夏の新アニメ、今回はベスト作品の紹介です。
結構な数がある今期ですが、ベスト作品に関していえば、かなりの混戦模様とも。それだけ注目作が多かったということですね。早速見ていきましょう。今回もベスト3に次点になります。
今期のベストは、「負けヒロインが多すぎる!」。
やってくれました。この作品は、失恋したヒロイン達が登場し、何の変哲もない主人公と絡むというふうなんですけど、この失恋したヒロイン、三者三様という言葉で言い表すのが平凡に思えるくらいの超個性的な方々なんです(ニヤニヤ)。特に主人公に借金をしているヒロインの胆力というのか度胸というのか、それが据わっているという表現でも過小過ぎるくらいの度量持ち。他のヒロインも何か頭のねじが何本か抜けてるんじゃないかと思わされましたけどね・・・(苦笑)。悪い言い方をすれば、アクがすご過ぎて、だしを取るのが大変なんですけど、手間の掛かるだしほど、結構美味しいんだよ・・・と、料理をされる方なら、わかって頂けるかなと(ニヤニヤ)。
あとは、豊橋の街を知っている人なら、様々なスポットや名物に感嘆としていたのではないのでしょうか。行ってみたいと思わせる作品に仕上がっているのもポイント高いですね。
2番目は、「疑似ハーレム」。
この作品は、主人公とヒロインが、本格的な恋愛関係ではないのに、様々な恋愛模様を見せている点が面白い。そして、ヒロインの百面相(演技力)が素晴らしい。ヒロインの様々な面が見られるだけでもオトク感満載です。それ以外の部分(特に群像劇的な部分)が薄いんですけど、主人公とヒロインだけでも話が成立するように作られているので、見ていて飽きません。
3番目は、「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」。
待った甲斐はあったと思いました。クオリティの高いイラストやエンディングのカバーソングが、その回を内容をよく表している曲だと感じられました。ヒロインは、少々口は悪いツンデレだけど、デレた時に見せる本音(それがロシア語で出てくる)に彼女のいじらしい部分が垣間見え、ちょっとかわいいなと思わせるんですね。主人公は、それがわかっているので、困惑するんですけど(ニヤニヤ)。
次点は、「小市民シリーズ」。
「真夜中ぱんチ」・「天穂のサクナヒメ」・「異世界失格」・「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?」と悩んだんですけど、結果的にこちらに。
ライト(殺傷が起こらない)なミステリー・・・というかトリックを解く部分の強い作品で、その部分は人を選ぶかもしれませんが、完成度は高いし、何より人物描写が巧み。ヒロインの復讐心に燃えるあたりは、見た目が沈着冷静とも感情の起伏が薄いふうなだけに、怖い女を印象付ける、いい演出です。
そして、こちらも岐阜のいろんなところが出てきて、聖地巡礼をしたいと思わせる要素たっぷりなのも高評価。久しぶりにロボット水門見たわ(ニヤニヤ)。
次回はワースト作品の紹介です。