2016年01月29日

冬の新アニメ2016 ワースト

冬の新アニメ2016、ここからはワースト作品の紹介です。
前にも書きましたが、今期はベストとワーストとの間が極端で、中間とワーストの間は紙一重というふうでした。なので、今回紹介する作品は、その紙一重にも引っ掛からなかった物と捉えてもいいのかもしれません。もちろん、意見には個人差がありますから(ニヤニヤ)。私がどうこう言ってもいいものはいいという人もおりましょうに。ちなみに、皆さんが最も気になる(?)「霊剣山 星屑たちの宴」ですが、個人的には今回のワーストには入りません。ええ、ツッコミどころ満載の中華アニメという見方をすれば、思った以上に楽しめるというのと、ちゃんと作品として見られる部分は評価できると思ってますわ。中途半端な終わり方を毎回するのがストレスではあるものの。


では、ワースト作品の紹介です。


今期のワーストは、「ブブキ・ブランキ」
まず話の筋がほとんど見られない。わかりにくいどころの騒ぎじゃない。毎回見ていて何が起こっているのかがわからない作品も珍しい。キャラに関してはそうそうわかりにくくはないものの、一部のキャラの関係がわかりにくいですわね。あとは敵の存在もちょっと説明不足。毎回ストレスを感じながら見てます。そろそろ切ってもいいとさえ思えるほど(汗)。

2番目は、「少女たちは荒野を目指す」
簡単に言えば、期待の裏返しです。あまりに淡々と物語が進んでいるかと思ったら、急激に説明もなしに動き出すのもどうかと。何で美少女ゲームのシナリオがBLに見えるんだよ。このあたりの説明が全く不足していて視聴者ぽかーんだったと思いますわ。少しずつ良くなってほしいとは思うものの、この先どうなることやら。

3番目は、「ラクエンロジック」
この作品に関しては、中二病的キャラがうっとうしいのが最大の理由。戦闘に出てないくせに色々小言を申しておりますけど、この人の実力はどうなのかいなと。話に関しては、2話である程度話してくれたものの、もう少し説明の欲しい部分があるようにも。まぁ、これ以上は難しい部分もあるでしょうから・・・。


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2016年01月28日

冬の新アニメ2016 ベスト

それでは、今年の冬アニメの格付けをしていきましょう。
冬アニメに関しては、いい作品とそうでない作品がはっきりしていたように思います。ただ、ワーストの時に書くかもしれませんが、中間という作品も多く、悪い作品とそうでない作品の差は紙一重だったように感じています。なので、今回ここで取り上げる作品は、正直オススメしたい作品でもあります。それでは、例によって例のごとくベスト3・ワースト3で決めていこうと思います。


今期のトップ1は、「蒼の彼方のフォーリズム」です。
まず、見せ方が上手い。そしてキャラの一人一人を丁寧に描いてましたね。すごく生き生きしているように感じられました。さらに背景の絵がとてもきれいで、見る者を魅了しますフライングサーカスというスポーツを題材にしたスポ根的なアニメになっており、恋愛アドベンチャー的なゲームとは違ったアプローチで描いているのも好材料かもしれません。

第2位は、「この素晴らしい世界に祝福を!」
この作品は、作品のテンポもさることながら、キャラの個性が際立っているのが特徴ですね。自意識過剰ながら、実際は主人公達のお世話になりっぱなしのヒロイン達は、恋愛対象というよりも腐れ縁的な位置付けなのでしょう。それらに振り回される主人公の悲哀は、ある意味泣けてきます(苦笑)。まだ3人目のヒロインやこの世界の真相が出てきていませんけれども、楽しみでもありますね。

第3位は、「だがしかし」
この作品も、取り巻くキャラが生き生きとしております。その最たる者が、何といっても枝垂ほたるでしょう。普通の人間では到底思いつかない駄菓子への愛や想いを主人公にぶつけてくれます。何だったらオマエが駄菓子屋次いでやれと言わんがばかりに(爆)。もちろんそこで紹介される駄菓子もなかなかもって美味しそうですが。


いつもなら次点の紹介なんですが、今回は先述の理由で該当作品なしということで。


次回はワースト作品の紹介です。


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2016年01月19日

冬の新アニメ2016 その15 この素晴らしい世界に祝福を!

冬の新アニメ2016、最後となる15回目はKADOKAWAのレーベル角川書店のライトノベル角川スニーカー文庫で刊行されている「この素晴らしい世界に祝福を!」です。
原作は全くのノーマークで、前評判もほとんど聞かなかったこの作品、元々はオンライン小説で刊行されたものを書籍化したものという最近流行りの流れなのだそうな。それだけ読者を引き付ける何かがあるからアニメ化されたのだろう。そう思ってみてみましょう。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公はゲームが大好きで超絶な引きこもり。しかし、ある日大好きなゲームの限定版が店頭でしか買えないことを知り、意を決して外出。無事に買った帰りに、女性を助けようとして車にひかれ、死んでしまう(と書けばカッコいいのだが、実のところ、トラクターにひかれそうになったことで起因したショック死だった(苦笑))。


死後の世界とも取れるある場所で、女神と呼ばれる少女にこう取引を持ち掛けられた。好きなものを一つ持って異世界に行かないかと。
その間、散々コケにされた主人公は、半ば怒りもこもってこう述べた。じゃあ、あんたで。


こうして、ゲーマーのカンで異世界にやって来た主人公と行くつもりのなかった女神とで異世界の冒険が始まる・・・と思ったのだが、無い無い尽くしの2人がまずやらなければならなかったのは、生活費の捻出だった。



というふう。


まず話のテンポがとてもよかったですね。
おカネに苦労する部分が色濃く描かれていて、自分が女神なのに、ウソを付いちゃいかんと神官に諭されるシーンには苦笑してしまいましたよ。しかも自分の後輩をあがめる神官だったというから、なおのこと。その後も建設業が板についてるわ、女神様が宴会を盛り上げているかと思ったら吐しゃしているし(汗)。それを数分の間ループして描いているのも違和感ない・・・というより、彼らは何のために来たんだとツッコミたくなってきたところで、主人公がはたと気付くという話の持って行き方が最高でした(笑)。


今後仲間やライバル、そして魔王軍との戦いが描かれていくのだと思いますが、彼らの個性を生かした展開になってほしいものです。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2016年01月18日

冬の新アニメ2016 その14 灰と幻想のグリムガル

冬の新アニメ2016、14回目はオーバーラップのオーバーラップ文庫から刊行されているライトノベルが原作の「灰と幻想のグリムガル」です。
オーバーラップ自身が新参会社で、過去にアニメ化されたのもMF文庫Jから移籍して再起動した「IS〈インフィニット・ストラトス〉2」だけだったので、この作品が事実上オーバーラップ文庫として初のアニメ化と言ってもいいかもしれません。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は目覚めると暗闇の中にいた。ここがどこなのかわからないまま、自分の名前以外は何も思い出せない(時に昔住んでいた世界で使っていた物の名を思い出すが、それが何なのかがわからない)。同じ境遇に置かれた何人かの仲間達と共に踏み出した先にあったのは、異世界「グリムガル」
そこでは、義勇兵となり見習いからステップアップして生きていくか、街の人間として細々と生きていくか、いずれにせよ自分自身で身を立て生活していかないといけないのだった。既に仲間の何人かは率先してグループ作りをしていき、残った主人公達は、半ばなし崩し的にグループを作り、ギルドで職を手にし、見習い義勇兵として生きていくのだった。しかし、彼らはゴブリン1匹を倒すのに苦労する有様。彼らは生き延びることができるのだろうか。


というふう。


総じて、この作品は地味です(苦笑)。特に主人公達が活躍して終わりではなく、ゴブリン1匹にも手こずり、日々の生活にも困窮する中で、徐々に仲間としての一体感を高めていこうとする過程が丁寧に描かれています。そういった点では、実に現実的で等身大のキャラたちの集まりとも言えます。そう考えると、かなり異質で今後の展開が楽しみになってきます。

ただ、このまま地味な展開が続くことになると、中だるみになりかねず、見ている人間も飽きてくることでしょう。恐らく今後数話の間で人間的に成長していくのでしょうけど、その過程をいかに上手く見せるかなんでしょうね。ここで超人的な活躍をしてしまえば、第1話の展開が何だったのかと言われてしまいかねないわけで、最初はRPGのレベルアップのように徐々に力を付けていくという流れになるのではないのでしょうか。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2016年01月17日

冬の新アニメ2016 その13 シュヴァルツェスマーケン

冬の新アニメ2016、13回目はPCゲーム「マブラヴ オルタネイティヴ」のスピンオフ作品で、KADOKAWAのブランドであるエンターブレインのファミ通文庫から刊行されているライトノベルが原作の「シュヴァルツェスマーケン」です。
この作品は、「マブラヴ トータルイクリプス」と同じスピンオフ作品で、同作品や「マブラヴ」より少し前を描いた物になっています。この「シュヴァルツェスマーケン」は昨年の年末にゲーム化されているので、その作品の宣伝も兼ねたものになっているものと思われます。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


1983年、異星生命体BETAが東から襲来。ドイツ民主共和国(東ドイツ)は祖国防衛とこれ以上の西侵阻止のため、絶望的とも言える防衛戦を強いられていた。
その中で、別名「黒の宣言(シュヴァルツェスマーケン)」と呼ばれる第666戦術機中隊は、BETA撃退数は最多を誇りながらも、味方の支援要請を顧みない、動けない味方は即刻殺すことから、「死神中隊」・「選別中隊」とも揶揄される立ち位置だった。また東ドイツ国内では、軍以外に国家保安省(シュタージ)が率いる秘密警察が横行し、事実上国内を統制していることから、軍内でも疑心暗鬼に陥るほどであった。

主人公は、シュタージに親や妹を殺され、彼らにおびえながら任務を遂行する日々を送っていた。


そんなある日、孤立する戦術機を発見する。その中にはドイツ連邦共和国(西ドイツ)の女性軍人が乗車していた。しかし彼女は、東ドイツへの亡命を申請し、シュヴァルツマーケンに入隊すると申し出たのだ。時に幻想的に東西の融和を訴える彼女に主人公は翻弄されながらも、厳しくなる戦況と国内の統制に立ち向かっていくことになる。


というふう。


前作にあたる「マブラヴ トータルイクリプス」もそうですが、今作もスプラッタ&スプラッタな作品になっております。まぁ、前とは違って直接的な描写(もちろんはっきりとは見せなかった)は少なくなりましたけど、明らかに殺すとわかるシーンは多かったように感じます。そして、今作では敵は味方の中にもいると思わせる描写もあり、事態がかなり深刻なこともわかります。


人物は多かったものの、とにかくBETAとシュタージは厄介な存在になりかねないということははっきりとわかり、初めての人でも飲み込みやすい展開になっていると思いました。あとは、とっちらけにならないように、話を飛ばさないことだけを心がければいいのではと思います。


放送局と放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2016年01月16日

冬の新アニメ2016 その12 霊剣山 星屑たちの宴

冬の新アニメ2016、12回目は中国の作者が手掛けたウェブ小説が原作の「霊剣山 星屑たちの宴」です。
中国では3億近い閲覧数(総人口の約1/10)を誇り、マンガ化もされこちらも人気になっております。今回のアニメ化は、日本のアニメスタジオであるスタジオディーンと中国・深圳(シンセン。『セン』は土偏(へん)に川)のIT企業の子会社との共同事業になっています。
ちなみに、私は過去に日本で発売された台湾産のゲームをプレイしたことがあり、そんなに悪いデキではなかったものの、時折中華的な展開を見せるなぁ・・・と思いながらプレイした経験があるので、今回のアニメもどちらかというと中華的なものになるんだろうなと思って見ることになりました。

あと、つい最近までウィキペディアにページが無かったんだよね(ギャハ)。皆得体が知れないもんだから作れなかったんだろうなぁ。ということで、中国語版の方が少しだけ充実しています。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


落下することで不法時代が訪れるとされる彗星が落ちて12年、それによってもたらされる運命の子を探すために、仙人の流派の一つである霊剣派が門下生を集める試験である昇仙試験を行うことになった。その中には、自称「冒険王」を名乗る主人公の姿もあったのだった・・・。様々な試練を仲間達と共に乗り越えていく先に何があるのだろうか。


というふう。


デキに関しては、日本のアニメ試作会社が入っていることもあり、クオリティはそれなり。作品のノリも、思った以上に面白かったと思いました。痛快というと評価が高すぎるかなと思っていますけど、正直ほうほうとうなづいてしまうシーンもありました。
ただ、深夜アニメよりも全日帯(一昔前のゴールデンタイムで放送している時間帯)やNHKのEテレ(旧NHK教育テレビ)あたりでやっていてもおかしくない展開の作品この時間でやるのは少々惜しいなと思ってしまいました。あとはどちらかというと少年向け作品とも思える部分もあり、その辺で前者のような判断になったわけです。もちろん、中華アニメ的な部分も垣間見えるため、ツッコミどころもなくはない(どうして12歳以下と思えない人まで12歳以下のカテゴリにいるんだとか(苦笑))ですけど、話の展開次第では面白くもなりそうな気がします。
個人的には、中国に入り浸っていた某サイトの管理人の評価を聞きたいところですが(爆)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2016年01月15日

冬の新アニメ2016 その11 蒼の彼方のフォーリズム

冬の新アニメ2016、11回目はPCゲームが原作の「蒼の彼方のフォーリズム」です。
この作品の原作は2014年に発売。「萌えゲーアワード2014」でも大賞をはじめ、ユーザー支持賞・11月月間賞を獲得した人気作品でもあります。今年の2月にはPS Vitaでも発売が決まっています。作品の宣伝も兼ねた番組になっているんですね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


反重力を発生させるシューズ「アンチグラビトンシューズ」(グラシュ)の発明により、人間が簡単に空を飛べるようになった世界
主人公の倉科明日香は、遅刻寸前の危機に陥った際に出会った2人によって、初めてグラシュで飛ぶ快感を味わうことになる。もっと飛べるようになりたいと思った彼女は、助けてもらった2人から手ほどきを受け、グラシュでの飛行訓練を受けるのだった。その時、ひょんなことから、グラシュを使った競技フライングサーカスに出会うことになる。


というふう。


初回は人が多めの登場だったのですが、個性のおかげで非常にわかりやすく、かつ作品のメインになるグラシュとフライングサーカスの説明がよくわかりましたね。たった30分しかないのにここまで上手く詰め込んでかつ消化不良を起こさなかった作品はそうそうありません。
加えて、イラストがきれい。空がきれいとのことでしたけど、全てがきれいでした。これからのフライングサーカスの描写に期待が持てますね。
久しぶりにテレビ東京頑張りました。この先楽しみです。


放送時間・放送局の詳細は、「続きを読む」にて。


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冬の新アニメ2016 その10 ラクエンロジック

冬の新アニメ2016、10回目はオリジナルアニメ「ラクエンロジック」です。
この作品はブシロードから発売されているトレーディングカードゲームの名前にもなっていて、近々発売される予定です。アニメにはない組み合わせもあるそうなので、気になる方は、お近くのアニメショップやおもちゃ屋で。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


異世界との戦争は終わったものの、敗戦した異世界の魔人達が人間界に襲撃するようになった。その襲撃に備えるため、ロジックを持つ者達は望むも望まないも関係になく、政府によって首都防衛の任務に就くことになる。

主人公もかつてはロジカリストとして任務に就いていたものの、2年前の香港での出来事をきっかけに、ロジックを失ってしまった。ところが、自身が住んでいた街が魔人に襲われた時、美しき女神が持っていたものは、かつて自分が失ったはずのロジックだった・・・



というふう。


初回は、主人公がかつてロジカリストとして有能だったにもかかわらず、現在は、ともすれば中二病とも取られかねない言動を行っているようにも感じられます。ただ、ロジックを失った今でも何とか他人を守ろうとする正義感だけは伝わってきました
ただ正直他の人物がそう深く掘られていないので、特殊部隊の仲間たちがどういう人達なのかもいまいちわからないし、女神が異世界の人以外は何者なのかもわかっていないので、イントロダクションとしては少々弱いかなと思いましたね。ホント主人公の変わり様だけを描いた回になりました。ちょっと物足りないかなと。面白そうだっただけにねぇ・・・。

ちなみに、この番組の放送開始1分は、トレーディングカード「ラクエンロジック」の説明になると思われるショートアニメ「私たち、らくろじ部!」が放送されています。本編とは違ったコメディな進行になっていて、こちらは面白かったですね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2016年01月14日

冬の新アニメ2016 その9 ハルチカ~ハルタとチカは青春する~

冬の新アニメ2016、9回目はKADOKAWAのレーベル角川書店で刊行されている小説が原作の「ハルチカ~ハルタとチカは青春する~」です。
前回の「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」同様、ライトノベルではない小説が原作になりました。作者自身はミステリー作家として大成している方でもあり、今回のこのシリーズもその色がメインになっています。しかしながら、青春群像劇や恋愛モノといった要素も多分に含まれており、様々なジャンル向けに薦められる作品のようです。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


中学まではバレーボールで青春を謳歌していた主人公。しかし、毎日バレー部での活動漬けになったことに嫌気が差し、あることで吹奏楽の演奏を見たことで、高校に入学したら華麗で乙女なキュートガールになるべく吹奏楽を始めようと決意。実際、祖母から買ってもらったフルートを片手に、吹奏楽部に入部するのだった。
ところが、そこには憧れを抱くことになる顧問の先生と主人公の幼馴染みがいたのだった。しかも吹奏楽部は廃部寸前。かつ様々な難題が吹奏楽部に舞い込み、波乱の予感



というふう。


この作品は、P.A.WORKSの作品にしては珍しく淡々と事が運ばれていったなと思った矢先の終盤、幼馴染からの衝撃の告白に皆驚かれたことでしょう(汗)。いやぁ、そんなオチ誰も期待してなかった(苦笑)。というより、全てそれが持って行ってしまったよ。一体何ごとなのかはここでは書かないでおきますが、すごかったですわ。

でも、そのあたりの話は、物語のメインにはならずに、あくまで吹奏楽部に起こる難題を主人公と幼馴染みが解決するという流れになっていくものと思います。そうだとすると、奇をてらうよりも、盛り上がりのある展開を描いてほしいと思います。ちょっと初回にしては力不足のように感じましたわ。去年手掛けた「SHIROBAKO」があまりにもよかっただけに、少々心配です。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2016年01月13日

冬の新アニメ2016 その8 最弱無敗の神装機竜

冬の新アニメ2016、8回目はSBクリエイティブのGA文庫で刊行されているライトノベルが原作の「最弱無敗の神装機竜(バハムート)」です。
この作品は、GA文庫10周年記念プロジェクトの第4弾作品としてアニメ化されることになったそうです。GA文庫は「のうりん」・「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」・「落第騎士の英雄譚(キャバルディ)」などアニメ化された際には秀作揃いなので、今作もかなり期待しております。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


かつて、世界の1/5を支配するほどだったアーカディア帝国は、5年前に起こったクーデターによって滅亡現在はクーデター発起人によって興されたアティスマータ新王国に取って代わった。
亡き帝国の皇子だった主人公は、多額の借金を支払うため、様々な雑務をこなす日々を送っていた。そんなある日、ひょんなことから王立士官学園女子寮の大浴場に飛び込むことになり、入浴していたアティスマータ新王国の王女を押し倒してしまう。後に主人公は王立士官学園の一員として迎えられるのだが、王女だけは認めず、無礼の代償と入学の条件も兼ねて、決闘を申し込む

しかし、彼女は知らなかった。彼はかつて「黒き英雄」と呼ばれていたことを・・・。



というふう。


えーと、とりあえず一言。テンプレばっかりでした。本当にありがとうございました(ギャハ)。

まぁ、平たく言えば、ボーイミーツガールのテンプレを見せられた回でありました。
主人公がヒロインを押し倒す→ヒロイン激怒→代償を求める(今回は決闘)→共通の敵が乱入→何とか撃退→主人公のことが気に入る(なる)・・・という流れだったんですけど、共通の敵が乱入する以外は見事なまでのテンプレパターンでしたわ。この『公式』があっても、見せ方やアレンジの仕方によっては面白くもつまらなくもできるわけなのは、皆様ご存じの通り。今回は前者であったことをお伝えしておきましょう。
そう思えたのは、アクションシーンがよくできていたなと思ったのと、間の取り方が絶妙だったからですね。
いきなり戦闘に持っていくのではなく、主人公とヒロインの人となりをそれなりに見せていたので、戦闘に入ってもなぜ主人公は強いのか、ヒロインはすごいと言われていたのかというのもすんなり入ってきました
アクションシーンは、早いながらもコマ落ちのような部分もなく、食い入るように見られましたわ。


今後も丁寧に作っていけば、お約束の展開になっても面白く見られるのではないかと思います。作り方次第ではダークホースになるかもしれません。


放送局・放送時間の詳細は、『続きを読む』にて。


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冬の新アニメ2016 その7 アクティヴレイド -機動強襲室第八係-

冬の新アニメ2016、7回目はオリジナルアニメの「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」です。
この番組は、創通・フィールズ・フライングドッグ(ビクターエンタテインメントのアニメレーベル)の共同制作で、マンガ連載も少年ジャンプ+(集英社)で展開されています。また、この作品は分割2クールで展開されることも決まっており、第1期は3月まで、第2期は7月から開始予定になっております。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


地下水位の急激な回復によって起こった第三次流砂現象により、東京東部(江戸川と隅田川に囲まれた区域)が泥濘化してしまった。そこに当初は介護用などで利用されていた高出力・強化装甲されたパワードスーツのウィルウェアが復興および救助用に急速に発達していった。それに伴い、ウィルウェアを利用した犯罪も増え、頭を悩ませていた警察庁整備局は、吉祥寺に特殊部隊「第五特別公安課第三機動強襲室第八係」(通称ダイハチ)が設立された。メンバー達はクセ者揃いではありながら、様々なしがらみに対処し、それなりの活躍を見せていた。


ある日、そのダイハチに一人の女性警部補が配置された彼女の本来の目的である、ダイハチが存続にふさわしいのかを見極めるという密命を隠して。彼女は何とか私がダイハチを変えるんだと意気込むものの、相変わらずの行き当たりばったり・アバウト・いい加減な、クセ者揃いのメンバーに翻弄されるのだった。



というふう。


初回は見事なまでに警部補の意気込みがスルーされておりますな(笑)。至極もっともなことを言っているんでしょうけど、彼らにとっては最善の解決法ではないということなのでしょう仮に彼女のようなやり方がベストだったとしても、政治家の一言などでそれができないから、対処として行き当たりばったりに見えながらも、柔軟に変化できるようになっていったんでしょうね。そのあたりの考え方の乖離が引き立っていて面白いですわ。
また、2人のウィルウェア使いも個性があって、かつそれがコントラストのようになって出ていますね。一方は大雑把でデリカシーがない、もう一方は几帳面で少々短気というふうになっていて、彼らの掛け合いは、まるで「TIGER&BUNNY」のような一面を見せているようにも感じます。


ただ、もう少し何かしらの個性があっても面白いのでしょうけど、今のままでも十分に各キャラが多いながらもわかりやすくて見どころも多いです。分割2クールなので、じっくりとやって下さい。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2016年01月12日

冬の新アニメ2016 その6 ブブキ・ブランキ

冬の新アニメ2016、6回目はオリジナル作品の「ブブキ・ブランキ」です。
この作品は制作会社のサンジゲン10周年記念作品ということで、全編CGで構成されているとのこと。それ以外の要素を開始前の特番から見出そうと思ったのですが、何ともつまらない(爆)。先の思いやられる中、見ていくことにしましょう。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は、父・母・妹と共に「宝島」と呼ばれるところに住んでいた。しかし、ブランキと呼ばれる謎の物体の暴走により、母親を除いて地上に降りざるを得なくなった。


それから10年後、日本に帰ってきた主人公は警察に追われ、遂には捕らわれの身になってしまう。それを救ったのは、ブブキ使いという意思を持つ武器の使い手であった。そして、彼らと共に向かったのはブランキの墓場とも言われる新宿のとあるビルだった・・・。



というふう。


初回ということで、説明回という位置付けなのでしょうが、その説明回が説明をほとんどしていない早い話が抽象的に進められていて、「見ていればわかるでしょ?」的なノリで進められてしまっているんですね。そのため説明不足で、キャラたちの位置付けがおぼろげにしかわかってこない
今後補足的に説明がなされ埋められていくのでしょうけど、現状のままでは、特番の時に感じたように、非常につまらない番組になってしまいそうです。技術のひけらかしのためなら、もっと他の媒体の方がよかったんじゃないのと。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2016年01月11日

冬の新アニメ2016 その4 ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション

冬の新アニメ、4回目はセガゲームス(セガ)で展開中のオンラインゲーム「ファンタシースターオンライン2」が原作の「ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション」です。
2012年にPC、2013年にPS Vitaで公開されてから4年ほど経つのに、なぜ今頃・・・と思っていたのですが、どうやら今年の春にPS4版で展開されることが決まったため、そのプロモーションも兼ねて放映されるのですね。そして、前作にあたる「ファンタシースターオンライン」がサービスを開始してから15周年を迎えたこともあり、その記念という意味合いもあるようです。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


西暦2027年、主人公が通う清雅(せいが)学園をはじめ、その日常には「ファンタシースターオンライン2」(PSO2)が溶け込んでいたものの、彼は興味を示していなかった。また、彼は成績もまぁまぁで、いざ他の部活動からヘルプが掛かるとそつなくこなすため、生徒達からは「助っ人マスター」・「便利屋」と呼ばれていた。しかし、彼自身はそれに快く思っておらず、無為に過ぎる日常に焦りを感じていた


2学期になって、生徒会副会長の席が空いたことで、主人公に白羽の矢が立つ。他の生徒会員は不満だったものの、最後は会長の超法規的措置で主人公が生徒会副会長に任命される。彼に下された初任務は、今までプレイしたことのないPSO2をプレイし、その模様をレポートにまとめることだった。



というふう。


初回は、前半が主に主人公の置かれた境遇と会長の存在後半はPSO2のチュートリアルとそのプレイ内容みたいな感じになっていましたね。意外と言っては何ですが、よくまとまっていたと思います。変に詰め込み過ぎず、かといってキャラを増やして説明じみたことをせず、メインキャラだけを重点的に紹介したのはいい判断だったと思います。
そして、何よりエンディング。ラッピーかわいいな・・・と思ったら、本編以上にSOROさんがウザい(笑)。右下の手話の人のようにしれっと登場して踊りまくるSOROさんが超ウザい(爆)。ただ、エンディングは(今のことろ)今年一番です(ニヤニヤ)。


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2016年01月09日

冬の新アニメ2016 その3 少女たちは荒野を目指す

冬の新アニメ2016、3回目はみなとそふとの3月発売予定のゲームが原作の「少女たちは荒野を目指す」です。
まだゲームの概要が発表されただけで、大まかな内容はまだまだなところもありますけれども、原作は高校時代と社会人になってからの2部構成だそうで、今回はそのうちの高校時代のみをフィーチャーして放送するのだそうです。作品の盛り上がり方次第では、ゲームとの相乗効果を狙えると思うので、この作品のデキは大きなポイントになりそうです。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


神奈川県七浜市金沢百景に住む主人公は、周りから慕われ、バイト先でも働き者で評判の高校生だが、将来のビジョンは描けないままでいた。
人に頼られることはいいことだとは思うものの、それ以外には何もない自分に焦燥感を抱いていたある日、ミステリアスな雰囲気を持つクラスメイトの少女からあることを求められる。いわく、一緒に企画者のロジックで売れるゲーム、つまり美少女ゲームの制作に携わらないかと。
このことをきっかけに、主人公の生活は大きく一変するのだった。



というふう。


実のところ、第1話を見ているだけでは、人物像というのは把握できたものの、あまりに静かな展開だったので、話の盛り上がりに欠けているのが印象的でしたね。みなとそふとが絡んだ作品っていつもこんな感じだった気がするので、終盤まで盛り上げられてたっけか・・・と心配にもなってきます。


もう少し話が盛り上がる瞬間があれば見方も変わるのですけど、あと数回これが続くようですとみる方も辛いですね。


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2016年01月08日

冬の新アニメ2016 その2 無彩限のファントム・ワールド

冬の新アニメ2016、2回目は京都アニメーションが手掛けるKAエスマ文庫のライトノベルが原作の「無彩限のファントム・ワールド」です。
この作品は、まだ刊行巻数も2つしかないため、原作のストックがない中で展開されるという異例の展開になっております(ただ、KAエスマ文庫そのものが若いレーベルなためそうならざるを得ないとも言える)。ただ、「中二病でも恋がしたい」・「境界の彼方」など秀作揃いでもあるので、上手く化学反応を起こせば面白い展開を見せてくれることでしょう。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


幽霊・妖怪・UMA(未確認生物)など、かつて人間が幻だと思っていたものが、ある出来事をきっかけにして見られるようになってしまった。主人公をはじめ、その能力を身に付けた者達は、ホセア学院という学校に通い、「脳機能エラー対策室」という対ファントム退治部署に所属してファントム退治に勤しむのだ。

しかし、主人公が所属しているチームは、成功することがほとんどない、仮に成功しても報酬をもらえることがほとんどないダメチームだった。成功率を上げるために、主人公は新たな仲間を探していたその時、掃除機のようにファントムを吸引する少女を見かけるのだった。



というふう。


この作品、当初はとっつきにくいのかなと思っていたのですが、可能な限り丁寧にこの世界の現状を説明していましたね。すごくわかりやすかったです。それでいて、アクションシーンも豊富で動きが滑らかですわ。特にヒロインの一人のおっぱい(爆)。あとはマスコット的に付いて来ている主人公のファントムがかわいいのなんの。時にお茶目で癒されます。

ただ、気になるのはキャストもそうなんでしょうけど、キャラの顔が京アニだからなのか、「中二病でも恋がしたい」のキャラ達とかぶるんですよね(苦笑)。逆を言えば、彼らがこの世界にいても違和感を感じないんでしょう(爆)。あの作品の主要人物がスピンオフでコラボしたら面白いかなとか思いつつも、見分けが付けられるのだろうかと心配する私がそこにいた(汗)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

冬の新アニメ2016 その1 プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ

今期も冬の新作が始まりました。今回は見たい作品は少ないのかなと思っていたら、あれよあれよと増えていく始末(苦笑)。というわけで、いい作品はどれだけ出てくるんでしょうかねぇ。最近のは小粒で面白みに欠ける作品もちらほらあるので・・・。


さて、それでは2016年冬の新アニメの紹介に参りましょう。記念すべき1回目は電撃Girl's Styleのビジュアル小説を皮切りに様々なメディア展開を行っている「プリンス・オブ・ストライド」のアニメ化作品「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」です。
去年の夏にはゲーム化もされているそうですが、前評判的に勢いのあるふうには見えなかったですね。ゆえに、全くわからない作品になっております。

ここで出てくるストライドという競技は架空のものですが、エクストリームスポーツ(パルクールという街中にある地形や人工的に設置した障害物を利用したもの)を基にしております。この競技は、5人のランナーと1人のリレーショナー(ランナーに指示を与える者)の6人で構成されています。コースを回ってきたランナーは、テイクオーバーゾーン内でリレーショナーの指示に従ってハイタッチをすることで次のランナーにリレーしていきます。ただ、このハイタッチで繋ぐというのは、全速力で互いに走って行うわけですから、人によっては肩を脱臼しかねないんじゃないのと思ったり。実際全速力じゃなくても、プロ野球でホームランを打って帰ってきた選手とハイタッチしたベンチの選手が勢いが付き過ぎたのか脱臼したなんて話もありますし(汗)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
東京にある方南学園に入学した桜井奈々は、方南学園ストライド部の美しい姿に憧れ、わざわざ北海道から上京してきたほど。そして夢にまで見たストライド部は、さる事情で部員3人になり廃部寸前。仕方なく将棋部との兼部で態勢を整えている有様だった。

そこに、中学の頃からストライド一筋だった藤原尊(たける)が入部する。さらに彼に見出された矢神陸がストライド部員に押されるように入部し、マネージャー志望だった奈々がリレーショナーとして入部したことで、ストライド部は新たなスタートを切ることになる



というふう。


第1話でありながら、キャラの特徴がよく出ていて、かつアクションシーンもスピーディーでキレのいい動きをしていましたね。特にストライドのシーンは、見ていて見る者を引き付けるものがありましたよ。
まぁ、あとはどう見ても腐女子の皆様方が好みそうな作品でしたねぇ(苦笑)。夏コミあたりどうなることやら。


放送局・放送時間などの詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)TrackBack(0)