2024年01月08日

冬の新アニメ2024 その10 僕の心のヤバイやつ 第2期

冬の新アニメ2024、10回目は秋田書店から刊行している週刊マンガ雑誌である週刊少年チャンピオンで連載され、後に同社のウェブコミック配信サイトであるマンガクロス(移籍当初はチャンピオンクロス)に移籍して連載中の「僕の心のヤバイやつ」の第2期です。
前期は、ギャグマンガ家が繰り出す異色なラブコメ作品ということでインパクト絶大でしたけど、2期になったことで、安定に向かうのかありきたりなものに向かってしまうのか。そして、主人公とヒロインの関係がどうなるのか。気になることだらけですね。


あらすじは続きモノなので無し。ヒロインの相変わらずの天真爛漫さに振り回されている主人公が、腕を骨折していることから彼女に介助されることを先生に提案されたものの、断ったところから始まります。


2期目ということもあって、2人の立ち位置などのパーソナルな紹介は最小限になってしまいましたね。それでも彼女の一面は、しっかりと出ていますから、実にかわいいなと思えるんですよ。主人公は相変わらずの奥手で斜に構えた部分はあるものの、彼女への思いで徐々に正直な部分が垣間見えるようになってきていたのかなと。その部分が今回も伝わってきました。


2人の距離感は、たぶん縮まってきていると思うのですけど、まだまだ押しが足りない状況。今後、また2人の距離が縮むエピソードが散りばめられるのでしょうか。そして、その時に主人公は奇をてらわずに想いを伝えられるのでしょうかねぇ・・・(ニヤニヤ)。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:54Comments(0)

2023年04月28日

春の新アニメ2023 ワースト

春の新アニメ2023、今回はワースト作品の紹介です。
今期が個人的には大豊作ではなく粒が揃っていると述べましたけど、これはいい意味で粒が揃っているということだけでなく、悪い意味でも粒が揃っているというふうでもあるのです。今期はホントに酷い作品が目立ったなと思っています。特に言われていたのが、「異世界はスマートフォンとともに。2」はどうなるのかという点ナ●コさんが製作から外れてよくなるはず・・・と言われていましたけど、やっぱりダメじゃないのという意見もありました。実際は、正直よくなかったです。赤尾さんに切り替わっても、ダメな作品はダメだったというわけです。これはナ●コのせいじゃなく作品のせいなんだなと。でも、そんなのが霞むほど、今期の作品は酷いのです。


では、見ていきましょう。今回もワースト3作品・・・といく予定だったのですが、もう酷いと思った作品を全て紹介する!それほど怒ってるぞ!


まず、「異世界はスマートフォンとともに。2」よりも酷かった作品で、ワースト3作品の選外になった作品を、サクッと紹介・・・できるかしら(ニヤニヤ)。


最初は、「私の百合はお仕事です!」
この作品は、主人公の性格の悪さが群を抜いていて、外面がバレたら総スカンやろ・・・と思ってたら、実際にそうやったやんけ!とツッコみたくなりましたよ(苦笑)。しかも、なし崩し的にバイトすることになったコンセプトカフェでお姉様になった方とか、何事ぞと。ゆえに主人公の性格以外は、ごく普通なので、ワーストからは外しました。まぁ、酷いけどね(苦笑)。

2番目は、「ワールドダイスター」
こちらは、ヒロインの性格が致命的主人公に対してセンスが無いとけんもほろろに酷評してるのに、そのくせ自分自身がセンシティブな面を持っており、ちょっと変な物音やトラブルが発生しようものなら、演技に集中できないという主人公以下のセンスだったというオチ(笑)。あとは、変なスイッチ(某塾のCMに出てくるやる気スイッチのような類)が入って覚醒するという、演技ってそんなふうでしたっけとツッコみたくなる謎仕様が起こっておりました。ともすればワースト作品の仲間入りですけど、これから紹介するワースト作品のインパクトがすご過ぎて外れましたとさ。
・・・あ、「ワールドダイスター」って、『ワールド大スター』が語源なのかねぇ?もしそうだとしたら、クッソダッサ(ギャハ)!<怒られるよ!

3番目は、「事情を知らない転校生がグイグイくる。」
正直、ワースト作品との当落線上に残っていた作品です。はっきり言えば、いじめを助長する番組だという点で嫌悪感を抱いていた点と主人公の天真爛漫さが逆に何で現状を打開する方向に向かないのだと思わされたのです。でもそれ以上でもそれ以下でもなく、それだけが作品を悪くする原因なので、ワーストにするほどではないという結果になりました。


さ、前座はこのくらいにして、本編です。


今期のワーストは、「転生貴族の異世界冒険録〜自重を知らない神々の使徒〜」
この作品を語るには、この一言で終始するのです。それは、「はいはい、なろうなろう」(ギャハ)。
この一言で片付くほど、主人公の超人的な能力とまたやり過ぎたと嘆く主人公の繰り返すこのポリリズム的な展開。もう全てが単調でセリフ回しでさえ嫌悪感を抱く(先読みができる)ような単調さナ●コが担当しているだけでは済まされないほど酷い作品に仕上がっておりましたとさ。30分があっという間に過ぎてくれるうちならいいのですが、30分を拷問に感じるようになってきましたからね・・・。個人的に一番酷いと思ったのは、オープニングの欽ちゃん走りと思えるような主人公とヒロイン2人が横向きに走るシーン。これは疾走感を表すシーンじゃないだろ!もう、何でそうなるのとアテレコしたかった(苦笑)。それほど作画も酷いのです。

2番目は、「異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する〜レベルアップは人生を変えた〜」
こちらも、「はいはい、なろうなろう」な作品。前にも書いた通り、「進化の実」をシリアスに書いたら、こうなるのです。・・・と思ったら、作者が同じというから性質が悪い「進化の実」の方が、まだコメディ要素が残っていて、作品に面白味があるんですよ。酷い作品だと言われていますけど、愛嬌が残っている分、見ていて嫌味を感じないんですね。
ところが、この作品は、シリアスに置き過ぎるため、主人公の(自分ではわかっていない)自意識過剰な部分が見えてしまっているのです。あまりにチーターと化しているため、街を歩けばワーキャーされるわ、惚れ薬でも嗅(か)がされているかのようにメロメロだわ、何か陽キャの権化と化している部分もあって、もう見ていて怖い。うん、異世界のチート能力を現実社会に持ち込んではいけないという教訓でもあるのだと思った(苦笑)。そこにスガシカオさんのエンディングだぞ。もうお腹いっぱいです(汗)。

3番目は、「絆のアリル」
この作品は、3話見ても未だに何をしたいのかわからないという前代未聞なデキです。私の理解力が足りないのなら謝ります(汗)。でも、30分しっかり見ていてもわからないのです。要は、キズナアイを超えるバーチャルタレント(VTuber)になりたいということで、よろしいか(ニヤニヤ)?
こちらは、30分の視聴も苦しいくらいに単調・・・とか思ってたら、制作陣も30分を持て余したのか、2話では5分くらい作品の内容説明になってたぞ(ニヤニヤ)。一瞬「?」となったよ。次回予告とも思ったけど、それにしては長いな・・・と思ったら、そんなんだもの。キズナアイのいない世界なので、基準になるVTuberがいないのに、プロモVを見せられて、すごいだの何だの言われても、ワイには何も響きません(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:09Comments(0)

2023年04月27日

春の新アニメ2023 ベスト

春の新アニメ2023、今回はベスト作品の紹介です。
今回は冬に比べたら、粒は揃っているのかなと。人によっては大豊作だなんて言う人もいらっしゃるようで。私は、そこまで過大評価は致しません(ニヤニヤ)。
でも、いい作品が揃っているなと思えたのは事実で、3番目と次点を選ぶのに困りました。逆に言うと、トップと2番目は抜きんでてよかったとも言えます。あ、「【推しの子】」はヤングジャンプは読んでるけど、連載は読んでいないので、アニメも見てませんからね、念のため(苦笑)。


では、今期のベスト作品の紹介です。今回も上位3作品と次点になります。


今期のベストは、「江戸前エルフ」
恐らくダークホースとして取り上げるところは多いかもしれないけど、私は今期ベストとして推したいと思います。
まず高耳様がかわいい(爆)。壮絶な引きこもり人間なのに、何となく愛らしいんだよね。膨れている姿や駄々こねてゴロゴロしている姿も萌える(笑)。皆から愛されている理由が、彼女の一挙手一投足でわかってしまうのだよ。そこに振り回されながらもちゃんと付いてきている主人公達もいい人だと思わせる。高望みしているところもあるけど、ちゃんと自分の等身を間違えていないのです。
まぁ高耳様には、自分の頼んだ商品を届けてくれる宅配のお姉さんが来たら、ちゃんと障子を開けて、「いつもご苦労様です」と笑顔を振りまきながらあいさつして、ハンコを印枠に収まるように押せるようになりなさいと言いたい(ニヤニヤ)。

2番目は、「この素晴らしい世界に爆焔を!」
この作品と「江戸前エルフ」と迷って、最後はオリジナル作品とスピンオフ・続編作品の差で2番目になっただけ。「江戸前エルフ」が無ければ、間違いなくトップだったでしょう。
特に「この素晴らしい世界に祝福を!」を見ている人達なら、安心安定の世界観。相変わらずあの里の住人はバカだ(ギャハ)。それでいて、「この素晴らしい世界に祝福を!」では描き切れなかったあの里のキャラ達が、昔の話とは言え、今に繋がるエピソードの一端を見せているし、何より昔はアイツはあんなふうだったのかとか、里はバカ達のおかげで結構大変なのね・・・とかディティールがわかるようになってきたので、本編も楽しめるようになるかもとか思いながら見ております。本編同様のコメディ作品なので、重々しい展開は全く無いわけではないものの、見ていて楽しいと思いますし、見たこと無い人にも薦めやすいですね。これを見てから本編を見ると、また違った面白さを味わえます。

3番目は、「君は放課後インソムニア」
こちらは、青春群像劇という位置付けなので、毎話毎話は地味ではあります。しかしながら、共通の悩みと秘密を抱えながらも、天文部復活のために奔走する2人の姿勢には共感を持てるのではないのでしょうか。それを大人達がしっかり守ってくれているのも、よくわかるんじゃないかなと。
あとは、石川県の景色が時折覗ける点も評価したいです。七尾駅周辺の景色やのと鉄道と和倉温泉駅の風景など、地方の原風景を楽しめるのはいいですね。行きたくなりましたよ。七尾市周辺(ニヤニヤ)。

次点は、「僕の心のヤバイやつ」
「天国大魔境」・「山田くんとLv999の恋をする」・「おとなりに銀河」・「魔法少女マジカルデストロイヤーズ」と悩んだ中で、今回はこちらをば。
こちらは、ラブコメなんですけど、主人公の素っ頓狂な愛情表現とヒロインのクレイジーなところが化学反応を起こして、異色のラブコメに仕上がっています自分がヒロインのことを好きだと気付く過程の中で、自転車を投げ込んだりするか(ニヤニヤ)?それに、ヒロインはなぜ飲食禁止の図書館で「ねるねるねるね」やポテチを食べるのか。もうわけがわからないのに、結果的に主人公はヒロインのことが気になって仕方ないという度合いを先述のように素っ頓狂な行動で示してしまうのです。これが実は好きだという表現だと気付いていないのも何とも。ホント、作者がただのラブコメじゃないラブコメを描いているとしか思えないですね。ギャグマンガを描いている感覚でラブコメ描いてますわ(汗)。でも、それが面白いのよね。


次回はワースト作品の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2023年04月18日

春の新アニメ2023 その25 異世界ワンターンキル姉さん〜姉同伴の異世界生活はじめました〜

春の新アニメ2023、最後になるであろう25回目は、投稿小説サイトである「小説家になろう」で連載している「異世界ワンターンキル姉さん〜姉同伴の異世界生活はじめました〜」です。
この作品は、異例な経緯をたどっており、商業展開をされないで、小学館のマンガ配信サイトである「サンデーうぇぶり」・「裏サンデー」・「マンガワン」でコミカライズされるという展開をされました。一気にコミカライズされたということは、かなり面白いからそうなったと思うので、少し期待して見ていきたいと思います。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は、交通事故に遭い、昏睡状態で異世界に飛ばされてしまった。

憧れの世界ということもあり、早速冒険者ギルドで登録を済まし、いざ戦闘に赴くも、超強いワイバーンと遭遇し、いきなり窮地に陥ってしまう
その時、主人公の窮地を察知したのか、召喚されたかのように姉が登場した。その姉は、異世界ではチート級の強さを誇り、ワイバーンを一蹴。しかもこれが主人公によって討伐されたことになってしまい、いつバレるのかビクビクしながら、主人公を溺愛する姉との2人旅が始まった。



というふう。


ということで、俺ツエーではなく姉ツエーな作品なんですけど、テンポはいいですね。主人公と姉がメインなので、登場人物のディティールがわかりやすい。特に姉の溺愛ぶりは異常で、主人公の異世界という昏睡状態に発した言葉だけで、顔面を壁に打ち付け、自身を気絶(昏睡)させてやって来たのだから、異常ですよ、異常(ニヤニヤ)。
ただ、それ以上でもそれ以下でもなく、姉が強い以外は、なろう系の特徴を受け継いでいるので、変化球のなろう系と思われてしまうのかなとも。ゆえに、主人公自身も強くなっていくという展開になれば、話に変化が付いて面白くなるのかなと思います。今のままだといずれ飽きられてしまうのかも・・・。話の発想としては面白いんですけどね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2023年04月17日

春の新アニメ2023 その24 江戸前エルフ

春の新アニメ2023、24回目は講談社から刊行している月刊マンガ雑誌である少年マガジンエッジで連載している「江戸前エルフ」です。
「魔法少女マジカルデストロイヤーズ」の宣伝が盛んに行われた一方で、この作品は一切無し。各期ごとの新アニメを紹介するサイトで、この作品が放送されることを知ったのですけど、キービジュアルを見て、これはもしかすると来るかもしれないと感じるものがありました。果たしてそれが本物なのか。期待してみようと思ったら、初回の放送がマスターズで月曜深夜に(以下略)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


東京都中央区月島に江戸時代から400年以上の歴史を刻む神社があった。そこに祀られているご神体は、神社創設と同じくらいの年に異世界から召喚された不老不死のエルフだった。時代のうねりと共に生きてきたご神体のエルフは、とあることをきっかけに、すっかり引きこもりのダメ人間になってしまってた。
そんなダメ人間になったエルフに15代目の巫女は自立を促すのだが・・・。



というふう。


いやぁ、初回を見ていて思ったのは、なかなかなハートウォーミングでコメディあふれる作品だなと思って見ておりました。全くもってダメなエルフなのに、お供えもしっかりしてくれる間柄というのを見ると、このダメエルフはかなり人々からはかなり親しまれているのね。
好きなものに囲まれている瞬間の緩んだ映像とすっかりふくれた時の映像がものすごくかわいいです。このエルフなら毎日お供えする(爆)。

ツッコミ役になってる巫女さんは、常識人のように見えて、どこか抜けてる感じがまたいいヤツだと思わせます。子供の頃に出会った人が、すっかり引きこもりだったのに外に出て探してくれたエルフだった事実を知り、ショックと赤面に至ったのが何とも面白かった(笑)。


今後もハートウォーミングな一面を出しながら、時折醸し出すコメディタッチな展開に毎回やられそうです(ニヤニヤ)。これは面白かった。今期の中で結構当たりの部類でした。これから楽しみです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

春の新アニメ2023 その23 魔法少女マジカルデストロイヤーズ

春の新アニメ2023、23回目はオリジナル作品の「魔法少女マジカルデストロイヤーズ」です。
こちらは去年の夏あたりから制作していることがアニメイズムの中で流されていたので、アイキャッチを見る限り、期待は結構していました。いよいよ始まるのか・・・という思いでいっぱいでしたね。
ただ、BSの初回の放送が、普段の放送日がゴルフのマスターズと重なって、月曜日の深夜に順延となってしまったんですよ・・・。何とか見ましたけど、マスターズェ・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


2008年、謎の勢力が突如登場し、アニメ・ゲーム・マンガなど様々なオタク文化が禁止・排除となり、マニア達は保護という名目で弾圧され、場合によっては様々な場所で監禁されていた。
徐々になす術がないと思うようになった彼らは、無抵抗のうちに蹂躙され、遂に滅んだかと思われた。

ところが、残存マニア達によるゲリラ組織が結成され、彼らの聖地であるアキバ奪還に成功する。
しかし2011年、マニア達の躍進の源だった3人の魔法少女のうち、1人は離脱、1人は敵組織に捕まり、このことで主人公である組織のリーダーも革命の熱が冷めており、アキバ陥落も時間の問題になっていた。
その時、残った魔法少女が、彼らを奮い立たせた彼女の命懸けの想いがリーダーにも届き、再び革命の情熱を取り戻した彼は、魔法少女の捕らえられている監獄要塞ビッグサイトに向かうのだった。



というふう。


初回は、極めて劣性に立たされたゲリラ組織の状況とマイナスからの再起を図るというものでしたが、主人公の極めて冷めた立ち位置と魔法少女のアツい立ち位置が、まるでコントラストのようにはっきりとしていて、極めてアツい展開になっていましたね。ちょいちょいコメディ色も含ませていましたが、基本的にはアツい作品で、彼らを追い込んだ謎の組織との徹底抗戦への決意が最後は描かれていたと思います。
そして、今後は助け出された魔法少女ともう一人の魔法少女との3人で反転攻勢が描かれるのでしょうけど、かなり癖のある魔法少女達だなぁ(苦笑)。特に青いの(ニヤニヤ)。
よく似た作品はあったけど、物事の熱量が全く違う。嫌味な部分は全くなく、いい意味で面白かったですよ。


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Posted by alexey_calvanov at 22:50Comments(0)

2023年04月16日

春の新アニメ2023 その22 事情を知らない転校生がグイグイくる。

春の新アニメ2023、22回目はスクウェア・エニックスから刊行されている月刊マンガ雑誌で連載している「事情を知らない転校生がグイグイくる。」です。
この作品は、見るか見ないか迷った挙句、時間が合うというだけの理由で見るという消極的なもので見ることになったので、状況次第では数話で切る可能性もある・・・とだけ言っておきましょうか。キービジュアル見ても何もわからんのよ(苦笑)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は転校生。ゆえに転校してきたクラスの事情は全く知らない。だから、クラスメイトの女の子がなぜ死神というあだ名なのかも知らないし、一緒にいると呪われるという理由も知らない
しかし、そんな呼ばれ方をしている彼女がカッコいいと思ったし、呪いなんてできるんだと憧れの目で見ていた。だから彼女のことをもっと知りたいと思ったのだった。



というふう。


はっきり言おう。この番組の内容は、かなり酷い。クラス総出でいじめをやっているのに、公式サイトの説明では『いじり』になっている。『いじり』じゃないぞ、『いじめ』だよ、これ。その時点でアウトだ。そこに転校生が現れて、矛盾点を突いたりするのはスカッとはしたけど、結果的に悪化してるんだよね、いじめのターゲットが増えて。それでも意に介さずいられるのは、主人公が底抜けのバカとも言いたくなるのですが、逆に純粋に気にしていないというふうなのかもしれない。

ともあれ、この作品は、いじめを助長しかねない本来なら主人公がクラスメイトの行動をいさめる立ち位置なのに、結果的には悪くない流れではあるものの、今後酷くなる可能性もあり、見るに堪えない作品になりそうだ。作品の評価そのものの前に、作品としてかなり問題だと思えてならないです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2023年04月15日

春の新アニメ2023 その21 君は放課後インソムニア

春の新アニメ2023、21回目は小学館から刊行されている週刊マンガ雑誌であるビッグコミックスピリッツで連載している「君は放課後インソムニア」です。
この作品は、名前だけは知ってるんですよ。何でも「探偵!ナイトスクープ」の依頼で、この作品の主人公は、依頼人である私がモデルじゃないのかというのが来ていまして、その際作者が登場していたんですよ。本当は断ろうと思っていたのですが、旦那さんからナイトスクープの依頼は断るなと念を押されて、取材を受けたのだそうな(当然顔出しも初めてだったとのこと)。なお、依頼人の思いは真っ向から否定された模様(爆)。いやーすげーなーナイトスクープ(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、謎の不眠症を患う高校生。今日も文化祭の準備中に教室の片隅で居眠りをしているところを他の生徒達にたしなめられる。そのため、呪いによって誰も近寄りたがらない天文台に行って、材料で使う段ボールを取りに行くと、そこには深い眠りにつく生徒がいた。話を聞くと、自分と同じ不眠症に悩んでいるらしく・・・。


というふう。


タイトルからしてミステリーみたいな感じなのかと思ったら、普通に青春群像劇だった(汗)。不眠症(インソムニア)が主眼に置かれていて、初回は2人の不眠症が、お互いの距離が近付くことで緩和されるというふうらしいということがわかったのと、そのことがきっかけで親密になり、遂には2人だけで夜に活動するまで至る、天文部の呪いはヒロインが広めた虚構だったこともわかって、もう初回で話のほとんどを回収してしまったんじゃないかと思えるくらい(苦笑)。その後、天文台を文字通り根城ならぬ『寝城』(笑)にして1日を過ごすんだろうなぁと。

ちなみに、この作品は石川県七尾市を舞台にしているとのこと。作中では七尾線(七尾駅)がちょろっと出てきましたけど、この片割れで、第三セクターになってるのと鉄道も「花咲くいろは」で出てきたから、七尾線って愛されてるんだなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:48Comments(0)

春の新アニメ2023 その20 女神のカフェテラス

春の新アニメ2023、20回目は講談社の週刊マンガ雑誌である週刊少年マガジンで連載している「女神のカフェテラス」です。
原作は、よく知っておりますし、この方の作品に関してはアニメ化された作品・そうでない作品はほぼ見てます(アニメ化された作品だと、一つだけ見てない作品がある程度)。意外に思われるかもしれませんが、この方の作品は結構綿密に理詰めで描かれているんじゃないかって思いますね。・・・誰だよ、エロマンガとか言ったヤツ(ニヤニヤ)!?


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は東京大学の学生で、祖母の死去をきっかけにケンカ別れした実家に学校を休学して帰ってきた。というのも、祖母の死去をきっかけに、元々運営状況の芳しくなかった喫茶店を潰して駐車場にしようと考えていたのだ。

しかし、家に帰ってみると、5人の女子があられもない姿で闊歩していた聞くと、彼女達は祖母に雇われたとのことだが・・・。



というふう。


原作を読んでいる身としては、そういえば最初の頃は、主人公を泥棒か何かと間違えて撃退していたんだよなとか懐かしさを感じながら見ておりましたけど、今考えると真っ裸だったり下着姿だったり寝姿が衝撃だったりと結構ヤバいヤツらだったんだよなと実感(爆)。
ただ、初見組の方々にとっては、クレイジーすぎるのとAT-Xでも修正が加えられているのかと驚愕しただろうな(ニヤニヤ)。それよりも、個人に関する細かい説明が少ないのとどうして主人公が喫茶店を再建しようと決断したのか不明瞭なのよね・・・。まぁ、キャラの性格は、何となくでもわかったから良しとしましょう(ニヤニヤ)。5人いたのによくまとめたわ。

今後、1話でもちょろっと出てきたアイツがけしかけてくるあたりまではやるんだろうなと思いますけど、原作通りに描かれるなら問題無いと思います。むしろ問題は作画とかになってくるんだろうなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 21:55Comments(0)

2023年04月14日

春の新アニメ2023 その19 ワールドダイスター

春の新アニメ2023、19回目はバンダイナムコフィルムワークスが手掛ける“演劇”ガールズプロジェクトの一つになる「ワールドダイスター」です。
こちらは、マルチ展開される作品だそうで、テレビアニメの他にゲームアプリが今年の夏に配信予定になっているとのこと。ただ、マルチ展開の作品は、なかなか上手くいかないのよね・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、演劇界の頂点であるワールドダイスターになることを夢見る高校生。しかしながら、これまで受けたオーディションは全て落選していた。

ある日、シリウスという劇団のオーディションを受けることになり、その道中で同じ劇団の入団テストを受ける少女と出会う。しかし、その少女から主人公のセンスの無さを指摘<され、意気消沈していたところ、突如テストの演目が変更となり・・・。



というふう。


主人公はセンスがないことを自覚しており、やっぱり演劇は向いてないのかなと内心思いながらも、友人の励ましでシリウスのオーディションを受けに行くのだけど、(半ば主人公の勝手な部分もあるけど)道案内をした少女(オーディション仲間)にセンスが無いと言われてしまうわけですけど、その少女の高飛車で自分はエリートなんだという性格が、ものすごく感じの悪い雰囲気を醸し出しているんですよね・・・。もっと言うと、演劇の部分というのも、少々わかりにくいどの演劇が素晴らしいものなのかというのが映像ではわかりにくいんですよね。変なエフェクトを付けると演出臭くて見るに堪えないものになるから、下手な演出は不要だとも思っているのですが、わかりにくさと地味さでますます面白みに欠けるようになるから難しい
正直、この作品が面白くなるとすれば、他のキャラが主人公に対してサポートしてくれるかどうかなんだろうけど・・・。やはりマルチ展開の作品を面白くするのは、難しい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

春の新アニメ2023 その18 異世界召喚は二度目です

春の新アニメ2023、18回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後に双葉社のライトノベルレーベルであるモンスター文庫で刊行していた「異世界召喚は二度目です」です。
この作品、既に連載は終了しており、しかも商業展開してからでも6年前のものになります。ということは、1クールでも終わらせようと思えば終わらせられる作品でもあるのかなと思っています。つまり、(12話ないし13話で詰め込みで)上手くまとめられると思えばまとめられるけど、全5巻とはいえ、2期でも3期でも・・・という展開もできなくはないのか。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


かつて異世界に召喚され、人間・魔族・獣人との三つ巴の戦乱にケリを付け、平和をもたらした勇者である主人公は、その戦いが終わった後すぐに元の世界に戻され、生前の記憶を残したまま二度目の人生を送ることになる。

高校生になったある日、突然クラスメイト達と共に異世界に転生することになる。転生した先は、自身が三民族の争いを平定した、かの異世界だったのだ。しかし、先の争いから5年経ったその異世界では再び不穏な動きが垣間見え・・・



というふう。


初回は、主人公が過去異世界で争いを平定した勇者であることがメインになってくるのですけど、思っていた以上にシンプルに語られていましたね。テンプレと言えばテンプレなんですけど、なろう系特有の嫌味な展開は全くなく、わかりやすかったのは評価できるかと。ただ、味気ないというのもあり、次回以降にどんな味付けをしてくるのかは楽しみではあります。他に色々とキャラは登場(クラスメイト、かつての仲間)したけど、結果的に一人旅になるので、ゴチャゴチャしないのはいいけど、少し尺を獲り過ぎたとも取れなくはないのよね・・・。まぁ、異世界の現状と世界観を説明するためなら仕方ないと割り切りましょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2023年04月13日

春の新アニメ2023 その17 おとなりに銀河

春の新アニメ2023、17回目は講談社の月刊マンガ雑誌であるgood!アフタヌーンで刊行されているマンガが原作の「おとなりに銀河」です。
この作品の作者は、「甘々と稲妻」を描いた人でもあるんですね。その作品は見てなかったけど、作者名前を見て、もしやと思ったら、やっぱりそうだった。
そして、この作品は同じ時期にNHK総合テレビでドラマ化(夜ドラ枠)されているんですね。8週(2ヶ月)・全32話の放送になるので、アニメと比べてやや長めの展開になるのかなと思っております。普段は、実写作品はあまり見ないんですけど、この作品の予習も兼ねて視聴しております。同じ作品でも、作り手が違うと結構違いが出てくるので、そのあたりを掘り下げられればと。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、高校卒業後にマンガ家デビューを果たしたものの、父親が亡くなり、母親からの経済的な援助も期待できないため、1人で妹と弟を養っている売れないマンガ家であった。


ある日、出版社から派遣された一人の女性がやって来た彼女はマンガ家のアシスタントとして派遣され、最近故郷の島から飛び出してきたのだ。マンガを見たのは1年経つか経たないかとはいうものの、アシスタントとしての腕は抜群で、彼にとってはありがたい戦力となった。
それでも仕事量が多かったため、彼女と共に徹夜をこなした夜明けのこと。寝ていた彼女にGペンが刺さっていると思い、抜こうと思ったら、そのトゲを振れたことで、自身との婚姻関係が成立したと彼女が語り出す・・・。



というふう。


実写ドラマとアニメとの違いは、容姿が違うとかの部分を除けば、ヒロインの性格・登場人物の違い・主人公の住むアパートのディティールが違うなどがあるようですね。
まずヒロインの性格ですが、実写に関しては、かなり圧のある演出を施されているなと。だんだん主人公との関係が深まっていくと、それに呼応するようにほぐれていくというふうなんですけど、それでも普通の人間より圧を感じる演技だなと。対して、アニメに関しては初期の頃から朗らかなものになっていて、圧が強いなと思ったのは、トゲを触った主人公に対して言い放つセリフの数々くらいで、普段は優しそうな物言い(振る舞いも優しい)ですね。
登場人物の違いは、実写版とアニメ版で出演している人が違う(モブ的な立ち位置とセリフ付きの違いも含む)のかなと。サラリーマン風の男は、アニメではモブ的な立ち位置なのに、実写ではキャラが掘り下げられているんですよね。これに関してはアニメがまだ1話なのもあり、今後掘り下げられる可能性があるので、いかんとも言い難いのですが、主人公のいとこというキャラが実写版にはいない、主人公の妹が占いに凝っているシーンが実写版では描かれていない、主人公の弟はアニメではほとんどしゃべらないといった違いも見受けられ、もしかしたら別物じゃないのかと思ってしまいましたね。


で、見るんだったらどっちがいいのとなるわけですが、実のところ、アニメ版の方がクセの無い作りになっていますね。30分なのにキャラの掘り下げもしっかり行われているし、個性もしっかり表現されている。何より優しいお姉さん的なヒロインに癒される(ニヤニヤ)。ありゃ主人公惚れるぞ(ギャハ)。対して実写版はヒロインが圧強いし、主人公の頼りなさというのが強調され過ぎてみていて心配になる(苦笑)。少々クセのある作りになっているのかなと思いますね。ただ、15分×4回なので、アニメより掘り下げが深いのは作品を知るうえでメリットなのかもしれません。
まぁ、アニメ単体で見ても十分に面白いですし、今後の婚姻関係が気掛かりではあるのですけど、ちょっと変わったラブコメになるのかなと思って見れば、面白い作品になりそうだとも思いますね。アニメ版も期待して見ていきましょう。実写版も面白いので、こちらも期待して見ようっと。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

春の新アニメ2023 その16 僕の心のヤバイやつ

春の新アニメ2023、16回目は秋田書店から刊行している週刊マンガ雑誌である週刊少年チャンピオンで連載され、後に同社のウェブコミック配信サイトであるマンガクロス(移籍当初はチャンピオンクロス)に移籍して連載中の「僕の心のヤバイやつ」です。
この作品の作者、「みつどもえ」でお馴染みの桜井のりおさん。今まで、「みつどもえ」もそうだったんですが、ギャグマンガを描いていた人だったんですけど、今回の作品はラブコメなんですね。でも、「ごく普通のラブコメなんて描けると思った?残念でした!」とか言いたげな展開になるようで(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、普段猟奇本が愛読書であり、暇さえあればクラスメイトを猟奇的に殺すことばかり考えている重度の中二病罹患者(中学生)。

ある日、自分を見下していると思っている、殺したい(という妄想に駆られる)女子が、図書室で大きなおにぎりを食している姿を見掛けるその後も意外性あふれる行動を取り続ける彼女の姿を見て、彼の中で何かが変わっていくのだが・・・。



というふう。


初回は、ヒロインの奇抜な行動(図書室でおにぎりやビッグサイズのポテチを食らう・新聞紙の切り抜きをしたいものの、切るものが無く、手で割こうとする・図書室に何かいると称し、猫の鳴き声をするなど)に翻弄され、ヒロインのもう一つの姿を見て驚き、ヒロインがナンパされてると思い動揺する主人公が見られるのですけど、ヤバい妄想を繰り広げながら日々を送っているからか、彼女に対してアクションを起こす時も素っ頓狂なものになっていましたよ。極めつけが、ヒロインがナンパされているんじゃないかと思って、話し掛けている男を引き離そうと自分の乗っている自転車を投げ込む(滑り落とすとも)あたりともすれば危険な行動でもあり、タイトルをほぼ回収する行動(『僕の心のヤバイやつ』じゃなくて、『僕はヤバイやつ』だった(爆))でもあったなと(汗)。しかし、そんな素っ頓狂な行動(だんだん酷くなって、最終的に自転車をぶん投げる(爆))のレベルが、実は主人公の彼女に対する好意の強さを表しているのではないかと。すると、あれは彼女へのプロポーズ的な行動だったんだと。これはヤバい(ギャハ)。


今後、彼女のことが好きだと感じ取ってしまった主人公が、ヒロインに対してどう行動に移すのか楽しみですね(既に自転車投げてる時点で行動に出しているのだろうけど、わかりやすい表現でアプローチしてあげないと(ニヤニヤ))。それにヒロインがどう応えるのか。彼のことをどう思うのか。気になる部分が多くて、この作品、ただのラブコメじゃなかった(汗)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)

2023年04月12日

春の新アニメ2023 その15 私の百合はお仕事です!

春の新アニメ2023、15回目は一迅社の月刊マンガ雑誌であるコミック百合姫で連載中の「私の百合はお仕事です!」です。
いわゆる百合系の作品のようですが、仕事と称しているので、普段はノンケなんだろうかとかいろいろなことを考えておりました元々百合関係に強い雑誌での連載なので、かなり濃厚な関係を見せられるのかなとか思ったり思わなかったり・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、周りから愛される女子高生(高校1年生)。しかし、それは外面がいいだけの話で、将来は玉の輿という、極めて現実的かつ腹黒っぽそうな女子でもあった。

ある日の帰り、ふとしたことで人とぶつかってしまい、その人がケガをしてしまったことで、仕事に穴が開いてしまったので、その人が働いているコンセプトカフェで無理やり働くことになってしまった。そこで、親しくしてくれた店員を『お姉さま』と呼んでしまったことで・・・。



というふう。


この作品に出てくる主人公が、とにかく外面だけはいい、いやもう外面がいいを通り越しておかしいとさえ思えるほど外面だけで生きている感じでしたね。かなり鼻の付く外面具合で、これをいいと言っているヤツらは、少々頭がおかしいんじゃないかとさえ思えるほど(逆に色々と見ているからそう思うのかもしれないので、そのあたりは差し引きして下さい)
そして、彼女がかなり突っ走ったというのか空気が読めないというのか世間知らずというのか、まぁ人間的にはバカというヤツだった(爆)。明らかに相手が不快に思っているのに、無理やり友人の契りを結ぼうと躍起になるというあたり、もう相手の言動で物事が読めない病気な方なんじゃないかと思えるほどに酷いちょっとこの方のパーソナルな面はアウトですわ・・・。外面だけを考えているせいで、人間としての器が小さいというのか視野が極端に狭くなってますわ。こんな人がよく初日から務まったと思うと、このカフェよく潰れなかったなとか、お客が人よ過ぎだよなとか思ってしまいました。
今後は、ゼロどころかマイナスのスタートになっている主人公と周りの関係がどう改善されるのか気になるところですけど、もうコイツは百合以前に人間性の問題を何とかしないと・・・


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)

春の新アニメ2023 その14 トニカクカワイイ(シーズン2)

春の新アニメ2023、14回目は小学館の週刊マンガ雑誌である「週刊少年サンデー」で連載中の「トニカクカワイイ」の第2期になります。
2年半ぶりの続編になるこの作品、作品そのものは過去編を挟んで第2部に入ったということで、いよいよヒロインの核心部分に触れていく展開になりそうですけど、こちらに関してはどんな展開になっていくのでしょうか。


あらすじは続きモノなので無し。結婚から半年ほどが経ち、結婚式をどうするかという話から始まります。


平たく言ってしまえば、この作品は主人公とヒロインとのイチャラブを楽しむものなんですけど、2期になってもそのままだった(爆)。主人公とヒロイン以外にも前期のサブで登場してきた双方の関係者達が入り乱れて登場したものの、彼女らの登場によって作品としてのエッセンスが利いているのとどんな人物なのかがわかるようになっていましたね。
そして、この作品が小学館ということで、作者の過去作が登場するのかなと思ったら、まさかの「名探偵コナン」の主人公と友人(安室さんだったかな)がご登場(爆)。結婚に関する情報を探そうと思ったら、そこでまさかのゼクシィ(ギャハ)。あれって小学館だったっけか・・・と思って調べたら、やっぱりリクルートだった(苦笑)。まさかのリクルートが製作協力という胸アツ展開だよ。


この先も2人のイチャラブを見せつけられるのか・・・と思うと、リア充爆発しろと願わずにはいられない(ホメ言葉)


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)

2023年04月11日

春の新アニメ2023 その13 カワイスギクライシス

春の新アニメ2023、13回目は集英社から刊行されている月刊マンガ雑誌のジャンプスクエアから刊行されているマンガが原作の「カワイスギクライシス」です。
こちらもキービジュアルのみでしか判断していないので、どんな作品になるのかわからないふうでしたね。ちょっと楽しみでもあります。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


数多の星々を支配下に置く宇宙帝国から一人の調査員が地球に派遣された。
彼女は、地球という星に対して文明レベルの低い星と一蹴していたが、食事の視察を兼ねて入った猫カフェで、猫との出会ったことにより、彼女の中のかわいい概念が崩壊し、一気に地球に住む生物のとりこになってしまう・・・



というふう。


この作品、宇宙人が地球の生命体をせん滅しようかと思ったら、猫のおかげでその危機を脱したという、ある意味恐ろしい話(苦笑)。そして、猫のおかげで宇宙人の持つかわいいの価値観まで変えようとしているのだから、猫という生き物は恐ろしいという刷り込みだったりする(爆)。

そんなわけで、メインは調査に来た地球上だと女性になる宇宙人で、彼女が入ったお店の店員が案内役とツッコミ役になるというコメディタッチな流れになっていました。テンポも悪くなく、動物の魅力をこれでもかとぶち込んでくるので、動物好きな人なら納得できる面白い作品なのかもしれません。


今後も様々な動物が登場するでしょうし、宇宙船にいる仲間達との定期連絡(やり取り)も面白くなりそうな展開になるのではと思っています。これからも期待して見よう。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:34Comments(0)

春の新アニメ2023 その12 魔法使いの嫁 SEASON2

春の新アニメ2023、12回目はマックガーデンより刊行されている月刊マンガ雑誌である月刊コミックガーデンで連載中の「魔法使いの嫁」の第2期になる「魔法使いの嫁 SEASON2」です。
約5年ぶりの続編になるのですが、地上波での放送地域は大きく変わっています東京(関東圏)では、1期はTOKYO MX・テレ玉・チバテレでの放送だったのが、2期ではTOKYO MXのみに、大阪(関西圏)では、1期はMBSテレビでの放送だったのが、KBS京都とサンテレビでの放送に、名古屋(東海地方)に至っては、テレビ愛知だったのが、ぎふチャンに変更され、名古屋では実質BSからでしか視聴できなくなりました(ぎふチャンでの放送になったのは、最近1期の放送を行っていたため)。いい作品なのに、視聴エリアが小さくなってしまうのは、もったいない感じがします。


あらすじは続きモノなので無し。主人公の下に魔術師の原石達が通う学院からの招待状が届くところから始まります。


こちら、実に久しぶりの続きになるので、前期から見ている人達に配慮したものにするのか、前期を見ていない人ないしは前期を見ていたけど前期の流れを覚えていない人達に配慮したものにするのか、そのさじ加減で悩んだのではないかと思います。ちょっとでも配分を間違えると、どちらかを置いてきぼりにしかねないので、難しかったと思いますよ。
それで今回は、上手いこと話の中に落とし込んだなと思いました。診察という過程を利用して、1期で起こった出来事を端的ながらも紹介していたので、過去に主人公が遭遇した出来事を1期を見ていない・1期の出来事を覚えていなかった人達にも理解できたのではないのでしょうか。

今後、主人公とその保護者になっている人外の魔法使いが、学院内で学生と教師になって生活していくのですが、不可思議な人達の住まう学院でも何らかのトラブルに巻き込まれるのかなと思うと、不安でもあり(失礼ながら)楽しみでもありますね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:03Comments(0)

2023年04月10日

春の新アニメ2023 その11 勇者が死んだ!

春の新アニメ2023、11回目は小学館のウェブマンガサイトであるマンガワンと裏サンデーで連載されていた「勇者が死んだ!」です。
この作品、2020年には連載が終わっている(足掛け6年の連載だった)んですね。現在は、この作品の1年半後の世界が描かれた作品が連載中とのことらしい。恐らくテレビアニメ化が決まった時に始まった、期間限定の連載になると思われます(巻数が上巻となっているので、続いても3巻までと思われるから)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


剣と魔法と悪魔(人類の敵)がはびこる世界の中で、主人公は今日も村で野良仕事をしながら生活していた


勇者が地獄の門を封印してから3年経ち、再び悪魔が活発にはびこるようになった中、主人公の村にも悪魔が襲来する。主人公は幼なじみを守ろうと思いワナを仕掛けるも、全く反応しない。それどころか旅の途中に立ち寄った勇者によって悪魔は討伐され、彼の評価は元々地を這うようなものだったのに、さらに下降することになる。

しかし、勇者は主人公の仕掛けたワナによってあっけなく死ぬことになる。主人公のとっさの判断で、勇者は村はずれに埋められるのだが、翌日目を覚ました主人公は、勇者の姿になっている自身を見て驚愕するのだった・・・。



というふう。


こちらは、元々コメディタッチの作品になるだろうなとは思っていたけど、想像以上にぶっ飛んでた(笑)。まさか、主人公が勇者ではなくて、勇者の死体に魂が移ってしまったただの人(病的な太ももフェチ(爆))だったとは。それ以上でもそれ以下でもないのに、機転だけは人一倍利いて、それが窮地を救うあたり、世渡りは上手そうだなと。
対して、ヒロインは打算的だし、移り気なところもあって、危なっかしい。そして主人公を勇者の遺体に乗り移らせた魔法使いは、勘違いも甚だしいアカンタレだった(苦笑)。

・・・とまぁ、1話全体を見て思ったのは、コイツら全員クズだわ(ギャハ)。だいたい大根にパンスト履かせる変態主人公に勇者にしっぽを振ってしまうヒロイン、そして明らかに違う理由で勇者が死んだのに、主人公が強いと思い込んでいる魔法使い。総じて酷い(苦笑)。

ただ今後、この3人が巻き起こす珍道中が、どんなふうな結末に繋がるのか、楽しみではあります。まぁ、そんじょそこらのトンチキとは違うのと、勇者になった主人公の持ってる剣が鈍(なまく)らになってるあたりでお察しレベルかも(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

春の新アニメ2023 その10 異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する〜レベルアップは人生を変えた〜

春の新アニメ2023、10回目はKADOKAWAが運営する投稿小説サイト「カクヨム」が原作で、後に富士見ファンタジア文庫で連載している「異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する〜レベルアップは人生を変えた〜」です。
どこかで見たことのあるプロモVだなぁ・・・と思いながら、この作品を評していくわけですけど、「カクヨム」も、いわゆるなろう系の一種とみなされるわけですね。いい作品もあるけど、そうでない作品もそれなりにあるのが、なろう系(苦笑)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、幼い頃から周囲によって酷いいじめに遭い、その風貌から、両親からかわいがられていた他のきょうだい(弟と妹)と違い、虐げられていた。唯一祖父だけが、主人公をかわいがっていた。

ある時、その祖父が亡くなり、彼を守る人が誰もいなくなってしまい、絶望に打ちひしがれ、世の中が嫌になったと思ったその時、突然隠し扉が現れ、開くそこは隠し部屋になっており、さらにその先には謎の扉があった。彼がそこを開けると、『異世界』の部屋に通じ、以降驚異的な成長と変化を遂げることになる


というふう。


・・・1話を見て、わかったこと。この作品、「進化の実」をクソ真面目に作ったら、こうなるというふうなんだろうな(ニヤニヤ)。
まず主人公の境遇が、若干似ているんですよね。「進化の実」では、両親やきょうだいとの関係は描かれていないですけど、風貌が太っちょで、周囲から激しいいじめに遭っていた点は共通項に挙げてもいいんじゃないかなと。そして、異世界で驚異的なレベルアップと風貌の変化が訪れるのは、「進化の実」では、謎の実を食べることで起こるのに対して、今作では異世界でモンスターを倒したり、主人公がチートと称する野菜や果物を食べて引き起こされるという違いはあるものの、ほぼ同じような過程で起こっていると思っていいのではないのかなと。そう思うと、「進化の実」はふざけた中でもエンターテイメント要素を持たせて軽く見せていた点は、シリアス路線の苦手な人には評価できるんだろうなぁ・・・とか思ったり。しかし現実は、今作のような展開なんだろうなぁと。
ただ、総じてなろうだったのは変わらずよくある展開(しかも超展開)なので、テンプレのような感覚で見られてしまい、他の作品(この場合、過去作も含めて)に埋もれる格好になるんだろうなと思えてなりません。今後、超エリート校への推薦が絡んでくるようですが、主人公はどうするのか。気になるところですけど、相変わらずのなろう的展開なら、見ても見なくても一緒・・・となりませんように(汗)。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:28Comments(0)

2023年04月09日

春の新アニメ2023 その9 この素晴らしい世界に爆焔を!

春の新アニメ2023、9回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にKADOKAWAのレーベルである角川スニーカー文庫で連載している「この素晴らしい世界に祝福を!」のスピンオフ作品になる「この素晴らしい世界に爆焔を!」です。
タイトルからわかる通り、この作品は「この素晴らしい世界に祝福を!」のメンバーの一人で、1日1回しか放てない爆裂魔法を操るトンチキ・・・じゃなかった(爆)、素晴らしい魔法使いの前日譚を描いたものなんです。彼女がいかにトンチキ・・・じゃなかった(ギャハ)、素晴らしい爆裂魔法使いになっていったのかがわかるかと思うと、もう目から汗が(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


生まれ付き魔力と知性が非常に高く、魔法使いとしての適性が非常に高い種族の住む里があった。その里では、上級魔法を習得して一人前。ただし爆裂魔法はネタ魔法という教訓があった。

しかし、そんな里の中で、爆裂魔法に魅力を感じ、爆裂魔法にも見出されたのか、一人の女子が、ある魔法使いの使う爆裂魔法によって、爆裂魔法を操る魔法使いになることを決意した。どんなに周りの目が奇異になっても、学園で学ぶことになっても、その思いは変わるどころかますます募っていくことになる。



というふう。


今回は、「この素晴らしい世界に祝福を!」のキャラが出ることは無いはずなのに、ナレーションが安心安定のクズマさんだったので一安心(笑)。まぁ、今回だけの文字通り『リップサービス』なんだろうな(ニヤニヤ)。

さて、例の爆裂魔法使いがいかにトンチキになるかの過程が描かれたものになるのですけど、当初はそれなりに大人しいのね。それでも彼女のトンチキさが片りんとなって出ている個所もあり、今も昔も変わらないのかと思うとやっぱり目から汗が(苦笑)。
そして、里の仲間(「この素晴らしい世界に祝福を!」にも幾度か登場している)もその頃からおかしな人達だったのね・・・とわかり、もう仕様なのかと安心する(ギャハ)。あの口上は、学校での叩き上げだったのねという新事実も判明し、かの里はトンチキ製造機だったこともわかり驚愕(汗)。


作中の出来事をよくわかる人なら安心して見られると思います。逆に、この作品が初めてという人は、今後もっとおかしな物事を起こしていくと思うので、覚悟して見るように(ニヤニヤ)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 21:42Comments(0)