2022年10月14日

秋の新アニメ2022 その15 マブラヴ オルタネイティブ(第2期)

秋の新アニメ2022、15回目はアージュより発売されたPC作品が原作の「マブラヴ オルタネイティヴ」の第2期です。
第1期は正直不評の中で展開されたのですけど、それを再放送して2期に備えたこと事態に尊敬の念を堪えませんでした。オープニング・エンディングを(アレンジ面で)変えたそうですけど、作品自体はそういじってなかったのですかねぇ・・・。


あらすじは続きモノなので無し。クーデターをきっかけに追い込まれた将軍を擁護する作戦を果たした訓練生達のその後を描いていきます。


・・・と書いたのも、いきなりベッドシーンからだったよ(汗)!何でいきなりベッドシーンなのか、主人公と同じく面喰いながら見ていると、どうも主人公は過去の世界に飛んで先生から書類をもらって現代に帰ってこいというミッションの途中だったらしい。全く説明なかったじゃないかよ(爆)!<たぶん第1期しっかり見てないからだろ。
・・・それがAパートの流れで、Bパートになると現代(主人公にとっては破滅を味わった後に来たもう一つの世界だが)に戻って、先日の活躍に伴って訓練校を卒業するという流れ
やっと本題に戻ってきた感じになったんですけど、正直説明がないのは続きモノの致命傷になる部分で、やはりどうしてこうなったが無いからわかりにくいのよね。しかも1期がアレなふうなので、よく2期までたどり着いたよね・・・という嫌味を言ってしまいそうです(苦笑)。


1期から見ていた人には、いよいよ本題に入るのかと期待するでしょうけど、1期の酷さを知っている人は、これからどうなるんだろうという不安の中で視聴していくのではないかと思います。私は後者です(ニヤニヤ)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:20Comments(0)

2022年01月16日

冬の新アニメ2022 その16 平家物語

冬の新アニメ2022、最後になると思われる16回目は、河出書房新社から刊行された池澤夏樹=個人編集 日本文学全集09 平家物語をベースにしている「平家物語」です。
作品名の中に池澤夏樹さん(声優の池澤春菜さんの父親)の名が出てきますけど、あくまで編集した人として出ているだけで、この作品を作った(平家物語を現代語訳した)人は、古川日出夫さんという作家です。
平家物語そのものは、鎌倉時代に書かれたもので、口伝によるものとされるため作者がわかっていません(一応この人なんじゃないかなという人はいるらしい)作中でも出てくる「祇園精舎の鐘の声」で始まる文章(巻第一の祇園精舎)は、国語ないしは古典の授業で習ったという人も多いことでしょう。
ちなみに、1話放送前に見どころ紹介をしていたのですが、山田尚子監督って結構若いのね(汗)。あ、今回はBSで見る予定だったんですけど、Netflixで配信が始まり、かつBSよりも早かったので、早めの視聴をしました(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


平安時代も末期にならんとしていた頃、ただのお抱え兵に過ぎなかった平家(武士の一派)が、貴族に代わり世の中を支配するようになった。平家の悪口を言おうものなら、たちまち命の危機に瀕することを意味していた。


主人公は、全盲の父(琵琶法師)と共に各地を流浪する女児。ある日、彼女は平家の蛮行に憤りを覚え、愚痴を漏らすそのことを平家の一派に聞かれ、罪のない父が彼女の罪をかぶって殺害されてしまう。その時、彼女は特殊能力である片方の目だけで物を見ることで、平家の未来を見てしまった滅びの道を歩む姿を・・・。


あても無くなった彼女は、偶然にも平家の大元である平一家の次男の下にやって来て、拾われる。実は、次男も片目に特殊能力が宿り、過去の出来事が見えるのだった。
そこで彼女の父が平家に殺されたことを知った次男は、彼女を一家の一員として受け入れるのだが・・・。



というふう。


初回は、歴史にも名高いセリフ「平家に非(あら)ずんば人に非ず」という文言を体現した世界観が広がっており、登場人物も主人公を除き、作品の中から出てくる人達ばかりなので、作品を読んだことのある人なら、何となくでもわかるふうでしょう。
主人公は女児なのに、自身が男児の振る舞いと格好をしていたせいか男児のままでいたいと言っていましたけど、よく当時のご時世で許してくれたなと。これは時代考証的に無理だったと思いますけど、まぁ文学作品の中だから仕方ない(ニヤニヤ)。


内容そのものは、独特の雰囲気を持っていて、アバンの後、成人したと思しき主人公がオープニングの前に「祇園精舎の鐘の声」から始まるあの文言を語るというところから始まり、平一族の隆盛っぷりが画かれ、居候する次男一家の息子達と彼らの叔母にあたる女性(後の安徳天皇の母)が登場します。緩やかなんだけど、徐々に滅びの道を歩むことを主人公は知っているだけに、居心地はいいのかなと疑問を抱きながら見て行くことでしょう。とても「日本沈没2020」を作った会社とは思えません!<シーっ!


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 20:06Comments(0)

2021年10月18日

秋の新アニメ2021 その21 マブラヴ オルタネイティヴ

秋の新アニメ2021、21回目はアージュのPC作品が原作の「マブラヴ オルタネイティヴ」です。
既に、この作品のスピンオフ(この(2001年の)世界の少し前)になる「マブラヴ オルタネイティヴ トータルイクリプス」がアニメ化されているんですよね(2012年放送)その時の放送を知っている人なら、えらいことになりそうだな・・・と推測されることでしょう。
そして、もう一つこの作品で大きなトピックとして、キャストの変更が挙げられますアニメを長期展開することを考えて、とのことだそうです。まぁ、「ドラえもん」のキャストが変わった時のように、最初の頃は結構なプレッシャーの中で演じていくことになるでしょうけど、負けずに頑張ってほしいものです。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


人類は地球外生命体との戦いを数十年続けていた。その戦いは当初世界中で起こっていたものの、ヨーロッパとアジアのほとんどは壊滅状態に陥っていた。


1998年、彼らがついに日本に押し寄せ、あっという間に西日本を陥落させた。そして佐渡島に侵攻してきた。
当初は防衛隊が優勢であったものの、地球外生命体の本隊が侵攻してから状況は一変、遂に防衛ラインは突破され、部隊と島民のほとんどが虐殺される。そしてその戦いで生き残っていたたった1人の少女を救い、佐渡島から退却するのだった。



というふう。


1話はプロローグ的な話なんですけど、地球の置かれている状況と地球外生命体の恐ろしさと残忍さがよく描かれていましたなぁ・・・。特に後半の戦闘シーンの残虐さといったら・・・。首が幾重にもチョンパされてるよー(泣)!もう血がドバドバ出るだけでは飽き足らず、惨殺シーンもほぼ平気で載せていたから狂気さえ感じたよ。よく通ったとしか思わなかったわ。これをほぼ毎回見せられると思うと、憂鬱になるわなぁ・・・。この手のシーンが耐えられない人は、もう見ない方がいいです。


実に久しぶりだったからか、あらすじとかほとんど覚えてなかったし、キャストの変更にも違和感を感じなかったわ(苦笑)。ただ、この作品に思い入れを持っている人が、どう思っているのか気掛かりではあります。先述の「ドラえもん」しかり、熱狂的な『原理主義』的な人達があーだこーだ言わなければいいのですけど・・・


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Posted by alexey_calvanov at 23:51Comments(0)

2019年04月19日

春の新アニメ2019 その14 キャロル&チューズデイ

春の新アニメ2019、14回目はオリジナル作品の「キャロル&チューズデイ」です。
アニメ制作スタジオのBONES設立20周年、ビクターエンタテインメントのアニメ関係のレーベルであるフライングドッグの創設10周年記念作品になります。
またこの作品は、フジテレビのアニメレーベル「+Ultra」の一つになります。「ノイタミナ」とは違い、ワールドワイドに展開するのが目的だそうです。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


人類が火星に移り住んではや50年が過ぎ、火星に住む人類はAIが生み出すカルチャーに享楽する時代になっていた。


そんな中、2人の少女がミュージシャンになるべくもがいていた。
1人は難民キャンプで育った孤児で、首都でタフな生活を送っていたが何か足りないとつぶやく1人は地方都市の裕福な家で暮らしながらも、歌手になることを誰にも理解されなかったため家を飛び出す。
そんな2人が橋のたもとで出会った。2人が好きな音楽に導かれるかのように。そして、この2人が奇跡の7分間と呼ばれる出来事を引き起こすのだった。



というふう。


この作品、1回目で結構やりたいことを詰め込んだなと思う節が。2人の音楽観もわかるようになっていたし、ライバルになるであろうモデルの少女も音楽活動からヒットを狙うという構図もわかりやすかった。何より、1980年代の洋楽をフィーチャーしたというのがまたこの世代の人間には泣かせるところ(笑)。恐らくこの先もそのあたりの洋楽がフィーチャーされるのだろうと思うけど、すごく洋楽のいいところの詰まった時期でもあるので、これをきっかけに洋楽好きが生まれてくれればとも思っております。
しかし、家出した主人公の子が♪Ture Colors(シンディ・ローパーのヒット曲で名曲の一つ)がきっかけでよかった♪Girls Just Want to Have Fun(同じくシンディ・ローパーのヒット曲で名曲の一つ)だったらどうしようかと思っちゃったよ(ニヤニヤ)。<ハイスクールはダンステリアだもんね。


これから、彼女達の出世街道(笑)がどうなっていくのか楽しみですし、もう一人の少女の顛末も楽しみではあります。何より往年のヒット曲を空想しながら彼女達の曲を聞けるのが楽しみですわ。
ちなみに、エンディングがよかったです。これも1980年代のポップな感じの曲調がよかったですね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


True Colors
♪True Colors



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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)