2025年01月07日

冬の新アニメ2025 その7 空色ユーティリティ

冬の新アニメ2025、7回目は中国にあるゲームアプリ製作会社のYostar(ヨースター)の子会社であるアニメ製作会社のYostar Pictures(ヨースター・ピクチャーズ)が手掛けるオリジナル作品の「空色ユーティリティ」です。
元々短編アニメとして作られている経緯があり、2021年にTOKYO MXで放送もされているんですね(配信はYouTubeのYostar Picturesの公式チャンネル)今回はそれを一旦リセットして作り直しているのかもしれないですが、主要キャストは今回のアニメでも登場するので、もしかするとあまり変わっていないのかもしれません。もっとも短編アニメの方を見ていないので、何とも言えません(苦笑)。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公はごく普通の女子高生であったがゆえに、このままごく普通の女子高生で終わりたくないという願望を持っていた。とはいえ、好きなソシャゲのサービス終了もあり、特別やりたいこともない中、校内の部活に当たっても得るものは何も無かった
そのため郊外に目を向けていたその時、ゴルフ練習場に向かうおじいさんの手助けをしていたら、そこでアルバイトをしているゴルファーの卵に出会い、いつの間にかそこでゴルフのスイングをすることになった。果たして、彼女にとって、ゴルフは『スペシャルな特別』になっていくのだろうか。



というふう。


初回は、彼女とゴルフの出会いにスポットを当てた回になっています。そして、いわゆるゴルフあるあるも展開されていたと思います。ゴルフをかじったことのある人なら、あったあったと思う部分もあるでしょう。なかなかスイングが当たらなかったり、当たったかと思ったら全く飛ばない。そして初めて飛んだ時の爽快感たるや・・・というところまで描かれていましたね。それがラストの主人公の笑顔でスイングを終える一枚絵に現れていましたよ。またの名もいい最終回だった(ギャハ)。そう言いたくなるくらい、初回なのにきれいにまとまっていました

今回はあくまで主人公にスポットが当たっていて、ゴルフをプレーするきっかけになったバイトの子にはあまり焦点を合わせていないのですけど、今後一緒にラウンドしたりして接する機会が増えるでしょう。その中で彼女の話も出てくると思うので、そこからゴルフも含めて物語に深みが出てくれば、面白くなるでしょうね。できれば、ゴルフを知らない私のような人間でも楽しめる物語になってほしいと思います。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:07Comments(0)

2025年01月06日

冬の新アニメ2025 その6 ニートくノ一となぜか同棲はじめました

冬の新アニメ2025、6回目は電子コミック配信代行を行っているナンバーナインで配信されている「ニートくノ一となぜか同棲はじめました」です。紙媒体ではKADOKAWAと連携しているようです。
こちらもCMでよく流れていた作品ですね。コミカルな展開を見せていたので、ほぼ間違いなくギャグかコメディ当たりのジャンルでしょう(ニヤニヤ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、ごく平凡なサラリーマンではあるが、先祖は妖魔に対抗してきた武家。しかしながら、自身にはその能力はないため、妖魔に狙われやすい体質だけが残ってしまった


ある日、工事現場を通りかかった際、妖魔の仕業で鉄骨の下敷きにならんとしていた時、一人の少女に助けられる彼女は次期頭領候補と目されるほど腕の立つくノ一だったが、その実は家でぐうたら三昧をしたいと思っているニートだった。



というふう。


実際、くノ一であるヒロインは、かなり腕の立つ人で、1話の中で2度妖魔と戦うのですが、瞬殺しているんですね。<15分しかないからじゃないの(ニヤニヤ)?
・・・そこは言わない(汗)。

で、この回はヒロインにやや重点を置かれているようで、先程書いたようにくノ一としての腕が立つ部分と普段の自堕落な生活をものの見事なくらいなコントラストを出して、キャラの立ち位置をわかりやすくしているんですね。ジャージ・メガネ・ゲーム三昧でぐうたらって、もうステロタイプ(モノラル視点)で描かれた自堕落生活やんけ!
えー、なぜこのような生活を送る人間を私はニートと言わないかというと、ニートは自堕落な生活をしていながら働かない(就労しない)人間を指すんですね。彼女は、主人公を警護するというお仕事は全うしている(あまりやりたくはないが(苦笑))ので、ニートではないんです。ぶっちゃけヒモという表現が正しいのかねぇ・・・。ただ、ヒモもニートに類似した意味の言葉ですから、これも違うのかなぁ・・・。

なお、主人公に関しては、ネガティブ思考と料理上手な部分が特徴で、実はゲームも上手いので、彼女はプライドをズタズタにされているというオチで1話が終わったような気がします(苦笑)。


と、このようにテンポがよく面白いんですけど、赤字の指摘通り、15分なんですよね。正直この作品は30分で見たい作品で、前後半の2話構成で見せてほしいとも。この作品なら、イケると確信してます。この面白さを維持できれば。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

冬の新アニメ2025 その5 沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる

冬の新アニメ2025、5回目は作者のX(旧Twitter)での登校が原作で、後に新潮社のウェブコミックサイトであるくらげパンチで連載している「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」です。
この作品は、CMで流れることもあったりして、結構期待しています。そのCMからも三角関係をにおわせるシーンが出てきていたので、あるある作品でありながらも、かなり毛色の違う作品になりそうです。また、この作品は、地元になる沖縄県でも放送されることが決まっていますけれども、何と史上初の全局制覇を果たしています。この気合いの入れようは何ともすごい・・・(汗)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、父親の仕事の都合で沖縄の学校に転校することになった。

その中で一緒になったクラスメイトの子が気になっているものの、その子はうちなーぐち(琉球方言をしゃべる人)だったため、何をしゃべっているのかわからない。そんな時、同じくクラスメイトでどちらかというと大人しい子が、彼女の通訳を兼ねてくれ、大いに助かるものの、実はその子は主人公に気があり・・・



というふう。


この作品は、30分沖縄あるあるで詰まっているだけじゃなく、主人公とヒロインの三角関係もかいつまめるという一粒で二度オイシイふうになっています(ニヤニヤ)。
前者に関しては、日本語の中で一二を争う難解度のあるうちなーぐちですからね・・・。ホントに字幕が無いとわからないレベル。ゆえに字幕を付けてくれるんですけど、状況によって字幕が付いたり付かなかったりがあったので、そのあたりはできる限り付ける方向でやってほしいなぁと。そうなると、この作品は字幕放送でやってほしいと思う。理解度の面で全く変わってくるのでね・・・。あと、かめかめで起こった「サーターアンダギー」攻勢はすごかった(爆)。
後者は、もうにおわせレベルじゃない(ギャハ)。もう一人のヒロインは、主人公のことが好きだろうと思う部分を垣間見せているというよりも、明確レベルですな(ニヤニヤ)。うちなーぐちの子が活発なだけに対比させるかのように大人し目の子を据えているんでしょうかね。逆にこれで2人の対比ができて、わかりやすい展開になるんですよ。


今後も、沖縄あるあるを視覚的にも言語的にも見せながら、3人の関係がどう深まっていくのか気にしながら見ていくことでしょう。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:18Comments(0)

2025年01月05日

冬の新アニメ2025 その4 俺だけレベルアップな件 Season 2 -Arise from the Shadow-

冬の新アニメ2025、4回目は韓国の出版社であるD&Cメディアで配信されているウェブ小説・マンガサイトのカカオページで連載されていた「俺だけレベルアップな件」の第2期になる「俺だけレベルアップな件 Season 2 -Arise from the Shadow-」です。
2期になったことで、副題が付きましたね。『影から生ずる』というのが一体何を意味するのか気になるところではあります。


あらすじは続きモノなので無し。稀有なスキルであるレベルアップする力を手に入れ、さらに転職で過去倒した敵を使役する役職を手に入れたところから始まります。


今回は、妹の友人がハンターになりたいと言っているので、説得してほしいということが事の起こりで、彼女にハンターとしての現実を知ってもらうように入った低レベルのゲートが、実はレッドゲートと呼ばれる高難易度かつボスを倒さないと帰還もできない特殊なものに当たってしまい、過酷な状況下に置かれながらも、難なく主人公は乗り切っていくという流れで、これだけだと初見には主人公強えーで終わってしまいそうなんですけど、数分行われたイントロダクションで、主人公の過酷さが伝わってくれば、単純に主人公強えーでは終わらないと思います。その逆で、自信満々なヤツがフルボッコというのは、第1期の冒頭でもあったような・・・(汗)。まぁ、2期から見ている人がいるからいいんでしょうけど、1期も見ている人には、少々しつこくなかったかなと心配にも。

ちなみに、この作品は結構スプラッタな表現が多いので、その手のものが苦手な人にはオススメできません(実際R15+指定作品にもなっている)。あと作画が少々怪しい(アゴが皆長め(苦笑))ので、ストーリーだけしか気にしなければ大丈夫でしょうけど・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 21:46Comments(0)

2025年01月04日

冬の新アニメ2025 その3 クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。

冬の新アニメ2025、3回目はYouTubeでアップしたマンガが原作の「クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。」です。
この原作は、「漫画エンジェルネコオカ」というサイトから投稿されていたもので、これ以外にも色々な内容のマンガがあるんですね。絵柄が違うので、全て同じ作者ではないと思われますし、実際の作品の作者も名前が紹介されているので、たぶん違うと思います。ただ、かなり経路の違うところから湧いた原作だなとは思いますね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、グループ会社の孫以外はごく普通の高校生の男の子。しかしある日、グループの社長である祖父から、結婚するように促される。しかも、その相手が、クラスで一番苦手で天敵のような女子だった。

断ろうと思ったものの、祖父の半ば強引な展開により、なし崩し的に結婚せざるを得なくなった。もちろん、彼女にとっても不満の残るものではあったものの、断れない環境下に置かれていたのは、彼と同じで、仕方なく受け入れることとなった。
決まったら、即刻実行。家も用意され、家財も運び込まれているので、もう逃げられない。そんな中で、2人の心境はどう変わっていくのだろうか・・・。



というふう。


まぁ、初回からアップテンポ・ハイテンションで事が運ばれて、怒涛の展開を見せていましたね。ある意味威圧感たっぷり、ともすればパワーハラスメントにならないか心配な祖父の行動力のすごさよ・・・。何でも仲のよかった幼馴染みとやっとの思いで結婚(要は再婚)できるところまできたものの、もし最初から結婚していたらどうなっただろうか。じゃあ、主人公とヒロイン(再婚相手の孫)をくっつけてしまえ・・・というもはや軽いノリでやってしまったのだから、性質が悪い(苦笑)。いや、この作品では軽いノリでやってるけど、かの有名な「はいからさんが通る」の主人公と後に結婚することになった少尉との結婚話のきっかけも、2人の祖父の祖父(ご先祖様)が江戸時代ということで身分差を理由に結婚を許されなかったことから、身分差の無い時代になったら、お互いの息子と娘を結婚させようという遺言のようなものがあり、たまたま主人公と少尉とが合致したので結婚させようという話になったというふうなんだよね・・・。どっちも強引といえば、強引か(ニヤニヤ)。
でも、「はいからさんが通る」はコメディ色はそれなりだけど、この作品は終始コメディの色合いが強かったですね。周りのテンションの高さのせいもあるのだけど、結婚って重要だぞという意味合いが薄い中で、結婚話がポンポン進み、ヒロインがエロいことまで(しないといけないのかと)考えてるのだから、ホント性質が悪いや(ギャハ)。毎日「YES / NOマクラ」をYESにしておけ、このド変態(ニヤニヤ)。


今後は、このハイテンションな展開とノリがいつまで続くのかという点で、まずどこかしらで壁にぶつかると思うので、その壁をどう乗り越えるのかというのと、ホントにお互い苦手なのかというのもポイントになりそう。嫌よ嫌よも好きのうちという言葉もあるので、段々そうなっていくのではないかなと思っています。


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Posted by alexey_calvanov at 22:59Comments(0)

2025年01月03日

冬の新アニメ2025 その2 グリザイア : ファントムトリガー

冬の新アニメ2025、2回目はフロントウィング(コンシューマー版はプロトタイプ)から発売されているPCゲームが原作の「グリザイア : ファントムトリガー」です。
この作品は、「グリザイアの果実」・「グリザイアの迷宮」・「グリザイアの楽園」に連なるシリーズの一つですが、既に「グリザイア : ファントムトリガー」は2019年と2020年にOVAとして展開(全3話)されていたんですね。ゆえに今作は、そのOVAとして展開された「グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION」と「グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION スターゲイザー」の続編という位置付けになっています。だから製作会社はOVAと同じなんですね。製作会社はやや心配ですけど(苦笑)。


あらすじは、続きモノなので無し。「グリザイアの果実」から数年後、国防を担う人材養成学校に変わった学園で起こった様々な出来事を解決したある日、学園長の従妹がやって来るところから始まります。


やはり、この手の作品は、過去作をしっかり見ていないとアカンわなぁ・・・(汗)。どうしても話の筋が見えないまま話が進んでしまい、どうしてこうなった状態だもんなぁ(苦笑)。それでも、登場人物の人となりは、何となくわかったかなぁ・・・と思っています。本当なら、過去作のあらすじとかをしっかり流してほしいんですけど、尺の関係で無理ということにしておきましょう(ニヤニヤ)。なので、余裕があれば、過去作を見ておきましょう。

ところで、アニメシリーズのオープニング主題歌を担っていたのは、黒崎真音さん。しかし、彼女は2023年に急逝してしまったんですね・・・。ゆえに、今回は黒崎さんがOP主題歌を歌わない作品にもなってしまい、その点でも寂しいなと思っています。この点でもどうなるのかしら。


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Posted by alexey_calvanov at 23:48Comments(0)

2025年01月02日

冬の新アニメ2025 その1 天久鷹央の推理カルテ

冬の新アニメが元日だというのに始まったよ(苦笑)。さすがに番組表を見て驚いたわい・・・。それでも始まったのは仕方ない。じっくり見ていこうではありませんか。


ということで、最初の作品は、新潮社から刊行されている小説新潮やyom yom(両方とも新潮文庫nex)で連載され、後に実業之日本社のレーベルである実業之日本社文庫から刊行されている「「天久鷹央」シリーズ」をベースにした「天久鷹央の推理カルテ」です。
よくある推理モノなんだろうと思うのですが、医療関係が絡むパターンは珍しいのかなと思います。探偵が病院に潜入して、そこにいる看護師と協力して謎を解くとかはありましたけど、医師が警察に色々解いた謎を教示するようですね。少し変わったパターンだわい。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


とある総合病院にある統括診療部は、他の意思が神領困難と判断した患者や警察ですら手に負えない原因不明の殺人や謎の死を遂げた人間の真相を解明するところである。そこに所属する天才医師、人としては、かなり難があり、見た目はティーンエイジャーのような女性だが、洞察力と推理力はピカイチで、全てを解明してしまうのだ。


今日も、同じ部署にいる内科医の見習いと共に謎を解いていく。



というふう。


今回は1時間スペシャルで放送されていました。しかも作者オリジナルのシナリオということもあってか、かなりテンポがよく、歯切れのいい展開を見せていました。1時間でも長いと感じず、むしろあっという間でしたね。それでいて、作品の魅力は十分詰まっているし、作品の趣旨もわかりやすい主人公と見習いの男とのタッグで、事件を解いていき、犯人のアリバイを暴いていく、しかもそれが医療的な視点なので、警察のわからない部分を上手く補完してくれているようにも。
そして、主人公は完璧に近い存在なのに、妙に子供っぽいところや姉と叔父に頭が上がらないところも妙に人間臭く、見習いの男がいないと何もできないのではないかと思わせる節も見受けられました。こりゃ、研修医の女の子が、主人公と見習いの男とをくっつけたくなるわな(ニヤニヤ)。

次回以降は30分になるので、1話完結にするのか、1時間スペシャルのように2話を前後編的にするのか、気になるところです。でも、どちらで見せても、今回のようなテンポのよさなら、十分面白いと思います。オススメです。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 20:54Comments(0)