2022年01月30日

冬の新アニメ2022 ワースト

冬の新アニメ、今回はワースト作品の紹介です。
今期も、いい作品が多く、ワースト作品を選ぶのに難儀しました。いわゆる突き抜けて悪い作品が無く、初回が酷かったけど、2話以降で立て直した・・・という作品が多かったんです。だから、状況によっては、ちょっとワーストにするのは忍びないなぁというのもあるにはあるんです。でも、今回は少々心を鬼にしてワースト作品の選定をしていきましょう。
その前に、今回はワースト作品だった候補を並べることにします。そして、いかにワーストを逃れたのかを語ってから本編に向かいましょう<珍しい構成だな。
・・・そうしないと、今期はそのラインが曖昧になりかねなかったからだよ。


ワースト3作品以外で候補に残っていたのが、「錆喰いビスコ」と「CUE!」でした。


正直「CUE!」は見る前から「SELECTION PROJECT」のような末路をたどるのではないかと思っていたほど。実際初回は16人の登場人物(それと運営事務所の関係者)がこれでもかと出てきて、それ見たことか・・・と思いましたけど、2話以降はメインビジュアルで出てきた4人組を中心とした物語構成になっており、二の舞を踏んでなるものかという雰囲気は出していましたね。3話はアイドルグループに挑戦する別の4人組が登場しましたし。ただ、2クールありますから、今後ダレないかとキャストの演技が心配という声があったので、そのあたりですかね・・・。16人がまた一斉に出るという暴挙もあるかもしれないけど。

一方「錆食いビスコ」は、1話と2話で過去と現在の目線が行ったり来たりしているので、話の展開をわかりにくくさせていたなと。右往左往していたので、頭が追い付かなくなりそうな展開にも。しかし、3話になって初めてその展開の意味が、いい意味で崩れてくれて、理解できるようになったかなと。ただ、そこまで引っ張らないといけないのかというと、そうでもない気がするんですよね・・・。だったら、1話で関所越えをする主人公が街に向かうまでのシーンを描けばよかったし、2話は町医者である主人公が関所越えをして来た主人公に会うまでのシーンを描けばよかった。で、3話で一気に描く・・・でもよかったかなと。


では、本編に行きましょう。


今期のワーストは、「リアデイルの大地にて」。いわゆるなろう系の初期作品という位置付けです。
正直昔の作品ということもあって、古臭さが否めず、かつ話の単調さに参ってしまうことこの上ない。ただ、これが原作の出ていた10年位前にアニメ化されていたら、「ソードアートオンライン」に匹敵するくらいいい作品として評価されていたのかもしれないですね。作り手の失敗と時代の流れで失敗した作品となってしまっただけに、残念至極です。

2番目は、「賢者の弟子を名乗る賢者」。またなろう系の賢者作品(「リアデイルの大地にて」も主人公がスキルマスターという賢者的な位置付け)なのか・・・。
この作品は、1話が演出面で失敗だったとも。特に後半のシーンは、イメージビデオ風に作られていたのが仇になって、最後までしゃべらないという演出が主人公のあざとい雰囲気を醸し出してしまって、いい印象を持てないんですね・・・。あと3話まで見てえげつない下ネタ絡めすぎ(苦笑)。1話で野小便、2話でトイレシーン、3話に至っては自分のお小水を『聖水』として運んでくる・・・ってどんだけやねん!

3番目は、「失格紋の最強賢者」。まーたなろう系の賢者作品だよ(苦笑)。
この作品は、1話で急展開過ぎて、視聴者置いてけぼりになった点でしょうか。そこまで早く見せなくても・・・と思いましたね。ちなみに、原作3巻分を一気に吐き出したそうです。それだけ見どころが少ないと判断されたのか・・・。2話以降は、原作のストックをどこまで吐き出したのかはわかりませんが、普通の展開になっていたと思います。ただ3話は少し駆け足的に見えたなぁ・・・。ともあれ、視聴者のペースに合わせられなかったらアカンわなぁ。


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Posted by alexey_calvanov at 20:49Comments(0)

2022年01月29日

冬の新アニメ2022 ベスト

冬の新アニメ、今回はベスト作品の紹介です。
去年の秋アニメほどではないものの、多めの視聴数になった今期、ベストに関しては決めかねましたねぇ。いい作品が多かったのでホッとしています。冬アニメの時期は、正直いい作品を見付けるのが難しいんです・・・。


では、見て行きましょう。今回も上位3つと次点1つとさせて頂きます。


今期のベストは、団子状態になった中で色々迷った末、「その着せ替え人形は恋をする」でしょうか。
一番の決め手は、ありふれたボーイズミーツガールものなんだけど、終始テンポがよく、ヒロインが主人公をぐいぐい引っ張っていく形が3話掛けてじっくり作り上げられている点でしょうか。この3話で主人公とヒロインの関係性がよくわかるようになったし、徐々に主人公がヒロインに打ち解けていってるなと思わされましたね。ともすれば、周りが噂するように付き合ってるんじゃねとなるわけですけど、まさか単純にコスプレ衣装を作ってもらう関係だけになるのでしょうかねぇ・・・。いやいや、ヒロイン自身がサバサバした性格しているので、ケロっと「いいんじゃね?」とか言って突然始まっちゃう展開になるかもしれない(笑)。それはそれでヒロインらしくていいと思うわ。しかし、これでまだ他のキャラが登場していないのですから、この作品のポテンシャルは、まだまだあると思います。今後が非常に楽しみですな。1クールなのがもったいない・・・。

2番目は、「異世界美少女受肉おじさんと」
こちらも主人公2名のテンポ(受け答え)が非常によろしい凸凹コンビでありながら、時に息ピッタリで敵に立ち向かう姿は、達成した時にスッキリとした気持ちになりますな。そして絶世の美女になってしまった元おっさんの狼狽ぶり(特に自身に身に付いた魅了スキルに対して)とその魅力に何としても抗おうとする(しかし時に魅了される(爆))おっさんのある意味ピュアかつ紳士的な対応は、男でも惚れるわ(ニヤニヤ)。敵キャラ(1話で倒したヤツは、どこぞの神様らしいが(爆))も個性的ですし。この作品も2人以外の人物が出てきていないので、先が楽しみになってきますわ。

3番目は、「平家物語」かなぁ。
総じて地味な作品ながらも、作品の内容を知っている人なら、そこに散りばめられたオリジナリティに関心が向くのかなと。私は原作を国語の教科書で一部読んだだけなので、新鮮な目で見ております(ニヤニヤ)。日本史は苦手でしたけど、中学の社会程度で歴史ならわかるレベル(爆)。特に源氏と平家の争いの中で、武家の入れ替わりになる壇ノ浦の戦いがどう描かれるのか楽しみにしています。それはそれとして、既に敷かれた歴史(運命)の中で主人公がいかに現実を直視し、状況によってどう抗えるかというシーンにグッときましたね。未来も悪くないんだよというシーンを見て安どする姿も、少女の成長にプラスになってくれればとも思って見ていましたね。なお、何とか歴史(運命)に抗って育ての父に報いたいという部分について、3話の終盤でそんなシーンを見受けられましたけど、確か歴史では、首は取られなかったものの、父親を止められなかったんじゃないのかなぁ・・・。

次点は、「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」。「怪人開発部の黒井津さん」と「スローループ」と迷って、こちらにした感じです。
こちらも総じて地味なものの、作品のメリハリがしっかりしていていいですね。面白い部分は、しっかり面白く、シリアスな部分は、しっかりとシリアスに描いています。また警察関係を扱っているということから、警察のお仕事が丁寧に描かれており、同時に警察官も人間なんだと思わされましたね。そして、邪見にしちゃいけない(ギャハ)。主人公の上司(教育係)のカラーがすごく強くて、圧倒的(ニヤニヤ)。個人的には、好きなキャラですね。


次回は、ワースト作品の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 18:12Comments(0)

2022年01月16日

冬の新アニメ2022 その16 平家物語

冬の新アニメ2022、最後になると思われる16回目は、河出書房新社から刊行された池澤夏樹=個人編集 日本文学全集09 平家物語をベースにしている「平家物語」です。
作品名の中に池澤夏樹さん(声優の池澤春菜さんの父親)の名が出てきますけど、あくまで編集した人として出ているだけで、この作品を作った(平家物語を現代語訳した)人は、古川日出夫さんという作家です。
平家物語そのものは、鎌倉時代に書かれたもので、口伝によるものとされるため作者がわかっていません(一応この人なんじゃないかなという人はいるらしい)作中でも出てくる「祇園精舎の鐘の声」で始まる文章(巻第一の祇園精舎)は、国語ないしは古典の授業で習ったという人も多いことでしょう。
ちなみに、1話放送前に見どころ紹介をしていたのですが、山田尚子監督って結構若いのね(汗)。あ、今回はBSで見る予定だったんですけど、Netflixで配信が始まり、かつBSよりも早かったので、早めの視聴をしました(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


平安時代も末期にならんとしていた頃、ただのお抱え兵に過ぎなかった平家(武士の一派)が、貴族に代わり世の中を支配するようになった。平家の悪口を言おうものなら、たちまち命の危機に瀕することを意味していた。


主人公は、全盲の父(琵琶法師)と共に各地を流浪する女児。ある日、彼女は平家の蛮行に憤りを覚え、愚痴を漏らすそのことを平家の一派に聞かれ、罪のない父が彼女の罪をかぶって殺害されてしまう。その時、彼女は特殊能力である片方の目だけで物を見ることで、平家の未来を見てしまった滅びの道を歩む姿を・・・。


あても無くなった彼女は、偶然にも平家の大元である平一家の次男の下にやって来て、拾われる。実は、次男も片目に特殊能力が宿り、過去の出来事が見えるのだった。
そこで彼女の父が平家に殺されたことを知った次男は、彼女を一家の一員として受け入れるのだが・・・。



というふう。


初回は、歴史にも名高いセリフ「平家に非(あら)ずんば人に非ず」という文言を体現した世界観が広がっており、登場人物も主人公を除き、作品の中から出てくる人達ばかりなので、作品を読んだことのある人なら、何となくでもわかるふうでしょう。
主人公は女児なのに、自身が男児の振る舞いと格好をしていたせいか男児のままでいたいと言っていましたけど、よく当時のご時世で許してくれたなと。これは時代考証的に無理だったと思いますけど、まぁ文学作品の中だから仕方ない(ニヤニヤ)。


内容そのものは、独特の雰囲気を持っていて、アバンの後、成人したと思しき主人公がオープニングの前に「祇園精舎の鐘の声」から始まるあの文言を語るというところから始まり、平一族の隆盛っぷりが画かれ、居候する次男一家の息子達と彼らの叔母にあたる女性(後の安徳天皇の母)が登場します。緩やかなんだけど、徐々に滅びの道を歩むことを主人公は知っているだけに、居心地はいいのかなと疑問を抱きながら見て行くことでしょう。とても「日本沈没2020」を作った会社とは思えません!<シーっ!


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 20:06Comments(0)

2022年01月15日

冬の新アニメ2022 その15 異世界美少女受肉おじさんと

冬の新アニメ2022、15回目はCygamesが展開しているウェブマンガ配信サイトであるサイコミで刊行中のマンガが原作である「異世界(ファンタジー)美少女受肉おじさんと」です。
この作品は、テレビ東京の深夜アニメ枠での放送になるのですが、この枠からネットセールスからローカルセールスに切り替わるのだそうです。やっぱりネームバリューとかそのことを考えると、まだまだ差は大きいのかねぇ・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、今年32歳になるサラリーマンで、どこを切っても平均的な男彼には、同性の幼馴染みがいて、どこを切ってもモテるヤツなのだが、彼自身異性に興味はない、むしろ主人公の彼女を見繕おうとする、ある意味姑チックなところがあった。


ある日の合コンの帰り、幼馴染みに抱えられていた主人公が泥酔した勢いで、いっそのことなら金髪美少女になってチヤホヤされたいと愚痴りだす。すると、それを聞き入れた女神が2人を異世界に飛ばしたばかりか、主人公を望み通り金髪美少女に変えてしまったのだ。
突然の出来事に『全裸の女神』(2人が女神を呼ぶときに言い放った蔑称)に怒りを覚えた2人。その怒りをぶつけると、彼女は2人に祝福を掛ける際、一緒に呪いを掛けた。それは、お互いが惹かれるようにするというもの


異常なステータスを持つ2人には、試練を迎えるのが先か恋に落ちるのが先なのか・・・。



というふう。


初回は、とにかくテンポがよかった冒頭にお互いが惹かれている状況を見せているのですけど、ナレーションで、『おっさんと元おっさんのラブコメ』と述べている点で、この作品の異常さが端的に伝わってきます(笑)。そうか、「おっさんずラブ」だったのか。<ちょっと違うぞ。
以降、2人が異世界に飛ばされ、受けが女体化した経緯が主に前半に描かれ、後半は2人が恋に落ちそうになりながらもなんとか理性を保つ&攻めが異常に強い・受けはレベル1(笑)の凸凹コンビ誕生が描かれていますお互い(呪いとはいえ)意識している中でも共通の敵に接すると何とか対処するメリハリのよさが光りました。なお先述の通り、テンポがいいので、2人の会話にキレがあります(ニヤニヤ)。<おい、この文中、主人公と幼馴染みを攻めとか受けとか書いてるぞ。
次回は、いきなり同棲ですか(ギャハ)。攻め・受けと行動を共にする仲間もいるようなので、楽しみです。<おい、この文中(以下略)。


この作品に関しては、男女とも楽しめそう。女子から見たら、男女の関係ではあるけど、おっさんずラブ的な見方もできるもしくはBL作品的な見方もできるんだろうなと。男子から見たら、ストレートに男女関係のラブコメ(ギャグの強い作品)で見られるのでしょう。まぁ、コミケで薄い本(攻め受け)が作りやすそうな題材だな(ニヤニヤ)。<おい、こ(以下略)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

冬の新アニメ2022 その14 ありふれた職業で世界最強 2nd season

冬の新アニメ2022、14回目は「小説家になろう」で展開されたウェブ小説が原作で、後にオーバーラップのオーバーラップ文庫で刊行されている「ありふれた職業で世界最強」の第2期になる「ありふれた職業で世界最強 2nd season」です。
この作品は、期間が空いて2期の放送になりましたけど、2期制作が決まったのは、1期放送終了直後(最終話のエンドで発表)。つまり既に制作が決まっている中での展開なので、評価がどうあれ進められていたということなのね。ちなみに、コロナ禍でも無かったのにもかかわらず、1期の放送が1年ほど延期された経緯があります。当時は結構珍しかったんですよね。前評判はよろしくなかっただけに、どうなることやら。


あらすじは続きモノなので無し。かつての仲間の窮地を色々な思いの交錯した中で救い、新たな仲間を加え、次の目的地に向かうところから始まります。


前期がアレだっただけに、今期は正直結構気合が入っていました。オープニングからエンディングまで隙の無い展開になっていました。ここまで変われるのか・・・というのが正直な感想ですけど、同時に何でこれを最初にやらないというツッコミも忘れなかったですよ(ニヤニヤ)。
ただ、放送開始前に1期を見てない人向けの放送を行っているそうなので、それを見ていないと1期の1話が理解しがたい状況になってしまっていますね。初見の人は、ただの下賤な言葉の飛び交うハーレムアニメと思っても不思議じゃない(爆)。


1期を見た人は、意外に見られる作品に進化したと思うのではないのでしょうか。ただ2期から見た人は、(2期に分割した作品のお約束なんでしょうけど)何が何だか・・・になるのかもしれない。ただ、この『進化』がいつまで続くのかも注視したいところです。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2022年01月14日

冬の新アニメ2022 その13 賢者の弟子を名乗る賢者

冬の新アニメ2022、13回目はウェブ小説投稿サイトである小説家になろうが原作で、後にマイクロマガジン社のレーベルであるGCノベルスで刊行されている「賢者の弟子を名乗る賢者」です。
俗に言うなろう系ですけど、作品によってはすごくよくできていたり、そうでなかったりとマチマチなクオリティなんですよね。この作品は、どうなんでしょうか。基本的にラインナップに入ってから知ることが多いので、期待と不安が入り混じるんですよね・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


無限の可能性が広がるVRMMO-RPGにて、主人公はその世界の九賢者の一人として威厳ある老召喚術師としてプレイしていた。

しかし、その世界が徐々に変化していくことに気付く彼のプレイしていた世界が、現実のものになっていたのだ。しかもプレイしている時代から30年経過し、かつ自身が女性キャラになっていたことも知ることになる。
この世界の急変ぶりを知るため、主人公は老召喚術師の弟子を名乗り、旅立つのだった。


というふう。


初回は基本的に30年前の出来事、老召喚術師の活躍ぶりを見せた後、女性キャラになってしまった主人公が登場という流れになっています。彼女(ネカマプレイヤーなのですが、敢えて彼女と表現)の本格的な活躍は次回・・・ということになりそうですけど、初回の後半部分で、女としてのあざとさというのか、煽ってるなという部分も見られましたね。あのシーンには一過言あるけどな(ニヤニヤ)。


まだこの作品も、面白いかそうでないかは決めきれないと思っています。次回以降ですな。サービスショット?なにそれおいしいの(ギャハ)?


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:03Comments(0)

2022年01月13日

冬の新アニメ2022 その12 天才王子の赤字国家再生術

冬の新アニメ2022、12回目はSBクリエイティブのレーベルであるGA文庫で展開されているライトノベル「天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜」が原作の「天才王子の赤字国家再生術」です。
この作品と同じ時期に、国家再建という部分で同じな「現実主義勇者の王国再建記」(の2期)がスタートしていますけど、この作品は差別化ができるかどうかがカギでしょうね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、国王である父親の病気に伴い、急遽執政を代行することになった王子。彼の住むところは、覇権国家に囲まれた小国、しかも特別な資源もなく、かつ国土は狭いだけでなく山がち。あまつさえ国内は非常に貧しいときており、八方塞がりの状態だったのだ。そんなこともあり、主人公は国政に全く興味が無く、隙あらば国を売って逃げ出そうとさえ考えていたほどだった。


ある日、隣国が攻めてきたこの国の軍事力を舐めて掛かっていたのだ。しかし、国の価値を高めるために、東隣の帝国に軍事技術と資金の提供を受けていたため、(ある程度ではあるが)軍事力は隣国に匹敵していたのだ。虚を突いたことで隣国の侵攻を打ち破った主人公は、講和に導くために無謀な策を提案するのだが・・・。



というふう。


何より言えるのは、主人公の建前と本音(笑)。臣下達の前では威厳ある為政者の風に見せているものの、心許せる者の前では、もうグダグダの駄々っ子のような振る舞い(ニヤニヤ)。この落差を見ていると、実際に政治を動かす段の有能さが際立っているのですよ。だから、一見無謀な策でも通ってしまうのかなと。


今後は、この建前と本音が嫌らしくならないように、もっと言えば出オチにならないようにコントラストを付ければ、なおのこといいのかなと。為政者としては有能だと思うので、その部分は面白いのかなと思っています。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:08Comments(0)

冬の新アニメ2022 その11 錆喰いビスコ

冬の新アニメ2022、11回目はKADOKAWA(アスキー・メディアワークス)のレーベルである電撃文庫から刊行されているライトノベルが原作の「錆喰いビスコ」です。
今期の作品の中で、キービジュアルだけで見ることを決めたふうなので、正直何の情報も入っていません(汗)。今作は正統派作品(いわゆるなろう系ではない)なので、どういうふうな展開になるのか楽しみではあります。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


東京都内で防衛兵器の暴走に伴う大爆発が起こり、以降全てを錆び付かせる風が吹いて止まない近未来主人公は、貧民街に住まう開業医として、錆び付かせる風が原因で発症する不治の病「錆食い」治療のための特効薬を探していた。

それより少し前、群馬を越えようとする僧侶がいた。しかし、その僧侶は、持ってはいけないはずの弓を所持していた

ある日、街に巨大キノコの生えるテロが起こった自警団の一人である姉に家から出るなと言われ、留まっていたその時、首謀者、そう僧侶に扮していたテロリストがいたのだった。



というふう。


初回は話が二極展開されていて、行ったり来たりするのがストレスだったかなと。二極展開になっている割には、わかりにくいというふうではないので、そのあたりが救いだったものの、実質2人の主人公を見せるためには仕方ないとはいえ、もう少し見せ方だけ何とかならないかと。


話そのものは、まだまだ全貌が見えてこないので、この先次第なんでしょう。2人が合流するようですから、展開が行ったり来たりは無いでしょうけどね・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 21:06Comments(0)

2022年01月12日

冬の新アニメ2022 その10 怪人開発部の黒井津さん

冬の新アニメ2022、10回目はフレックスコミックスが運営するウェブコミック配信サイトであるCOMIC メテオで連載中の「怪人開発部の黒井津さん」です。
この作品は、ABCテレビがキー局となって放送しているANiMAZiNG!!!枠で、今回が5本目になります。この前の作品までは、BSでの展開が無かったか、BSの展開があっても、いわゆる遅れネットでの展開になっていました。しかし、この作品に関してはBSでの(ほぼ)同時ネットに切り替わりました全国ネットと言っても、テレビ朝日系列は9県で見られない(クロスネット局も含む)こともあり、この措置はありがたいと思います。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、悪の秘密結社組織に勤める怪人開発部員。日々研究室で研究・・・だけでなく、開発の予算取り・スケジュール管理・幹部へのプレゼンとその資料作りにも勤しまなければならない、超多忙な日々を過ごしていた

そんなことにめげず、幹部の仲間入りを果たすため、今はヒラ研究員の主人公は、ヒーロー打倒のための怪人開発に精を出すのだった。



というふう。


初回は、彼女の所属している悪の秘密結社(普段は普通の会社を装っているらしい)など詳細が丁寧に描かれていましたね。それでいてブラック企業的な側面を見せながらも、上司である幹部の一人が、しっかり休めと述べるなどホワイトな側面も見せてくれており、部下思いの会社でいいねぇとか思ったり(ニヤニヤ)。とか思ってたら、首領自分の気まぐれで狼男の怪人が狼女になっちゃったじゃん(ギャハ)!・・・まぁ(狼女の羞恥心の無さと不可抗力で)正義のヒーローをあと一歩まで追い詰めたのですから、結果オーライだね(苦笑)。


まだまだバックボーンが仕込んである(普段は弁当屋で働いている正義のヒーローと主人公が、いい関係になりそうな予感があったり)ようなので、今後もニヤニヤして楽しめそうです。個人的には狼女さんの活躍に期待(ニヤニヤ)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)

冬の新アニメ2022 その9 現実主義勇者の王国再建記(第2期)

冬の新アニメ2022、9回目は小説家になろうが原作で、後にpixivを経て、オーバーラップのレーベルであるオーバーラップ文庫から刊行されている「現実主義勇者の王国再建記」の第2期です。
地味な作品なので、これが何で2期なんだろうと思った人もいたことでしょう2期決定には2パターンあり、視聴者の人気に後押しされて決まるパターンと元々2クールで制作するものだったというパターンがあり、恐らく今作は後者になると思われます(前者の場合は、制作期間がかなり開くことが多い)後者の場合は評価もあまりよろしくない傾向があるのですけど、この作品は、どうなんでしょうか。


あらすじは続きモノなので無し。公国との戦争に勝った主人公が、帝国に助けを求めた公太子と帝国皇帝の妹との戦後交渉を行うところから始まります。


・・・やっぱり地味だねぇ(苦笑)。派手さは無いのだけど、一つ一つ基礎から作り上げていく感じの作品なのかな。ただ、2期になるので、1期を見ていないとわからないのは、正直辛いところ。しかも初回は戦後交渉のところなので、さらに派手さはない次回もその交渉事なので、物事が動くさまは見られるけど、アクション的な要素はほぼないと思われるので、単調になってしまわないか心配です。


個人的には、悪くない作品なんだけど、見る人を選び、下手をすれば単調に陥りかねない展開な作品だと思っています。1期の終盤は戦闘シーンとかの見どころはあったんだけど、元々そのような展開になりにくい作品なんだよなぁ・・・。興味があったら第1期から見てほしいです(アニマックスで正月に一挙放送があったようなのね)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:55Comments(0)

2022年01月11日

冬の新アニメ2022 その8 明日ちゃんのセーラー服

冬の新アニメ2022、8回目は集英社のウェブマンガサイトであるとなりのヤングジャンプで連載中の「明日ちゃんのセーラー服」です。
この作品は、以前放送した「シャドーハウス」(奇しくも集英社の作品)の時のように、BSでの放送が2つあるという珍しい体制を採っています。恐らくですが、4K放送を見据えてBS朝日で放送している(今回は制作で絡んでいるらしい)と思われます。これも推測ですが、BS朝日メインのBS11サブという流れとも取れます。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、憧れのアイドルがセーラー服を着ていたことがきっかけで、母の母校に入学することを夢見、見事合格をする。母親も娘の約束のためもあり、イチからセーラー服を仕立てるほど息巻いていた。

しかし入学式当日、母校の制服はセーラー服ではなくブレザーに変わっていたショックを隠し切れない彼女は、学校側の特別な計らいでセーラー服での通学を認めてくれたものの・・・。



というふう。


初回は、彼女の明るい部分が映えるような描かれ方をしていて、夢と希望にあふれているんだな・・・と思った矢先の奈落ということで、キツいコントラストは無いものの、打ちひしがれているんだなというのは、ひしひしと感じ取れていたわけで。それでも妹の叱咤により立ち直るあたり、この子の芯はホントは強いのではとも思わされましたね。そして、入学式の次の日、新しい友ができたところで次回に続く・・・と。いい具合に次回に持って行くパターンなんですな。


絵もキレイで、それだけでも十分に見どころアリ。話はやや薄めかなと思ったけど、初回なら、このくらいで十分かもしれない。今後クラスメイトとの絡みが増えてくると思うので、セーラー服だけの子から、どんな個性を発揮するのか楽しみですね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)

2022年01月10日

冬の新アニメ2022 その7 その着せ替え人形は恋をする

冬の新アニメ2022、7回目はスクウェア・エニックスから刊行されている各週刊誌のヤングガンガンで連載中の「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」です。
かなり変わったタイトルだなというのが第一印象。着せ替え人形といえば、リカちゃん人形のような女性向けの物を思い浮かべますけど、今作は主人公がひな人形を作る職人なのよね。それだけでも意外なんですけど、その職人が・・・というふうになるそうなので、そのあたりがどう出るかいなぁ。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は祖父の影響で、ひな人形の顔を作る頭(かしら)師を目指す高校生。しかしながら、彼は祖父には認められていたものの、未だ着付けの部分しか上手くいかないことに悩み、ひな人形作りに情熱を注ぎ過ぎたことと幼少期の出来事のためか、ひな人形にしか心を開けず、高校に行ってもクラスメイトとの話題に付いて行けない日々を過ごしていた


ある日、家のミシンが壊れたため、被服実習室にあるミシンを使ってひな人形の着物作りをしているところをクラスメイトの女子に見られてしまうサバサバとした別世界の人間という印象しかない彼女のイメージを持っていた主人公は、彼女がミシンを使える主人公に対し目を輝かせ、コスプレ衣装を作ってくれとまで懇願され・・・。


というふう。


初回は、主人公の変わった部分を前半で語り尽くし(苦笑)、後半は主人公とヒロインとのボーイズミーツガールな展開(前半で会ってはいたけど、気にしない(ニヤニヤ))を上手く描いていましたね。そしてミシンの扱える主人公を見たヒロインの積極的なこと文字通り一肌脱いでおりました(ニヤニヤ)。<意味が違う。


この出会いにより、コスプレイヤーと衣装制作者の凸凹コンビが生まれたんですけど、これがどう恋愛関係に発展するのか、ちょっと楽しみではありますね。掴みに関してはOKだと思います。あとは、主人公とヒロイン以外でどう盛り上げていくかが課題でしょう。今回は実質2人の関係性だけがクローズアップされただけですし・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

冬の新アニメ2022 その6 失格紋の最強賢者

冬の新アニメ2022、6回目は投稿小説サイトの小説家になろうが原作で、後にSBクリエイティブのレーベルであるGA文庫から刊行されている「失格紋の最強賢者」です。
この作品も、なろう系原作。ある意味トレンドなので仕方ないのでしょうけどね。どうしてもチート能力というワンパターンな展開が待っているので、いかにそれを匂わせないかがカギになってくると思っています。話が面白ければ、ワンパターンそうでも何とかなるんですよ。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


世界最強の魔法使いと謳(うた)われながらも、己の持つ紋章に限界を感じていた主人公が出した結論は、転生して最適な紋章を得ることだった
やがて、主人公は優秀な魔法使いに転生することになったのだが、彼の持つ紋章は失格紋と呼ばれ、蔑まれるものになっていた。


12歳になったある日、彼は魔法学園に入学することになるものの、あまりの低レベルな魔法理論に大きな疑念すら浮かべることになり・・・。



というふう。


初回ですが、恐ろしく淡々と進んでたな(苦笑)。つまらないわけじゃない。なのに、恐ろしく淡々と進んでいて、話も右から左に抜けかねない有様。そこになろう系特有のチート能力(俗に言う、主人公くんってすごーい(爆))があるもんだから、下手したら途中切りされても恨みっこ無しとなりそうではある(汗)。


話の題材としては、面白そうではあるんだけど、上手く調理できていないから面白味に欠ける雰囲気が漂うという悪循環が出てしまってるかなと。私は、しばらく見て行こうと思いますけど、雰囲気に耐えられない人は、脱落が相次ぐのかな・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)

2022年01月09日

冬の新アニメ2022 その5 終末のハーレム

冬の新アニメ2022、5回目は集英社で配信されている少年ジャンプ+で連載している「終末のハーレム」です。
・・・皆様、お待たせ致しました。いよいよあの作品が放送されることとなりました。事の仔細は、以前話しているので、そちらをご覧下さい。
今回引っ掛かった表現規制がどうなるのか、それに関しては次回以降になりますけど、正直気になりますわね・・・。

なお、今回の件で、秋の放送時に決まっていた放送時間ではない時間での開始になった点とAT-Xでは修正版(地上波やBSよりも露出の高いバージョン)と無修正版の2種類での放送になっているそうです。しかも修正版の放送の方が遅い(苦笑)。さらに、2020年の「異世界レビュアーズ」、2021年の「回復術師のやり直し」に続き、3年連続で冬アニメにエロ枠が投入されるという異例な展開にもなりました。ただ、今回はBS11じゃなくBSフジなのよね・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、難病の発症によりコールドスリープで治療薬の開発を待つこととなった医学生。想う人や家族に見送られ、眠ること5年の月日が経った。

幸いなことに難病の治療薬は開発され、完治したものの、その間に世界は激変していた男性のみを殺すウイルスの発生により、男性の99.9%が死滅し、生き残った男性はコールドスリープしている人間のみ。その中でも主人公が罹った難病患者の5人のみが、ウイルスうごめく世界で生き残れるとのこと。あまつさえ、特効薬の開発が成されなければ、コールドスリープで眠る男性も症状悪化や技術的な問題で死に至る可能性があるこの事態を打破するため、女性が中心となる世界運営が行われ、主人公に抗体を持った子供を作るよう促されるのだが・・・。



というふう。


先程も書きましたが、初回は秋に放送したものと同じ内容・同じ修正なので、これに関しては放送できたということなのでしょう。エロシーンもバッチリという話だったそうなので、それを地上波やBSでやれるのかという疑問はさておき・・・。
エロシーン以外は、無難な立ち上がりだったのかなというのが、2度(延期前の放送と今回の放送)初回を見ている者の感想世界観の詳細な解説が施されているので、主人公が極めて異質な立ち位置にいるというのは、見ていてわかりましたね。そして、女子が男子を見る狂った感覚、もう動物のように発情しているのが、手に取るようにわかってしまうのよ。まぁ、目覚めた後でメディカルチェックを施した女医の姿からそのあたりを察することができるあたりで、さすがと思ったり(ニヤニヤ)。


結論から言うと、出てくる女子一人一人がエロい(爆)。いや、エロく描かれているので、世界として狂っているという感じがよく伝わってきていますし、この先主人公が想い人を見付けるために、様々な誘惑を断ち切りながら進んでいくんだなというのが、それなりに伝わってきます話としては面白いというのは聞き及んでいるので、表現規制にどう立ち向かうのかを含め、楽しんでいこうと思います。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

冬の新アニメ2022 その4 CUE!

冬の新アニメ2022、4回目はAndroid・iOSゲームが原作の「CUE!」です。
・・・と言ってますが、肝心のゲームは何と2021年にサービス終了(汗)。再開しますとのことですけど、その時期は未定。オマケに、この作品は2クールどんだけ噛み合ってないんや!まぁ、ここまでぶっこんだということは、放送終了の6月くらいに事実上のサービス再会をもくろんでいる・・・んだろうなぁ。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、声優を目指し養成所に通う高校生。ある日、まだできたばかりの声優事務所に所属が決まり、その始動日を迎えた
そこには、同じ声優の卵である15人の仲間達が集い・・・



というふう。


この手の作品の最大の弊害、そうです、登場人物が多過ぎる(ギャハ)。主人公を入れると16人もいるんだよね・・・。そのため、主題歌を歌ってる時、16人が一斉にステージに立つという狂気が見られるんだそうですよ(ニヤニヤ)。
それゆえに、話の中身より人物の多さで、登場人物のディティールが掘り下げられないまま進んでいる感がある。まぁ、2クールだから、このあたりは徐々に改善していくのだと思う。それでも、今回は主人公と共に活動する3人の計4人にピックアップして絞ったのだけは、いい改善点だとは思う。


今後、16人の誰かがピックアップしながら前半を進んでいくのでしょうけど、登場人物の多さが足を引っ張らなければいいなぁ・・・初回のハムレットの演技力で、ある程度パーソナリティの部分は出ていたんだけど、これを16人やられるような展開だけは何とか回避してほしいなぁ・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2022年01月08日

冬の新アニメ2022 その3 スローループ

冬の新アニメ2022、3回目は芳文社の月刊4コママンガ雑誌であるまんがタイムきららフォワードで連載している「スローループ」です。
この作品、BSの方が(地元の)地上波より早く放送しているので、今回はこちらを先に紹介。この作品は、前評判は高め。日常系は人気のある作品が多いようなので、期待している人も多いんでしょうね。私は、日常系とかそんな系統で見ているわけではないので、気にしてませんが(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、幼い頃フライフィッシングを亡くなった父に教えてもらったことをきっかけで釣り好きに。今日も今日とて堤防から釣りを勤しんでいた時、同い年の女の子に出会う。
かなり不思議な感覚を持つ少女は、何やかんやで一緒に釣りを楽しむ間柄に。しかし、その少女は、何と再婚相手の娘さんだった。



というふう。


作中のタイトル通り、スローな展開で物事が進んでいきます。ちなみに、スローループというのは、釣りの投げる時の用語であるタイトループ(釣り糸を緩め、輪を描きながら(投げる))から来ているようです。さながら、ゆったりと輪を描きながら(物事が進む)・・・というふうですかねぇ。ルアー釣りがイギリス発祥っぽいというのは知らなかった(苦笑)。
姉妹になる2人が少しずつ距離感を縮めていく姿は、思春期独特の雰囲気を思わせる部分がありましたね。主人公の人当たりの弱さに、づけづけ進むもう一人の天然っぽい主人公の肝っ玉の据わりっぷり(言葉は悪いですが、不法侵入バッチ来い感(爆))といったら。ただ、再婚の父母が若干控えめだったので、今後この『姉妹』に少なからぬ影響を与えてほしいのかなと。


今後は、この『姉妹』に学校のクラスメイト達が絡んでくるのだと思います。ただ、その中でもゆったりとした雰囲気は失われないでほしいなぁと思います。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 21:57Comments(0)

2022年01月06日

冬の新アニメ2022 その2 ハコヅメ~交番女子の逆襲~

冬の新アニメ2022、2回目は講談社から刊行されている週刊マンガ雑誌であるモーニングで連載中の「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」です。
この作品は、昨年の夏に日本テレビ系列のドラマ(水曜ドラマ)で放送された経緯があります。去年の秋に放送された「古見さんは、コミュ症です」と同じような経緯をたどっているんですね(あちらはNHKドラマ(「よるドラ」という土曜の夜のドラマ)ですけど)。しかし、モーニングは普段読んだことが無いので、どんな連載かはよくわからない。いつものこと(爆)なんですけど、そうなんだから仕方ない。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、父親に公務員になるよう言われ、片っ端から公務員試験を受けたものの、警察官しか受からなかった女子警官警官になる希望などなかった・ただ公務員になれればよかったので、厳しい現実を知った今現在、すぐにでも辞めてやりたいと思っているほどすさんでいた


ある日、彼女の下に新しい指導員(先輩)がやって来たこの人も女性で、しかも警察学校を首席で卒業、さらに元刑事課のエースだったのだ。そのやり手っぷりに、彼女は驚きをもって隠せないのだが・・・。



というふう。


作品の内容としては、警察という内容なのに結構コメディタッチ。職質した(というより、けんかの仲裁に入った際に、ただの中年男に話を伺った)ら、そいつが空き巣の常習犯ってどんだけやねん(ニヤニヤ)!そして、上司と部下の関係の女子警官の赤裸々なのにガールズトークの欠片もない話なのにもかかわらず、飽きの来ないお菓子のように美味しいんだよねぇ・・・(苦笑)。なお、ルックスは相当いいんだよ(ギャハ)。


作中のテンポは非常によく、ポスターの格好が、まさかフラグになると思ってなかった(笑)。こう細かいところに伏線を仕込むテクニックはさすがだと思いました。この先も期待して見ようと思います。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:13Comments(0)

冬の新アニメ2022 その1 リアデイルの大地にて

冬の新アニメが、いよいよ始まりました。今期は、さほど多くない(とは言っても16本ほどある(苦笑))けど、それなりに面白そうかなと思える作品もちらほら例のあの作品が、どういうデキになるのか楽しみです(ニヤニヤ)。


さて、記念すべき1回目は、投稿小説サイトの小説家になろうが原作で、後にKADOKAWAのファミ通文庫から刊行されているライトノベルである「リアデイルの大地にて」です。
まぁ、原作はノーマークなのは、ほとんどの作品で言えることなんですけど、いわゆるなろう系なので、チート級の強さは当たり前にあるのではないかと思われます。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は不慮の事故で半身不随になり、病院で入院していたものの、ある時入院先の病院で停電となったため、生命維持装置の電源が落ちてしまったことにより、亡くなってしまう。しかし、その魂は、彼女が病床で遊んでいたオンラインゲームの世界に転生した。
・・・のだが、どういうわけか、そのゲームの世界から200年後の世界に流れ着いたのだ。彼女は、失われたスキルと限界突破をしたステータスを併せ持つ入エルフの女性として、新たな生涯を進むことになるのだが・・・。



というふう。


えー、話としては非常に淡々としながらも、わかりやすくてよくできている最初の街の主人(おかみさん)と子供達は非常に親切なんですよね。そして主人公自身も(200年引きこもっていたという設定ではあるものの)ステータスのおかげで周辺の敵にも容赦ない一撃を与えられるほど強く、周囲の人間が恐れる塔の中へもずけずけと入って行ける(笑)。塔の中では、彼女のことを知っているキャラがいて、詳細を教えてくれる点も、視聴者にはわかりやすい。
・・・んだけど、何とも言えない引っ掛かりがあって、淡々とし過ぎて面白味に欠けてしまっているんですよね。話の展開も悪くないし、面白くならない要素はないはずなんだけど、面白味が無いあまりにきれいに流れ過ぎて、話が引っ掛かってくれないんですよ。何とも言えない引っ掛かりが、面白味が無くて引っ掛かりにくいという矛盾した表現(苦笑)ですけど、事実なのですから仕方ない。


やはり流れるままに流される作品は、面白味に欠けてしまうのかねぇ・・・。もっと、グイっと引き込まれる要素があればよかったのにと思えてなりません。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 21:41Comments(0)