夏の新アニメ2023、今回はワースト作品の紹介です。
今期は不作と言いましたけど、面白くない不作も酷いけど、面白味の無い不作というのも何とも言えないものに。最初から面白くなければ、惰性で見るか切ってしまうかなんですけど、面白くいなって来るかなと思わせて、結局面白くない感じに仕上がってしまうのは、時間を無駄に浪費しているわけで、人をバカにしているよな・・・と思えてならんのです。そんな作品が散見されました。
では、見ていきましょう。今回はワースト3作品を紹介していきます。
今期のワーストは、「夢見る男子は現実主義者」ですね。
始まる前は、それなりに期待してたんですけど、蓋を開けたら酷い有様だったという最悪の展開。
何でこんなに酷いのかなと思ってたのですけど、どうも原作で描かれていた諸所の重大なシーンをことごとくカット(端折って)しているらしい。30分の中に詰め込むために仕方ない部分はあるのかもしれないけど、あまりにカットばかりだと話が分からなくなってしまうよね・・・。なかなかに不自然な作りだったので、まさかとは思ってたんですけど、そんな理由だったとは。
あとはサッカーボールのシーンに代表されるように、無駄な演出も気掛かり。正確には、重要そうな演出かなと思ってたら、実は大したことないものだったというのが多い気がするんです。見ていてがっかりとさせるものは、何とかしてほしいですね・・・。
2番目は、「スパイ教室 2nd Season」。
前期が散々だったので、今期は見ないとも思ったのですけど、乗り掛かった舟なので、見ることに。
今期は仲間の裏切りから始まっているのですが、何でこうなったのかもあまり披露されないまま、結果的に内輪揉めだった感が・・・。キャラの掘り下げとかに時間をもっと使ったらいいのに、何でまた無駄に時間を浪費するんだろうなぁ。そう思わされる展開でした。
3番目は、「ダークギャザリング」。
ホラー作品なんですけど、ギャグも絡ませてしまっているため、結構中途半端な展開になっています。それでいて、主人公が理不尽に連れまわされるのが常で、話が早くもワンパターン化し始めています。終盤に怖い展開を見せていますけど、逆にこれが強過ぎて、放送時間帯を間違えているとまで思わされる。次の日に仕事を迎える人間の見る時間帯にやるべき作品じゃないと思いましたね(CSとか配信で見ている人なら、そこまで評さなくともいいのかもしれないですけど)。