2020年08月12日

鳥栖は踏んだり蹴ったり

J1のサガン鳥栖で新型コロナウイルスのクラスターが発生したのではないかという事態に陥っています。
8/11に金明輝(キン・ミョンヒ)監督に陽性反応が出たため、改めて選手・スタッフにPCR検査を実施したところ、8/12になって新たに選手・スタッフ計9人で陽性反応が出たそうです。このため、8/12にエディオンスタジアムで行われる予定だったルヴァンカップのサンフレッチェ広島×サガン鳥栖は中止になりました(代替日程は未定)。
実は、金監督は8/8の時点で体調不良を訴えていたにもかかわらず、マスクもしない状態で鹿島アントラーズとの試合に臨んでいたこともわかっています。まだ鹿島の選手・監督・スタッフから新型コロナウイルスの陽性反応は出ていませんが、仮に出た場合は鹿島の試合も中止になる可能性をはらんでいます。当然ながら、鳥栖の試合も今後控えているリーグ戦に影響が出る可能性も否めません


出てしまったものは仕方ないので、今後これを広げないように策を練ってほしいと思います。ただ、鳥栖の竹原稔社長は、監督が違和感を訴えた時点で即PCR検査やJリーグに最悪試合の中止を訴える措置を採るべきだったのではないかと。どうも経営危機の時といい、後手に回りやすい・緊急時の対応のまずさが目立っているように感じます。


鳥栖は今年に入ってから経営危機をしきりに言われるようになりました。今回の新型コロナウイルスが出たことによって、経営危機がさらに深まる可能性もあるだけに、クラスター拡大の可能性同様予断を許さないふうになってきました。今年のJリーグが終わってしまうという最悪の状況だけは皆で避けるように最大限の配慮をお願いしたいところです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)