冬の新アニメ2023、今回はワースト編です。
小粒な作品が多い中で、酷い作品はすぐにあぶり出されたと思っています。もうわかりやすい理由だと思っていますので、早速あぶり出した作品を見て頂きましょう。今回もワースト3作品の紹介です。
今期のワーストは、「スパイ教室」ですね。
話の見せ方が悪いというのが結論になります。
1話で7人のメンバーと教員にあたるキャラが登場するのですけど、メインは7人のメンバーの一人だけ。その一人をほぼ3話で紹介していく格好になるので、残りのメンバーはもうモブ状態。教員にあたるキャラの異常なスペックは、7人の作戦行動や不可能任務の中で明らかになっていくのですけど、他のモブはほとんどわからない。あまつさえ、そんな中で8人目の登場ですから、もう口あんぐりでしたよ。トリックの見せ方とか謎の解決とかの見せ方も気にしなきゃいけないけど、3話まででメンバーのディティールをしっかり見せないと、船頭多くして船山に上る状態になってしまいますよ。方向性とメンツの特徴がわからないまま進んでしまっているのですから。
そんな感じで、この状態が3話まで進行しているので、このまま1クール進んでも改善されないだろうなと思い、今期ワーストにしました。
2番目は、「神たちに拾われた男2」になります。
2期モノはあまりどちらにも出さないようにしているのですが、ここで出したということは、それだけ酷いということ。
相変わらずヤマの無い展開で、見ていて厳しいです。そこに作画の怪しさも加わってしまったので、何でこの作品が2期をやれるのかわからないまま進んでいます。長い分割2クールだと割り切って見るしかないのかな・・・。ただでさえBSだと、この時間帯は様々な作品が群雄割拠しているのに・・・。
3番目は、「The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War」です。
この作品は、ゲーム原作なので、ゲームをやらないとわからないのは、百歩譲って仕方ないと思うのです。でも、今回の作品はオリジナル作品とのことなので、ゲームを知っている人でもわかりにくい部分があるのかなと。ましてや主人公の影が薄い。モブじゃないかと思える男2人が異様に目立つので、この2人が主人公じゃないかと思えてならない展開も。今後陰謀渦巻く中に放り込まれるのでしょうけど、視聴者が渦の中に入り込んで出られなくなるんじゃないかと心配になりますわ・・・。