の辛さとは違う意味で辛いのですけど、痺れる辛さは無く、青唐辛子のピリッとした辛味と味噌のコクが、あっさり味の鶏飯にしっかりとした味にしてくれます
・・・また来年<来ないんじゃないの!?


SOG03_172352こちらは、薩摩雅咲亭の「うなとろ丼」
ここのうなぎの美味しさも去年知っているので、安心安定なのですが、今回はうな丼、しかもとろろ入りだぜ!



・・・これは美味かった。パリパリに焼かれたうなぎのサクサクホクホクな味わいに、タレの甘味、そしてとろろとタレが混ざった時の風味のよさは、最高でしたよ。
・・・また来(以下略)。


SOG03_173319最後は、薩摩和光の「炭火牛スジ焼」(上)と「炭火茶美豚(ちゃーみーとん)バラ串」(下)
特に茶美豚は、鹿児島県産の豚肉だそうで。牛スジは国産のようです。



「炭火牛スジ焼」は、牛スジが、しっかり煮込まれているので、タレも染み込みまくっております。そして柔らかいのですよ。一口食べただけで、ホロッとする肉。牛スジなのを忘れるくらいの柔らかさです。

「炭火茶美豚バラ串」は、豚肉の旨味が詰まったものになっていました。焼くことで出る香ばしさと香り高さが、肉の美味さをさらに上げてくれます。タレで頂いたんですけど、塩でも美味しいかもしれない。素材がいいからだろうな。
来年は塩<もう行かないんだろ!





SOG03_205716岐阜にとっては庄司選手がいない中での4連勝が掛かった試合、鹿児島にとっては新監督に初勝利を届けたい試合となりましたけど、序盤は岐阜がペースを掴んで優勢に進めていました。ところが徐々に試合は鹿児島のペースに。やはり庄司選手を欠いたことが試合に影響を与え始めていました
そのほころびは、遂に前半終了間際に出てしまいます。最初の失点は、ある意味仕方のない展開でした。間延びした守備陣を狙い撃ちするような展開を鹿児島のイレブンが見せ、最終的には速攻を決められるふうになりました。ワンツーというのかな、藤本憲明選手に合わせられてしまいましたね・・・。
しかし、2点目は防げた失点で、緩慢なプレーで生んだ失態でした。皆が詰め過ぎていた点は1点目と似ていますけども、最後の砦である茂木秀選手が引くのではなく、前に出ていくべきだったのかなと。あとは守備陣が早々に引いていたら・・・川上竜選手があと一歩前に出て、蹴り出していたら・・・。

後半は、余裕のできた鹿児島が試合をリードしていましたけど、少しずつ岐阜の選手達が庄司選手のいないフィールド状況を把握し、自分達の役割を演ずることができるようになりました
ピークは後半39(84)分のセットプレーで、キッカーだった久保田和音選手から遠藤元一選手がヘディングで合わせた1点。その後も猛攻を見せたものの、万事休す。2-1で逃げ切られてしまいました。


前半最終盤の緩慢さがなければ、最低でも引き分けで終わっていたでしょう。全くもって惜しい試合をしてしまったと思えてなりません。ただ、セットプレーで点が取れるようになったのは、いいことだと思います。今後再浮上するきっかけになるかもしれません。



終わってしまったこととはいえ、痛い負けなのは間違いない。次のホームになるテゲバジャーロ宮崎戦を勝たないと、昇格争いから脱落することになりかねません。脱落のきっかけは、他にもあり、アウェイの2連戦(SC相模原と松本山雅FC)に勝てないと同様になるでしょう。特に鹿児島と同じ難敵である松本山雅には勝たないと終戦の可能性もありなんでしょう。昇格争いに生き残るためにも、この日の試合で愛媛FCが引き分けたこととカターレ富山が負けたことを生かすためにも、次の試合は必ず勝たないといけないでしょう。


残り試合13。J2昇格への勝ち点差は3。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2023年09月02日

厳しい戦いだった

鹿児島県鹿児島市にある白波スタジアムで行われた鹿児島ユナイテッドFC×FC岐阜の試合は、2-1で逃げ切られてしまいました。


前半終了間際の立て続けの失点、特に2点目が余計。それさえなければ、引き分けで追われたかもしれない試合となりました。終盤の追い上げがあった、愛媛FCが引き分け、カターレ富山に至っては負けていただけに、詰められる試合を落とした格好にもなったので、悔しい敗戦となりました。
庄司悦大選手を欠く中で、彼の重要性を微塵にも感じたこと、彼の代わりができないと、岐阜はどのカテゴリーにいても厳しいことがわかりましたわ(泣)。次節は戻ってきますけど、4枚目のイエローが出たら再び有休なので、戦々恐々と試合をせないかんのか・・・(汗)


ともかく、相手の失策をラッキーと捉え、次のホームになるテゲバジャーロ宮崎戦を戦わないといけません。昇格争いの真価が、ここで問われるぞ!


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Posted by alexey_calvanov at 21:43Comments(0)

2023年05月30日

【2023】J3とJFLの順位を見てみよう【入れ替え】

丁度J3は全日程(全38試合)の1/4ほど、JFLは同じく(全28試合)1/3が過ぎました。一度、順位を見てみましょう。とはいっても、どちらも団子レースなので、順位を書き出すとエライことになりますから、かいつまんで・・・(括弧書きのプラス・マイナスは、得失点差)


まずJ3の上位陣は、トップが鹿児島ユナイテッドFCで勝ち点21(+7)、2位がAC長野パルセイロで同じく20(+7)、3位がカターレ富山で同じく20(+6)になっています。
昇格本命とされていた松本山雅FCは9位で勝ち点15(+1)と不振にあえいでいます。直近5試合でわずか1勝しかしておらず、やはり信州ダービーの敗戦が響いているのかなと。いわてグルージャ盛岡も11位で勝ち点14(+2)と振るわず、苦戦しているようです。

一方で、残留争いは現状3チームが目立つ格好になり、18位がFC琉球で勝ち点11(-5)、19位がSC相模原で同じく9(-3)、最下位がギラヴァンツ北九州で同じく6(-7)となっています。
琉球に関しては、監督交代が施されたものの、まだ上昇のきっかけを掴めない状況ですが、上位との勝ち点は1なので、一つ勝てば上向きになる可能性は十分あります。むしろ一つ勝っても上向けないのが相模原と北九州で、共に新監督を迎えたチームでもあります。
相模原に関しては、監督経験が乏しく(アマチュア(大学)チームの監督を1年務めたのみ)、コーチ陣もヘッドコーチ以外は恐らく実戦をまだ積んでいないのかなと思えるので、暗中模索といった感じでしょうか。
北九州に関しては、百戦錬磨の田坂和昭監督・北九州でコーチ経験もある長島裕明ヘッドコーチが勤めてるにもかかわらず、直近5試合1分4敗と惨憺(さんたん)たる成績。どうしてもうなった・・・。もしや、レトルトカレーの呪い(汗)?それとも、船頭多くして船山に上るなのか。もしかすると監督交代があるかもしれないなぁ・・・。
とりあえず、最下位のみが強制入れ替え、19位が入れ替え戦を行う格好になる(JFLのチーム1位・2位が参入資格を有する場合)ので、とにかく最下位にならないように戦い抜くしかないのよね・・・。


JFLに関しても団子レースとなっており、1位がレイラック滋賀(旧MIOびわこ滋賀)で勝ち点17(+6)、2位がソニー仙台FCで勝ち点15(+3)となっています。現状共にJリーグライセンスを所有していませんが、ソニー仙台は企業チームなので、Jリーグ参入の可能性は無いでしょう。問題は滋賀で、10年以上前から百年構想クラブへの申請を行い、受理されていない状況が続いています。今年チーム名を変えたので、改めてライセンス申請を行うことになるのでしょうけど、今年国体が行われるということで新規に作られた平和堂HATOスタジアムで申請することになると思います。このスタジアムはJリーグのライセンスを取得できる条件を満たしているとされるので、残り財務状況や観客動員などで問題無ければ、一気にJリーグ参入となるでしょう。
なお、J3ライセンス取得チームの状況はというと、ラインメール青森が3位で勝ち点14(+3)、ヴェルスパ大分が4位で勝ち点14(-1)、高知ユナイテッドSCが7位で勝ち点12(+3)、ヴィアティン三重が12位で勝ち点10(+5)となっています。

一方の残留争いは、13位がFCマルヤス岡崎で勝ち点9(-4)、14位が沖縄SVで勝ち点7(-6)、最下位がブリオベッカ浦安で勝ち点3(-9)となっています。先述の通り団子レースなので、まだ何とも言えないのですが、浦安だけ危機的状況になっているのはJ3と同じかも。岡崎と沖縄はまだ踏ん張れる状況かなと思いますね。引きずられないことを祈るのみです。なお、こちらは基本的には最下位は全国地域チャンピオンズリーグ2位との入れ替え戦に進みます(状況により変わる場合アリ)


まだ半分も試合が進んでいないので、大きく変わる可能性も十分あります。とにかく今はひとつでも多く勝ち点を積み上げる時期だと思いますけど、早く膿を出さないといけないチームは、素早い処置が必要となってくるでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)

2023年03月18日

FC岐阜観戦記2023 第2節 若い力がもたらした勝利という一筋の光

若い力と 感激に
燃えよ若人 胸を張れ
歓喜あふれる ユニホーム
肩にひとひら 花が散る
花も輝け 希望に満ちて
競え青春 強きもの


こちら、♪若い力という曲の1番の歌詞1947年に石川県金沢市で開催された国民体育大会(国体)で使用され、後に全国の運動会の入場行進曲などで使われることとなりました。誰もが耳にしたことのある曲といえば、わかりやすいでしょうかね。なお、この曲はキングレコードから販売されていたとのこと。何でもやるんだな、キング・・・。



ちなみに、こっちじゃないぞ(笑)。こっちはセガの社歌だ。聞けば聞くほど、ハード事業の失敗は、これじゃないかと思われ(苦笑)。

ということで、FC岐阜は本日鹿児島ユナイテッドFCと戦いましたけど、この日は♪若い力の曲のような、若い人達の活力がひしひしと感じられるものとなりました。


まず私事なんですけど、私がFC岐阜と言うチームを追い掛けて、今年で10年になります。10年ひと昔という言葉の通り、色々とあったわけですよ。そして10年も追い掛ければ、時間の流れも感じるもので、まだ小学生になるかならないかの頃に出会ったサポーターの一人が、もう今年中学卒業し、高校入学とのこと。これからアルバイトして、そのお金でアウェイ行くんだなんて目をキラキラ輝かせて言ってたのが印象的でした。もうそんなになるんだな・・・。
中学3年間は、コロナ禍の最中でやりたいこともやれなかった時期だったと思います。そんな苦しい中で過ごした多感な時期を乗り越えたことは、今後の大きな糧になるとも思います。これからは少しずつですけど、いろんなことができるようになると思うので、思いっきりやりたいことに臨んで下さい


SOG03_120512今回は15時キックオフということで、少し早めに行って、スタメシ確保(爆)。
最初は、ひだコロッケ本舗に・・・って、いつも一番最初は、ここと決めてるんですけどね(ニヤニヤ)。
前節食べそびれたプレミアム版を買った。パッと見は何が違うのかわからないけど、どうもいつものに比べると一回りほど大きくなっているらしい。これまた以前頂いたジャンボコロッケよりは少し小さいのかな。



味は全く変わりません(ニヤニヤ)。でも、肉の塊が多くて満足満足


SOG03_124555オクトパスファイヤーズでは、数量限定の「お好み焼き」を頂きました。本店の味とあったけど、あそこに本店とかあったんだ。てっきり屋台関係の店だと思ってた。



写真では伝わらないかもしれないけど、ものすごくデカいそれでいて大味とかではなく、ソースの酸味があっさりとした衣に合うんですよ。ただし具はそんなに入ってない(苦笑)。キャベツがたっぷり入っているので、その甘味を楽しんで下さい。いやホント、美味いよ。


SOG03_130639最後は、中華料理 しょうりゅうの「旨辛麻婆飯」。こちらは以前頂いた「四川麻婆飯」と変わらないんじゃないのとか思いながらも、本場の味と書いているのだから、何か変えたなと思って買った・・・というのは建て前で、本音は、そんなこと知らずに買った(ギャハ)。



確かに以前とは違う味。花椒(ホアジャオ)の風味が新たに加わった感がありますね。辛さはまぁまぁなので、花椒さえ苦手じゃなければ、十分にイケる味です。


SOG03_155832そういえば、鹿児島県がブースを出していて、もらったパンフレットの入った袋の中に薩摩蒸気屋の「かすたどん」が入っていたわ。



外身はふっくら、中には甘々なカスタードクリームが入っており、もう大変満足致しました。今度鹿児島に行った時、お土産候補に入れておきます。


試合の話をする前に、この日から数日前、岐阜に1人選手が入ってきました。横浜FCから育成型期限付き移籍でやって来た杉田隼選手です。
横浜FCのユース出身で、U-15・16・17の日本代表経験はありますが、まだ19歳(2004年生まれ)という、若手の中の若手(岐阜の選手の中で一番若い)今年はルヴァンカップで1試合出ただけ、3年間でも天皇杯を入れて3試合、まだJリーグ公式戦デビューも果たしていない選手です。そんな彼が、いきなりサブとはいえメンバー入りしているのですから、上野優作監督は何か持ってるものを感じたんでしょうね。





SOG03_165436試合前は雨が降ったものの、試合開始前には雨が止み、直前にはうっすら一筋の光も差したこの試合、今思えば、あれが吉兆の光だったのではと感じずにはいられません
しかし試合中、前半に関しては、鹿児島がやや優勢な展開J2で1年、J3で3年過去戦っていますが、やはり一筋縄ではいかない相手。スタメンを見てもカターレ富山やいわてグルージャ盛岡にいた戸根一誓選手などそうそうたるメンツ。ロメロフランク選手なんて反則じゃんとか思うほど。<ウチにそれが言えるのか。
要所要所で反撃はできてはいるものの、まだまだ鹿児島に押され気味。何とか堪えて後半を迎えました。

すると、後半早々に羽田一平選手から杉田選手に交代。ここで新戦力投入か・・・と思って見ていると、雰囲気がガラッと変わりました。右側に入ったんですけど、攻撃の起点になっているし、守備もしっかりこなしている繋ぎの役割も果たしていて、文句の付けどころがない仕上がりでした。ホントに入って数日の選手なのかというくらいにすごくフィットしていたのには、驚きました。

すると、後半7(52)分、鹿児島のキーパーからのキックで始まった展開で、その球がペナルティエリアすれすれのところで生地慶充選手がプレッシャーを掛けて奪い取ってからのこぼれ球を窪田稜選手が見逃さなかったほぼ同じラインから放たれた左足を振り抜いたミドルシュートがゴールマウス左隅に突き刺さった!これが値千金の1点になったんですよ。ゴール裏から見ていて、見事かつきれいなシュートで、Jリーグの公式も書いていますけど、ズドンという音のしそうな迫力もあるものでした。数少ないチャンスをモノにし、再び鹿児島の猛攻をしのぎ、ウノゼロの今季初勝利。危ない場面もあったものの、全員で耐え忍んだ結果掴んだものだと思います。



SOG03_170527恐らく今日の試合のMOM(Man Of the Match)は、窪田選手でしょうし、今後発売するToday's Heroグッズも彼になるでしょう。窪田選手自身も、サンプル例で自身が使われていたことに対し、「(運営は)わかってらっしゃる」と述べていたくらいですから(ニヤニヤ)。



ところで、♪若い力には、振り付け(集団演技)があるのよ。
先述の国民体育大会は石川県金沢市を中心に開催し、会場になった金澤市運動場(現在の金沢市営陸上競技場)で披露されました。その後も金沢市内の小学校では、この振り付けを踊っているそうな。2022年には金沢市スポーツ遺産にも指定されています。
・・・ということは、以前ツエーゲン金沢に在籍していた窪田選手は踊れるんですね(ニヤニヤ)?


SOG03_170245でも窪田選手には悪いけど、個人的にMOMだと思ったのは、杉田選手(中央)だと思うの。
ルーキーの羽田選手のポジションを押しのけ、衝撃的なプレーを随所に見せてくれた点は評価できるでしょう。何より今後が楽しみな選手。あの活躍ができるのであれば、この先レギュラーになってもおかしくないでしょう。
今年はディフェンダーが当たりの年なのかもしれません。現在もスタメンで活躍中の和田侑樹選手、ユース出身で開幕戦からメンバー入りしている羽田選手、そして同じく開幕戦からメンバー入りしている萩野滉大選手この3人の若手が切磋琢磨していけば、現在ディフェンダーで活躍している川上竜選手や藤谷匠・宇賀神友弥両選手のようなスタメンで活躍している選手もうかうかしてられなくなるでしょうし、ケガで出遅れている三國スティビアエブス選手も、ケガが治ったらレギュラー入り目指して目の色を変えるかもしれません。順位を押し上げる意味でも、彼らがレギュラー争いを繰り広げてほしいものです。



無事に初勝利を挙げ、『一つも勝ててないじゃん!』状態からは脱却できた岐阜。再びアウェイ戦に挑みます。今度はまだ寒い東北、ヴァンラーレ八戸のホーム開幕戦に乗り込みます。今年は、3度開幕戦を経験するのか・・・。ホーム戦は、4/1のFC琉球戦になります。


若い力を結集して、勝ち進んでいこうぞ、我ら岐阜!そして長良川へは勝って帰ろう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)

2022年11月14日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その15 ラストチャンス

FC岐阜、昨日は鹿児島県鹿児島市にある白波スタジアム(鹿児島県立鴨池陸上競技場)で鹿児島ユナイテッドFCと戦いました。


まずは、試合前の順位表をば。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。


1位  いわき(72) +48 ☆
2位  藤 枝(63) +27
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
3位  松 本(63) +15
4位  鹿児島(60) +13
5位  今 治(59) +16


既にFCいわきが優勝と昇格を掴み、残った枠はあと1つ。最も優勢なのは藤枝MYFCと松本山雅FCで、その次に鹿児島、さらにFC今治が付いているという状況です。
鹿児島に関しては、この日の試合に勝って何とか食らいつきたいところ。それでも藤枝と松本に連敗(前節共に負けているため)してもらわないといけないという自力と他力を本願しないといけないというかなり厳しい立ち位置でもあります。今治の場合は、鹿児島のケースプラスさらに鹿児島も負けてほしいという超他力になりますが(ニヤニヤ)。
岐阜に関してはというと、横山雄次監督の今シーズン限りでの退任が発表され、来年はまた一からスタートというふうになりました。J3に降格してから毎年のように監督が代わり、さらにシーズン途中で監督が代わる事態を2度経験しました。まるで成長していない岐阜というチームとそのフロントに対して、それでいいのか大丈夫なのかと思えてなりません。この話は長くなるので、今回は話しませんが、来シーズンに向けて相当考えて動かないと大変なことになると思っていますよ。
そして散々あったダブル(ここでは、ホームとアウェイ双方での勝利すること)のチャンスを毎度フイにすること幾試合、遂にダブル獲得のラストチャンスになってしまいました(次の試合はダブルを取られてしまうというピンチになってしまいますから・・・)。J2昇格のラストチャンスになり、必死になって向かってくる鹿児島イレブンを止められるかというと、大変なことになるだろうな、と。


SOG03_121114実は、白波スタジアムに来るのは2度目なんですが、スタジアムの中に入るのは初めて。というのも、前回来たのはJ2時代の3年前(2019年)で、その時の試合は中止になりました。後に、『10.30』と言ってもいいような、J3降格のきっかけになった試合となりましたね・・・。
ピッチは思っていた以上にキレイ。観客はホーム最終戦ということもあってか大入りになり、観客動員数は7562人だったそうな。



SOG03_121555スタメシ紹介の前に、鹿児島といえば、例のアレ。
サハラ砂漠のオアシスで売っているコーラと掛けて、ユナマルシェで売っている「さつま島美人」と解く。<その心は?
・・・水の方が高い(ギャハ)!

そうなんです。ここで売ってる水が160円なのに対し、「さつま島美人」は100円なんですよ。ソフトドリンクが200円だと考えると、そっちよりも安いんかい(汗)!



SOG03_122227そんなスタメシは、大勢の人の中からかいくぐって買う格好となり、欲しい物が買えんかった・・・。まぁ、鹿児島空港からここまで来るのに苦労したというのもあるけど。つくづく、デイマッチはキツキツ日程になってしまうのだなぁ・・・。
そんなかいくぐった中で買ってきたもの、その1は薩摩雅咲亭の「大隅うなぎの蒲焼き串」
鹿児島県は、うなぎの養殖量が多く、中でも鹿屋市を中心とした大隅半島で養殖されたうなぎは脂が乗って美味しいんですよ。鹿児島空港でも売ってたなぁ・・・。
なお、この店では、うな丼の提供もあった模様。



身はふっくらしていたけど、脂分はそんなになく、あっさりしていましたね。それはそれで美味しいし、うなぎの風味は損なわれていないので、単品で食べるのなら丁度いいのかもしれない。丼にすると、たれがもっと欲しいかなと(苦笑)。
SOG03_125750その2はhitasura kitchinの「奄美の鶏飯」。その中のトッピングで麻辣醤を入れた「マーラー鶏飯」にしました。
青唐辛子味噌を加えた「辛みそ鶏飯」にしようかなと思ったけど、来年食べに行くから!<まーた来年の話をしてる・・・。



味は、鶏飯そのものは、とてもあっさりとしているためか、麻辣醤を加えたことによる脂っぽさがあっても、しつこくないものに。鶏飯にピリ辛の風味が加わるので、いいアレンジだと思います。来年も食べに行くから(ニヤニヤ)!


SOG03_145459「ONE TEAM」というコレオグラフィも出たこの試合、お気持ち弾幕の多さから見ても、この日の試合に賭けた思いは、私の想像以上のものだったのかもしれません。
試合は鹿児島の気合いの入り方が桁違いだったのですけど、相当なプレッシャーを感じていたのか、思うような動きが取れていないようにも見え、岐阜はそこを突いて相手陣地を攻めるという流れになりました。傍から見たら、一進一退の攻防というところでしょうか。

実は、岐阜は先制していたと思えるシーンがありました。後半16(61)分、田中順也選手のコーナーキックを藤谷匠選手がヘディングでドンピシャに合わせたものだったのですが、藤岡浩介選手がオフサイドを取られたというふうになりノーゴールに。岐阜の選手達が猛抗議をするも受け入れられない時点で、相手側の地の利が生きてしまった格好になったとも取れ、非常に悔しいシーンではありました。
その後も一進一退になっていた中の最終盤に、岐阜の守備を破った中で放たれたクロスを、ロメロフランク選手がヘディングで合わせたのが入ってしまいました
そのまま試合は進み、1-0で敗戦。「10.30」の時とほぼ同じく、外国人選手が決勝点を決めた、命運を分ける試合になりました。岐阜に対しては、ダブルを狙う以外に大きな動きはない試合でしたけど、鹿児島にとってはJ2昇格の掛かった大事な試合を地の利と気迫で乗り切り、何とか首の皮一枚で昇格レースに生き残ったのです。



この試合の結果を受けて、同時開始になった他チームの結果を合わせたうえでの順位表をば。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。


1位  いわき(75) +49 ☆
2位  藤 枝(66) +29
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
3位  鹿児島(63) +14
4位  松 本(63) +12


2位の藤枝は福島ユナイテッドFCとホームで戦い、3-1で勝利。福島に押される中での試合だったそうですけど、藤枝は今までの経験値で乗り切った格好ですね。
一方で3位だった松本山雅はテゲバジャーロ宮崎とアウェイで戦い、4-1の大逆転負けを喫しています。先制点を取ったのは松本山雅だったのですが、その後宮崎の怒涛のゴールラッシュを浴び、轟沈。
5位の今治はAC長野パルセイロとホームで戦い、3-3の引き分けに。今治が先制したものの、山本大貴選手のハットトリックで意地の引き分けに。山本選手、前半30分で2回点を入れている格好になっていますが、キックオフ(センターサークルからの再開)直後に相手キーパーを抜いてのもののようで。実質1分くらいの間隔で点を入れられている今治・・・。

この結果に伴い、鹿児島が3位に躍り出て、松本山雅が4位に転落引き分けた今治は昇格レースから脱落となりました。とはいえ、3位の鹿児島も4位の松本山雅も、2位の藤枝との得失点差が15点以上開いているため、次の試合にどちらが勝っても、藤枝の大量失点などの大逆転劇が起こらない限り、藤枝のJ2昇格が決定的となりました。全ては最終節になりますけど、9分9厘決定と見ていいでしょう。

これにより、静岡県のJリーグチームにJ1所属がいなくなっただけでなく、J2所属が3チームとなる『異常事態』となりました。この事態にネット界隈では、静岡県にあるローカルチェーンの飲食店さわやかにちなみ、『さわやか3組』などと呼ばれることとなりました。ワイは教育テレビでやってた同名の番組を思い浮かべたな(ニヤニヤ)。


そんな上位戦線を指をくわえて見ていた岐阜は、全てを賭けてギラヴァンツ北九州戦を迎えます。この日の試合内容は悪くなかったものの、この逆境下でも勝てなければ意味がないそれができないということは、まだまだ未熟だし、上位戦線に行けても昨年・一昨年のように生き残れないわけですよ・・・。だからこそ、ダブルを取られるピンチを抑え、最終戦になるこの試合を笑って終えたいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)

2022年11月13日

あゝ、報われない

鹿児島県鹿児島市にある白波スタジアム(鹿児島県立鴨池陸上競技場)で行われた鹿児島ユナイテッドFC×FC岐阜の一戦は、1-0で鹿児島が勝ちました。
最後は気持ち・想い・地の利が活きた試合で、岐阜は全く報われない試合でした。後半16(61)分のアレはゴールやろ・・・。
そうは言っても勝負は時の運その時の運を掴めなければ、勝てる試合も勝てないし、鹿児島のように最後まで昇格争いをやれないんですよ。


ただ、もうそんなことを言っていても、試合は終わった。最後の試合になるギラヴァンツ北九州戦に向け、勝つために全力を注いでほしい。泣くのも笑うのも、その時だ。


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Posted by alexey_calvanov at 17:46Comments(0)

2022年08月07日

J3戦線異状あり?

J3は8/7に開催されたいわきFC×松本山雅FCの試合(本来は7/24に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で8/7に順延された)がありましたけど、いわきと松本山雅FC以外は一旦お休みに入っていたのです。再開は8/13ないしは8/14になります。

そんなJ3は、いわきの旋風が止まらないのですけど、本命と言われていたチームが案外伸びていないという状況になっています。早速J2への昇格争いを見てみましょう。左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。


1位 いわき(39) +23
2位 藤 枝(38) +17
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 鹿児島(38) +15
4位 松 本(38) +12
5位 富 山(36) +7
6位 愛 媛(34) +5
7位 長 野(33) +4
8位 今 治(32) +8


・・・とまぁ、このようになっておりまして、8位までの差は9とまだまだ混戦模様になっております。これより下の順位のチームは、正直厳しい・・・ということで、FC岐阜は早々と終戦が決まったのです(大泣)。


では、改めて順位を見て行くと、J参入初年度のいわきが相変わらず首位を薄氷の差ながらもひた走り、その差1で本命の松本山雅FCと常連の鹿児島ユナイテッドFC、そして時折爆走することがある藤枝MYFCが今シーズンこの時期に追い上げてきました謎の爆走力を見せる藤枝ですが、持続性は無いので、正直数ヶ月の命・・・とセミの一生みたいな言い方をしておりますけど、事実だから仕方ない(汗)。ただ、噛み合うと破壊力抜群のチームなのは、見ていてわかったので、この爆走力の源でもある破壊力が維持できれば、悲願のJ2昇格もイケると思います。ベテラン選手はあまり無くなりましたけど、中堅と若手がいい感じになっているんですよね。うらやましい。

その下には、カターレ富山・愛媛FC・AC長野パルセイロ・FC今治となっておりますが、今治は8/14の岐阜戦で負ければ、昇格争いに振り落とされるのかなと思います。引き分け以上なら生き残れると踏んでいます。好不調の波は激しいものの、粘り強いプレーができるチームなので、岐阜戦の相性のよさは、それを見極めるポイントになるでしょう。

長野は、例年この先が不調なのですけど、シュタルフ・悠紀・リヒャルト監督の檄が効果を発揮すれば、昇格戦線に生き残れると思います。ただ、ここも好不調の波が激しい気合い注入が監督頼みだと終盤息切れしないか心配でもあります。そう思うと、秋田豊監督の下で自分達を成長させ、J2入りを果たしたいわきグルージャ盛岡は素晴らしいとも。

半はJ3の試練にもまれ、一時はどうなるかと思った愛媛ですが、現状後輩の今治にはいい顔ができるようになりました(苦笑)。地力はある(J1昇格プレーオフにも進んでいる)チームなので、ここで腐ったりくすぶったりはできないでしょう。あとはJ3の戦いに慣れたかでしょうね。J2から落ちてきたチームということでJ3にいるチームは目の色を変えて戦ってくることは1周してわかったでしょうから、あとはその前のめりをきちんといなせるかだと思います。それができれば、昇格戦線を維持できるでしょうね。

富山と鹿児島は、毎度あと一歩が足りない。戦力は充実しているので、勝つことを意識した戦いをしてほしいですね。上位にいると何かと分析されると思うので、相手を上回る戦術とプレースタイルを見せてやるべきだと思います。上のカテゴリーに行くと、1つの戦術だけで戦い抜くのは難しいというのはわかっているはずです(両チームとも期間の長短はあるものの、J2の経験あり)

松本山雅FCに関しては、現状は4位ですけど、厳しいJ3戦線の中で健闘していると言えます。戦力を充実させているのもそうですが、意識の高さを感じさせますね。監督に問題がある・フロントに問題があると言われているようですが、現状いわきを除けば昇格に最も近いチームと思います。残った問題はコロナの影響をどこまで受けたかという点ですね。いわきには引き分けたので、今後止められるチームが出てこない限り、昇格は確定とにらんでいます。


やっぱりいわきは強かった。そして松本山雅FCも強い。その中に割って入れるチームは出てくるのか。最後まで昇格戦線を維持し引っ掻き回せるか。あるいは潜り込んで昇格を果たせるか。その役割を果たすのは、常連の鹿児島・富山・長野か新参の藤枝・愛媛・今治か。佳境に入るJ3は、この8チームの動向に注目しましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2022年06月12日

FC岐阜観戦記2022 第6節 ユナイテッドとの総力戦 前編

FC岐阜、今日は鹿児島ユナイテッドFCとの一戦になりました。
実は6月のホームは今回でおしまい。先週戦ったヴァンラーレ八戸とのホーム連戦だったのです。ということは、来週・再来週はアウェイでの連戦になります。
そして、今週は鹿児島と戦いますが、来週は福島ユナイテッドFCと戦います。そう、今週と来週はユナイテッドという名を冠するチームと戦うのです。さらに上位との戦いにもなります。
今週と来週戦う両ユナイテッドの名の付くチーム、そしてユナイテッドという名称は付いていないものの、岐阜というチームは、それぞれユナイテッドという事態にならないといけない事情とユナイテッドの意味合いが変わってきています

今回戦う鹿児島の場合、現在首位に立つチームです。チームに関しては、以前お話ししましたが、元々は鹿児島県内にある2つのチームが1つのチームになったという経緯があります。県内そのものはある程度まとまっていたものの、県内に2つのチームがあり、それぞれ思い入れのある中で、1つにならないとJFLに入れないということで、お互いの確執を乗り越えて作られたのが現在の鹿児島なのです。1つになってからは、JFL・J3で大きなムーブメントを起こし、2018年にはJ2昇格を果たしたものの、1年で降格。現在、岐阜と同じく3年目に賭けるところに来ています。

ちなみに岐阜に関しては、地域的には美濃と飛騨という2つの地域(藩)が1つになった経緯があるため、地域の隔たりがあると言われています。さらに美濃地方は4つ(西濃・岐阜・中濃・東濃)に分かれ、地域ごとにわだかまりがあるとも言われています。4つと言ってますが、私個人は3つ(西濃・東濃に中濃(多治見市・関市周辺)と岐阜が合わさった中濃)と思っていますね。先述の通り岐阜にはユナイテッドという名称は無いものの、その地域をまとめ、一つにしたのがFC岐阜・・・ということを先日NHK-BS1で放送していた「スポヂカラ」でやっていましたね。


SOG03_120523今日の試合は、岐阜市民総力戦7827人という今シーズン最大の動員を果たした試合になったのですけど、3300人の岐阜市民が招待されるという一戦でもありました。大事な試合ということもあり、特別にバス待ちが許可されただけでなく、スタジアム内で待つということもできました
毎度この試合は勝てないので、何とか勝ちたい・・・そう思いながら、選手達を迎えたものです。



SOG03_130437かさなるステージでは、珍しく難波宏明アンバサダーがMCを務めるコーナーがありました。実は、元祭nineのメンバーで、現在は「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」で主人公を務めている寺坂頼我さんがやって来たのです。岐阜県岐阜市出身ということもあって呼ばれたのでしょう。
・・・相変わらず、ナンチャンの司会は危なっかしい(笑)。子供の前で買ってもらった同作品のおもちゃのカネが寺坂君に回ってるんだよとか下種な話しない(ギャハ)!



SOG03_104623岐阜市民総力戦ということで、岐阜市のホームタウンデーだったのですが、恵那市のホームタウンデーでもありました(あと東白川村のホームタウンデーでもありました)。
ということで、金よしの「えなハヤシ」がやって来た今回は変化球で、「肉巻きえなハヤシ」にした。どんなものかわからなかったので説明を求めてもらちが明かなかったから、買った方が早いと思い買ったら、何のことは無い。肉巻き棒にえなハヤシをぶっ掛けただけだった(爆)。



ご飯は赤米だったようで、普通の白米とは少々違う味わいだったけど、違和感を感じなかったですね。元々ハヤシライスは美味しいので、肉の部分がベーコンのような薄切り肉に変わっただけ。とにかく普通に美味かった(苦笑)。


SOG03_155415先週まで苦しい日程を歩んでいた岐阜。もうゆっくり休めと言っておかないといけないくらいに密だった日程から解放されたからなのか、生き生きとした動きを見せており、前半に関しては鹿児島よりもいい動きをしていたと思いました。インターセプト(ボール奪取)も上手く決まり、ゴールに迫るシーンもあったものの、最後まで決めきれなかったことにもどかしさを感じ、前半を終了します

後半になると、暑さからか岐阜の動きに鈍さが出てきて、鹿児島の動きがキレよくなってきます。やや攻め込まれるシーンを迎える中で、後半16(61)分に先制シーンが生まれました。
宇賀神友弥選手のスローンから始まったそのシーンは、ンドカ・チャールス選手のヘディングで他の選手に繋ごうとしたものの、はねたボールを相手に取られて蹴られます。懸命に外に出そうとする鹿児島イレブンの想いをあざ笑うかのように、ボールは岐阜の選手の下に。柏木陽介選手が前に蹴り込み、石津大介選手が胸トラップ。胸トラップしたボールが石津選手の左斜め後方に落ちたのを庄司悦大選手は見逃さなかった普段は繋ぎ役・黒子のような存在の庄司選手が放った左足のシュートは、そんなことを思わせない鋭いものになり、ゴールマウス右隅にきれいに刺さりました
しかし、敵は首位を走るチーム。あっという間に岐阜の守備陣を突いて同点に追い付きます。気を抜いていたわけではないので、鹿児島の執念とも言えるのでしょうね。
お互いに負けられない試合と位置付けていた中で、最後の意地を見せたのが岐阜でした。
後半38(83)分、右サイドから上がってきたボール、窪田稜選手が駆け抜けて持ってきた。駆け抜けながら上げたクロスをドンピシャのタイミングで宇賀神選手が合わせた宇賀神選手のシュートは相手キーパーをねじ伏せるかのような勢いを持ち、相手キーパーは弾かれてしまったのです。決勝点はそんな気持ちのこもったものになりました。
その後も献身的に守った岐阜が2-1で逆転勝ち。首位との戦いを制したのです。



SOG03_1601381点目を決めた庄司選手。右で柏木選手が何か話しているようです。今日の課題点を詰めていたのでしょうか。一部サポからは彼らのダブルボランチに対する評価がよろしくないので、お互い軌道修正を図りながらよくなっていってほしいものです。



SOG03_160550そして、今日のMOMとも言える宇賀神選手。ホーム初戦だった愛媛FC戦以来の得点。あの時は試合を動かすチーム初得点でしたが、今回はチームに勝ちを呼び込む決勝点になりました。チームに何かある時に宇賀神あり・・・となってくれればいいですね。



首位決戦を勝ち、昇格戦線に生き残った岐阜、これで8位にまで巻き返しました。次戦う福島はギラヴァンツ北九州に引き分けたため、5位から6位に後退しています。天皇杯に敗戦してから急激に勢いが落ちているため、次こそは勝つと息巻いてくることでしょう。しかもホームで薄暮ナイトマッチ、土曜日というやや短い日程間隔での試合になります。相手も同じコンディションになるのでしょうから、言い訳できませんよ(ニヤニヤ)。この勢いを大事にして、次も勝利を!


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Posted by alexey_calvanov at 23:15Comments(0)

2021年11月11日

もうどうなるかわからないJ3の昇格争い

先日、第26節が終わり、FC岐阜はカターレ富山に勝ったんですけど、他はいかに・・・ということで、順位表を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。


1位 熊 本(47) +17 ④
2位 宮 崎(47) +12 ③ ×
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(43) +10 ④
4位 富 山(41) +6 ④
5位 福 島(40) +7 ③ ×
6位 岐 阜(40) +7 ④
7位  YSCC(37) ±0 ④
8位 鹿児島(36) +3 ④


首位のロアッソ熊本が3位のいわてグルージャ盛岡と引き分け、2位のテゲバジャーロ宮崎が勝ったことで、遂に勝ち点では熊本と宮崎が並びました。そして福島ユナイテッドFCは終盤に追い上げたものの、遅かったようです。なお、福島が岐阜より上位なのは、試合数の差で福島が上になっているのだと推測

この結果、7位に上がったY.S.C.C.横浜と8位に下がった鹿児島ユナイテッドFCまでも優勝争いに参入することになりました。『なるかもしれない』と書いたら、本当になってしまったという恐怖(汗)。あくまで熊本と宮崎が全敗が条件ですけど、一縷の望みを賭けて挑んでくるでしょう。全ては次の試合次第と言えるのかな・・・って、その一つはウチが絡んでくるやん(泣)!


実は、この中で最も勢いがあるのが、Y.S.C.C.直近5試合で見ると4勝1分という驚異的な勝ちを見せているのです。とても序盤負けっ放しだったチームとは思えませんねぇ・・・(鼻ホジー)。<その状況をブレイクスルーさせたのは、どこのチームだったっけかな!?
その次は宮崎で、3勝1分1敗となっています。1敗はしているものの、勝ち点は10稼いでいるので、まだまだ勢いはあるウチは前半では勝ってるんだけど、後半勝てるのか不安(汗)。
そして、岐阜と盛岡が2勝3分直接対決は既に終わっているので、今後この勢いが重要になってきます。富山に勝った岐阜の方が、熊本に引き分けた盛岡よりも勢いはあると思いますけど、相手が悪いのよねぇ・・・。
鹿児島は、岐阜・盛岡より若干落ちます(2勝2分1敗)けど、先述の通り、まだまだチャンスはある。ただ次節の相手がヤバいのよ・・・。
最後に、福島(1勝2分2敗)と富山(2勝3敗)どちらも連敗を重ねており、順位の割にかなり苦しい状況に立たされています。ましてや福島は、残り4試合の中に休みが挟まっているため、3試合しかありません次の試合は落とせないのですけど、どっちも分が悪いんじゃないのか?


と、ここまで相手を書いてませんけど、ここで書くからですよ(ギャハ)。じゃあ、残り試合の相手を見てみましょう。青がホーム、赤がアウェイ、黒は休みです。


熊 本 富 山 YSCC 宮 崎 岐 阜
宮 崎 岐 阜 富 山 熊 本 終 戦
盛 岡 YSCC 讃 岐 富 山 沼 津
富 山 熊 本 宮 崎 盛 岡 鹿児島
福 島 長 野 休 み YSCC 讃 岐
岐 阜 宮 崎 八 戸 藤 枝 熊 本
YSCC 盛 岡 熊 本 福 島 藤 枝
鹿児島 今 治 藤 枝 長 野 富 山


熊本・宮崎・富山は残り全試合が昇格争いに関わるチームとなっています。他のチームも必ず1試合は昇格争いに関わるチームとの争いになるため、全く気を抜けません。中でも勢いが落ちてしまっている富山は次が熊本で、その後宮崎に盛岡と(投稿日時現在)上位との争い最後の鹿児島戦だけが昇格争いの中でも下位なので何とかなるかな・・・というふうですけど、厳しいことに変わりがない

じゃあ昇格争いでは最下位の鹿児島は4連勝できそうなのかというと、FC今治の調子のよさを打破でき、かつ富山に勝てば、さもありなんという状況に。最後の最後で鹿児島は来るかもしれないですね。同じさもありなんでいくと、福島も休み明けのY.S.C.C.が胸突き八丁の大一番になるでしょう。

で、その最も勢いのあるY.S.C.C.は、盛岡と熊本が胸突き八丁の大一番になりそうです。ただ、盛岡で負けたら勝負あったとなり、昇格争いから脱落となるので、秋田豊監督の采配が気になるところでしょうね。若き監督であるシュタルフ・悠紀・リヒャルトさんは、いかに裁くかな。

最後に岐阜は、宮崎と熊本が大一番。中でも宮崎は前半に勝っているものの、後半に勝てるかわからない。実力が付いてきているし、勢いもある。熊本は前半に負けているので、引き分け狙いでもいいとも弱気ながら思っているものの、どこかで引き分けになってしまうと、熊本戦で勝利必至になるので、宮崎で勝てるか、その後の下位対決で自分達の力を勝ちに持っていけるだけの能力を発揮できるか、それだけですね・・・。


11/14の試合後、これら8チームは昇格争いに生き残れるのでしょうか。それとも・・・。また来週以降追い掛けていきたいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 22:56Comments(0)

2021年09月25日

FC岐阜観戦記2021 DAZN観戦だぞーん③

FC岐阜、今日は鹿児島県鹿児島市にある白波スタジアムで鹿児島ユナイテッドFCとの一戦になりました。
今日の試合は、鹿児島市内でまん延防止等重点措置発令中のため、アウェイ席が設けられない中での開催になっただけでなく、キックオフ時間も19時の予定だったのが18時に繰り上げにもなりました。鹿児島にとってはアウェイになった前節のガイナーレ鳥取戦も、まん延防止等重点措置発令中での開催になっていたために設けられていなかったことから、今回も無いだろうなぁと察することができましたけど、キックオフ時間まで変更になるとは思っていませんでした。ただ、かなり事前に報告してくれたのは、ありがたかったですね。そこまでのコンディションの持って行き方を上手く調整できるようになるでしょうし。


今日の試合は、鹿児島・岐阜双方にとって重要な試合になりました。
まず姉妹県マッチとして双方負けられないのは言わずもがな。そして上位進出、つまりはJ2昇格を窺う上でも重要な試合になります。
鹿児島は、今シーズン初の連勝と久方ぶりのホームでの勝利を狙ってきています。前節の鳥取戦は若手を上手く使って完勝だっただけに、今節もそうしてくるのかなと思えてなりません。
一方の岐阜は、いい要素がまるでない。前回の試合が、鹿児島と同じ鳥取戦だったものの、相手のペースにはまってしまい、完敗の中で迎えます。1週間の休みがあったことを考えれば、休養と立て直しは十分だったはずです。安間貴義監督にとって試練を迎えている中、今後を占う上でもかなり重要な試合だと思っています。

実は双方五分の中で迎えるこの試合、岐阜は大きく変えてきました。
まずキーパーのポジション、これまで無休だった桐畑和繁選手から松本拓也選手にスタメンを変えてきました桐畑選手は期限付き選手ということもあり、今後(来年)の状況を垣間見た起用なのか、単純に桐畑選手を休ませたいのか、懲罰の意味があるのか・・・。いずれにしても、去年のブラウブリッツ秋田戦以来のスタメンになると思うので、試合勘などの仕上がりが気掛かりでもあります。
その他、これまで控えにはいたものの、なかなか使われなかったパウロン選手が初スタメンJ2時代からチャンスはあったのに使われていなかったので、チームでフィットしてないのかと思っていたわけですけど、どんな動きをするのか。実力があるのは、他チームでの活躍を見ているので、よくわかります。彼も今後を占う上で重要な試合になるでしょう。その他、ツエーゲン金沢から期限付きで移籍してきた窪田稜選手やキーパーの大野哲煥(ちょるふぁん)選手が控えに連なっています大野選手はスクランブルなどでの登板になると思うので出場は難しいでしょうけど、窪田選手は出場の機会があるでしょう。突破力はあるそうなので、活躍を期待します。

さて試合に関しては、岐阜の序盤(前半4分)のプレーで全てが決まってしまったのかなと。ちょっと浮足立っていたというのか、納まりが悪い中で、鹿児島の選手達が突いてきてしまい、ある意味奇襲ともいえる展開になってしまいました。守備を突破されてしまうのはアカンなぁ・・・と思ってたら、運悪く飛び出していた山本駿亮選手のループっぽいシュートが、きれいに入ってしまった松本選手も飛び出していたわけではないんだけど、相手の狙いが松本選手の予測以上に上だったと言うべきでしょう。J初ゴールを山本選手に貢献してしまったわい(泣)。何て優しいチームなんだよ、FC岐阜(大泣)。
実は、その後の岐阜の動きは、そんなに悪くないんです。ただ序盤の浮足立ったところを上手く決めた鹿児島が、あまりによ過ぎたのです。元々守備は硬い(少々危なっかしいプレーもあるけど)。そこに序盤の得点なら守備が生きてきますわね・・・。
岐阜も再三再四のチャンスが決められない。シュート数は倍打って、コーナーキックもほぼ倍だったのにもかかわらず、無得点なのよね・・・。これまた相手のよさに阻まれたのと川西翔太選手を少し下げた格好になったために起こったとも言えます。まだまだ本調子じゃないのかなぁ、決定力がまだ上がっていなかったですね。繰り返しになるかもしれないですけど、鹿児島の守備がよかった特にキーになったのがフォゲッチ選手と鹿児島に期限付き移籍したイヨハ理ヘンリー選手なんでしょうねぇ・・・。
結果は1-0の惜敗だったものの、鹿児島が上手くゲームコントロールしていたので、実質完敗久方ぶりのホーム勝利と初の連勝を献上してしまいました。何て優しい(以下略)。


明日J3の試合が残っているので、暫定6位のままではあるものの、ヴァンラーレ八戸×AC長野パルセイロの試合が八戸の選手から新型コロナウイルス感染者が発生したことに伴い、エントリー要件を満たせなくなったことから中止に追い込まれたため、今節での順位の変動は無いふうになりました(ただ鹿児島は7位に浮上し、岐阜との差は実質ゼロにまで追い込まれる)。
八戸はカターレ富山戦も中止になったため、この2試合を平日にこなさないといけなくなったのか。終盤戦に組まれることになるのでしょうけど、これは大変なことになるぞ・・・。


負けていけないところで、また負けてしまった。ただコンディションは悪くないところを見ると、きっかけさえあれば浮上できるとも思っています。全ては安間監督の指揮と選手のやる気次第だと見ています。
いずれにしても、もう負けられない次のFC今治戦は勝つという姿勢を見せなかったら、本当に今シーズンの昇格は無いでしょう。来年、J2の4チーム降格の中を戦うというサバイバルマッチを想定もしないといけないでしょうね。安穏としてられませんわい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2021年06月27日

FC岐阜観戦記2021 第7節 華麗なる勝利

FC今治に完敗(3-0)とも言える負けを喫するという重い状況を打破しないといけないのに、次も難しい相手になる鹿児島ユナイテッドFC戦。岐阜は、2位に付けていたカターレ富山、3位に付けていたテゲバジャーロ宮崎の失態もあって、首位はかろうじて維持していますが、連敗となるとそうはいかないでしょう。是非とも華麗なる勝利を狙ってほしいものです。カレー祭りなだけに(ニヤニヤ)。


・・・ということを前の試合で書いたんですけど、その通りになってくれてよかったよ(ニヤニヤ)!
・・・と、早速ネタばらし(爆)。


その鹿児島戦は、カレー祭りというイベントを行ったんですけど、その模様は後日に回します(笑)。だってネタ的にかなりのウェイトを占めそうだもの(ギャハ)。<最近こればっかやな。


SHV47_1425今日は、鹿児島県との姉妹友好協定発足50周年記念とのことで、姉妹県マッチにもなっており、鹿児島のチームに岐阜県の古田肇(はじめ)知事が、お米(ハツシモ)を贈呈していました。何でも、治水事業を行った木曽三川で獲れたものだそうで。そういえば、海津市がメインだったもんなぁ。


・・・ということ以外にも書かないかんことがあるだろう(苦笑)。
そう、今回は試合前に特別な許可をもらって、大きな弾幕が掲げられていました
いや実は、あれは弾幕ではなく大旗で、今シーズン用に新調したものの、コロナ禍で未だお蔵入りになっていたものだそうな。そこまでしてでも勝たなければいけない試合だったんですよ、今日の試合。



SHV47_1427連敗だけは絶対に避けなければいけない試合でしたが、試合の主導権を握っていたのは鹿児島だったんじゃないかと思っています。攻撃が早いだけでなく守備も強固で、なかなか前に出させてくれない試合運びになっていました。そのため鹿児島の攻める時間が長く、再三ゴールマウスを脅かすシュートを放っていたものの、枠内は何とか桐畑和繁選手が守り切り、後はギリギリで枠の外を抜けていく・ゴールネットの外側が揺れるというふうになっていました。甲斐健太郎選手や三ツ田啓希選手の献身的な守備にも助けられましたけどね。
後半早々に決定的なチャンスが訪れるも、山内寛史選手の放ったシュートは、運悪く相手キーパーが何とか抑え込んでしまいました

その後も一進一退の攻防を見せ、このままスコアレスドローも覚悟していた中、勝利の女神は岐阜に微笑んでくれました。
後半42(87)分、ディフェンスラインからインターセプトしクリアした球を途中交代の町田ブライト選手が胸でトラップ。必死になって走った町田選手は、先にいた川西翔太選手に回し、彼のワンテンポ置いて放った対角線上のシュートが、相手キーパーをかわし、左隅に突き刺さった!まさに華麗なるプレーで決勝点を奪ったのです。鹿児島の選手達がオフサイドではないかと主張するほどギリギリのラインで攻めて掴んだものになりました。
町田選手は守備面でも活躍し、持ち味のフィジカルの強さで見事にコーナー付近で粘り腰(通称『鹿島る』)を発揮得点直後とアディショナルタイムの2回でやってくれたんですわ。苦手としているであろうアシストや守備の面でも貢献してくれたのですから、ものすごくうれしかったですね。

そしてフルタイム。岐阜が何とか逃げ切りました。
しかし、試合後に鹿児島の選手達が揉めてて、カードまでもらう状況は何だったんだ?先述のオフサイドの件なんだろうか。いずれにしても、鹿児島にとっては後味の悪い試合になったのかもしれない。



SHV47_1429まずは、町田選手(左)を褒めないと。
柏木陽介選手のケガで掴んだチャンスだと思うので、今後試合に入れるかわからないけれども、存在感と安間貴義監督に使えるという面をアピールできたのは大きい入りは正直あまりよくなかったからなおのこと。自分の得意を生かせば、苦手な部分も克服できると思うので、どんどん練習でその感覚を掴んでほしいなぁと思います。
・・・謎の芸を披露する橋本和選手(中央)と吉濱遼平選手(右)は、もうちょっと頑張りなさい(ニヤニヤ)。



SHV47_1431そしてMOMは、川西選手(右)になるでしょう。
今日の得点でJ3リーグ独走になる9点目となり、去年よりハイペースになっている感があります。夏の移籍の時に・・・とか嫌なことを考えてしまいますけど、そんなことは無いと信じたいです。だって完全移籍したんだもの

・・・いやね、白状すると、今日出ていた町田選手の方が夏の移籍期間になったらレンタルで出されるんじゃないかと心配してたの。修行も兼ねてJFLで得点不足に悩んでるクラブとか近隣のクラブ(アマチュアのFCマルヤス岡崎は無いだろうと思っているので、MIOびわこ滋賀とか奈良クラブとかFC刈谷)に出されるんじゃないかと思ってたの。今回活躍したことで、その話が無くなることを期待したいですわ。



さぁ、これで首の皮一枚繋がった(2位に付けたロアッソ熊本が勝ったため2差になったため)負けたら首位陥落だったので、精神的な面でキツかったと思う。だからこそ勝ってよかった。
この勢いを大事にして、次のアウェイ戦になるAC長野パルセイロ戦に挑んでほしいです。
天皇杯で川崎フロンターレに惜敗(PK負け)して以来、なぜか大勝で連勝中。今節はウノゼロ(しかも終了間際でアウェイ)での勝利だったようですけど、勢いは弱まりつつも維持している。去年は結構やられている、そして最終盤でJ2復帰への希望を断ち切られた相手でもあるわけですから、何としても勝ちたいです。相手のホームになりますが、今いる選手達の絆を信じれば、必ず打ち破れるはずです。日曜夜の試合なので行けないですけど、DAZNを見て応援します。


次回はカレー祭りだぞ(それ以外もちょろっと(笑))!


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2020年11月02日

【昇格】コロナ禍でも何とか試合が成立しそうな中で(J3編)【争い】

11月に入り、いよいよJリーグも佳境に入ってきました。J1が残り9試合、J2が残り12試合、J3が残り10試合になっています。今年はコロナ禍で試合が遅くなった中でも、強行日程と東京オリンピックの延期で空いた日程で消化していき、J1は何とか試合成立に必要な75%を確保しました。J2・J3は間もなく成立するとのことなので、とりあえずよかったと。

そこで気になってくるのは、昇格争い今年はコロナ禍の影響で、降格は無しということから、もう一つの華になる残留争いは起こらないので、J1に関しては優勝争いとACL(アジアチャンピオンズリーグ)争いだけに。そこまで面白いかと言われると、何ともというのが個人的感想(苦笑)。


というわけで、今回はJ2とJ3の昇格争いの展望を見ていこうと思います。なお、明日・明後日と試合のあるJ3を先に、明後日のみのJ2を後に紹介して参ります。

そのJ3の順位が以下の通り。昇格の可能性の残っているチームのみ記載します。


1位 秋 田(58) +33
2位 熊 本(45) +13
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 相模原(43) +4
4位 長 野(42) +16
5位 岐 阜(41) +9
6位 鹿児島(37) +5
7位 鳥 取(37) +3
8位 今 治(36) +4


うーむ、ブラウブリッツ秋田のJ3優勝とJ2昇格は決定事項でしょう。いまだ無敗のチームをどこも止められない無双状態。もう11月中に決定なんてこともあるでしょうね。ウチの時じゃありませんように(ギャハ)。


そうなると2位争いになるわけですが、結構混沌かねてから秋田に併走していたロアッソ熊本が本命だったのですけど、ここに来てSC相模原が驚異の伸びを見せてきました相模原は攻撃陣が安定しているので、守備の面で気を付ければ問題ないと思います。その守備も安定傾向なので、隙が少ないですね。逆に熊本は攻撃面で不安があるので、それが守備の面で響いてこなければ・・・大木武監督ですから、そのあたりはわからないのよね。

AC長野パルセイロも伸びてきたかと思ったのですが、ここ数試合で失速今回の連戦で負けが込むようだと、かなり厳しくなるでしょう。
FC岐阜は、何とか踏みとどまっている状況ですけど、ホーム3連敗が非常に痛い一縷の望みを掛けて、11月勝ちを重ねていけないと、長野と同じく脱落になってくるでしょう。

6位以降の鹿児島ユナイテッドFC・ガイナーレ鳥取・FC今治は、岐阜以上に苦しいでしょう。岐阜との勝ち点差が4以上離れているので、負けはアウトを意味します。この3チームは敵失を望むか直接対決が残っていたら、そこで勝つことだけに全力を注ぐしかないでしょうね。正直昇格は難しいと思っています。
結果的に、秋田はほぼ100%、熊本が30%、相模原が25%、長野が20%、岐阜が15%、鹿児島・鳥取が2%、今治が1%と見ています。鹿児島以下は難しいということですね。


次回はJ2の昇格争いを見ていきましょう。でも、あまりJ2見てないんだよね(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(0)

2020年10月11日

FC岐阜観戦記2020 第9節 いかんとも言い難い試合

FC岐阜、今日は鹿児島ユナイテッドFCとの試合になりました。
先日行われたFC今治戦では、2-0からの大逆転で4連勝。負け無しの5連勝は今まで達成したことが無いのですけど、今回それを賭けて鹿児島との一戦を挑みます。
前回はアウェイで0-4と快勝で終わった試合。高崎寛之選手のハットトリックが飛び出した試合でもあるのですが、今回はさすがにそんな上手くはいかないでしょう。1点を争うゲームになるのではないかと思い、長良川にやって来た。


SHV47_0453この試合から、かさなるステージの会場が隅の方に追いやられた(爆)。何やら『大人の事情』と称しておりましたけど、要はお客さんが増えてくるので、密にならないように広く取れるスペースが欲しかった・・・ということなんでしょうね。
写真ではわかりませんけど、見開けたステージになったそうなので、景色はいいとのこと。



SHV47_0457そんな中で、ミナモがアロハシャツを着て参上
今度イベントがあるから、この格好らしい。



SHV47_0454この試合から、規制が緩和され、岐阜ではステップ2-1が採用されました。
アウェイ席は設けられなかったものの、最大50%まで収容可能になるとのことなので、15,000人収容の長良川競技場は7,500人ほどまで収容可能になるわけです(この日の来場者数は3,854人)
自分の前後左右に1mの間隔を設ければ、どこでも座っていいふうになったので、いつもの席に戻って来れました
いつ以来だろう、この席から見るのは・・・。まだ全てが戻ってきたわけではないけど、少しずつ日常に戻ってきた感じが伝わってきました。

なお、この試合では、いつもそばの席で見ていた少年と屋台村で再会できました。
今年で中学生になったのは知っていたのですけど、コロナ禍で大変だったと思います。まだ大変だと思うけど、いい中学生活を送ってほしいと思います。まだバック席で見ているそうですけど、来年くらいには戻れるといいね。



SHV47_0455その屋台村、大垣共立銀行が大判焼きを焼いていた
左の焼き印の薄いのがあんこ、右の焼き印が濃いのがカスタードクリーム・・・ってわかるか(爆)!



味はオーソドックスなので、普通に美味しかったです。しかし銀行が大判焼きやらかき氷やら売るなんて、大変ですなぁ・・・。<経営危機とかそんなんで売ってるんじゃないから!


SHV47_0456もう一つ、873°(hanasand(ハナサンド))から、「チョコバナナフルーツサンド」と大垣市のサンクスマッチということで、「おおがき茶」も買ってきた
「おおがき茶」は、上石津町の茶葉を使用したものです。



「チョコバナナフルーツサンド」は、チョコとバナナの濃厚さをホイップクリームが優しく包んでくれて、クドさを感じさせませんでした
ちなみに、この日の873°は全て売り切れだったよ。1day出店だけど、完売が続くってことは、需要はあると思うんだけど、もしかして売れ残りを恐れて数を絞っちゃって無いわね?


さて試合ですが、やはり想像通り、1点を争うものになりました。
前半から岐阜の動きが重た目。鹿児島が結構対策を練っていて、4-1-4-1のフォーメーション対策をしっかりやってたんでしょうね。もちろん選手対策も練っていたのではと思いたいくらいぴったりマークもできていた
何より、岐阜の選手は疲れている感じだった。一生懸命やっていたのでしょうが、ギアは上がってない。パスや敵へのチェックが上手く機能していないんですよ。そんな中で鹿児島は勝つために危険な行為お構いなしのプレーや遅延行為に思われてもおかしくないプレーも垣間見えました全ては主審が取ってくれないんですよ・・・。それどころか、鹿児島の選手に対して岐阜の選手の何でもないプレーには厳しくとられましたね。明らかに鹿児島の選手が悪いプレーでも岐阜の選手に対してファウルを取るなど、台風一過が招いた暑さで頭がやられたんじゃないかと怒り狂いそうなジャッジ満載でした。J3はジャッジがいい加減どころか酷いと言われていたのですけど、この試合でまざまざと感じました・・・(汗)。

後半になると、鹿児島のプレーは増々荒くなり、それでも審判は見逃してばかり岐阜に対しては相変わらず厳しいままで、プレーによっては鹿児島が悪いのに岐阜の選手にカードが出る始末。まぁやってられんわとばかりに、プレーにも狂いが出てきました。
そんな中で後半14(59)分に鹿児島の選手が決めてしまい、その後の岐阜のプレーには緩慢さが酷くなり、シュートに持ち込むべきなのに持ち込めず、敵に与えてしまう。一方で鹿児島は何でもないプレーで痛がって倒れ、時間を無駄に削る。それでも審判は見てくれない。それどころか、遅延行為を推奨する行為までしてた。
あまつさえアディショナルタイムが3分なのにも驚いた。飲水タイムの数分+αしか見てくれていないのだ。何だよ、ウチらのファウルだけ取るだけ取って、鹿児島にはお咎めなしかよ!やってられんわ!


・・・というふうで、0-1の結果の写真を取り忘れたわけではなく、まさかの暑さによる熱暴走でスマホの温度が上がってしまい、カメラが起動しなかったんですわ(泣)。試合が終わる前からきちんと出しているのに、今回のような事態ですっかり忘れてたわ。あと、「FC岐阜応援きっぷ」の引き換えも忘れてたわ(大泣)。


今回の件は、J3ではよくあることなのでしょうけど、主審は説明してほしいね。どういった基準で見ていて、どうして鹿児島の行為には何も注意が無かったのか。あまりに鹿児島に忖度し過ぎなんじゃないのと疑われても仕方ない。声を出しちゃいけないのに、メインやゴール裏がざわついたのは、そういった理由です。コロナ禍じゃなければ、ブーイングの嵐でしょう。主審に対して罵声が飛んでも、何もおかしいと思わないでしょう。フロントは質問状を出してもいいよ。


まぁ、終わったことは仕方ない。次のブラウブリッツ秋田の代替戦に賭けるしかない。
今日、秋田はガンバ大阪U-23に最終盤逆転して勝っています。勢いの付いている秋田に勢いを止められた岐阜。難しい試合になるのでしょうけど、今は身も心もクリアにして、一からまた実績を積み上げ直すしかないでしょう。あとは、秋田の試合運びを徹底的に分析して、穴を探るしかないでしょう。

今日の試合で5位に落ちましたけど、秋田戦に勝てば、一気に3位にまでジャンプアップできるチャンスです。だからこそ、次の秋田戦は落とせない。落としてはいけない。
厳しい試合になるのは十分にわかっています。でも再びブーストを掛けるためにも、秋田戦と福島ユナイテッドFC戦、2試合のホームゲームが重要なのです。秋田戦で勝てば、次の福島戦で昇格圏内に飛び込めるかもしれない。飛び込んでしまえば、あとはしっかり戦っていけばいいだけ。できるから、できるから・・・。


残り14試合、自動昇格への勝ち点差は4。


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Posted by alexey_calvanov at 21:36Comments(0)

2020年07月29日

FC岐阜観戦記2020 アウェイ編 その3 悪夢は去った!

FC岐阜、今日はアウェイの白波スタジアムで鹿児島ユナイテッドFCと戦いました
鹿児島は、昨年共にJ2で戦ってきたチーム。しかしながら、共に残留争いに巻き込まれ、最終的には共にJ3降格を味わうことになるのですが、まだ鹿児島にも岐阜にもJ2残留のチャンスが残っていました
その分水嶺、つまりXデーになったのが、今から7ヶ月前の10/30、同じ白波スタジアムで行われた試合でした。この試合は、元々さらに3ヶ月前、およそ1年前の7/20に行われる予定だったのですけど、台風の後にやって来た線状降水帯に伴う雷雨によって土壇場で中止になり、その後に、この日程となったのです。
膠着した試合は、最終盤に当時在籍していたルカオ選手(現在はツエーゲン金沢に在籍)がゴールを決め、惜敗。この試合はアクティブGでパブリックビューイングが行われていたのですけど、皆放心状態で二の句も出ない有様でした。
この試合は、先程述べたJ3降格を決めるXデーとなったことから「Xデーの悲劇」とか「Xデーの悪夢」とか個人的には思ってますけど、北野武監督の代表作「3-4X、10月」にあやかって「0-1X、10月」でもいいのかなと(苦笑)。それだけ、インパクトの強い試合だったのです。何とか勝てるだろう、いや最悪引き分けまで持ってこれると皆が思っていたのですから・・・。


そんな思いの交錯する試合には、昨年岐阜に在籍していた馬場賢治選手がスタメンで出ていたあの悔しい試合でもスタメンで出ていた彼は、この試合をどう迎え、どう思っていたのか。私には知る由もない。
そして、この試合には、先日のセレッソ大阪U-23戦でキックオフからの最速ハットトリック記録を達成した酒本憲幸選手が出場するとのこと。あの記録を持っていたナンちゃんこと難波宏明アンバサダーは何を思った・・・かと思ったら、知らなかったらしい(ギャハ)。その後、別の話題に振り替えようとしていたから、罪深い(ニヤニヤ)。

岐阜は2連勝、鹿児島は0-5で快勝の中迎えたミッドウィーク決戦、前半はお互い決定機をあまり見出せないまま、あの時と同じ膠着状態で過ぎていきました。ところで、この前半は、岐阜はやたらとオフサイドを取られていました鹿児島も後半に1回だけですが取られていたので、あの時左側のピッチに立っていた副審(線審)はオフサイドにやたら厳しかったんだなぁと。


試合が動いたのは後半、岐阜が前田遼一選手から高崎寛之選手に代えたすぐにです。

後半2(47)分、川西翔太選手からのカウンターで柳澤亘選手へ。その球を永島悠史選手が大事に持って行き、高崎選手にスルーパスで回した後、高崎選手がボールに合わせてから即シュート!ペナルティエリア左側からゴールマウス右側に対角線を描いたシュートは、守備陣2人とキーパーの間を抜けて入っていきました。思えば、これが高崎選手の大爆発の布石だったのです。

後半11(56)には、再び川西選手がインターセプトすることで起点になります。この球を永島選手がトラップして少し様子見した後、駆け上がってきた川西選手に再び回します川西選手が左サイドから駆け上がっていくと、前方にいた高崎選手に縦ポン気味のクロス前方に鹿児島の選手がいた中でも、振り向きざまで振り抜いた球は、再びゴールマウス右隅に刺さるバウンドしたシュートとなりました。

岐阜の攻撃はまだ止まりません。それから7分後にあたる後半18(63)分にはペナルティエリア内で起こった高崎選手との接触プレーでPKを獲得翌19(64)分にそれを決めたため、ハットトリック達成!まさに電光石火の攻撃で一気に鹿児島を突き放したのです。高崎大噴火!いよいよ怖い時の高崎選手が覚醒したのです。次が楽しみです。

その後も、高崎選手に続けとばかりに、川西選手も打ったのですが、惜しくもゴールマウスのバーに嫌われる格好となりました。それでも後半40(85)分に中島賢星選手が粟飯原尚平選手のアシストを逃さず、ダメ押しを突き刺しました

後半は、危ないシーンは無くはないけど、総じて安心して見られる展開。堅守速攻が見事にハマった岐阜の『あの日の悪夢』を払う完勝、ガンバ大阪U-23よりもいい内容で勝ちを収めました。


今年一番最高な試合。とにかく前半はオフサイドに耐えて、反撃のチャンスを窺ってきた最中で、高崎選手がトリガーになってくれました。この試合以降、高崎選手がスタメンで出ることも多くなるでしょうし、控えにいても怖いメンツになりましたね。この破壊力が今岐阜に必要なもの。是非とも若手フォワードは見習ってほしいですね。


これで3連勝になった岐阜は、いよいよ藤枝MYFCとの対戦になります。現状11位と沈んでいますが、昨年3位の実力を侮ってはいけないし、有力プレイヤーが多いのも先日話した通り。ここで勝てれば、次のホームになるいわてグルージャ盛岡にも苦にせず勝てると思います。やれる。今日の試合を落とし込めばやれる!さらに上を目指し頑張っていきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)

2019年11月16日

FC岐阜、J3降格寸前に陥る④

11/16に行われたヴァンフォーレ甲府戦の敗戦に伴い、FC岐阜はJ3降格決定になったのですが、敢えてこのタイトルで(泣)。今度はもう一つの降格枠、J3に現在2位に付けている藤枝MYFCの動向次第で降格枠になるか否かの争いです。


では、順位を見てみましょう。


19位 町 田(40) -21
20位 鹿児島(40) -31
--- 降 格 圏 ---
21位 栃 木(37) -21
22位 岐 阜(30) -41 ★


先程も書いた通り、岐阜は甲府に負けたので、J3降格が決定次節勝っても21位になれないからです。
一方で21位になるか否かで争われる残留争いですが、FC町田ゼルビアはホームで迎えた柏レイソルの猛攻を食い止められず、J2優勝とJ1復帰両方を見せつけられる屈辱的な試合となりました。
鹿児島ユナイテッドFCは、上位だった水戸ホーリーホックをホームで撃退。水戸は終盤で貴重な勝ち点を取りこぼしたことはJ1初昇格に向けて非常に痛くなりましたが、鹿児島は終盤に来てギアを上げてきています。やはり10/30のあの決戦がターニングポイントになったんだろうなぁ・・・(泣)。
栃木はアウェイ2連戦の1戦目V・ファーレン長崎戦を勝利。実は栃木は長崎とはホーム・アウェイ通じて一度も勝ったことのない相手だったんです。この大一番で勝てたことは、栃木にとって奇跡の残留に向けて大きな一歩になったでしょう。これはアルビレックス新潟戦の死闘を制したのが大きいのでしょうね。田代雅也選手ェ・・・(大泣)。


もう最終節のみになったので、11/24の結果の仮定だけ抑えておきましょう(左から勝ち・引き分け・負けの場合の勝ち点)。


町 田  43  41  40 
鹿児島  43  41  40
栃 木  40  38  37


町田・鹿児島は引き分け以上で残留確定になりますけれども、負けの場合、得失点差がモノを言う展開になってきます。
栃木は勝つしか道はない。しかも相手の得失点差で順位が19位にジャンプアップできるのです。
栃木が1点以上入れて勝てば、得失点差-20より上になり、鹿児島・町田を抜いて19位になれます。しかもところてん式に町田が20位、鹿児島が21位に落ちるため、鹿児島がJ3降格(仮)となります。
ゆえに、町田は鹿児島が負ければ負けても残留、鹿児島は負け以外ならOK、栃木は勝ち以外J3降格(仮)になります。これだけ見れば、町田がやや優勢ですね。


その気になる相手は・・・(青がホーム、赤がアウェイ)。


町 田 : 山 形
鹿児島 : 福 岡
栃 木 : 千 葉


実は、全てアウェイなので、ホームの声援を受けられない中で厳しい戦いを強いられるのです。そんな中で、栃木だけがホームから最も近い千葉で行えるので、一番動員を見込めるでしょう。
その次は鹿児島でしょう。福岡までは新幹線でも飛行機でもアクセスのいいところなので、大勢押し掛けると思います。
町田は山形(しかも天童市)なので、アクセス面で不利になりそう。そんな中でも大勢のサポーターが押し寄せられるか。サイバーエージェントの運営に色々な思いのある中、サポーターが一致団結できるか試されていると思います。


最終節は、14時にキックオフ。試合終了時刻はほぼ同じになると思うので、インターネットの盛んな今、試合終了直後には結果を知って歓喜になるか阿鼻叫喚となるのかわかることでしょう。まだ藤枝という希望があるので、少し気持ちを穏やかに見られるのでしょうけど・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2019年11月10日

FC岐阜、J3降格寸前に陥る③

11/9に行われたアルビレックス新潟戦を2-0で負けたことにより、FC岐阜は降格圏行きが決定しました。問題は21位で終えるか22位で終えるかというところに焦点が移ります。
では、順位を見てみましょう。


19位 町 田(40) -21
20位 鹿児島(37) -32
--- 降 格 圏 ---
21位 栃 木(34) -22
22位 岐 阜(30) -39


同日に行われた柏レイソル×鹿児島ユナイテッドFCの試合で、鹿児島が負けたものの、11/10に行われたFC町田ゼルビア×レノファ山口FCの試合で町田が勝ったため、町田は残留に半歩前進普通は、ここで決まるものなんですけど、決まらなかったのは得失点差の絡み町田が-21に対して、栃木SCが-22。まだ栃木の動向次第ではひっくり返される可能性があるわけです。うーん、今年は本当にハードな争いになりましたわ。

その栃木は大宮アルディージャに価値ある引き分け。本当は勝ちたかったんでしょうけど、相手は3位。ホーム最終戦と廣瀬浩二選手の引退ということもあって、相当頑張ったんだなと。大宮が気負っていたのかと思うほどでした。この終盤の動きが、いつもの岐阜ならばできていたのにね・・・(泣)。


そして、勝ち点だけで見てみましょう(以下、勝ち-引き分け-負け、右端は合計勝ち点)。


 町 田    鹿児島    栃 木    岐 阜
2-0-0 46  2-0-0 43  2-0-0 40  2-0-0 36
1-1-0 44  1-1-0 41  1-1-0 38  1-1-0 34
1-0-1 43  1-0-1 40  1-0-1 37  1-0-1 33
0-2-0 42  0-2-0 39  0-2-0 36  0-2-0 32
0-1-1 41  0-1-1 38  0-1-1 35  0-1-1 31
0-0-2 40  0-0-2 37  0-0-2 34  0-0-2 30


注目は同じ降格圏でも21位になるラインがある(緑色の部分)ということ。これはJ3で現在2位につけている藤枝MYFCがJ2ライセンスを取得していないため。ゆえに2位以上で終えると枠が1つ消え、J2残留を決められるわけです。もはや岐阜は、このラインに頼らなくてはいけないほど他力本願極まれりとなっているのです。
そのラインも勝ち点37以上になれば消滅。つまり37以下なら最下位確定になるのです。
一方で栃木は2分以下にならない、かつ岐阜が2連勝されなければ、21位は手中に収められ、1勝以上になれば上位の動向次第になるものの、残留になります。1勝のみですと、得失点差の絡んだ順位争いに陥ります。
鹿児島と町田は1分以上なら残留決定となり、特に町田は鹿児島が1勝1分より下でも残留確定になります。


ということを踏まえて、11/16の結果を仮定すると・・・(左から勝ち・引き分け・負けの場合の勝ち点)。


町 田  43  41  40 
鹿児島  40  38  37
栃 木  37  35  34
岐 阜  33  31  30


今節で順位が動く可能性があるのは町田と栃木。町田は勝てばアビスパ福岡を抜く可能性があり、残留も決定栃木は勝てば得失点差で鹿児島を抜く可能性があります。福岡と鹿児島は負けられない戦いを迎えることになるのです。もっとも福岡は残留を決めていますから、そこまで怯えることは無いんですけどね。
なお、岐阜は総負けになっても終戦引き分けでもアウト。なぜならその次勝っても得失点差で難しいからです。もう勝つしかない、降格が決まるその日まで。


最後に気になる相手は・・・(青がホーム、赤がアウェイ。東京は東京ヴェルディ)。


町 田 :   山 形
鹿児島 : 水 戸 福 岡
栃 木 : 長 崎 千 葉
岐 阜 : 甲 府 東 京


町田が残留を決めるには柏に勝たないといけないわけで。ここまでで柏は優勝と復帰を決められなかったことから、自力で決めると躍起になるでしょう。そんな相手に勝てるのか。町田の未来の掛かった試合になるでしょう。
鹿児島は水戸ホーリーホック戦をホームで迎えます。相手はプレーオフに残るため必死になるでしょう。今年ほどチャンスのある年は無いはずですから。難敵の水戸をどう攻略するのかがポイントになるでしょう。
栃木はアウェイ2連戦。V・ファーレン長崎戦が残留への胸突き八丁になるでしょう。
岐阜は繰り返しになりますが、勝つしかない。これ以上何を言わんや。


この話題は、(J2ライセンスを取得しなかったJ3の藤枝MYFCの順位次第では、1つになるけれども)降格枠2つが決まるまでお届けしようと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 20:58Comments(0)

2019年11月03日

FC岐阜、J3降格寸前に陥る②

11/2に行われた徳島ヴォルティスの試合で、0-7の大敗。さらに栃木SCがアルビレックス新潟に2-1の逆転勝ちを収め、いよいよFC岐阜は介錯寸前にまで陥りました。
改めて順位を見てみましょう。


19位 町 田(37) -20
20位 鹿児島(37) -29
--- 降 格 圏 ---
21位 栃 木(33) -22
22位 岐 阜(30) -37


記載はしていませんが、アビスパ福岡は東京ヴェルディに勝ちを収めたため、残留はほぼ決定。いよいよ4チームによる過酷な争いがほぼ確定した中で、鹿児島ユナイテッドFCはきちんと勝ち点を積み上げた。一方でFC町田ゼルビアは愛媛FC相手に勝ち点を積み上げられず、鹿児島の影におびえながら残りの試合を戦うことになります。


それでは、最初に勝ち点だけで見てみましょう(以下、勝ち-引き分け-負け、右端は合計勝ち点。町・鹿は、町田と鹿児島)。


 町・鹿    栃 木    岐 阜
3-0-0 46  3-0-0 42  3-0-0 39
2-1-0 44  2-1-0 40  2-1-0 37
2-0-1 43  2-0-1 39  2-0-1 36
1-2-0 42  1-2-0 38  1-2-0 35
1-1-1 41  1-1-1 37  1-1-1 34
1-0-2 40  1-0-2 36  1-0-2 33
0-3-0 40  0-3-0 36  0-3-0 33
0-2-1 39  0-2-1 35  0-2-1 32
0-1-2 38  0-1-2 34  0-1-2 31
0-0-3 37  0-0-3 33  0-0-3 30


栃木は残留への可能性を大きく残しました。注目は1勝1分1敗で終わった場合得失点差で残留か降格が決まってくるというしびれた展開になるのです。現状は、町田-20・鹿児島-29・栃木-22となっており、この得失点差のままなら、栃木が20位に躍り出て残留を決め、鹿児島がJ3降格になります。栃木は3点以上を挙げれば、19位にまで上がれる可能性も残しており、その際には町田も窮地に陥ります。ただ、3試合で10点失点するという状況は難しいので、町田は気さえ抜かなければ残留を手中に収めたとも言えます。
岐阜は残留に向けてかなり苦しい状況に追い詰められました。2勝1分で終わっても、徳島戦の7点が重くのしかかってきます。ゆえにあの試合でもらった失点は痛い。何せ3試合で8点以上取り返すというのは、できなくはないけれども、岐阜の得点力を考えれば絶望的です。もちろん3連勝というミッションも今年連勝できていない状況から考えても絶望的です。ポジティブな話題は無いのと言いたくもなりますが、ございません(大泣)!21位に上がるにしても栃木頼みになりそうです。


ということを踏まえて、11/9・11/10の結果を仮定すると・・・(左から勝ち・引き分け・負けの場合の勝ち点)。


町 田  40  38  37          
鹿児島  40  38  37
栃 木  36  34  33
岐 阜  33  31  30


町田・鹿児島の勝利で岐阜は終戦。引き分けでも厳しいものになるでしょう。栃木は勝てば残留に望みを繋ぎます。引き分けでも相手の状況次第ではまだチャンスを残しています。とにかく町田と鹿児島は勝って逃げ切る・・・その一心で挑むしかないでしょう。


最後に気になる相手は・・・(青がホーム、赤がアウェイ。東京は東京ヴェルディ)。


町 田 : 山 口    山 形
鹿児島 :    水 戸 福 岡
栃 木 : 大 宮 長 崎 千 葉
岐 阜 : 新 潟 甲 府 東 京


東京Vがプレーオフ絶望、新潟がプレーオフ出場に厳しい状況に追い込まれ、柏レイソルが優勝ないしはJ1復帰を決めているのか決められるのかで、相手への戦い方も変わってくるでしょう。柏戦を残している鹿児島・町田はその隙を突けるか。
栃木の相手になるV・ファーレン長崎の高田明社長が退任されるとのことなので、その花道を飾りたいのと天皇杯決勝に向けてコンディションを整えたいというのもあり、色々策を練ってくることでしょう。勢いに乗っている相手同士の激突なので、想いの強さがカギになるでしょう。
岐阜は、とにかく点を獲る姿勢を見せるしかない。最終戦までに何が何でも勝つしかない。


この話題は、(J2ライセンスを取得しなかったJ3の藤枝MYFCの順位次第では、1つになるけれども)降格枠2つが決まるまでお届けしようと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 17:33Comments(0)

2019年10月31日

FC岐阜、J3降格寸前に陥る①

10/30に行われた鹿児島ユナイテッドFCとの試合で、1-0で負けたことにより、FC岐阜のJ2残留に黄色信号が灯りました。
改めて順位を見てみましょう。


19位 町 田(37) -20
20位 鹿児島(36) -29
--- 降 格 圏 ---
21位 栃 木(30) -23
22位 岐 阜(30) -30


Jリーグの公式では15位のFC琉球から掲載されていますけど、正直ヤバいのは、この4チームです。そのうち、FC町田ゼルビアは、鹿児島が勝ったことで、やや苦しい立ち位置に。でも、鹿児島が勝ったことで、さらに苦しくなったのは、他ならぬ岐阜と栃木SCなのです。


まずは勝ち点だけで見てみましょう(以下、勝ち-引き分け-負け、右端は合計勝ち点)。


 町 田    鹿児島   栃木・岐阜
4-0-0 49  4-0-0 48  4-0-0 42
3-1-0 47  3-1-0 46  3-1-0 40
3-0-1 46  3-0-1 45  3-0-1 39
2-2-0 45  2-2-0 44  2-2-0 38
2-1-1 44  2-1-1 43  2-1-1 37
2-0-2 43  2-0-2 42  2-0-2 36
1-3-0 43  1-3-0 42  1-3-0 36
1-2-1 42  1-2-1 41  1-2-1 35
1-1-2 41  1-1-2 40  1-1-2 34
0-4-0 41  0-4-0 40  0-4-0 34
0-3-1 40  0-3-1 39  0-3-1 33
0-2-2 39  0-2-2 38  0-2-2 32
0-1-3 38  0-1-3 37  0-1-3 31
0-0-4 37  0-0-4 36  0-0-4 30
※訂正分および漏れ分修正しました。


次の試合が11/2ないしは11/3に迫っている中、岐阜・栃木は1つでも負けると降格にリーチが掛かります。引き分けでも危ない状況です(2つ以上で降格にリーチ)。とにかく目先の試合に勝たないといけないというあたりで相当なプレッシャーになるでしょう。一方で町田・鹿児島は全敗しても相手が自滅(少なくとも1勝2分1敗)してくれれば、残留できるのですから、少し楽なポジションに立っています。


ということを踏まえて、11/2ないしは11/3の結果を仮定すると・・・(左から勝ち・引き分け・負けの場合の勝ち点)。


町 田  40  38  37          
鹿児島  39  37  36
栃 木  33  31  30
岐 阜  33  31  30


町田が勝つとほぼ残留確定となり、鹿児島は残留にリーチとなります。一方で岐阜ないし栃木は負ければ離される格好になり、降格に近付くことになります。逆に鹿児島が負けて、岐阜ないし栃木が勝てば、恐らく残留に向けての最後のチャンス(あってももう1回なんでしょうけど)が到来することになるでしょう。


最後に気になる相手は・・・(青がホーム、赤がアウェイ。東京は東京ヴェルディ)。


町 田 : 愛 媛 山 口    山 形
鹿児島 : 岡 山    水 戸 福 岡
栃 木 : 新 潟 大 宮 長 崎 千 葉
岐 阜 : 徳 島 新 潟 甲 府 東 京


町田は、柏レイソルとモンテディオ山形という昇格の掛かった相手を残しているものの、愛媛FCとレノファ山口FCという残留争いも昇格争いも絡まない相手との戦いも残してるので、状況によっては勝ち点を積み上げられる余地を残しています一番残留争いの中で有利とも言えるでしょう。

鹿児島は、ホーム・アウェイを交互に繰り返す日程のように見えますが、次の試合はホーム連戦(2試合目)になります。先日の代替試合が鹿児島のホームだったことがその理由。残留争いに大きな1勝を得た直後の試合なので、否が応でも盛り上がるでしょう。なお日程的には、アビスパ福岡戦を除いて息を抜けない戦い(3試合昇格ないしは同プレーオフの掛かった相手)になるでしょう。

栃木は、最後がアウェイ2連戦というふうになり、一番早くホームでの試合を終える格好になります。ただ、ジェフユナイテッド市原・千葉は千葉市と栃木県からでも行けない距離ではないアウェイになるので、サポーターが大挙して押し寄せる可能性があります。かなりの後押しになるでしょうね。なお、相手的には昇降格の可能性が無くなったV・ファーレン長崎と千葉が勝てるチャンスになってくるでしょう。

ということで、一番日程的に苦しいのが、他ならぬ岐阜なんです(泣)。全て昇格プレーオフの掛かった相手。今後の動向次第ですけど、東京ヴェルディにまで可能性が残っているのは結構痛い。また苦手な相手ばかりというのも降格の可能性に拍車を掛けています


Xデーに向けての試合は、もう間もなく。いよいよ残留に向けての熾烈な戦いが始まろうとしております。
(J2ライセンスを取得しなかったJ3の藤枝MYFCの順位次第では、1つになるけれども)降格枠2つが決まるまでお届けしようと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:07Comments(0)