春の新アニメ2021、今回はワースト作品の紹介です。
冬の新アニメはワースト作品があっさり見つかった印象でしたけど、今期はクオリティの高い作品が多かったので、絞り込むのが大変でした。正直今回はスルー・・・というふうでもよかったんですけど、やっぱり最後はあぶり出されるんですよね(苦笑)。
というわけで、今期の中では悪くとも、他の時期ならそこまで酷くなかったかもしれないというふうで捉えて下さい(汗)。
今期のワーストは、「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」。
正直、「慎重勇者」がよかったので、がっかりしたというのが本音。理不尽&理不尽&理不尽のオンパレードで、何で仮想ゲームで下層ゲームをやらないかんのだと思わされるわ・・・。その理不尽さがストレスになりそうなくらい不快で、見ている側もイラつき気味になる。かつ主人公以外のキャラも人間性としては最低で反吐が出る。3話の最後で主人公は、もう来ないと言ってたけど、正直もう見たくないと思わされたほど酷い作品でした。最後になって、それこそ「慎重勇者」のような逆転する展開になるかもと思いながら見ていくとは思うけど、それでももう惰性でしか見ていません。
2番目は、「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」。
これは爽やかな復讐劇とされているけど、幼馴染みが馴染めない(苦笑)。かなり性格的に嫌なヤツだなと。ヒロインの彼氏となろうとしている先輩も、どうも馴染めない。主人公の周りにはクセの悪い人間しか付いてこないんじゃないのかと思うと、話の広がりが乏しくなりそうですわ。もっとも主人公も何かしらのトラウマを抱えているわけで、そのトラウマがあの性格の悪そうな人々を引き寄せているのだとしたら、役者復帰は止めておけと言いたい。
3番目は、「イジらないで、長瀞さん」。
この手の作品は、ヒロインの性格の悪さが一因なんです。「からかい上手の高木さん」が嫌いな作品なのも、そういうわけです。ただ、今回の作品は、イジリ具合がいじめに近いとは言われているものの、主人公を想う気持ちをしっかりと出してるので、ワーストに挙げるほど酷いとは思わないのです。個人的には、高木さんより長瀞さんの方がマシだと思うこともありますわ。特に2話のファミレスで会食した相手への対応には、感心してもいる。高木さんならあんな対応は絶対できない。